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  • 超速!甲子園参り 〜第98回全国高校野球選手権大会観戦記〜

    超速!甲子園参り 〜第98回全国高校野球選手権大会観戦記〜

    どぅもーー!! masakuroyですよろっしゃすぅーー!(永野風)

     

    いやぁ、リオオリンピックも終わってしまった。

     

    卓球団体とか、日本男子団体の銀メダルとかすごかったなぁ、、

     

    またオリンピックの時は新しいアイドルを発見するのもひとつの楽しみだね。

     

    今回、女子レスリングの登坂絵莉ちゃんの強さ・たくましさと裏腹なつぶらな瞳と、

    バドミントン「タカマツ」ペアの松友選手の凛とした純日本的な美しさに目を奪われちゃいました・・・

     

    さて今回四年に一度のスポーツの祭典がやっている最中、兵庫県は西宮では毎年恒例の、夏より熱い球児たちの夢舞台が開催されてました。

     

    今年も白球の行方を追いに、若人たちのほとばしる生命のエネルギーを感じに行って参りましたよ、甲子園!

     

    ただ、今年は非常に強行なスケジュールだった。

     

    例年はお盆の最中に行って最低でも大阪で一泊するのだが、今年から祝日「山の日」が制定されたので、8/11(木)からいこーかという話になった。

     

    私以外のメンバーはもちろん一泊して8/12(金)も甲子園観戦する予定だったのだが、なんと私は鬼のスケジュール調整能力を発揮した結果、12日休めなくなった。

     

    れどころか12日めっちゃ朝早く会社に行かなくてはならなくなってしまった。

     

    ガッデム!!

     

    まさかの日帰り甲子園観戦ツアーである。

     

    ガッカリや、、、

     

     

    8月11日当日。

     

    私は朝早く新横浜から新幹線に乗り新大阪を目指した。

     

    新幹線の車内ではNumberの甲子園特集を読み、準備万全。

     

    写真 2016-08-27 16 55 40

     

    清原和博とはどんな打者だったのか」というテーマで甲子園で清原が生み出した歴史的な瞬間に、対戦相手として立ち会った当時の選手たちの声が載っていた。

     

    ゆうに30年以上前のことなのに、皆決して忘れる事のできない記憶として持っていて、それぞれ悔しかったり誇らしかった思いを未だに抱えて生きているのだ。

     

    清原和博氏がいかに傑出した人物で多くの人に影響を与えたか、またここまで人の人生に影響を与えてしまう野球というスポーツ、甲子園という舞台がどれだけすごいものなのか、改めて実感した。

     

    ただ間違いなくインタビューに答えていた人すべてにとって、甲子園で清原と対峙した瞬間が人生で最も鮮烈で、忘れがたい記憶として刻まれているんだろうなという気がした。

     

    そんなことを思いながらNumberを読んでいるうちに新大阪に着き、友達と合流。

     

    大阪来たからにはまずカレーっしょ!(絶対違う)ということで「インデアンカレー」に直行。

    インデアンカレー阪急三番街店

     

    阪急3番街店に行くと案の定、昼前にも関わらず店外に10人以上の行列。

     

    相変わらず大阪の地元の人にとっても大人気なんやな!

     

    15分くらい並んで席に通され、来ましたインデアン!

    写真 2016-08-12 14 46 06

     

    うん、これこれ! この甘辛い独特のルーがええねんな!

     

    大阪来たで〜!って感じするわ〜(^ν^)

     

    テーブル席無しのカウンターで、ごっつい大阪のおっちゃんが5、6人いて無愛想に接客してくれる感じがまたええんやわ〜(^o^)

     

    定番を味わったところでいざ甲子園へ!

     

    例のごとく阪神電車で甲子園に向かう。

     

    車内は甲子園目当てとおぼしき客で混雑している。

    車内では年頃の高校生くらいの女の子とお父さんらしい人が野球の話を交わしている。

    高校生ともなると多感な時期で、お父さんと出掛けるなんてまずしないと思うけど、親子で高校野球・甲子園好きで観戦にでかけるのかと思うと、なんとも胸が温まるわ!

     

    さぁ着きました甲子園。

     

    なんか甲子園駅改修されて出口増えた?
    時間はすでに昼を回っている。

    第二試合の途中くらいだろうか?

     

    我々は三塁アルプス席のチケットを買った。
    客席に入り、グランドにほど近い席に腰をおろすと富山第一対中越の試合が始まっていた。

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    いやーこの景色ですよ。

     

    晴天の下、白球を追う若人、生ビール。

     

    この組み合わせ最高ですね!

     

    富山第一対中越は行き詰まる投手戦。

     

    スコアボードに並ぶゼロの行列。

     

    7回くらいになってから観客席がザワザワし始める。

     

    あれ、これってまさか、、、

     

    中越のピッチャーはここまでヒット一本与えずノーヒットノーランの大記録が見えてきていたのだ。

     

    おお、まさか我々は高校野球史の歴史的瞬間に立ち会ってしまうのか!?!

     

    ザワザワしっ放しで迎えた9回裏。

     

    富山第一の攻撃。

     

    この時点でスコアはまだ0-0だった。

     

    しかしここで二塁打を許してしまい、大記録達成はなくなった。

     

    その次の打者にもサヨナラ二塁打が飛び出し、なんとノーヒッターペースで進んでいた中越は、たった二本のヒットで勝ち越しを許し、無念の敗戦となった。

     

    一球の重みをまざまざと見せつけられた感があった。

     

    また甲子園が持つ独特の雰囲気。

     

    四万人の観客の視線がいっせいに注がれるマウンド上の緊張状態といったら、想像するだけで胃が痛くなる。

     

    その日の第三試合 嘉手納対前橋育英もそんな甲子園の独特の雰囲気が生み出した展開のような気がした。

     

    2013年に高橋光成を擁し初出場初優勝した前橋育英対、初出場の沖縄の公立校・嘉手納の対戦。

     

    実績がある前橋育英が優位だと思っており、途中まで試合巧者の前橋育英ペースで試合は進んでいた。

     

    しかしピッチャーとファーストの連携ミスでアウトを撮り損なってしまってからピッチャーの投球リズムが乱れ、ストライクが入らなくなってしまった。

     

    ピッチャーが変わっても、全くストライクが入らない。

     

    まるで前橋育英のチーム自体がバミューダトライアングルに囚われたかのように、負の連鎖から抜け出せない。

     

    嘉手納ナインは初出場で気負いもなく好機をしっかりと活かしつなぐことに徹し、得点を重ねていった。

     

    この試合でもたった一つのプレーが与える影響の大きさ・野球の怖さを思い知らされた。

     

    その後は梅田に移動して夜飯を食べる店探し。

     

    Tが大阪の同僚から「おいしいお好み焼きならここでっせ〜」と教えられた「きじ」というお好み焼き屋さんで食べることにした。

     

    きじ 本店-梅田/お好み焼き[食べログ]

     

    きじは新梅田食道街というなんとも食欲をそそるなにわグルメ密集地帯の一角にあった。

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    皆は当日泊まるホテルにチェックインするためにいったんホテルに向かったが、日帰りの私は早めに店に行って席をとることにした。

     

    しかし店の前に着くと、あれ?並んでるぞ、、、

     

    まだ17時くらいなのに、、、

     

    しかも「この看板より後ろに並ぶと他店の迷惑になるので並ばないでください」とか

    「この線からの待ち時間目安は●●分です」

    とか書かれた張り紙があり相当な繁盛店とみた!

     

    取り急ぎ列に並び始め待つこと50分。

    ようやく席に通されることになり、まさに席に通される直前に図ったように合流する友人3人。

     

    相当タイミングいいな! 笑

     

    おれ一人で小一時間孤独に待ってたのに、、笑

    どーーん!!

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    待った甲斐あっておいしいお好み焼きとビアーが運ばれてきました!

     

    ぶた玉とか定番メニューもモッチモチでおいしかったんだけど、いなか焼き(具がコンニャクとかチクワでTになんでそれ頼んだ?笑と言われたが)が個人的に1番美味しかったかな!

     

    お好み焼きを食べたあとは立ち食い寿司を挟み串カツのはしご。

    しおや 寿司店 新梅田食道街

    ちなみに立ち食い寿司の女女将がマジ美人であり、普段全く女性のタイプでは相入れることのないSとも「笑顔が最高だよな、癒される」と意気投合したことを備忘までに記録しておく。

     

    串カツはきじのちょうどトイメンにある松葉総本店へ!

    松葉総本店-梅田/串揚げ・串かつ

    (きじを出たあとmasakuroyがうまい串カツの店知ってるぜ!とのたうち散々皆を連れ回した挙句発見できず、結局松葉に戻ってきたくだりは割愛する)

    かなり身長が大きいコテコテの大阪弁の女性店員さんに「にいちゃん顔色悪いで、大丈夫?」と謎の心配をされながらも(もしかしたら何かボケて返すべきだったのか?フリだったのか?)串カツをオーダー。

     

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    いやーここの串カツもうまかってん!

     

    豚玉って串がまた歯ごたえが良くておいしかったんですわ!

     

    串の二度づけは禁止でっせ〜!

     

    さて、今年も甲子園観戦を楽しみ、大阪で食い倒れた私は短い時間ではあったが日帰り旅行を満喫することが出来た。

     

    こうして私のいつもより短い夏休みは終わりを告げた。

     

    甲子園では全力で頑張る球児たちのひたむきさ・ほとばしる若さとエネルギーに刺激を受けた。

     

    梅田では大阪の食倒れグルメに舌に刺激を受けた。

     

    今回の旅行で1番ショッキングだったのは、週刊朝日増刷の甲子園特集雑誌の表紙のチアガールの可愛い女の子が、実は実際に撮影したものではなく、スタジオでスチール撮影したモデルである説があるを知ったことだった。

     

    毎年どこかの学校の可愛いチアガールが一生懸命応援している姿を激写しているもんだとばかり思っていたのに、、、

     

    ショック! ※真偽のほどは定かではない

     

    こうして最終の新幹線で日常へと戻っていったmasakuroyであった。

    Fin.

  • 第97回全国高校野球選手権大会観戦記〜来年また必ず戻ってくる〜

    第97回全国高校野球選手権大会観戦記〜来年また必ず戻ってくる〜

    安心してください、はいてますよ!

    masakuroyです。

     

    いや〜今日で長かった夏休みが終わってしまうかと思うと死にたくなりますね〜!笑

    毎回夏休みの最終日に

    「こんな思いするくらいなら夏休みなんてなければいいりゃいいんだよ!!・・・」

    と最上段にセルフィッシュな感情を抱きますね。

    始まる前はMAXキャッホ〜!! なんですけどね。

     

    さぁそんな事はさておき今年も甲子園に行ってきました! 最高な2日間でした・・・

    甲子園の話は後でじっくり書くとして、

    先日、甲子園を題材にした映画を見ました。

    「アゲイン〜28年目の甲子園〜」という映画です。

    2015-08-14 10.08.12

     

    あと一歩で甲子園出場を逃した事を28年間引きずってる主人公が、

    ひょんなことからかつての仲間達を集めて「マスターズ甲子園」を目指すというのが、

    ざっくりとしたあらすじなんですけど、めっちゃ面白かった! 名作です。

     

    いい歳したおっさんだけど心は高校球児のままというか、

    純粋に野球、仲間っていいなと思える映画です!

     

    中井貴一、柳葉敏郎が枯れた大人の味わいを出していて、ダンディでめっちゃかっこいいです。

    あと、「マスターズ甲子園」実行委員会の女子大生役で出てる波瑠ちゃんが最高にかわいいです。

    この映画を観たおっさん達はみんなイチコロでしょう。

    ”中高年おっさんキラー”の名を欲しいままにしていますね!

     

    この映画を観ても甲子園、高校野球は人の心をとらえて話さない何かがあるんだなぁと感じます。

    僕も初めて甲子園を訪れたときは、

     

    「なんだ、この聖地は・・・!?」

     

    と非常に厳かな気持ちになったのを覚えています。

     

    あんな気持ちになったのははじめて伊勢神宮を訪れたとき以来でした。

    高校のスポーツは数有れど、高校野球はちょっと格が違うんだ・・・と、

    正直なところ感じてしまったものでした・・・

     

    今年は14日(金)、15日(土)の一泊二日で見に行きました。

    いつも梅田にホテルをとって、阪神電車で甲子園にいくという旅程です。

     

    昼間は一日中ビール飲みながら高校野球を観て、

    夜は梅田に戻ってまたビールを飲んで大阪グルメに舌鼓という・・・

     

    最高に楽しい旅行ですね〜!! こんな楽しい旅他にないですよ、ほんと!

    ノリがいい大阪の街も大好きでございます。

     

     

    まず初日、僕は新大阪で友人Sと10時半に合流しました。

    第2試合から観るつもりだったので、まずは腹ごしらえ。

    indiancurry

    きました。大阪名物インデアンカレー。

    あ、インディアンカレーじゃないです、”インデアン”カレーです。

     

    たこ焼き、串カツに続く新大阪名物を探していた我々にはうってつけでした。

    写真を観てもわかるように、店外まで行列が出来ています。

    ハンパない人気でした。

     

    どんなカレーかというと、ルーがなにか”甘いのに辛い”んです。

     

    な・・・ なにを言ってるかわからねーと思うが、ありのままに起こったことを話すぜ!

     

    甘いんですけど食べてるうちに口がヒリヒリしてくる。

    こんなカレールーもあるんだと、衝撃を受けること請け合いです!

    東京駅にもあるんで、機会あったら是非ご賞味を!

     

    大阪ングルメの洗礼を受けた我々は、阪神電車改札前で友人Hと合流し、甲子園を目指しました。

    甲子園へは、梅田から特急に乗れば二駅でつきます。途中尼崎駅に泊まります。

    甲子園は兵庫県西宮市なんですけど、大阪中心部まで結構近いんですよね〜。

     

    ちょうど14日第2試合は鳥羽(京都)対 津商業(三重)の試合で、

    いつものようにアルプス席で観ようと思った我々は、甲子園駅の改札を出て異変に気付きました。

     

    「あれ?・・・なんか異様に人がいるぞ」

     

    甲子園駅の近くまで伸びる人の行列を観て(普通混んでてもこんな所まで行列は来ない)、

    異変を察した我々はHの機転で外野席側の入り口に直行しました。

    自由席・アルプスが満席で入れないなんてことはザラにあるんです、

     

    ただ外野は絶対に空席がある。

    そういう確信があった我々は外野席側入り口で更なる異変に直面した。

     

    「あれ?・・・ なんかめちゃくちゃ人が並んでる」

     

    普通に入れるはずの外野入り口が人でごった返しており、入場規制していた。

    警備員やスタッフの人が取り憑かれたように

    「ただいま外野席は満席になっております! いま入場されても試合は一切観戦することができません!」

    と繰り返し叫んでいた。

     

    まるでその光景は、「進撃の巨人」の世界さながらだった。

    未知の巨人が襲来しウォール・マリアが突破され、避難する群衆の群れのようだった。

     

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    ↑リアルにこんな光景でした

     

    いや、たしかに公立校同士の対戦で、鳥羽も伝統校、津商業も初出場と見所は目白押しだけど、

    この行列はおかしいんじゃないか??・・・

     

    かたくなに「入場されても試合観戦はできません」と豪語するスタッフの声も聞かず、

    「いやいや、そんなこと言って実は少しは席空いてたりするんじゃないの?」と、

     

    「これ買うたらこっちも一緒につけてくれたりせえへん?」と

    無茶な注文をつける関西のオバちゃんのように我々は一縷ののぞみを抱いていた。

     

    しかしそんな我々のかすかな希望は無惨にも打ち砕かれた。

    我々は16号門から入場し、客席下の通路を通されそのまま15号門から出たのだ。

     

    ほ、ほんとに全く観れなかった!

    かろうじて試合を観戦する観客と、壁の向こう側から聞こえる歓声を聞いただけだった。

     

    「まじかよ・・? 今年人いすぎじゃね? これ来たのはいいけど全然観れないんじゃないの?」

     

    我々は絶望感を抱きながらとりあえず3塁アルプス席チケット売り場の行列に並ぶことにした。

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    ↑3塁アルプス席の再販売チケットを求める人々の行列

     

    「もし再販売されなかったら俺ら梅田に逆戻りや!」

    不安を抱きながら待つ事3〜40分、場内アナウンスが流れた。

     

    「球場の移動が落ち着いた結果、チケットの再販売を行う、と決定いたしました」

     

    思わず起こる歓声と拍手笑

     

    こうして苦労した末、球場に入場し、我々は無事第三試合

    健大高崎(群馬)対 創成館(長崎)を観戦することが出来た。

    試合は終盤健大高崎が突き放し、勝利。

     

    私は生で健大高崎の校歌「Be Together」

    (健大高崎の校歌にこのフレーズがあり、甲子園ではおなじみの光景になっている)を聞くことができて感銘を受けた。

     

    こうして我々は無事甲子園で試合を観戦し、梅田に戻ってホテルにチェックインした後、ご飯を食べに出掛けた。

     

    ちなみに泊まったのは「クロスウェーブ」という宿でした。

    クロス・ウェーブ梅田ー宿泊予約は<じゃらん>

    一泊6000円くらいと安くてレビューの満足度も高かったので予約したのですが、

    着いてみると「セミナーハウス クロス・ウェーブ」と書いており、

    「X」を模したオブジェみたいなものが入り口に鎮座していたため

     

    「あれ?w ホテルじゃないの?w なんかちょっと怪しくね?w」

     

    と一瞬思ってしまったんですが、本来企業の研修施設だけどビジネスホテルも兼ねているという形態でした。

    安かったけど部屋は広いし綺麗だし、値段のわりに満足度は120%でした!

    ]xwave

     

    ホテルで休憩した後我々は阪急百貨店屋上のビアガーデンに行きました。

    うめはんビアガーデンマルシェ

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    この日あんまり気温が高くなくて夜は涼しく、最高のビアガーデン日和でした。

     

    料理や飲み物も完全にセルフサービス、ヴァイキングみたいでとても良かったです!

    一人一本だけ食べれるローストターキーがほっぺたが落ちるほど美味しかった〜!

    お酒も進んだ頃我々は仕事や生き方だったり、はたまた家は買うべきか賃貸かなど非常に現実的なことを語り合っていました。

     

    が、僕は途中からビアガーデン女子会をしている女子大生のほうしか観てませんでした。

    「あの子達はあんなキレイ目な格好なのに話してるのはバリッバリの関西弁なのか〜ほんま女子大生とかサイコーやな〜」

    と。

    ハイ、気持ちわるいオッサンですね。

    こうして一日目の夜は更けていきました。

     

    翌日の第一試合は早稲田実業(西東京)対 東海大甲府(山梨)だったが、

    今日の混雑具合を観て絶対観れないだろうなと思っていたので、

    我々は第2試合からしっかり観るために第一試合途中からチケット売り場に並ぶ事にした。

     

    翌日。

    9時半前に甲子園についた我々は昨日のような混雑を覚悟していたが、

    なんと意外に空いていた。

     

    「あれ? これもしかしたら普通に入れるんじゃね?」

     

    一か八か外野入り口にいってみるとなんの混乱もなくスムーズに入場できた。

    一番人が入るであろう早実の試合で外野入れるのに昨日の激混みは一体なんだったんだろう?

    と腑に落ちない所はあったが、途中から試合を観ることに成功!

     

    清宮と加藤主将の連続ホームランは観れなかったけど、

    清宮の満塁タイムリーツーベースを観ることができました!

    いや〜すごかった! 一年生なのに特大の期待をされる中でチャンスで結果を出せるとか、凄すぎる!!

    早実のベスト8入りを見届けた我々は三塁アルプス席のチケット売り場に並び、チケットをゲット。

    三塁アルプスに席を確保し、第2試合 花咲徳栄(埼玉)対 鶴岡東(山形)戦を観戦した。

     

     

    ここで我々は清宮以上の「甲子園の伝説」を目撃した。

     

     

    我々の右前方の席に気になるスタイルで応援している人がいたのだ。

    [akbojisan]

     

    来ているなんちゃってユニフォームの背番号は「48」。

    おそらく、というか明らかにAKB48の熱狂的なファンなのであろう。

    応援スタイルが完全にライブ観戦である。

     

    我々はこの人のことを「AKBおじさん」と呼ぶことにした。

    伸ばした手首の角度とかがプロい。 手首をくるくる回したり、両手を掲げたりして応援してるだが、手首の関節が異常に柔らかいことが見て取れた。

    大投手もびっくりの手首の柔軟性である。 おそらく軟投派なのだろう。

     

    あと両手の人差し指をたてて何度も左右にデンプシーロールのような動き(「ゆ〜こ、そぅい! ゆ〜こ、そぅい!」とかいいながらやるやつ)を繰り返していた。

     

    だがたまに通路を通るビール売りのお姉さんにあたってしまい「スイマセン」と謝っていた。

     

    いつの間にか我々の注意は試合よりもAKBおじさんの一挙手一投足に注がれていた。

    試合を観ながらふと隣りを観るとSは明らかにAKBおじさんを観ているのだ。

    何度「試合に集中しろ!」と注意したかわからない。

     

    我々の周りの人も同様に、AKBおじさんを見ながら思わず写真や動画を撮ったりしていた。

    試合はお互い譲らず0−0のまま進み、花咲徳栄に一本出れば先制といった場面で、

    AKBおじさんの応援はいよいよ盛り上がり、我々はその応援のクオリティに釘付けになっていた。

     

    そして注目されている事に気付いたAKBおじさんがグラウンドを背にし、何かを言おうとした。

    「あっ、ヤバい! 笑いながら動画撮ってたこと怒られるかな!?!?」と身構えたが、なんと

     

    「皆さぁん!! 僕と一緒に応援してくださぁい!!」

     

    なんとアルプスの観客に応援を促したのだ!

    まさかの一言に我々および他の観客も虚をつかれたが、「そうだな、応援しよう!」と

    一気に盛り上がり、学校の応援団ではない一般の観客も応援をはじめたのだ!

     

    中にはAKBおじさんのとなりで一緒にヲタダンスをする猛者まであらわれた。

    AKBおじさんのあおりの効果もあり、花咲徳栄は一点をもぎ取り、その一点を守り切って

    1−0で勝利した。

    花咲徳栄の勝利の女神(?)は思わぬ所にいた。

    勝った後にはAKBおじさんは応援団の人達とハイタッチをかわし、

    ツーショットまで求められ、いつの間にか3塁アルプスのアイドルと化していた。

    甲子園では日替わりでヒーローが生まれることも珍しくないが、

    まさか観客席にヒーローが誕生するとは予想していなかった我々は、

    「甲子園って、いろいろすげぇな・・」と顔を見合わせた。

     

    試合以外の思わぬドラマを見届けた我々は今回の旅行の一番の目玉、

    東海大相模(神奈川)対 遊学館(石川)を観戦した。

    今大会最注目投手・小笠原投手が先発することがわかり観客席は一層盛り上がった。

    東海大相模の強力な打線は初回から相手投手をつかまえていきなり大量点をとり、エースを援護した。

    そして試合に入り込みはじめた頃、Sが「おい、あそこ・・・」と後ろを見るように促すので、

    振り返ると・・・

     

    あぁ!!  なんとそこにはAKBおじさんが!!!

     

    さっきと同じように違う席でヲタムーブを取り入れたスタイルで応援しているではないか!!

    なんだよ!! 埼玉徳栄のOBじゃなくて、ただのフツーの観客だったのかよ!!

    甲子園では、なにかがおこる。ーーーーー

    というが、AKBおじさんの強烈な存在感に衝撃を受けた我々は甲子園を後にする事にした。

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    帰路につくにあたり、新大阪構内の居酒屋で毎年恒例の打ち上げを行った。

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    「いや〜今回の甲子園は完全にAKBおじさんに持っていかれたな〜」などと話し、

    つまみをつまみながら今年も楽しい甲子園ツアーが終わろうとしていることが感慨深かった。

     

    甲子園はまだつづく。

    今年はどこがあの深紅の大優勝旗を掲げるのだろう。

     

    甲子園に来る度に新しい魅力に気づき、いつの間にか甲子園に行く事を心待ちにしている。

     

    人生で確かな事などないが、ひとつだけわかっていることがある。

     

    それは、また私は来年甲子園に戻ってくるだろうという事だ。

     

    さよなら甲子園、また来年までーーーー。

     

    来年の夏。

    私は気付いたら白球の行方を追いに、球児達の雄叫びを聞きに、大観衆の歓声のただ中に立っているのだろう。

     

    甲子園からパワーをもらい、私はまた明日から日常に戻っていく。

     

     

    とりあえず、まず夏休みに放置しすぎてボーボーになったこの眉毛を整えよう。

    [mayuge]

     

    Fin.

     

  • 夏の日の2015〜百年目の甲子園〜

    夏の日の2015〜百年目の甲子園〜

    どうも、masakuroyです。

    皆さん、甲子園見てますか?

     

    毎日、高校球児たちの青春をかけた熱闘が見られるのはお盆の醍醐味ですね!

    熱闘甲子園が毎日楽しいなぁ〜!

     

    グラウンドでは凛々しい顔をして全力プレーを貫く高校球児達の、

    高校生らしい素顔や、ナインを影で支える人達のドラマが見れるのが面白いです!

     

    今年は14日から1泊2日で甲子園に行く予定です。

    好カードがあると全然入れないくらい混むんですよね〜!

    「うわっ、これ絶対入れないわ、帰るしかねぇ!」と思うんですが、

    その対戦が終わると結構席が空いたりするんですよね。

     

    これは甲子園あるあるだと思います。

     

    知らない人も多いと思うんですけど、甲子園の外野ってタダで見れるんですよね。

    アルプス席でも700円だし! アルプス席って学校の応援を間近で聞けるからめちゃくちゃ盛り上がって面白いんですよね!

     

    ちなみに14−15日の対戦ですが、好カードが盛りだくさんなんです!

     

    14日は第一試合は兵庫代表滝川二対仙台育英!

    絶対軸のプロ注目佐藤世那投手とプロ即戦力という評価の平沢大河遊撃手を擁する仙台育英は、

    見たいですね〜! 平沢選手の完成されたカラダはとても高校生とは思えませんよ!

     

    第二試合は第一回甲子園優勝校・京都二中の流れを組む鳥羽対初出場の三重・津商業!

    津商業ってあのバレーの妖精・浅尾美和の母校なんですよね。

    初出場ながら名門・智弁和歌山を初戦で下すという大金星を成し遂げました。

    鳥羽はといえば熱闘甲子園でやっていた、選手宣誓をした梅谷主将と亡くなったお父さんとの誓い、感動しました・・・

     

    選手一人ひとりのみならず、控え選手、ベンチに入れずに観客席で応援する部員たち・監督・マネージャー・その家族など、甲子園に関わる人それぞれの人生があり、その人生と人生の交錯が甲子園というフィルターを通じて暑い夏のドラマになるんだなぁと思うと、本当に甲子園っていうのはすばらしい場所だなと思います。

     

    もう、もはや甲子園は「母なる大地」ですね! あわよくばボッティチェリのビーナスの誕生ですよ甲子園は!・・・・・

     

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    すいません、暴走してしまいました。

     

    第三試合の「機動破壊」を武器に甲子園に革命を巻き起こした群馬・健大高崎対、背高のっぽのアメンボエースを擁する長崎・創成館など注目カードが目白押し!

     

    そしてなによりも15日の第三試合・地元神奈川・東海大相模対石川・遊学館が観たい!!

    今日は東海大相模対聖光学院の試合がありました。

    去年も優勝候補と言われながら、現ソフトバンク松本裕樹を擁した盛岡大付高に初戦で敗退したので、もし負けるなら初戦と言われましたが、見事難敵を退けました!

     

    東海大相模は大方の予想を裏切って小笠原投手ではなく、右の吉田凌投手を先発させました。

    吉田投手も切れ味抜群のスライダーが素晴らしく、九回一死まで一失点!

    このまま完投するかと思いきや、そこから小笠原投手に交代するんだから相手としては堪らないですよね!

    しかも小笠原投手は自己最速151kmをたたき出すという怪物ぶり。

    難攻不落のエースを左・右と2枚そろえる東海大相模は本当に今大会最強ではないかと思います。

     

    あと門馬監督がなんかマナティみたいでかわいいですね。(失礼)

     

    全国一の激戦区と名高い神奈川の王者として、「神奈川を制するもの全国を制する」とばかりに東海大相模の優勝期待してます!!

    深紅の大優勝旗を神奈川に持ち帰ってきてくれ〜!!

    それでは甲子園楽しんできま〜っす!! アディオス!

  • ハッピーサマーウェディング〜愛の言霊〜

    ハッピーサマーウェディング〜愛の言霊〜

    ウィームッシュ! masakuroyです。

    お疲れさまです。

    今年も甲子園が来週から始まりますね〜!!

    明日は抽選会ですね!どんな組み合わせになるか楽しみです!

    夏の甲子園2015第97回全国高校野球選手権大会試合日程組み合わせ抽選会速報

    最も注目されていた岐阜商業の高橋純平投手を甲子園で見れないのは残念ですが、

    春夏連覇が期待される福井代表・敦賀気比高校(去年から敦賀気比のファンになってしまいました)や左の小笠原・右の吉田の好投手2枚看板が自慢の神奈川代表・東海大相模高校、

    怪物一年生・清宮幸太郎選手のフィーバーが期待される西東京代表・早稲田実業高校、

    そして王者・大阪桐蔭高校を破って初出場するアホの坂田師匠の母校でもある大阪代表・大阪偕星学園高校など見所が目白押しです!!

    大阪桐蔭を蹴散らした「大阪偕星学園」の掛け値なしの実力

    今年は8月14−15日で見に行くのですが、今から楽しみで仕方ありません。

    待ってろ甲子園! 今年も行くで〜!!

     

    さて話は変わりますが昨日は友達の結婚式でした!

    表参道のおしゃれな式場で、アットホームで素敵な結婚式になりましたよ〜!

    僕は今回二次会幹事のひとりだったので、事前の準備とかまあまあ大変でしたけど楽しかった!

    それにやりきった達成感がありました!

    真夏の盛りの最高に暑い日での開催ということで、同じ幹事のTは

    「今年一番汗かいてるかもしれない」

    というくらい背中が滝汗でシャツがぐちょぐちょでした。

     

    しかし私は真夏の結婚式って全然嫌いじゃないです。

    むしろ好き。

    基本夏が好きっていうのもあるんですが、

    からっと晴れてて気温高いほうがおめでたい感ありませんか?

    祭りとかも夏が多いじゃないですか。

    夏って人の気持ちを高揚させる、そんな季節なのかもしれないですね。

    あとチャペルで挙式があったんですけどなんか今回はグッと来るものがありましたね。

    もう15年も付き合いのある友達の成長を見届けてきていまこうして人生の伴侶を得て新しい人生を歩み出す事を家族•友達の前で誓うというプロセスを見て、

    「あぁ立派な大人になったんだな、頑張れよ!p(^_^)q」という気持ちが湧いてきました。

    いや、ていうか人のことどうこう言う前にお前頑張れよっていうツッコミが入ると思うんですけどね笑

    しかしなんかチャペルっていいですね、、笑

    なんか目覚めちゃったかもしれないです笑

    神父さんに促されて賛美歌を歌ってる時にあぁミサってこんな感じなのかな〜、なんか心が洗われるなぁ〜という感覚を覚えてしまいました笑

    毎週日曜の安息日に教会に行ってミサに参加するっていう習慣もいいな笑

    次友達に会う時は宣教師になってるかもしれないです笑

    披露宴では式の開始の前、二人が登場する時に皆で集合写真を取るっていう珍しい演出でした。

    さんざん飲み食いしてベロンベロンになった状態で写真撮るのしんどいし、親戚とか高齢の人もいるから最初に集合写真撮るっていう流れも最近増えてるのかもしれないですね。

    披露宴ではフォーチュンクッキーを割って中に当たりが入っているという演出があったり、新婦側の余興で「世界にひとつだけの花」を歌って全員で一輪の花を振って歌ったり、今度はお返しとばかりに新郎が弾き語りのギターに合わせて歌ったりなど、エンタメ性の高い披露宴でした。

    色んな所に新郎新婦の”来てる人を楽しませよう”という気遣い・想いを感じましたね。

    とてもいい結婚式になったんではないかと思います。

    二次会のしきりは僕を含む幹事3人で行いましたが、前日も3時までリハ・最終打ち合わせをやった甲斐があってアットホームかつ楽しい二次会にすることができたと思います!

    悔やむのは2次会参加者が血液型でチームに分かれて余興のゲーム「モノマネ」を行った際に、僕は助っ人・代打という立場で参加したのですが、

    なぜか「ニューヨーク・ヤンキースのアレックス・ロドリゲスの真似」と

    「安保法案強行採決に断固反対する辻元清美議員の真似」

    というニッチなネタを選んでしまったことです。

    結果はやはりヤヤ受けでした。 小波さざ波・・・

    悔やまれます。 もっと面白いネタができたはずなのに・・・

    高校時代、「歩くネタ帳」と言われていた時代が懐かしいです笑

    やはり、もしもの時の備えとしてネタのストックを持っておくことは大事ですね。(本当か!?)

    「細か過ぎて伝わらないモノマネ」を見て勉強しようと思います。

    (むしろ辻元清美議員の真似も完全にパクリですが笑)

     

    最後は僕が夏になるといつも来きたくなる曲を紹介してブログを締めたいと思います。

    サザンの「愛の言霊」。 慎吾ちゃんが出てた透明人間ってドラマのテーマソングだったんですよね。

    夏だなぁ〜。 いつの間にか過ぎ去ってしまう前に、この夏は満喫しようと思います。

    たまや〜!!

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