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  • マリッジ 〜結婚とはどんなものかしら〜

    マリッジ 〜結婚とはどんなものかしら〜

    皆さんこんばんは。

    子供のとき動物園でペリカンに頭をかじられて号泣した事のあるmasakuroyです。

    あいつらめっちゃ怖いですよ。くちばしがものっすごい広がりますからね。頭丸ごと食われかけましたから。鳥は舐めちゃいけませんZE。

    さて、今日は「結婚」ということに関して書いていきたいと思う。

    男にとって30歳とはある意味結婚の適齢期であるように思う。

    現に仲の良い友達が何人か今年結婚した、あるいはする。 僕の父も結婚したのは30歳のときだと聞いている。

    ある程度経験を重ねて落ち着いてきて、仕事をこれからバリバリこなす時期に身を固めるというのはとても自然な選択肢のように思える。

    鯉のプリンス堂林は若いけど結婚したしな。偉いよ。

    クソッ、俺が好きだった枡田ちゃんと結婚しやがって・・・・う、羨ましいよ〜〜(震泣)

    僕も上司からよく「masakuroy、、お前早く結婚したほうがいいぞ」と言われる。

    僕「まじっスか!? なんでっスか!?」

    上司「歳とってから子供できるとなぁ・・マジで辛いぞ・・・お前40で子供できたら、子供成人するとき60だぞ・・? 子供の運動会があったとき、走れなくなってるよ」みたいな事言われた。

    まぁたしかにそうなのかもしれないけど、、そこまで言われてもイマイチリアルではない。

    今結婚をしない人なんてゴロゴロいるし、個人の選択肢ではないか・・・・

    お一人サマという言葉がマーケティング用語になっている時代だし。・・・お一人サマだって全然マイノリティやないで。・・・むしろ連帯感強いで。

    たしかに子供が欲しいなら早く結婚するに越したことはないが、子供が欲しくないなら別に結婚しなくてもいいではないか。

    結婚してセックスレスに陥り、関係が破綻して経済的・精神的にもボロボロになって離婚するくらいなら、最初からしないほうがいいではないか!

    しかしいくつになっても仲いい夫婦もいるし、割り切ってる仮面夫婦もいるし、「おめーの泣きっ面なんて犬も食わねーよ、カーッ、ペッ!!」といって関係に終止符を打つ夫婦もいる。

    これは結婚生活をはじめる前にわからないものだろうか・・?

    小さな性格の不一致やすれ違いがやがて大きなものになり、修復不可能なものになってしまうのだろうか・・・?

    何年にも及ぶ結婚生活の末に何も残らなかったら、悲劇以外の何ものでもないではないか・・・・

    僕だって親友と四六時中ずっと一緒に生活しろと言われても、そのうち息が詰まってもう勘弁となるかもしれない。 ただでさえ難しい男女間なのだから上手く行かない事があるのは当然だ。

    夫婦生活をあらゆる観点からビックデータで分析して、結婚生活が破綻しないように定点観測的にコンサルティングするビジネスって結構需要あんじゃないの? ・・・もうあるか。

    僕は結婚って色んな形があっていいと思ってるんですよね。週末婚とか別居婚とかね。(金がないとできないか・・・)

    そんな中、僕の思っていた疑問を題材にいま素晴らしいドラマが放送されている。

    杏・長谷川博己主演の「デート 〜恋とはどんなものかしら〜」だ。

    オーソドックスな月9など全く興味をそそられないが、これはほんと全話見ておけばよかったと思った(2話と8話しか見てない)。

    杏演じる主人公・薮下依子は東大大学院卒の国家公務員で30歳になるまでに結婚したいと思ってるんだけど、あくまで結婚は契約でありそこに恋愛感情は要らないと考える超合理主義者で尋常ではない堅物なんだわ。

    女子の間で「アヒル口」が流行ってるから、これをやれば男は嬉しいと間に受けて超絶不器用なアヒル口(クソウケる)をやってみたり、遊園地に行くのに「あちこち動き回ることが想定されるから」と登山に行くようなフル装備でデートに現れたりとやること成すこと変でマジ笑える。(しかし杏って魅力的な女優さんになったね・・・スタイルいいし演技うまいし・・好きです♡)

    一方長谷川博己演じる谷口巧は「昭和初期には高等な教育を受けながら職につかず、教養を深める”高等遊民”という存在が社会的に認められていたんだ!」というセリフが口癖の筋金入りのニート・実家パラサイトである。(このドラマ見て長谷川博己演技うまくてかっこいいな〜と思った。そりゃこんな魅力的なやついたらモテるわ)

    巧は巧で遊園地に行くやいなや人ごみに酔って「僕はこんな民度が低そうな子供がいる場所はきらいなんだ!!」と豪語したり、「僕は出歩かないし金はかからない!DVDと本を買う金だけあればいい!掃除洗濯料理や育児などの家事は僕にまかせて安心して外で稼いできてくれ!! 僕には寄生する対象が必要なんだ!!母親が体調を崩したら僕はどうすればいいんだ!」と必死にまくしたてる様子が相当に滑稽である。(真人間である中島裕翔演じる鷲尾の「だから働けばいいだろ!」という至極全うなツッコミがまた面白い)

    しかし昔は結婚するのが当たり前で、適齢になったらお見合いして結婚して〜…って定石な社会システムが破綻し、「結婚するかしないかはあくまで個人の自由である」という現代において、このドラマは常識的な価値観に一石を投じる素晴らしい作品だと思う。めちゃくちゃ笑えるし。

    ドラマはいよいよクライマックスへと突入する。 自分が本当にしたいのは結婚ではなく恋だと気付いた依子が巧と婚約破棄して鷲尾に交際を申し込み、巧はずっと巧に横恋慕していた佳織から「拾ってやるよ」と言われてまんざらでもなかったりで、なによりも結婚が唯一の目的だった二人が不必要だと思っていた恋をするとどうなるか?という展開が描かれる気がする。 今後ドラマがどういった形で終幕を迎えるのか楽しみでならない。

    最後に結婚に関する面白いウェブ記事リンクのせときます。 このシリーズまじ大好き。

    「結婚って本当にメリットがないの!? 老夫婦に結婚して良かったことを聞いてみた」

    あとこれも。身につまされるわ

    「53歳独身だけどやる事なくて辛い」…中年男性のブログが大反響