タグ: マーク・ザッガーバーグ

  • 調整力とセルフマネジメント〜イチローが教えてくれたこと〜

    調整力とセルフマネジメント〜イチローが教えてくれたこと〜

    こんばんは。 I’m CEO,Bitch! マーク・ザッカーバーグです。

    失礼しました。冗談が過ぎました。 masakuroyです。

    今日家に帰ったらたまたまBSで「ソーシャルネットワーク」がやっていたので観ました。

    前観た事あるしちょい見するだけのつもりだったのに面白くて最後まで観てしまいました。

    仲間内で、小さな寮の一室から始まったプロジェクトがどんどん大きくなり、色んな人を巻き込んで爆発的に成長するプロセスと、それに伴って生まれる人間関係の軋轢・訴訟などがめまぐるしいスピードで展開されていくストーリーは、まさに映画自体がITベンチャーのようだと感じました。

    マークを演じるジェシー・アイゼンバーグの挙動不審だけど天才を感じさせる演技・サリバンを演じるアンドリュー・ガーフィールドの繊細な演技・そしてショーン・パーカーを演じるジャスティン・ティンバーレイクの巧さを感じさせる演技の競演も素晴らしかったです。

    映画の最後に「承認」を求めてなんどもフェイスブックを更新するマーク、そしてエンドクレジット前に挿入される BeatlesのBaby You’re A Rich Manが最高にいい感じです。


     

    さて話は変わるが、先週草ラグビーの試合があった。

    3チームで三つ巴で試合したのだが、大きな犠牲を伴うものになってしまった。

    この日なんと3人も怪我人が出たのだ。

    一人は足首の骨折。足首があり得ない方向を向いているのを見て、言葉が出なくなってしまった。

    あと一人は小指の軟骨損傷、一人は肉離れだ。

    あのー、いまさら気付いたんだけどラグビーってあぶないね笑

    師匠が「こういう時は怪我が重なるもんや。もうやらん方がええ。」と言っていたので、試合は途中で中断することになった。

    私はラグビーでそんなにひどい怪我はしてないが、もし手や足を骨折すればかなり行動が制限され、仕事にどのような影響が出るか計り知れない。

    会社からラグビー辞めろと言われたら辞めざるをえないだろう。

    社会人が趣味でスポーツをやっていて、それが原因で仕事に影響がある怪我をしたらいずれにせよ結構ツラい事態になってしまう。

    完全に防ぐ事は難しいが、例えばスポーツの前にしっかりアップ・ストレッチをする、前日の深酒・朝まで飲むなど不摂生はやめる等対策が重要だろう。

    趣味でスポーツをやっているならまだいいが、スポーツ選手は長いシーズンずっと戦い続けなくてはいけない。

    怪我を抱えていたりしても、だましだましであったり、しっかり自分の体と対話しながら納得の行くプレーを追求する必要がある。 その上で結果を出さなくてはいけないのだから、なんと厳しい世界なんだろう。

    そういったことを考えたときに見えてきたのは、今マイアミ・マーリンズに所属するイチロー選手の凄さだ。

    今年41歳を迎えるイチロー選手が怪我をしたという話はあまり聞かない。

    プロとしてグラウンドに立ち、求道者のように結果を出し続けるイチロー選手。

    イチローはなぜ怪我をしないのか? その裏側に隠された「変わらない」ことの大切さ

    当たり前の事を当たり前にサボらずにやる(これもとっても難しいと思うのだが)のは勿論のこと、イチロー選手は真摯に自分の体の状態と向き合っているからこそ、怪我しにくいのではないだろうか。

    先日テレビのドキュメンタリーで、老いに負けないスポーツ選手の特集がやっていた。

    ドラゴンズの山本昌選手や和田選手だ。

    年齢と共に少しずつ筋力・持久力が落ちていくが、「調整力」も急激に落ちていく時期があるらしい。

    例えば自分の体が思うように動かなくなったという状態だ。

    自分では腕を垂直に挙げてるつもりでも、見てみると斜めになっている等、自分の感覚と実際の体の動きにズレが生じてしまうことが起きてくるらしい。 体がかたくなっていくのだ。

    ベテランの選手は、自分の感覚と体の動きのズレを矯正するトレーニングを重視している。

    山本昌もウェイトトレーニングでウェイトを重視するのではなく、負荷と共にひねりを加える事を重視している。 結果、山本昌の投球する際の腕の可動域やストライドの幅は、若い時よりも広がってきているらしい。

    イチローも自分の体と日々対話をして、適切なメンテナンスしていく事で体が耐えれない負荷を与えないような努力をしているに違いない。

    イチローを始めとする偉大な選手達のベテラン期の調整法や心構えは、後に続く若手選手にとってもおおいに参考になることだろう。

    先発の選手が怪我からもどってきた事でイチロー選手はまた「4番手の外野手」という立場に戻ってしまったが、既に十分な信頼・尊敬をマーリンズでも勝ち取っていると思う。 是非一試合でも多く出場して美技を見せてもらいたいものだ。

    ・・・あ! そういえば家の近くにある、イチローが少年期に通ったバッティングセンターに一度行かなくちゃ!笑

    空港バッティング

    それではバイバイキ〜ン!

    Fin.