はじめてのにゅういん 〜新春スペシャル〜 

こんにちは。 masakuroyです。

私が住んでいる街では、この週末ちょうど春祭りが行われていました。

道路は歩行者天国になり、道はお祭りではしゃぐちびっこを始め沢山の人でごった返しており、

太鼓をたたいたり、しゃみせんを弾いたりお祭りに欠かせない催し物も行われ、たいそう賑わっております。

 

そんな楽しい春祭りの中、私は何をしていたかというと・・・!?

 

 

入院してました。

 

 

ガーーーン

 

私が記憶している限り人生初の入院、、、

 

皆さんご承知の通り、「平成の若年寄り(意味が違う)」こと私masakuroyは健康オタクを標榜しております。

 

タバコは吸わないのはもちろんのこと、お酒も基本的週末しか飲まず、ご飯は色の濃い野菜の定食を中心に腹八分目を心がけ、毎日必ずヨーグルト「R1」を飲むことを習慣とし、夜遅くまでナイトライフを送るなど以ての外であり、大体毎日6時間以上は睡眠をとり、週末は友人と公園をランニングするという、

 

アーバン・シティ・ライフを送る現代人のライフスタイルの理想形に限りなく近いと言って差し支えない生活を送っているにもかかわらず・・・

 

仲間内で一番医療費を投入しているのが私です。

 

 

「みんな違って、みんないい」ですね!笑   うほー!

 

 

さて何が起こったかと言いますと、

 

金曜日、普通に飯食って帰ってきて、1時頃に床についたワケですよ。

 

その後、2時半くらいにふと目を覚ますと、あれ・・・お腹痛い・・・

 

 

「腹イターーー!!!」

 

もう悶絶するほどお腹が痛いワケです。

体勢を変えて見ても、トイレに行ってみても、歩き回ってみても試しに床に寝てみても

どうやってもお腹がいたいのです。

 

苦しみに苦しみ、どうしようか考えましたが「こりゃ朝までは待てねぇな。救急車呼ぶしかないのかな・・・」と思いましたがまずネットでこういう時どうすればいいのか検索してみることにしました。

 

都内では「東京消防庁救急相談センター」という窓口が開設していて24時間対応してくれているとのことで、まず電話してみました。

 

私「すいません、お腹が猛烈に痛くて、、、でも救急車を呼ぶほどのことなのかと思ってこちらにお電話しました・・・」

 

電話に出てくれた職員さんがすぐに看護師さんに代わってくれて、救急車を呼んだ方がいいという判断になり、119番につないでくれました。

 

一人暮らしで不安な心境で、しかも草木もねむる丑三つ時の深夜3時の中、話せる人がいて、何もかも迅速してくれる、、、

 

 

何とありがたい。 というか本当こんな非常識な時間に申し訳ない・・・・ しかし救われる思いでした。・・・

 

 

その後、20分も経たないうちに救急車が到着し、3人も救急隊員の方が来てくださり私を担架に乗せ運んでくれました。・・

 

救急隊員の方が私を担架に寝かせ、意識確認や瞳孔が開いてるか?チェックなどを行いながら、夜中受け入れてくれる病院を迅速に探してくださり、すぐに近くの病院に搬送されました。

 

病院に担ぎ込まれ、当直の先生に診察を受けました。

 

当直の先生も豪快で、ガハハという笑い声のよく似合う人情派の先生でした。

なんだろう、誰かに雰囲気は似てるけどすぐにパッと思いつかない。・・・

まぁでも豪快で人情に厚い方であることは間違いないです。

 

まるでドラマにそのまま出てきそうな器の大きさを感じさせる先生でした。

 

とりあえず痛み止めの点滴を打たれ、翌日いろいろ検査を行うことになりました。

 

しばらくは腹痛が治まらず悶えていましたが、急にすっと腹痛もおさまり落ち着くことができました。

 

そのまま土曜日になり、色々と検査が入っていました。

 

レントゲン・心電図・CTスキャンやら・・・そして人生初の胃カメラを飲むことになりました笑

 

とりあえず土日に入っていた予定を全てキャンセルし、親に連絡して来てもらうことにしました。

 

いやーいきなり入院ってなると、いろんな人に迷惑をかけてしまうものなんですねぇ・・・

 

親が比較的近場に住んでて、親も予定なかったからよかったようなものの、

こういう事態に完全に単身だといろいろ大変なものがあります笑

 

初めて知ったんですけど、入院する際って誓約書とか色々書類を書かなきゃいけなくて、もしもの時の「身元引き受け人」と「連帯保証人」も書いてもらわないといけないんです! (しかも身元引受人と連帯保証人は別の人じゃなきゃいけない)

 

あと「入院一時金」というデポジットみたいな感じで50,000円をまず払わないといけなくて、払おうにも現金がなくて、お金をおろしにいこうとするなら先生に一次外出の許可を得ないといけないとか、いろいろ大変な感じでした笑

 

親が来てくれてその代行してもらえたから助かりましたが、こういう時頼る人がいないとなかなかキツイっすね笑

もしかしたらそういう人向けの手続き方法もあるのかもしれないですけどね、、、

 

いろいろと勉強になりましたわ・・・(⌒-⌒; )

 

 

胃カメラを飲むことになっていたので、土曜日は1日中水すらも飲まない方がいいと言われて完全絶食しました笑

 

点滴をしているからなのか、お腹の調子が悪いから何かわかりませんが全く飲まず食わずでも全然なんともありませんでした

 

点滴のおかげかな?笑 これでダイエットできるんじゃないですかね!(絶対するな)

 

人生初胃カメラは緊張しましたが、なんと鼻から入れるタイプ(最新型らしい)で、まず鼻から液体状の麻酔を入れた後チューブ状のカメラを入れるのですが、ちょっと喉に違和感があるかな〜というくらいであまり気にならない!

 

技術の進歩ってすごい!!

 

余裕があったらモニターでお腹の中見れますからね〜」って言われましたけど全く余裕なかったし、見たくなかった笑

 

前日から絶食していたからお腹の中は空になっているかと思いきや、金曜日に食べたものがほぼそのまま残っており、めっちゃ見にくかったという・・・

 

おいっ、ちゃんと働けよ、おれのカラダ!!笑

 

そんなこんなでいろいろ検査を終え、母親に「いや〜人生で初めて入院したよ〜」といったところ、

何いうてんねん、あんたが学生時代に急性アルコール中毒で病院担ぎ込まれたことあったやんか」と厳しいツッコミが笑

「その時の病院とここ似てるな〜 懐かしいわ〜」

 

そうか、20歳の時サークルの飲み会で急性アル中になって病院に運び込まれて、朝病院のベッドで目覚めて迎えに来てもらったんだった笑

 

迷惑かけてるな、おれ、、、、(ー ー;)

 

そんなこんなで検査も終え、日曜日に無事退院しました!

 

病院から出ると外は知らない街の景色が広がっていました。

来たことない街の病院に2日間も入院していた私・・・。 何か不思議な感じがしました(´Д` )

 

その日は4月なのに7月上旬の気温で、アスファルトの道路からの熱気で風景が歪むほどでした。

 

「夏が来るな・・・」

 

二日風呂に入っていないボサボサの頭で、フラフラと駅への道を歩きながらぼんやりそんなことを考えていました。

 

本当に月並みですが、いろんな人に支えられながら自分は生きていけてるんだなぁと思いました。

 

夜間救急相談センターの方、救急隊員の方、夜間受け入れてくれた病院のお医者さんや看護師さん、親・・・

 

いや、本当に医療に携わる方々には頭がさがる思いでした。

自分のためにこんなにしてくれて、本当に神だと思いました。

人命に携わるという一番重い仕事を、責任とプライドを持って真摯に取り組んでいる姿が涙が出るほどカッコよかったです。

 

医療に携りたいという希望を持つ方が後を絶たず、ドラマや映画などにも頻繁にテーマとして取り上げられるのは「人を救う現場」は、特別な感動が生まれる環境だからなんでしょうね。

 

こんな話の後に水を差すようであれなんですが、最後にお金の話もしときたいと思います。・・・

 

救急車呼んで、いろいろ検査やって、部屋の空きの関係で個室ベッド代を負担して2泊3日で60,000円オーバーでした・・・

 

ここまでやって頂いたのでやむをえないですが、やはり痛い出費でした。・・・

 

やはり健康いちばん!!!

しかしやばいときは無理しないで、躊躇せず救急車を呼んだ方がいいと思います!

 

それでは! アスタマニャーナ〜!!!