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  • masakuroy、ファッションを語る

    こんにちは。

    ファッションブロガーのmasakuroyです。

     

    スミマセン、一点訂正があります。

     

    雑記ブロガーのmasakuroyです。

     

    春ですね。

     

    花粉はほんとに嫌ですが、あったかくなって、春らしい洋服が欲しくなってきたんじゃないでしょうか。

     

    私は以前はファッションとかよくわからず、着れればなんでも良くね?と思っていました。

     

    あと、どこで服を買えばいいのかも良くわかりませんでした。

     

    たまにユニクロに行くだけで服を買いに行こうというモチベーションもなく、出かけるのに何を着て行こうか考えるのも億劫だったのです。

     

    ファッション雑誌に載ってるオシャレな服を着てみたいと思ってはいましたが、デニム1着に5万出せるような財力はありませんでした。

    そしてたまに奮発して買ってみて、いざ着ようと思うと「うわ、合わせづら・・」ってなり、そのままクローゼットにしまったまま・・・という残念なことが起こりがちでした。

     

    ファッションは難しい、、俺には無理だ、、と半ば諦めた気持ちでいました。

     

    皆いったいどこで服を買っているんだ?

    そんなに服に金をかけてるのか?

    あとどうやってそんなにオシャレになったんだ??

     

    ・・・とか考えて悶々としていました。

     

    そんな思いを抱えていた時、私は一冊の本に出会ったのです。

     

    ファッションブロガーMBさんの「最速でオシャレに見せる方法」です。

     

    お金もセンスもファッション誌もいらない!”という挑戦的なコピーに延髄蹴りをくらったような衝撃を受けた私は貪るようにその本を読みました。
    詳しくは本書をお読みいただければと思いますが、漠然とセンスで片付けられるファッションだが実はルールがあり、それに則ればなんとなくオシャレに見えるというものです。

     

    私はこれを読んで、コーディネートした時に「なんか違うなこれ……」という感覚の正体が分かった気がしました。

     

    いずれにせよ私はこの本を読んでから俄然ファッションを面白いと感じるようになりました。

     

    何よりも画期的で衝撃だったのが、「全身ユニクロでもオシャレは可能」であるということです。

     

    高い服を着るのがオシャレというわけではなく、自分にあった服を、自分にあったサイズでバランスを考えて着ればオシャレは出来るということです。

     

    本当に目からウロコでしたし、オシャレは難しくないんだ!と感動のあまり街をみおろせる丘の上から叫びたい衝動にかられました。

    通報される恐れがあったのでやめましたが。

     

    この本で書かれていることの一部に、日本のファッションは圧倒的にアメリカの影響を受けておりいわゆる”アメカジ”が多いが、メンズファッションの基本は”ドレス”であるという事があります。

     

    ドレスファッションの頂点がスーツであり、とりあえず男はスーツをしっかり着てればなんとなくキマるのはそのためであります。

     

    ドレス”の要素と”カジュアル”のバランスを取ることがオシャレの醍醐味というわけです。

     

    例えば「着崩す」というのはドレスの中にカジュアルの要素を取り入れると考えるとわかりやすいかもしれないですね。

    ただしこれには諸説あると思います。
    アメリカ西海岸的なネルシャツ+デニムこそがファッションの王道でしょという人もいるでしょう。

     

    私もニルヴァーナに憧れ、なんどカート・コバーンのようなグランジファッションを真似たいと思ったことか、、、笑

    しかし誰でも簡単に真似できるというものではないのですね。

     

    中途半端に真似しようと思ったらただのとっつぁん坊やになってしまったりとか・・・ショックですよね笑

     

    私はMBさんの雑誌SPA!の連載も見ながら、「なるほど〜!」と思いながらファッションを勉強しています。

     

    以前は一切ファッション雑誌とか買わなかったですが、最近は結構買って読んでいます。

    自分から能動的にファッションを学ぶということはしていなかったのですが、読んでみると面白いし真似したくなります。

    以前は絶対買わなかったような色の服を買ったりもしてみたりしています。

     

    このあいだ、学生時代の写真をたまたま見たんですね。

    そしたら、大学生当時の私のファッションがダサいこと・・・笑

    本当にこのイモくささはやばいなと思いました笑

     

    10年後に自分の写真を見て「ダサっ!!」と発狂したくはないので、ファッションを学び続けていきたいと思います。

     

    MBさんの本で学んだファッションの基礎ルールを基本にしつつ、自分に合うようにアレンジしながらオシャレを楽しんでいます。

    その自己流ファッションの楽しみかたを紹介しましょう。

     

    ①.ファッション雑誌を読んで「かっこいい」と思う服やコーディネートがあったら、ユニクロや無印良品に似た服がないか探しに行く。

     

    ファッション雑誌に載っている服は超絶かっこいいですが、目が飛び出るような値段です。

    買いたくてもそんなもんは買えないのですが、同じようなものをユニクロや無印、もしくはZARAやH&Mで探して買ったりします。

    複雑な柄物とかだったら難しいかもしれませんが、ベーシックな色・仕様だったら大体あるでしょう。

     

    ②. シンプルなファッションを心がける。

     

    ノームコア」というのがファッション界のキーワードになっていますが、”究極の普通”という意味です。 今はシンプルなファッションのトレンドが長いように感じますね。

    全身のコーディネートの色を3色くらいに抑えたり、無地のシンプルな服は着ればさすがにダサい格好にはならないような気がします。

    しかもシンプルな服は着まわし出来たり使い勝手もいいですしね。

    下手するとすごい地味な格好になって、個性が見えなくなっちゃったりしますけどね。

    難しいものです。

     

    ③.街を歩いている人のファッションを参考にする

     

    私は三軒茶屋が好きでよくのですが、土地柄かオシャレな人がとても多いんですね。

    ですので自分も真似できそうなファッションしている人がいないか、歩きながら探しています笑

    あっあの人センスいい!

    あのコーディネート自分も取り入れてみよう!

    と思ったら一生懸命記憶にとどめておくようにしています。 さすがに写真とか撮ったら怒られちゃうので笑

     

    ④. トータルコーディネートで真似する

    服屋に行ってめちゃめちゃかっこいい服に一目惚れして、奮発して購入していざ着ようと思ったら意外と使いづらい服だったりすることがままあります。

     

    私は結構そういう経験が多かったので、その服単体ではなくトータルのコーディネートのバランスを見て服を買うようにしています。

    ファッション雑誌を買うのもそのためです。

    雑誌に載ってる高い服を買うつもりは毛頭ありませんが、かっこいいコーディネートのスナップがあったら、丸パクリして真似します。

    同じような服をユニクロや無印良品に買いに行き、そこになかったらもっとオシャレだけど比較的リーズナブルなジャーナル・スタンダードユナイテッドアローズ・グリーンレーベルリラクシングに行って探します。

     

    ZOZOTOWNとかネットで服買う人も多いと思うんですけど、私はあまりネットショッピングが得意じゃなくて、買ったことありません。・・・

     

    慣れればそっちの方が安くて服買いに行く手間もなくていいのかもしれないですけどね。

     

    偉そうにつらつら書いてきましたけど、未だにオシャレってなんなのかよくわかりませんし、自分がかっこいいと思って着てて、後から冷静になって振り返るとすげぇダサかったんじゃないかとか年不相応な格好してたりしたんじゃないかと思ったりすることもあります。

    ファッションなんて自分が格好いいと思ったものを着て堂々としているのが一番いいのじゃないかとも思ったりもます。

     

    自分でいいと思ってれば人の目なんか気にしなくてもいいと思いますし。

     

    しかし前よりも確実にファッションに対して興味を持って、楽しめているのは確かです。

     

    以前は着なかったような服を買って失敗することもありますが、そう言ったことも含めてファッションをもっと楽しんでいきたいと思っています。

    いつか、たまに街で出くわすような、自分流のファッションを確立したおしゃれなお爺ちゃんになるのが夢です。

    それではレッツ・エンジョイ・ファッション!!

    ごきげんよう!

     

     

     

  • GO! GO! KON 7188!〜クアトロ・フゴーネス〜

    GO! GO! KON 7188!〜クアトロ・フゴーネス〜

    どうも、先日はじめてセレクトショップ「ジャーナル・スタンダード」に足を踏み入れ、「ワァ〜この上っ張り、オッシャレ〜!いくらかな〜?」と値段タグをみてみたら「20,000円」と記されていたので、「田舎もんだと思って足下みてんじゃねぇぞこの田子作が!!」とガチ切れして店を出たmasakuroyです。

    最近はダレノガレ明美がかわいいといっても、賛同してくれる人がいなくてさみしい思いをしています。

    でもおのののかも好きだし、森星ちゃんもかわいいな。

     

    さて現代の日本、平成の現代において、合戦(KASSEN)、戦(IKUSA)、男と女の真剣勝負とも言える「合コン」について書いていきたいと思う。

    「ドロケイ」や「缶蹴り」など、皆さんは子供の時には夢中になって遊んだ記憶もあると思う。

    しかしいい大人になった今、そんな楽しい遊びはやることができない(世間の目もあるから)。

    そこで開発されたいい大人が心から楽しめる遊びが「合コン」である。

    大人になり、社会人になってからだとなかなか新しい友人は作りづらい。

    だが、一緒に合コンをやってそのモーメントを共有してしまえば立ちどころに仲良くなることができる。

    合コンはいまや大人の社交ツールとしても機能していると言えるだろう。

    会社の同僚で年次が近い人など、仲良くなりたい場合は合コンに誘うのが打ってつけだ。

    合コンに誘われて気を悪くする人はいないだろうし(独身なら)、距離を縮めるにはもってこいだ。

    仮に女の子が可愛くなかろうがノリが悪かろうが、「いや〜あの時は最悪でしたねw すいませんw」といって思い出を語り合うことができる。

     

    何よりも合コンは、やる前が一番楽しいのだ。

    「今日どんな子が来ると思う?w」とか「幹事の子がかわいい子揃えたって言ってましたよw」とかどんな人が来るか予想がつかず結論が出ないことを、その会の前にひたすらしゃべくるのが一番楽しい瞬間なのだろう。

    そんな私も今まで数多の戦場をくぐり抜け、それなりの経験を積むことができた。

    私はどのような飲み会でもひたすらしゃべって場を盛り上げるロールを率先して引き受けてきた。

    なぜかと言えば、合コンの場で女子の興味を惹き付けるためには「面白い話」をしなくてはならないと思っていたからだ。

    また自分が話すことでどういった事がウケて、どんな話がスベッたか経験値をつけていきたいと思っていたからという事もある。

    (ただ単に目立ちたがりでしゃべりたがりだけだったかもしれないが。)

     

    例えて言うなら、今のジャイアンツの小林誠司捕手のようなものだとも言えよう。

    ジャイアンツには阿部慎之助という長年ジャイアンツを支えてきた重鎮中の重鎮がいながら正捕手の座に小林が座っているのは、球団の未来を見据えての原監督の考えなのだろう。

    経験が浅い小林はサインのミスをしたり、判断を誤ることもあるかもしれない。自分のミスのせいでチームが試合に負けてしまうこともあるかもしれない。

    しかし、そういった悔しい思いや、息をのむ修羅場を経験することで小林の捕手としての経験値が蓄積されていき、素晴らしいキャッチャーになるための肥やしになっていくのだ。

    実戦の舞台に立たなければ絶対に得ることのできない経験というものはある。

    私はいつも自分にそう言い聞かせて、給料の大半を合コンに費やしてきた。

    その結果得たものは何か?

    合コンに来た女の子と付き合ったとか? 合コンで盛り上がって女の子をお持ち帰りしちゃったとか?

     

    そんなものではない。

     

    私が得たものは「女の子達の笑顔」である。

    そう、私は「この合コンに来てよかった」「たくさん笑えてスッキリした」と思ってもらうことが一番うれしいのである。

    笑わせているではなく、笑われているのでもいい。 どんな形でもいいから今日来たことを後悔されなければいいと思っているのだ。

     

    「静かにしろい。

    この音が・・・オレを蘇らせる。 何度でもよ」(三井寿「スラムダンク」談)

     

    しまった、急にうさんくさくなってきた。 いつの間にか某居酒屋チェーンの経営者のようなことを口走っていた。

     

    ちなみに私は後輩と飲んでいてこんな感じで良い事を言っていると思っていたら、そいつから「masakuroyさんって、うさんくさいですね」と真顔で言われて凹んだことがある。

     

    いずれにせよ、私は仮に合コンの相手の女の子がかわいくなくて(失礼ですいません)、他のメンバーのテンションがダダ下がりになっている中でも「敗戦処理はオレにまかせろ!」と言わんばかりにひたすらテンションを上げてしゃべり続けた。

    いわば私はサッカーでいうところのディフェンシブハーフの役割を担っていたのだ。

    圧倒的な運動量でこぼれ球を拾ったり、相手のカウンターをプロテクトしてボール奪取し、攻撃的ミッドフィールダーにボールを預ける。・・・

    わかりやすいところで言えばレアル・マドリーが「銀河系軍団」と言われていた時のクロード・マケレレ、パリ・サンジェルマンでいうブレーズ・マトゥイディ、チェルシーでいうところのマティッチの役割を担っていたわけである。

    時にはアンカーとしての仕事だけではなく、前に出てチャンスメイクをしたり、FWに決定的なパスを送ることもマルチにこなした。

    2008年ユーロで、シャビ・エルナンデス、アンドレス・イニエスタ、ダビド・シルバ、セスク・ファブレガスで構成されるスペイン代表の中盤は「クアトロ・フゴーネス(四人の創造者たち)」と言われ賞賛されたが、なんなら合コンの場で「ひとりクアトロ・フゴーネス」になっていることもあった。

     

    だが、私はアンカーやチャンスメイクのロールをこなせても、ストライカーではなかった。

    シュート精度に難があるし、そもそもシュートを打てないという性質もある。

    ある日本代表のフォワードの選手がゴール前のチャンスでシュートを打たず、「Q.B.K.(急に ボールが 来たので)」と言ったのは有名な話だが、言ってみればそういう事だ。

    人にはそれぞれの特性がある。

    ボールを奪うのが得意な選手も入れば、一瞬のひらめきでスルーパスを送るのがうまい選手もいるし、ゴール前で張り続けて相手のディフェンスラインを下げさせ、ワンタッチでゴールを奪う選手もいる。

     

    色々と合コン論について語ってきたが、今でも忘れられない試合がある。

    あの時は完膚なきまでに完全なる敗北を喫した。 言ってみれば「ドーハの悲劇」のような敗戦だった。

    もう五年くらい前、その時は4対4で23、4歳くらいの女の子達と飲んでいたんだと思う。

    その中に理系で、大学院の研究室に在籍しているという女の子がいた。

    発する言葉やリアクションが変わっていて面白く、「君面白いね〜」みたいな話をしていて、宴もたけなわになりメールアドレスを交換して解散したのだが、その後、驚愕のメールが届いたのだ。

     

    「本日の飲み会のお礼(●●)
    ●●さん,●●さん,●●さん,●●さん

    ●●高出身の●●●●です.
    先程は合同コンパの機会をいただき,ありがとうございました.
    そして,終電の時間とはいえ,途中退席してしまい,申し訳ありませんでした.

    皆さんとは初対面でしたが,それを忘れてしまうほど楽しい3時間でした.
    本当にありがとうございました.

    「富士急行」の件は把握していませんが,もし人数が足りなければぜひお呼びください.
    それでは,季節の変わり目で体調の崩しやすい季節ですが,何卒ご自愛くださいませ.

    (この後大学院研究室の署名がつづく)」

     

    えっ!? なにこれ!? もしかしてさっきのやつって就活のOB訪問だったのかな!??

    合コンを「合同コンパ」って正式名称で言っちゃう人って初めて会ったよ!!

    その礼儀正しい所作に感動を覚えた私とて武士のはしくれ、

    礼には礼を持って返答せねばならぬ、と以下の返信メールを送った。

     

    「このような丁寧なお返事を頂き、有難うございました。

    お酒の入った席とは言え、時には無礼な振る舞いもあったかと思います。
    誠に申し訳ありませんでした。

    また、このような酒宴の席を設けさせて頂ければ幸甚でございます。
    よろしくお願いします。」

     

    こうして試合は終わった。

    いまや私の頭の中には松任谷由実の「ノーサイド」が流れている。

    ”彼は目を閉じて枯れた芝生の匂い 深く吸った

    長いリーグ戦しめくくるキックは ゴールをそれた

    肩をおとして 土をはらった ゆるやかな冬の日の黄昏に

    彼はもう二度と かぐことのない風 深く吸った”

     

    晩秋の秩父宮ラグビー場の上空に広がるあかね空は、どこまでも澄んでいる・・・

     

    僕たちは、繰り返される合コンの果てに何を得るのだろう?

    幾度にもおけるビールでの乾杯、好きな男性のタイプの問いかけの先に、どこにたどり着けるのだろう?

     

    その答えはだれも知らない。

    その答えは、君の心の中にしかないのだから。

     

    Fin.