宝石の国がおもしろい!

やべー2、3週間ブログ更新してねー。

さすがにこれはやべーということでちょっとだけ書いとこう。

いろいろ書きたいことはあるもののバタバタしてて時間が取れず、更新できなかった。。。

余計なことをゴチャゴチャ書いてると時間かかっちゃうんだよな。・・・

 

今日はササッと本題に入ろう!

 

えー最近「宝石の国」というマンガ・アニメにはまりつつあります。

 

東京メトロと宝石の国のコラボの中吊り広告を電車内で見て、なんとなく引っかかるものを感じて検索したところ、なんと今なら10/26までマンガの1巻が無料で読めるではないか!

 

宝石の国 1巻:無料・試し読みも!コミック 漫画(まんが)・電子書籍のコミックシーモア

 

読んでみたら・・・・

 

うーんめっちゃ面白い!!

独創的!!

なんかなんとも言えない儚く悲しい、そして美しい世界観が癖になる!

絵の一コマ一コマが美しいと思えるマンガなんてそうそうない!

 

なんとなく、風の谷のナウシカとかラピュタのジブリの世界を連想させるかな。

幻想の国に引きずり込まれる感じ・・・

 

設定がまず独特なんですよ。

主人公たちは宝石の体を持つ少年とも少女とも言えない、性別を持たないヒト型の生命体なんですね。

どうやら人類が滅びた遠い未来の話らしいのですが。・・

 

彼らを自分たちの装飾品にしようと月から「月人」という謎の集団が襲来してくるのですが、二人一組でチームを組んでパトロールしては交戦して撃退するという日常を送ってるんです。

全員で28人いるのですがパトロール・戦闘だったり医療だったり武器製造だったりと、皆何かしらの役割を与えられて一つの社会で生きているんですね。

そんな中、最年少で何の仕事も与えられてなかった「フォスフォフィライト」が初めて”博物誌”を製作するという仕事を与えられるのですが・・・

 

ひときわ脆く壊れやすい宝石のくせに、口だけ達者でお調子もののフォスフォフィライトことフォスが面白いんですよ笑

 

第1巻では博物誌の製作に協力してもらおうと、体から毒物を出してしまう特異体質から皆と距離を置き、敵の来ない夜のパトロールという役割を与えられている”シンシャ”に会いに行くのですが・・・

 

いやぁこのシンシャもザ・ツンデレな感じがかわいいんですが、触れるものすべてを傷つけてしまう性質から心を閉ざしてしまっているんですね・・・かわいそうな子なんです。・・・

 

そんなシンシャを見ててふと思ったんですよね。 人の幸せってなんだろう、って・・・。

 

いきなり壮大なテーマを引っ張り出してきてしまいましたが笑

 

人の幸せっていうのは、地位とかお金とか、持ち物ではなくて「自分で自分のことを好きでいられる」ことなんじゃないか、ってふと思ったんですよね。

 

シンシャだってみんなの役に立ちたい、それで自分のことを誇りに思えるようになって、自分のことを好きになりたいーって思ってるんじゃないかと思うんですけど、できない。

 

自分で自分のことを嫌いな状態って絶対幸せではないと思うんですよね。

 

一方フォスみたいに根拠ないのに自信満々でナルシスちっくに自分大好きで、希望を持って生きている状態って幸せだと思うんです。

 

この漫画読んでてなんとなくそんなことを考えてしまいましたー。

 

可憐な宝石のバトルという異世界ファンタジーだけではなくて、社会の中での自らの役割に悩み、葛藤する等身大の人々のリアルな姿を描き出しているところがすごい!と思います!

 

アニメもやってるので毎週楽しみにしてるぜ・・・

 

TVアニメ「宝石の国」公式サイト

 

電子書籍で漫画買っちゃおうかな〜、あと作者の市川春子さんの「虫と歌」とかの短編集も気になってきた・・・・

いや〜芸術の秋の夜長にピッタリのものに出会ってしまいましたよ・・

はまりそう・・・はまりそうやわ!