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  • masakuroyの酒場探訪記〜上野編〜

    masakuroyの酒場探訪記〜上野編〜

    そうだ、上野行こう。飲みに。

     

    こんにちは、masakuroyです。

     

    突然だがこんな言葉を聞いたことはあるだろうか?

     

    そうだ、上野行こう。

     

    あるだろうか?

    多分ないだろう。

    なかなか上記のJR東海の丸パクリのように思いついたように上野行こうと思う人は少ないであろう。

    動物園にパンダを見に行くとか美術館・博物館に行くなど特定の目的がない限り私も上野には滅多に行かない。

     

    今回上野に行った目的は、そうハシゴ酒である。

     

    定期的にハシゴ酒ツアーを行う私は、酒場リサーチにある本を重用している。

    そう、「昼ベロ酒場 東京編」である。

     

     

    東京にある昼から千円でベロベロになれる酒場(略して昼ベロ)を数多く掲載している名著だ。

    この本の中で”せんベロの聖地”と崇め奉られていた上野に足を踏み入れることにしたのだ。

     

    7月某日お昼すぎ、友人Tと上野ハシゴ酒ツアーを敢行した。

    1軒目. もつ焼き 大統領 支店

     

    まず一件目に訪れたのは「もつ焼き 大統領 支店」だ。

    上野のディープな大衆居酒屋「大統領」が楽しすぎる。-NAVERまとめ-

     

    日曜日、上野のアメ横に向かう通りはとても混雑していたが大統領について愕然とする。

    まだ昼の12時だというのに酔客で満席なのである。

    いや、満席どころではない、順番待ちのお客さんが店内の壁際に大量に待機しているのだ。

     

     

    赤羽で昼ベロした時も昼から居酒屋がいっぱいだったのに驚愕したのだが、上野にはそれ以上の衝撃を受けた。

     

    おかしい。

    日本はおかしい。

    こんなに多くの人が昼間から酔っ払ってるなんて日本どうかしてる。

     

    昼から完全に出来上がった人で溢れかえる大統領、大人のパラダイスなのかはわからなかったが酒池肉林とはまさにこのこと

    一足先について首尾よく2階のテラス席を確保していたTのおかげでほぼ待たずに席につくことができた。

     

    ビールで乾杯し、名物の持つ焼きをいただく。

    ぷりぷりのもつ、厚切りのネギ、そしてよく出汁に浸かったお豆腐とこんにゃく、そこにビールがあればよい。

    これだけで「上質な時間」の完成である。

    いい大人が真昼間っから居酒屋でうまいつまみで一杯やる。

    これ以上の幸せはなかなかないであろう。

    昼ベロサイコー。

     

    2軒目.  地魚屋台 浜ちゃん 上野店

     

    大統領でせんベロ定番のこってりメニューを食べたので、海鮮ものを食べたいねということで「浜ちゃん 上野店」へ。

    地魚屋台 浜ちゃん 上野店

     

    「昼ベロ酒場」に載っているせんベロの名店は密集しており、大統領のはす向かいに浜ちゃんはあった。

    ここも満席だったが5分くらい待っていると路地に面した席に通される。

    まさにほぼ路上の席で通行人を横目につまみを頬張りながら、酒を飲む。

    これぞせんベロの醍醐味。

     

    まずレモンサワーで乾杯。

    有名な山盛りの大根おろしと、紅生姜の天ぷらを注文。

     

    珍しい紅生姜の天ぷら、ピリっとしたからさが衣で包まれ、新鮮な食感。

     

    そして、一番衝撃的だったのが、こぼれ寿司!

     

     

    このボリュームで999円。

    うにといくらとマグロが、名の通りはみ出している!

    なんと贅沢なお寿司だろうか。

     

     

    あの、これ最高に美味です。

    うますぎ。

    口の中に入れた瞬間とろける。 

    その瞬間幸せすぎる。

    これほど海の宝石箱という表現がふさわしい料理はないでしょう。

     

    さらにハマグリの炉端焼きもいただく。

     

    醤油は必要ありません。

    レモンを絞ってキューッと

     

     

    プリップリの食感。

    海の味がした。

    全米が泣いた。

    これぞまさにエンジェル・イン・ザ・シェル。

    上野の思いがけない場所でボッティチェリの「ヴィーナス誕生」を目の当たりにしました。

     

    マグロのお刺身もいただきました。

    言わずもがな、美味。

    ビールと一緒に。

     

    上野のせんベロで食す海鮮のうまさに悶絶しつつ、腰くだけの中店を後にする。

     

    3軒目. 肉の大山 上野店 〜不忍池にて〜

     

    海鮮の次は「肉の大山 上野店」でメンチカツ・カレーコロッケを買い、不忍池を見ながら食すという、「いい大人の買い食い」を断行した。

     

     

    誰もが学生時代一度は経験があるのではないだろうか。

     

    学校帰りに商店街のお肉屋さんでコロッケやメンチカツを買い、片手に持って食べながら友達との会話に花を咲かせたことが

     

    そんなノスタルジーも感じながらアツアツの肉汁があふれ出るメンチカツを頬張る。

     

    瓶ラムネをお供に。

     

    ・・・熱っ!! 肉汁あっつ!! でもうまっホフホフ・・・・

     

    不忍池ではアヒルボートとかのんびり漕いでる人がいるのかな〜と思ったらとんでもない。

     

    もはや池でもなんでもない。

    池全体がハスの葉っぱに埋め尽くされていました。

     

     

    どうやらハスは今が見頃らしいがどうやら朝しか咲いてないみたいで花より圧倒的に葉っぱが目立っていた。

     

    不忍池の蓮2017!上野公園の見ごろや開花時期・キレイに見える時間帯は?

     

    4軒目. 名代とんかつ かつくら京都三条

     

    腹もふくれたしシメにデザートでも食うかと甘味処を探した。

     

    ん? たった3軒しか行ってないのにもうハシゴ酒ツアーは終了なのかと?

     

    確かにこれではハシゴ酒とは言えないかもしれない。

    しかし飲み歩いた件数が大事なのではないと思う。

     

    満足度が大事なのだということにしておこう。

    我々はたった3軒でも大いに満足できたのだからいいのだ。

    最近夏バテ気味で胃袋が弱っているのは内緒だ。

     

    しかし上野は甘味処は有名な印象があるがどこも混んでいたなかなか入れないのだ。

    そんな中、我々は穴場を見つけた。

    それがアトレ上野の中にある「かつくら」はデザートだけの注文でもOKなのだ。

    かつくら アトレ上野店 -上野/とんかつ

     

    私は抹茶のかき氷をオーダー。

     

    サイドメニューとは思えないクオリティ。

    かき氷の氷がフワッフワ。 抹茶のソフトクリームとの相性抜群。

    最近夏場のかき氷人気やばいですよね。

     

     

    まとめ

     

    戦後の闇市の猥雑さを色濃く残し、なんとも言えないディープな魅力を持つ上野のせんベロエリア。

    かと思いきや美術館や博物館といった文化的な施設や動物園、大道芸人がそこかしこにいる上野公園やハスで埋め尽くされる不忍池。

    いくつもの顔を持つ上野の魅力を再発見できたハシゴ酒ツアーでした。

    今回行きたくてもいけなかったせんベロ店がたくさんあるのでまた来たいなぁ。

    まぁ、そのうちふと思いついたように言いだすだろうね。

    そうだ、上野行こう。」と

     

    それではあっしは次の酒場へ・・・・ アバヨォ!!