ビシソワーズ! masakuroyです。
皆様御機嫌うるわしゅう。
皆さん、ユーロ観てますか!?
四年に一度のスポーツの祭典、ユーロ2016が面白いっす。
出場国が18から24に増えて、大会のレベル低下が一部で危惧されてましたが、
小国は小国なりの戦い方があって強豪国相手に健闘してますね!
国と国のプライドをかけて、全力でぶつかり合う欧州選手権はW杯と違ったまた格別の面白さがあります。
開催国のフランスはまとまりがあっていいチームだし、ぜひ優勝してほしいですね!
出典:news.livedoor.com
テロや不況で暗いムードに包まれたフランス国民をサッカーの力で勇気づけてもらいたいものです!
ユーロ2000の再現を再び!!
私も先日ユーロ並みのアツい戦いをしてまいりました。
そうです。「2016東京都タッチラグビー大会」です。
東京都タッチラグビー協会HPより: http://www.touchtokyo.org
タッチラグビーを始めてわずか3か月のひよっこチーム「ハングオーバー」が、
日本一の規模を誇り20年以上の伝統がある大会へのエントリーを決意したのだ。
しかし大会参加には紆余曲折があった。
タッチラグビー大会へのエントリーは私がすることになっていたが、気付いたらエントリー締切が過ぎていたのだ。
N「そういえばタッチラグビーの大会、もう申し込みはしたの?」
私「いや、まだしてないよ」
N「え? もう締切過ぎてない?」
私「なっッ!?・・・・・・」
なんとエントリー締め切りを勘違いしており、チーム登録できていなかったのだ。
なんということだ・・・! この大会参加を目標に頑張ってきたというのに・・!
その後驚異のリカバリー(大会運営者に泣きのメールを入れる)によって奇跡的にエントリー締切後の追加登録を認められたハングオーバー。
この大会は50近いチームが参加する非常に規模が大きな大会なのだ。
無事追加エントリーが済んだと思われた矢先、大会当日が刻一刻と近づく中新たな問題がチーム・ハングオーバーを襲う。
なんと、人が足りないのだ。
当初は8人の参加を見込んでおり、リザーブが二人確保できていた為(タッチラグビーは1チーム6人で行う)体制は整っていると思われた。
しかしメンバーGに
「出席取ったの結構前だからリマインドした方がいいじゃないスか?」
と言われ、改めて出席をとりなおしてみるとなんと当日参加者が4人に急減したのだ。
なんということだ
結構前から告知していたじゃないか
なぜこの段階で4人もキャンセルが出るんだ
「急な仕事が入っていけません泣」とか言ってるけど本当に仕事なのか
「いきなり試合は厳しい」とか大会が近くなってからチキり出すやつなんなんだ
「肉離れが治っていないから出れない」とか甘えてんじゃないよ
冷凍マシンとかあらゆる手を使って大会までには仕上げてこいやっ〜〜〜!!(怒)
アトレティコ・マドリード率いる鬼のシメオネ監督やったらドヤされるだけじゃ済まされへんぞ〜〜!!
ドッカ〜〜〜ン!!
出典:web.ultra-soccer.jp
我々は大会開催を目の前にして、まるで2010年W杯で一部選手がレイモン・ドメネク監督に造反しボイコット騒ぎを起こしたフランス代表チームのようにバラバラになりかけていた。
四人では到底チームの体をなさない。
対戦チームから人を借りてやり過ごすこともできるがなんとも情けない。
最悪棄権するしかないのか・・・
最悪のシナリオが頭をよぎったその時、救いの手が差し伸べられる。
Nが会社の先輩を呼んでくれることになり、その先輩も2人くらい人を連れてきてくれるというのだ。
助かった。・・・
なんとか7人いれば大会参加は可能。
土壇場で首の皮一枚で助かったハングオーバー。
その先輩は昔名門高校ラグビー部でプレーしていた人らしいが、ここ10年くらいまともな運動してないらしいし、その知り合いももしかしたらラグビー経験者じゃないかもしれない。
なんとか短い時間でルールを教えて動きかただけは覚えてもらって頑張ってもらうしかない。
覚悟して迎えた当日の朝。
会場は大森にある東京ガスラグビーグラウンド。
あいかわらず私は最寄り駅の「大森町駅」を「大森駅」と間違えるというお約束のポカをやらかし、バスと電車を乗り継ぎ会場に着くと集合時間を少し過ぎていた。
会場に着くと遠くにNとSと助っ人ぽい人たちの姿が見えたので向かっていった。
「チワ〜ッス」
そこにいたのは5人の助っ人だった。
見た目に見るからに普通の人間ではない。
皆明らかにラグビー経験者だ。
隆起した筋肉、浅黒い肌。鋭く射抜くような目つき。
サンウルブスの選手だと言われても疑わない完璧なラガーマンたちがそこにはいた。
現代に甦った本物の「SAMOURAI」のようでもあった。
出典:movie-man.com
聞くとNの先輩は泣く子もだまる高校ラグビー界の名門・東の横綱・国学院久我山高校出身であり、高校の後輩に声をかけて連れてきてくれたのだ。
高校時代高校日本代表候補だった人や、最近まで社会人チームでプレーしていた人もいた。
翻って我々ハングオーバーの面々はラグビー経験者と言われても誰も信じないようなヒョロくだらしない体のメンバーの集まり。
しかも助っ人のが人数多いし。
どっちが助っ人やねん。
しかも皆ルールの飲み込みが早く、すぐにルールを覚え動きも非常にシャープ。
我々はすぐに誓った。
「主役はあくまで助っ人の皆さん。 僕たちは彼らが気持ち良くプレーできるようにサポートに徹しよう。」
裏方に徹することを誓い、初戦を迎えた。
助っ人の皆さんの素晴らしいパス&ムーブでいきなり先制トライのチャンスを迎えるハングオーバー。
しかし相手のインゴールでスーパー助っ人のエンジェルパスをものに見事に弾き落とすS。(インゴールノッコン)
いきなり助っ人の人たちの足を引っ張ってる。・・・
これはもうダメかもわからんね・・・
前途に不安を感じたが、ここから連携が徐々に高まっていき、突破力がありトライをとってくれる助っ人・機敏にサポートをし守備で体を張るオリジナルハングオーバーメンバーという絶妙なコンビネーションで白星を積み上げていくことに成功。
オフタイムショット。
この人数。タッチラグビー人気やばい!
4−0とかか5−0など”大量得点・ゼロ封”が当たり前のスコアで、一躍優勝候補へと名乗りを上げたハングオーバー。
対戦相手チームから
「めっちゃ強いっすね! どういう母体のチームなんですか?」
と聞かれたが、
「本来のチームは影が薄くてラガーマンぽくない4人で、トライ取りまくって活躍してる5人は本日限りの助っ人です」
とは言えなかった。
順調に勝ち星を重ね、ついに・・・・
なんと、エンジョイクラスで堂々優勝しました〜〜〜!!
最後は仲良く9人で記念写真を撮りました!!
いや〜最強の助っ人の皆さんのおかげで本当にラクができ・・・・もとい楽しんでプレーすることができました〜!!
リザーブが3人くらいいると疲れたら代われるし、物足りなくもないからプレーする上で一番ちょうどいいですね!
出ずっぱりだと正直辛いです。
しかし、長らく経験したことのなかった「優勝」の味を覚え、満ち足りた気持ちでいっぱいです。
また優勝という美酒を味わうために研鑽していきたいと思います!!
興味を持ったそこのあなた!
タッチしようぜ!
一緒にレッツ・プレイ・タッチ!!
Fin.