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  • 上質な休日の過ごし方講座 〜masakuroyはBarにいる〜

    上質な休日の過ごし方講座 〜masakuroyはBarにいる〜

    こんばんは。

    ”上質”を知る男、masakuroyです。

     

    嘘です。

    知りません。

    おまけに金もありません。

     

    とまぁ得意の自虐(Self-torture)は置いといて、上質”な生活を送りたいと思う今日この頃です。

     

    無益で疲れるだけの合コン三昧という魔のスパイラルを抜け出し、もっと芸術文化に触れ、感性を磨きたいと思うのです。

     

    そして30代の大人の男の魅力を醸しだして行きたい

    というのが最近の私のテーマです笑

     

    さて、それでは上質な休日の過ごし方の例を挙げてみましょう。

     

    ①. いい本を読む。

     

    最近は資産運用入門みたいな本を読んでます。 まぁ運用するほどの資産も持ってないんですが30代ともなってお金の知識をもっと身につけなきゃなぁと思いましてね。

    こういった実務的な本だけじゃなくて文芸作品も読みたいんですよねー。

     

    今読みたいのはドストエフスキー。

    カラマーゾフの兄弟しか読んだことないんですが、定番の罪と罰とか地下室の手記を読んでみたい。

    人間とは何か?といった深遠なテーマに迫る小説をじっくり読みたい、、

    スマホばっか見ていてすぐ答えを求めてしまう生活の反動で、逆に”すぐになかなかわからないもの”を読んでみたいのかもしれないですね。

     

    はー現代人。

     

    ↓のブログを読んで改めてドストエフスキー読みたいと思いました。

    やっぱりドストエフスキー読もうぜ!-Letter from Kyoto

     

    ②.いい音楽を聴く。

     

    三度の飯より音楽が好きな私は、音楽聴くだけでストレスを解消できるというなかなかいい特性を持っています。

     

    今年もすでにThe xx(今年フジロックに来る!)の素晴らしい新作に出会えましたし、直近ではBlood OrangeとかCloud Nothingsとかも聴いてますね。

     

     

     

    4月にはCeroのライブにも行きます! 楽しみ!

    ジャズとかにも手を出してみようかなぁと思います。

    あんまり詳しくないんですけどチェット・ベイカーとかビル・エヴァンス好きなんですよね。

    静かに過ごしたい夜によく合う音楽です。

     

     

     

     

    ③.芸術に触れる

     

    いいものを見て、触れて感じて心に栄養を与えたい!って感じですね笑

     

    上質な映画を見たり、上質なアートを見てクリエイティブなマインドを養いたい。

     

    それをどこで発揮するんだっていう。笑

     

    今一番見たい映画はカナダが誇る若き天才・グザヴィエ・ドラン監督の「たかが世界の終わり」です。

     

     

    ギャスパー・ウリエル、マリオン・コティヤール、ヴァンサン・カッセル、レア・セドゥなどフレンチ・コネクションな豪華キャスト。

    カンヌ映画祭のグランプリを受賞しましたね。

     

    山田孝之が羨ましがってることでしょう笑

     

    こういった人間ドラマを描いた、心のひだに触れるような映画をもっと観ていきたいですね。

     

    あとレイトショーは1300円と安く観れるのでオススメです!

     

    ④. 定期的な運動を欠かさない

    健康教室みたいになってしまいましたが笑

     

    しかしこれは大事なこと! やっぱり週一ではいい運動して汗かきたいですからね!

    精神的にも運動はいい影響を与えている気がします。

     

    週に一回は運動したい!

    けどジムに行くのも一人で走るのも嫌だ・・・という私はこんな感じで運動習慣を作り出しています笑

    ●タッチラグビー大会/練習参加!

    これは前出のブログにも書いていることですが私は友人とタッチラグビーチームを組んで、一ヶ月に一回は大会や練習に参加してます。

    慢性的な人数不足に悩まされていますが笑

    過去ブログ:アラサーに反復運動は辛い〜春の省エネ!大作戦 参照

     

    ●ランニングをする!

    フルマラソン出場を目指している近くに住んでる友達が、いつも日曜の朝に走っているのでそいつと一緒に走っています。 まぁだいたい6kmくらいですが笑

    あ、ちなみに私はフルマラソンには興味ありません笑

    2月とか寒いんで家にこもりがちですが、結構日曜は天気がいい日も多いので、朝から外で走ると爽快な気分になれます^^

    自分がとても立派な人間になった錯覚に陥れます笑

     

    ●個人フットサルに参加する。

     

    しもた!今週タッチラグビーもランニングもない! という時は個人フットサルに参加します。

     

    チーム組んで、、とかだとハードル高いんですけど、個人でもフラッと申し込んで参加できるものがあるので、お一人さまにはとっても嬉しいですね!

    The 銀座deフットサルの個人参加情報・予約-LaBOLA

     

    基本個人参加ベースなのでひとりで行って浮くこともないですし、ある意味ビジネスライクな雰囲気が気に入ってるんですよね。笑

     

    ⑤. ひとりBARを愉しむ。

     

    はい、きました。 大人な時間の過ごし方真打です。

     

    ひとりBARって憧れるけどハードル高いなぁと思っていたんですけどいざ行ってみると、、

    とってもいいですね笑

     

    今はいろんなBARに行ってみて、どこか通うBARを決めたいと思ってます。

     

    早い時間に行くと他にお客さんがいなくて、マスターと話しちゃったりして、上質な時間に浸れるのでオススメです笑

     

    行ってみるとBARにも、料理を出してくれるBARもあれば、お酒以外は食べ物を一切置いていないBARもあって色々そのお店独自のカラーがあって面白いです。

     

    おしゃれなジャズが流れるバーもあれば、ろうそくの光が揺らめく、真っ暗で無音のバーもありますからね笑

     

    真っ暗で無音のバーに行った時は正直ビビりましたけど、慣れると妙に落ち着けました。w

     

    バーではウィスキーを飲むことが多かったですけど、この間初めてカクテルを頼んだんですよね。

     

    カクテルなんて女性が好む甘い感じのお酒なんだろな〜と思ったら、とんでもない!

     

    マティーニを飲んで、その強烈さに驚きを隠せませんでした!

     

    マティーニが【カクテルの王様】と言われる4つの理由-NAVERまとめ

     

    すごい強いし、一杯飲むだけでもかなり回っちゃいますね笑

     

    そして、ウィスキーよりコスパがいい笑

     

    ジントニックとかもマスターの腕の見せ所で、居酒屋で飲むものとは全然違うので頼んでみるといいかもです。

    初めてのバーに来たら、まずはジントニックでも|【中野・バー】NAR NASH

     

    こないだバーのマスターに「おすすめのカクテルください」と言って出してもらったのがフランシス・アルバートというカクテル。

    あの伝説的歌手・フランク・シナトラをイメージして作られたカクテルのようですね。

    とても強烈でしたがどこか甘い感じのある、不思議な味でした。

     

    とまぁ、最近こんな感じの休日を過ごそうと思っております。笑

     

    より一人遊びがうまくなってきた感じですかね笑

     

    今年のテーマは「上質な生活」ですから、休日もダラダラせずにテーマを持って過ごしていきたいと勝手に思ってます笑

     

    私はこんな上質な休日を過ごしています」といったような皆様のご意見・お便りドシドシお待ちしています笑

     

    それでは、皆様も是非”上質”な休日をお過ごしくださいませ笑

    チャオ!

    Fin.

     

     

     

     

  • 9人の侍 〜第25回東京都タッチラグビー大会〜

    9人の侍 〜第25回東京都タッチラグビー大会〜

    ビシソワーズ! masakuroyです。

     

    皆様御機嫌うるわしゅう。

     

    皆さん、ユーロ観てますか!?

     

    四年に一度のスポーツの祭典、ユーロ2016が面白いっす。

     

    出場国が18から24に増えて、大会のレベル低下が一部で危惧されてましたが、

     

    小国は小国なりの戦い方があって強豪国相手に健闘してますね!

     

    国と国のプライドをかけて、全力でぶつかり合う欧州選手権はW杯と違ったまた格別の面白さがあります。

    開催国のフランスはまとまりがあっていいチームだし、ぜひ優勝してほしいですね!

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    出典:news.livedoor.com

    テロや不況で暗いムードに包まれたフランス国民をサッカーの力で勇気づけてもらいたいものです!

    ユーロ2000の再現を再び!!

     

    私も先日ユーロ並みのアツい戦いをしてまいりました。

     

    そうです。「2016東京都タッチラグビー大会」です。

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    東京都タッチラグビー協会HPより: http://www.touchtokyo.org

     

    タッチラグビーを始めてわずか3か月のひよっこチーム「ハングオーバー」が、

    日本一の規模を誇り20年以上の伝統がある大会へのエントリーを決意したのだ。

     

    しかし大会参加には紆余曲折があった。

    タッチラグビー大会へのエントリーは私がすることになっていたが、気付いたらエントリー締切が過ぎていたのだ。

     

    N「そういえばタッチラグビーの大会、もう申し込みはしたの?」

    私「いや、まだしてないよ」

    N「え? もう締切過ぎてない?

    私「なっッ!?・・・・・・

     

    なんとエントリー締め切りを勘違いしており、チーム登録できていなかったのだ。

     

    なんということだ・・・! この大会参加を目標に頑張ってきたというのに・・!

     

    その後驚異のリカバリー(大会運営者に泣きのメールを入れる)によって奇跡的にエントリー締切後の追加登録を認められたハングオーバー。

     

    この大会は50近いチームが参加する非常に規模が大きな大会なのだ。

     

     

    無事追加エントリーが済んだと思われた矢先、大会当日が刻一刻と近づく中新たな問題がチーム・ハングオーバーを襲う。

     

    なんと、人が足りないのだ。

     

    当初は8人の参加を見込んでおり、リザーブが二人確保できていた為(タッチラグビーは1チーム6人で行う)体制は整っていると思われた。

     

    しかしメンバーGに

     

    出席取ったの結構前だからリマインドした方がいいじゃないスか?

     

    と言われ、改めて出席をとりなおしてみるとなんと当日参加者が4人に急減したのだ。

     

    なんということだ

     

    結構前から告知していたじゃないか

     

    なぜこの段階で4人もキャンセルが出るんだ

     

    急な仕事が入っていけません泣」とか言ってるけど本当に仕事なのか

     

    いきなり試合は厳しい」とか大会が近くなってからチキり出すやつなんなんだ

     

    肉離れが治っていないから出れない」とか甘えてんじゃないよ

     

    冷凍マシンとかあらゆる手を使って大会までには仕上げてこいやっ〜〜〜!!(怒)

     

    アトレティコ・マドリード率いる鬼のシメオネ監督やったらドヤされるだけじゃ済まされへんぞ〜〜!!

    ドッカ〜〜〜ン!!

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    出典:web.ultra-soccer.jp

     

    我々は大会開催を目の前にして、まるで2010年W杯で一部選手がレイモン・ドメネク監督に造反しボイコット騒ぎを起こしたフランス代表チームのようにバラバラになりかけていた。

     

    四人では到底チームの体をなさない。

     

    対戦チームから人を借りてやり過ごすこともできるがなんとも情けない。

     

    最悪棄権するしかないのか・・・

     

    最悪のシナリオが頭をよぎったその時、救いの手が差し伸べられる。

     

    Nが会社の先輩を呼んでくれることになり、その先輩も2人くらい人を連れてきてくれるというのだ。

     

    助かった。・・・

     

    なんとか7人いれば大会参加は可能。

     

    土壇場で首の皮一枚で助かったハングオーバー。

     

    その先輩は昔名門高校ラグビー部でプレーしていた人らしいが、ここ10年くらいまともな運動してないらしいし、その知り合いももしかしたらラグビー経験者じゃないかもしれない。

     

    なんとか短い時間でルールを教えて動きかただけは覚えてもらって頑張ってもらうしかない。

     

    覚悟して迎えた当日の朝。

     

    会場は大森にある東京ガスラグビーグラウンド。

     

    あいかわらず私は最寄り駅の「大森町駅」を「大森駅」と間違えるというお約束のポカをやらかし、バスと電車を乗り継ぎ会場に着くと集合時間を少し過ぎていた。

    会場に着くと遠くにNとSと助っ人ぽい人たちの姿が見えたので向かっていった。

     

    「チワ〜ッス」

     

    IMG_3910

     

    そこにいたのは5人の助っ人だった。

    見た目に見るからに普通の人間ではない。

     

    皆明らかにラグビー経験者だ。

     

    隆起した筋肉、浅黒い肌。鋭く射抜くような目つき。

     

    サンウルブスの選手だと言われても疑わない完璧なラガーマンたちがそこにはいた。

     

    現代に甦った本物の「SAMOURAI」のようでもあった。

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    出典:movie-man.com

     

    聞くとNの先輩は泣く子もだまる高校ラグビー界の名門・東の横綱・国学院久我山高校出身であり、高校の後輩に声をかけて連れてきてくれたのだ。

    高校時代高校日本代表候補だった人や、最近まで社会人チームでプレーしていた人もいた。

     

    翻って我々ハングオーバーの面々はラグビー経験者と言われても誰も信じないようなヒョロくだらしない体のメンバーの集まり。

     

    しかも助っ人のが人数多いし。

     

    どっちが助っ人やねん。

     

    しかも皆ルールの飲み込みが早く、すぐにルールを覚え動きも非常にシャープ。

     

    我々はすぐに誓った。

     

    「主役はあくまで助っ人の皆さん。 僕たちは彼らが気持ち良くプレーできるようにサポートに徹しよう。」

     

    裏方に徹することを誓い、初戦を迎えた。

     

    助っ人の皆さんの素晴らしいパス&ムーブでいきなり先制トライのチャンスを迎えるハングオーバー。

     

    しかし相手のインゴールでスーパー助っ人のエンジェルパスをものに見事に弾き落とすS。(インゴールノッコン)

     

    いきなり助っ人の人たちの足を引っ張ってる。・・・

     

    これはもうダメかもわからんね・・・

     

    前途に不安を感じたが、ここから連携が徐々に高まっていき、突破力がありトライをとってくれる助っ人・機敏にサポートをし守備で体を張るオリジナルハングオーバーメンバーという絶妙なコンビネーションで白星を積み上げていくことに成功。

    IMG_3902

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    オフタイムショット。

    IMG_3904

    この人数。タッチラグビー人気やばい!

     

    4−0とかか5−0など”大量得点・ゼロ封”が当たり前のスコアで、一躍優勝候補へと名乗りを上げたハングオーバー。

     

    対戦相手チームから

    「めっちゃ強いっすね! どういう母体のチームなんですか?」

    と聞かれたが、

    「本来のチームは影が薄くてラガーマンぽくない4人で、トライ取りまくって活躍してる5人は本日限りの助っ人です」

    とは言えなかった。

     

    順調に勝ち星を重ね、ついに・・・・

     

    スクリーンショット 2016-06-19 15.05.41

     

     

    なんと、エンジョイクラスで堂々優勝しました〜〜〜!!

     

     

     

    最後は仲良く9人で記念写真を撮りました!!

     

     

    IMG_3906

     

    いや〜最強の助っ人の皆さんのおかげで本当にラクができ・・・・もとい楽しんでプレーすることができました〜!!

     

    リザーブが3人くらいいると疲れたら代われるし、物足りなくもないからプレーする上で一番ちょうどいいですね!

     

     

    出ずっぱりだと正直辛いです。

     

     

    しかし、長らく経験したことのなかった「優勝」の味を覚え、満ち足りた気持ちでいっぱいです。

     

    また優勝という美酒を味わうために研鑽していきたいと思います!!

     

    興味を持ったそこのあなた!

    タッチしようぜ!

    一緒にレッツ・プレイ・タッチ!!

     

    Fin.

     

     

  • アラサーに反復運動は辛い〜春の省エネ!大作戦〜

    アラサーに反復運動は辛い〜春の省エネ!大作戦〜

    3月X日、私は早朝から電車である場所に向かっていたー。

    千代田線から常磐線に乗り入れ、人もまばらな旧式車両の電車に揺られること十数分。

    窓の外には東京下町は葛飾区の、雑多でアジアを思わせる独特の風景が広がっていたー。

    そして、私は気付くととある駅で降りていた。

     

    IMG_3520

     

    金町駅ー。

    いつだろう、前にも来た気がする。

    そうだ。 私がまだ若かりし頃当時所属していたラグビーサークルの試合がこのあたりであったのだ。

    そして会場の最寄り駅が金町だった。

    ここからバスに揺られて河川敷にあるグランドに向かったものだー。

     

    それは10年程前の話である。

    しかしなぜ、私は今金町駅に来たのか?

    金町駅の看板をスマホで撮影しながらしばらく自問自答してみた結果、思い当たる節が見つかった。

     

    そうだ。

    今日はここで「タッチラグビー」の大会があり、その大会に出場するために来たのだー。

     

    タッチラグビーはラグビーによく似たスポーツで、海外では盛んらしいがまだ日本ではそんなに普及していない競技らしい。

     

    私は待ち合わせ場所のドトールで、S、K、Tと合流した。

     

    彼らはこの日に備えて練習を行い、普段も走ったりしてコンディショニングをしてきたようだった。

     

    彼らの目線からは否応なく、未だ一応現役ラガーマンとして活動する私に期待しているのが感じ取れたー。

    Sとて往時は「埼玉が生んだ和製ジョナ・ロムー」との異名を持ち、試合に出ればノー・ホイッスルトライか、豪快にハムストリングを損傷して負傷退場するという両極端な大型WTB・スピードスターとして活躍していたが、今やだいぶ丸くなってしまい(見たまんまの意味で)その面影はない。

    Kも高校時代はラグビー部で素晴らしい運動能力・センスを発揮し県代表になるレベルだったが、今や見る影もなく細く、彼がラグビーをやっていたと言っても誰も信じないだろう。

    体育会系というか私文化系です・渋谷系ですといったオーラが漂っている。

    Tも直近でメンタルコンディションがズタボロであり、お世辞にも心身ともに整っているとは言い難い状況であった。

     

    タッチラグビーは6人制だが、今日は7人しか来ない。

    一人しかリザーブがいないので、ほとんどのメンバーが試合に出つづけるしかないー。

    しかも10分ハーフで4試合もあるー。 つまり80分プレーしなくてはならない。

    80分とは国際ラグビーマッチの試合時間と一緒である。

    我々は本格的なラグビーの試合を1試合やりきらないといけないのと同じ状況なのだー。

     

    俺がー。俺がやるしかない。

    悲壮な決意を胸に私は皆と「葛飾にいじゅくみらい公園運動場」に向かった。

     

    会場に着くと既に多くのチームが練習を行っていたー。

    今日は一般社団法人ジャパンタッチ協会(JTA)が主催する「JTAリーグ」が行われるのだ。

    (以下JTAホームページより抜粋)

    “一般社団法人ジャパンタッチ協会(以下:JTA)では、2019マレーシアワールドカップにて全カテゴリーメダル獲得に向け、より試合ができる環境を構築するため、『 JTA リーグ 』を開催します。

    1. 目的
    2019マレーシアワールドカップにて全カテゴリーメダル獲得をするため、よりレベルの高い試合ができる環境を構築する。
    初心者から、ラガーマン、女子、マスターズと様々なレベルや年代に適した強化環境を構築する。
    世界で通用する日本代表選手の発掘、育成を行う国内トップレベルの環境を構築する。
    2015年は関東で試験的に開催し、その後関東以外にも全国の各主要拠点で同様のリーグ戦を開催、全国のタッチ強化基盤とする。(本リーグ参加選手から優先的に日本代表を選出する予定です)”

     

     

    非常にちゃんとした大会である。

    日本代表レベルでプレーする選手を対象とした代表リーグも行われるが、我々はラグビー経験はあるがタッチ初心者でもできるラガー&ディベロップメントリーグで参加した。

     

    我々は初心者のくせに余裕をぶっこいて社長出勤である。

     

    爽やかで色黒なタッチラグビー主催者のお兄さんに挨拶し、我々は更衣室で着替えてストレッチなどをしていた。

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    試合開始前からどことなく諦めが漂う面々。

    俺が、俺がやらなきゃ、、、

     

    我々がタッチラグビー初心者ということで、主催者の方がタッチラグビー日本代表の「とも」さんを助っ人として送り込んでくれた。

    「こんにちは! トモって呼んでください!」

    ともさんは爽やかな笑顔が印象的な色黒のピッチピチな24歳で、オーストラリアのタッチラグビーリーグでプレーしており先日帰国したばかりらしい。

    ブログをやられているので是非ごらんください!

    石川智也ブログ -タッチラグビープレイヤー

     

    トモさんにタッチラグビーのイロハを教わる。

    タッチラグビーはラグビーの準備運動として知られる「タッチフット」に似ているが独特なルールがある。

    攻撃側は5回タッチで交代なのだが、タッチされたプレイヤーはボールを地面においてボールを一回またがないといけない。

    そのボールを別のプレイヤー(ハーフ)がピックアップしてリスタートする。

    トモさんにタッチされたプレイヤーがすぐにバックしてハーフからパスをもらうといいよ、というアドバイスを頂いた。

    翻ってディフェンス側はタッチしたら全員が5mバックしなくてはいけない。

     

    これはかなりオフェンスに有利なルールである。

    タッチされるだけで相手のディフェンスラインが勝手に5m下がってくれるので、どんどんタッチされに行けばいい。

    5回の攻撃の機会があるうちにトライを取ればいいのだ。

    5回の攻撃のカードをどのように切っていくかという段取りが求められる非常に戦略的なスポーツであり、知力・体力・時の運が必要である。

     

    ボールを使ったアップをしているうちにいい感触を得てきた我々は、満を持してリーグ初戦を迎えた。

     

    さぁ、世界を驚かせに行こうじゃないかー。

     

    mainvisual

    出典:アサヒ ザ・ドリーム ブランドサイトより

     

    ラグビーW杯で活躍して一躍人気者になった五郎丸選手のビールの広告よろしく、我々は強い気持ちを持ってグランドに立った。

     

    初戦の相手は我々と同じ年頃のメンバーで構成されており、埼玉の高校ラグビー部の同級生で結成されたチームらしい。

     

    対面(トイメン)にはぜってぇ負けねぇー。

     

    気合いは十分、あとはグランドで結果を出すだけ。

    わざわざ名古屋からこの大会に参加しにきた俺のフレアを見せつけてやるぜ!

     

    試合が始まって一分後。

     

    なにこれ。 めっちゃエグい。 辛すぎる。

     

    試合開始早々に息が上がりまくり。

    オフェンスとディフェンスの攻守交代がめまぐるしく、早い試合展開はまるでバスケットボールのようだ。

     

    何がキツイってタッチされた後5m下がるのがキツイ。

     

    誰かがタッチした後5m下がったら、またタッチにしに行くため常に下がりながらディフェンスしている感じだ。

    これはツライ。・・・・

     

    オフェンスになるとやたらあせってしまい左に右に走りまくるが、特に効果があるわけでもなく息が上がるだけ。

    10分経ってハーフタイムになったが、「いや、もう終わりでいいです!もう後半いいです!」と言いそうになるくらい我々は息が上がっていた。

    ナメてたー。 完全にタッチラグビーナメてたー。

     

    相手の機動力があるハーフにラインブレイクを連発され、初戦はなすすべなく敗れたー。

     

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    プレイ中の他チーム。 これかなりキツイんです!!

     

    初戦を終えて、我々は早々にプランの変更を迫られた。

    こんな戦い方をしていたらただ疲れるだけだ。体力が続かずにすぐに動けなくなる。攻撃では3回目まではゆっくりと2人だけで攻めて相手のディフェンスラインを下げて体力温存し、4回目の攻撃からラッシュをかけて一気にトライを取りに行こう!

     

    名付けて「春の省エネ!大作戦」である。

     

    日頃の寝不足・アラサーゆえの体力不足・リザーブが一人しかいない人数不足という「負の3本柱」のハンデを背負う我々にとって、戦うために取れる戦法は限られる。

     

    プランを変更して第2戦に挑んだ。

    二戦目の相手は四十代中心のおじさまチームで、千葉から来られたらしい。

    試合前に

    どうも、ハングオーバーさん(我々のチーム名)ですか? いや〜お若いですねぇ! 我々齢も齢なんでお手柔らかにお願いしますね!

    とわざわざ挨拶に来てくれるほど友好的で挨拶を重んじる、かつ根回しに長けた純日本的なチームだ。

     

    試合前にお互いの記念写真を撮り合うという和気藹々とした親睦イベントを行ったくらいだ。

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    チーム、ザ・ハングオーバー! ハイ、チーズ!

    和やかな雰囲気の中、試合前のエール交換会は行われた

     

    試合はというと、「省エネ大作戦」が功を奏し、かなり楽に、かつ自分たちの思い通りに試合を進めることができた。

    一戦目とはうって変わって連続攻撃から続々とトライを決めていくチーム・ハングオーバー。

     

    焦って自滅していた攻撃がとてもスムーズに繋がるようになり、

    あっ、タッチラグビーやっぱ楽しいわ〜笑

    と実感することができた。

     

    私の華麗なワンタッチパス(自画自賛)から、大外に開いていたSが豪快にトライを陥れたシーンがハイライトだ。

     

    全盛期よりもだいぶ横にシルエットが広がったが、そのトライはスピードスターとして名を馳せた往時の姿を彷彿とさせた。

    そのトライは葛飾区に春の訪れを告げる、爽やかな風を吹かせたのだー。

     

    二戦目は嬉しい祝・初勝利!!

     

    次戦まで時間が空くこともあり、ちょうどランチタイムだったので金町駅前まで行きお昼を食べに行くことにした。

    駅前の蕎麦屋に入るチーム・ハングオーバー。

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    いや〜タッチラグビーってかなりキツイんだなぁ〜、ハハハ・・・

    疲労の色が濃いハングオーバー。 アラサーともなると一度疲れると簡単に体力は回復しないのだ。

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    どん! 私は写真の桜そば御膳を頂きました。

    ほんのり桜色に染まったそばと季節野菜の天ぷらがマイウーでございました。

     

    腹ごしらえが終わり、午後同じチームと更に2試合を戦った我々。

    千葉のおじさまチームには勝たせて頂き、埼玉のチームには午前中と同じようにボコされ、2勝2敗という立派な成績でリーグを終えた我々。

     

    「アラサーに反復運動は非常にキツイ」という学びを得た我々は、次の大会でより好成績を収めるために、

    ・日頃の生活習慣を改めることによる基礎体力向上

    ・定期的な練習を行うことによるタッチラグビースキル向上

    この2つをやっていこうと堅く誓った。

     

    ついに発足した「チーム・ハングオーバー」の活動にどうぞご期待下さい!

     

    ハングオーバー第2章はこれから始まります! まずは練習だ〜い!今年はやるで〜!!

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    Fin.