どぅもーー!! masakuroyですよろっしゃすぅーー!(永野風)
いやぁ、リオオリンピックも終わってしまった。
卓球団体とか、日本男子団体の銀メダルとかすごかったなぁ、、
またオリンピックの時は新しいアイドルを発見するのもひとつの楽しみだね。
今回、女子レスリングの登坂絵莉ちゃんの強さ・たくましさと裏腹なつぶらな瞳と、
バドミントン「タカマツ」ペアの松友選手の凛とした純日本的な美しさに目を奪われちゃいました・・・
さて今回四年に一度のスポーツの祭典がやっている最中、兵庫県は西宮では毎年恒例の、夏より熱い球児たちの夢舞台が開催されてました。
今年も白球の行方を追いに、若人たちのほとばしる生命のエネルギーを感じに行って参りましたよ、甲子園!
ただ、今年は非常に強行なスケジュールだった。
例年はお盆の最中に行って最低でも大阪で一泊するのだが、今年から祝日「山の日」が制定されたので、8/11(木)からいこーかという話になった。
私以外のメンバーはもちろん一泊して8/12(金)も甲子園観戦する予定だったのだが、なんと私は鬼のスケジュール調整能力を発揮した結果、12日休めなくなった。
それどころか12日めっちゃ朝早く会社に行かなくてはならなくなってしまった。
ガッデム!!
まさかの日帰り甲子園観戦ツアーである。
ガッカリや、、、
8月11日当日。
私は朝早く新横浜から新幹線に乗り新大阪を目指した。
新幹線の車内ではNumberの甲子園特集を読み、準備万全。
「清原和博とはどんな打者だったのか」というテーマで甲子園で清原が生み出した歴史的な瞬間に、対戦相手として立ち会った当時の選手たちの声が載っていた。
ゆうに30年以上前のことなのに、皆決して忘れる事のできない記憶として持っていて、それぞれ悔しかったり誇らしかった思いを未だに抱えて生きているのだ。
清原和博氏がいかに傑出した人物で多くの人に影響を与えたか、またここまで人の人生に影響を与えてしまう野球というスポーツ、甲子園という舞台がどれだけすごいものなのか、改めて実感した。
ただ間違いなくインタビューに答えていた人すべてにとって、甲子園で清原と対峙した瞬間が人生で最も鮮烈で、忘れがたい記憶として刻まれているんだろうなという気がした。
そんなことを思いながらNumberを読んでいるうちに新大阪に着き、友達と合流。
大阪来たからにはまずカレーっしょ!(絶対違う)ということで「インデアンカレー」に直行。
阪急3番街店に行くと案の定、昼前にも関わらず店外に10人以上の行列。
相変わらず大阪の地元の人にとっても大人気なんやな!
15分くらい並んで席に通され、来ましたインデアン!
うん、これこれ! この甘辛い独特のルーがええねんな!
大阪来たで〜!って感じするわ〜(^ν^)
テーブル席無しのカウンターで、ごっつい大阪のおっちゃんが5、6人いて無愛想に接客してくれる感じがまたええんやわ〜(^o^)
定番を味わったところでいざ甲子園へ!
例のごとく阪神電車で甲子園に向かう。
車内は甲子園目当てとおぼしき客で混雑している。
車内では年頃の高校生くらいの女の子とお父さんらしい人が野球の話を交わしている。
高校生ともなると多感な時期で、お父さんと出掛けるなんてまずしないと思うけど、親子で高校野球・甲子園好きで観戦にでかけるのかと思うと、なんとも胸が温まるわ!
さぁ着きました甲子園。
なんか甲子園駅改修されて出口増えた?
時間はすでに昼を回っている。
第二試合の途中くらいだろうか?
我々は三塁アルプス席のチケットを買った。
客席に入り、グランドにほど近い席に腰をおろすと富山第一対中越の試合が始まっていた。
いやーこの景色ですよ。
晴天の下、白球を追う若人、生ビール。
この組み合わせ最高ですね!
富山第一対中越は行き詰まる投手戦。
スコアボードに並ぶゼロの行列。
7回くらいになってから観客席がザワザワし始める。
あれ、これってまさか、、、
中越のピッチャーはここまでヒット一本与えずノーヒットノーランの大記録が見えてきていたのだ。
おお、まさか我々は高校野球史の歴史的瞬間に立ち会ってしまうのか!?!
ザワザワしっ放しで迎えた9回裏。
富山第一の攻撃。
この時点でスコアはまだ0-0だった。
しかしここで二塁打を許してしまい、大記録達成はなくなった。
その次の打者にもサヨナラ二塁打が飛び出し、なんとノーヒッターペースで進んでいた中越は、たった二本のヒットで勝ち越しを許し、無念の敗戦となった。
一球の重みをまざまざと見せつけられた感があった。
また甲子園が持つ独特の雰囲気。
四万人の観客の視線がいっせいに注がれるマウンド上の緊張状態といったら、想像するだけで胃が痛くなる。
その日の第三試合 嘉手納対前橋育英もそんな甲子園の独特の雰囲気が生み出した展開のような気がした。
2013年に高橋光成を擁し初出場初優勝した前橋育英対、初出場の沖縄の公立校・嘉手納の対戦。
実績がある前橋育英が優位だと思っており、途中まで試合巧者の前橋育英ペースで試合は進んでいた。
しかしピッチャーとファーストの連携ミスでアウトを撮り損なってしまってからピッチャーの投球リズムが乱れ、ストライクが入らなくなってしまった。
ピッチャーが変わっても、全くストライクが入らない。
まるで前橋育英のチーム自体がバミューダトライアングルに囚われたかのように、負の連鎖から抜け出せない。
嘉手納ナインは初出場で気負いもなく好機をしっかりと活かしつなぐことに徹し、得点を重ねていった。
この試合でもたった一つのプレーが与える影響の大きさ・野球の怖さを思い知らされた。
その後は梅田に移動して夜飯を食べる店探し。
Tが大阪の同僚から「おいしいお好み焼きならここでっせ〜」と教えられた「きじ」というお好み焼き屋さんで食べることにした。
きじは新梅田食道街というなんとも食欲をそそるなにわグルメ密集地帯の一角にあった。
皆は当日泊まるホテルにチェックインするためにいったんホテルに向かったが、日帰りの私は早めに店に行って席をとることにした。
しかし店の前に着くと、あれ?並んでるぞ、、、
まだ17時くらいなのに、、、
しかも「この看板より後ろに並ぶと他店の迷惑になるので並ばないでください」とか
「この線からの待ち時間目安は●●分です」
とか書かれた張り紙があり相当な繁盛店とみた!
取り急ぎ列に並び始め待つこと50分。
ようやく席に通されることになり、まさに席に通される直前に図ったように合流する友人3人。
相当タイミングいいな! 笑
おれ一人で小一時間孤独に待ってたのに、、笑
どーーん!!
待った甲斐あっておいしいお好み焼きとビアーが運ばれてきました!
ぶた玉とか定番メニューもモッチモチでおいしかったんだけど、いなか焼き(具がコンニャクとかチクワでTになんでそれ頼んだ?笑と言われたが)が個人的に1番美味しかったかな!
お好み焼きを食べたあとは立ち食い寿司を挟み串カツのはしご。
ちなみに立ち食い寿司の女女将がマジ美人であり、普段全く女性のタイプでは相入れることのないSとも「笑顔が最高だよな、癒される」と意気投合したことを備忘までに記録しておく。
串カツはきじのちょうどトイメンにある松葉総本店へ!
(きじを出たあとmasakuroyがうまい串カツの店知ってるぜ!とのたうち散々皆を連れ回した挙句発見できず、結局松葉に戻ってきたくだりは割愛する)
かなり身長が大きいコテコテの大阪弁の女性店員さんに「にいちゃん顔色悪いで、大丈夫?」と謎の心配をされながらも(もしかしたら何かボケて返すべきだったのか?フリだったのか?)串カツをオーダー。
いやーここの串カツもうまかってん!
豚玉って串がまた歯ごたえが良くておいしかったんですわ!
串の二度づけは禁止でっせ〜!
さて、今年も甲子園観戦を楽しみ、大阪で食い倒れた私は短い時間ではあったが日帰り旅行を満喫することが出来た。
こうして私のいつもより短い夏休みは終わりを告げた。
甲子園では全力で頑張る球児たちのひたむきさ・ほとばしる若さとエネルギーに刺激を受けた。
梅田では大阪の食倒れグルメに舌に刺激を受けた。
今回の旅行で1番ショッキングだったのは、週刊朝日増刷の甲子園特集雑誌の表紙のチアガールの可愛い女の子が、実は実際に撮影したものではなく、スタジオでスチール撮影したモデルである説があるを知ったことだった。
毎年どこかの学校の可愛いチアガールが一生懸命応援している姿を激写しているもんだとばかり思っていたのに、、、
ショック! ※真偽のほどは定かではない
こうして最終の新幹線で日常へと戻っていったmasakuroyであった。
Fin.