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  • コオリナ・ボーイズ DAY2 〜Lifetime Respect〜

    コオリナ・ボーイズ DAY2 〜Lifetime Respect〜

    ハワイアン・モーニング・プレート

    ハワイ2日目。

     

    今日は我々がハワイに来たメインの目的・友人Tの結婚式当日だ。

     

    11時にモアナサーフライダーのロビーに集合だと聞いていたので、その前に朝ごはんを食べる事に決めていた。

     

    8時頃外に出ると素晴らしいハワイ晴れ!

     

    これは結婚式にふさわしいこれ以上ない、いい天気や。

     

    我々はしワイキキビーチ沿いにある「エッグスンシングス」を目指して散歩がてら歩いて向かった。

     

    おっそうしてるうちに見えて来ましたよエッグスンシングス!

     

    ・・・ん?

     

    めっちゃ並んどるやないか〜い!!

     

     

    観光客ではなく地元の人たちが大半だった。

     

    ここは地元の人達にとっても人気のお店なんだね! 好感度上がります。

     

    我々の前に並んでいたのは地元の高校生ぽい男女のグループ。

     

    土曜の朝から皆でエッグスシングスでブレイクファーストとは、、、

     

     

    仲良いぃーーね!

     

    まるでハイスクール・ミュージカルのような甘酸っぱい青春ライフを連想してしまいました、、、。

     

    30分近く並んでようやく席に通された我々。

     

    私はポルトガルソーセージ&エッグとコーヒーを注文。

     

    Sはスパム&エッグ、Mはエッグベネディクトを頼んだ。

     

    (Kは前日の深酒で二日酔い気味で朝起きられず不在)

     

    並んでいる最中にオーダーしていたので比較的早く料理が運ばれてきた!

     

    おっ、来ましたよポルトガルソーセージ&エッグ!

     

    この巨大なソーセージスライスとスクランブルエッグのコンビネーションが、いかにもアメリカン・ブレックファーストだと思いますねぇ!

     

    しかもこのメニュー頼むとパンケーキもついてくるんですねぇ!

     

    こういうとこ来ると女子だとパンケーキを頼んだりすると思いますが、ホイップたっぷりのパンケーキとか三十路すぎのサンオツにはキツイんで、こうやって付け合わせくらいのボリュームがちょうど良いですね!

     

    厚めにカットされたスパイシーなソーセージと、ぷりっぷりのスクランブルエッグが、美味しゅうございましたねぇ!!

     

    コナコーヒーも素晴らしく美味!

     

    何よりも爽やかな朝の空気のなかビーチを眺めながら食べる最高の朝食はたまりません!

     

     

    フォー・シーズンズ・ホテルへ移動

     

    朝食を食べ終えた我々は集合場所のモアナサーフライダーに向かった。

     

    新郎新婦の結婚式はコオリナのフォーシーズンズホテルで行う予定であり、専用のバスが迎えに来るのだ。

     

    モアナサーフライダー、またこれは高級ホテルや!

     

    ロビーは洗練されてるしビーチ直結のバースペースもある。

     

    ここで待っていると、Aファミリーと合流!

     

    Aも学生時代からの友人であり、たまたま近い時期に全く別の友達の結婚式がハワイであったのだという。

     

    なんと全くつながりのない二組の結婚式に出席しに家族旅行がてらハワイに来ていたのだ!

     

    Aと合流した矢先、我々は非常に目立つ集団がロビーの人目を引いているのに気づいた。

     

    皆お揃いのオレンジの目立つドレスを着た美しいレディーのグループが!!

     

    あれは今日の結婚式の出席者だとわかるのに時間はかからなかった。

     

    新婦の友人や!

     

    旅行者が写真を撮らせてくれと頼むほど存在感抜群のセレブリティな雰囲気を放つ集団。

     

    翻って我々、アロハシャツを着てもどこか哀愁が漂う三十路男軍団である。

     

    まさにこれは美女と野獣!  とはよく言ったもんだ、、、

     

     

    我々は送迎バスに仲良く乗り込み一路コオリナに出発した。

     

    バスの左側の席に主に見目麗しいオレンジ美女集団が乗り込み、我々新郎友人ズと新婦家族は右側と後部座席に陣取った。

     

    ザ・オレンジガールズの華やかさに圧倒された我々は小さくなり、バスの中でアイスブレイク的なコミュニケーションが発生することはなかった。

     

    私は車中ずっとアメリカ出張していたKからアップル開発者会議WWDCの様子を聞いていた。

     

    Kいわくアップルはハード・ソフトの設計まで緻密に計算されており、またデザインが洗練されていて素晴らしいという。

     

    開発者会議ではいわゆる”ギーグ”オタクの人達がたくさんいて、ティム・クックとかが登壇するよりも

     

    「今回我々は◯◯な機能を開発した。そのコードがこれだ!」

    と新機能を実装するコードが画面に映し出されるとギーグ達の歓声の熱狂が半端ないらしい笑

     

     

     

    さすが純粋なテクノロジー&アップルオタク達が集う場ですね笑

     

    目の前の新しいコードは、彼らにとってはライブでお披露目されるアイドルグループの新メンバーなんですね笑

     

    いや〜ハワイにいても感じるけど、アメリカの自由でクリエイティブな雰囲気ってやっぱ憧れますよねぇ(^o^)

     

     

    トランプさんの政策がそういったアメリカのイノベイティブな雰囲気を削がなきゃいいけど、、、(ー ー;)

     

    などとこれからの結婚式とは全く関係ない話をしているうちに会場・フォーシーズンズホテルに着きました笑

     

    おぉ、素晴らしい!

    開放的な高級リゾート地や!(^o^)

     

    我々は会場に呼ばれるまで一階のロビーに待機することになった。

     

    うっひょ〜!!

    目の前に広がるプライベート感満載のスペシャルリゾートビーチとプールが眩しい〜!!

     

     

    庶民には滅多に足を踏み入れられないスペースや〜!(´-`)

     

    この眼前の景色、百万ドルのダイヤモンドやで、、、

     

    ここでホテルクルーから配られたカードを見て「えぇ〜、こんなに料理あるの〜!? 食べきれないよ〜!!(^o^)」と言ってしまったがよく見たらそれは式次第だった。

     

     

    それすらも結婚式の料理メニューに見えてしまうとはなんという食い意地。

     

    コオリナ・ロイヤル・チャペルでの挙式

     

    目の前の風景に浮かれているうちに時間がやってきたので会場に移動する。

     

    小川が流れる庭園を抜けるとまるでファンタジーの世界に出てきそうなかわいい教会が!

     

    ここがコオリナ・ロイヤルチャペルだ!

     

    前には牧師さんとフラダンサーの方がいて、葉っぱで打ち水ぽいことをして、フラダンサーの方が歓迎のダンスを踊ってくれた。

     

     

    いざチャペルの中に入るとあら、ガラス張りで目の前の海が丸見え!!

     

    男の私ですらな、なんてステキなんや〜おったまげ〜!でございました。

     

    席に着いて、神父さんが合図をすると、とうとう新郎新婦入場!!

     

    全員で20人ちょっとのちょうどいい規模で拍手のシャワーと「おめでとう」コールの中、ゆっくりと二人はヴァージンロードを歩いていく。

     

    新郎Tは満開の笑顔でとてもリラックスしているような表情だった。

     

    優しい神父さんの導きのもと愛を誓い合う二人。

     

     

    はい、誓いのキスですね!

    いただきました。

     

     

    ↑モロに前に座っていたお父さんの頭がカブる

     

    形式ばったところもなく、シンプルだがとても真心のこもった式でございました。

     

    式次第が一通り終わったところでチャペルの中での記念写真撮影があり、珍しいT3兄弟のスリーショットと、石原裕次郎のように決まってはるTの晴れ姿を接写いたしやした。

    似てないようで似ている3兄弟。

     

     

    そのタキシードの中のインナーは何なんだ!? ・・うさぎ?・・

     

    その後、親族・友人は先にチャペルの外に出て花道をつくりフラワーシャワーの準備。

     

    私は新郎新婦が歩いてきたらちょうどいいタイミングで花びらを天高く投げる合図「アローウハァ!」と言う名誉ある大役を賜りました。

     

    プレッシャーのかかる場面でいざあぁぅルォオーフぅぉアァアアァーー!!!と雄叫びをあげ最高のパフォーマンスを発揮できた、と自画自賛したのもつかの間、隣になった新婦友達の女の子の顔は明らかに引いていた。

     

    その後我々はプライベート感満載のビーチにてまた記念写真撮影。

     

     

    白い砂浜、青い海をバックに記念写真を撮る花嫁&女子たちはカラフルで写真映えしてとても華がある。

     

    一方我々は新郎リクエストでラグビーボールとともに撮影。

     

    ランパスしてるポーズや新郎をラインアウトで上げてるポーズなど、なぜかハワイでラグビー全面押しの写真をとるというまさかの展開!笑

     

    (しかも我々の中にいかにもラグビーやってましたというガチムチな人間は皆無)

     

    写真撮影が終わりいったんホテルロビーに戻ることに。

     

    戻る途中にあったなんともリゾート感満点なソファベットに、記念にゴロリンチョしときましたペロペロ〜ン★

     

     


    ロビーでイスに座るSのど迫力ボデーにポージングをリクエストしていると、披露宴会場に移動を促される。

     

    さぁ披露宴だ! 手品だ! ハカだ!

     

    さぁ来ましたよ披露宴!

    会場に入ると、光が差し込む明るい二つの大きなテーブルに白いクロスが掛けられ、銀の食器やグラスが並べられている。

     

    こいつぁ料理が美味そうだぜ!

     

    おっ席次表を見ると、、、私は美女軍団と隣ではないか!

     

    やったぜ!^_^

     

    間も無く新郎新婦が現れ披露宴が始まった。

     

    新郎Tもご列席の皆様の前で立派にスピーチをこなす、、

     

    人の結婚式2次会の司会をこなしまくって場慣れしているはずのTも、今日は緊張しているように見えた。

    いやぁ立派だよ・・・ あんなにおちゃらけてたTのこんな立派な姿が見れるなんて・・・

     

    父さん嬉しいよ! (誰)

     

    その後ホンモノのTのお父さんが乾杯の挨拶をし、かんぱーい!!

     

    この辺も海外挙式はカジュアルでいいわ〜!(^o^)

     

    その後、恒例のケーキカット!

     

    オレンジガールズの人垣に囲まれ、我々は一切近寄れない笑

     

    おいしいハワイの肉やシーフードに舌鼓を打ちつつSやK,Mとばっか喋っていたが、そのうち隣のオレンジガールズ達とも話すことに!

     

    いやぁ〜皆さん美しすぎて直視できないですよ〜ハハハ!」とジェントルマンを気取ったつもりが、かなり気持ち悪いヲタ風の男ぽくになってしまい会話も弾まず、、、

     

    撃沈!!

     

     

    ・・・ちなみに料理は以下のようなラインアップでございました。

    ・冷製コーンスープ

    ・ハワイアンオパカパカのソテー

    ・蟹とからすみ ほうれん草の自家製パスタ

    ・牛ロースのタリアータ

    ・チョコレートのクリーム マルコなアーモンドのクランチとゆずを添えて

     

    そのうち余興の時間になった。

     

    誰が余興なんて用意してきたんだよ!?と思ったらなんとTのおばあちゃん!!

     

    学生時代に家にも泊めて頂いたおばあちゃんだが、もうかなり高齢のはずなのにめちゃくちゃお元気!

     

     

    本格的な手品で場の空気を盛り上げてくれました!

     

     

     

    しかも最後は直筆の「寿」と書いた紙をご開帳!!

     

    習字の先生もしてたらしい。

    なんと多才なこと!

     

     

     

    披露宴も中盤に差し掛かったころ、なぜか私が余興をやったらどうか?という話が出てきた。

     

    なんも準備してないのにできるかい!と思ったがゲストとしてTの結婚式を盛り上げることが出来るなら本望。

     

    まぁダダ滑りしてもたかだか20名くらいだし、気心が知れたメンバーだから如何様にもフォローしてくれるだろう。

     

    しかも高校時代は部活のラグビーよりも合宿の一発芸に情熱を捧げたといっても過言ではない私は、こういった小規模の中では意外と目立ちたがりであったりするという。

     

    私は学生時代から披露しすぎて体に動きが染み付いてしまったラグビーNZ代表の試合前の儀式「ハカ」を踊ることにした。

     

     

    前置きで二人へのお祝いとしてうんたらかんたら…と話してるうちに、ゴタクはいいからさっさと芸やれよという空気になってきたため早速ハカを踊らせてもらった。

     

    ラグビーNZ代表の戦士達よ!オラに力を貸してくれ!とばかり気迫を込めてやったおかげで、場もそれなりに盛り上がったようだ。

     

    やって、やって良かった!泣

     

    和やかな雰囲気のまま式は終わり、我々はバスに乗って帰路についた。

     

    冷めやらぬ余韻を覚ましにヨットハーバー沿いのチャートハウスへ

     

    その夜、M、S、Kと私は港沿いのお洒落なレストラン「チャートハウス」で美味しいハワイアンディナーを取りながら今日の結婚式について語り合った。

     

    カジュアルに「ハワイを感じる」お食事体験【ザ・チャート・ハウス・ワイキキ】

     

    肉汁たっぷりのリブアイステーキ。

     

    エビのフリッターみたいな料理。

     

    今日の結婚式について語り合うMORE PLEASE(もっとくれ)TシャツのMとビートルズTシャツの私masakuroy。

     

    割と涼しいハワイの夜風に吹かれながら、ヨットハーバー沿いのレストランで友と語らいながら食べる夕食。

     

    なんと贅沢な時間だろうか・・・。

     

    慌ただしい日常と正反対の、ゆっくりとした時間が流れるハワイで過ごせることの幸せを噛み締めていました。・・・

     

    メインイベントの結婚式は終わったが、我々にはもう1日ハワイを楽しむ時間が残されている。

     

    3日目はアクティビディしたりトレッキングしたり、新郎新婦とディナーしたりなど予定が盛りだくさんなのだ。

     

    終わってほしくないスローライフの楽園での光景を目に焼き付けて、胸いっぱいにハワイの空気を吸い込んだmasakuroyなのでした・・・。

    DAY2 Fin.

     

     

  • ロードオブザウェディングリングス〜王の帰還〜

    ロードオブザウェディングリングス〜王の帰還〜

    あけましておめでとうございます、masakuroyです!

    いや〜、新年明けましたね〜!

    2015年は世間的にも色々なことが起こった年でしたが(後々振り返ると2015年は歴史の転換期だった!なんて言われたりするかもしれないですね!)、2016年はどんな年になるんでしょ〜か。

    私は年明けから早速実家でおせちを食らい、お雑煮を食らいお餅を食らい、順調にウェイトアップしております。

    さてこの年末年始はいろいろありました!

     

    まず最大のハイライトが幼なじみである友達Kの披露宴(12/26)!

    東京都港区のビーチサイドの某高級ホテルにて執り行われました。

    ここで私は初めて披露宴で余興を行いました笑

    今まで2次会とかならやったことあるけど、親御さんや親戚の方々がご列席のまあオフィシャル中のオフィシャルの場で余興なんかやったことなかったものですから、事前に会場入りして司会の方と打ち合わせをしている時に「俺らの余興本当にこんな場面でやっていいクオリティなのだろうか?・・・」と不安しかありませんでした笑

    前打ち合わせを済ませ、出席者控え室に行くと新郎新婦のご家族もいました。

    私は一緒に余興をやるS・Tと一緒に飲み物を飲んで緊張を紛らわせていた。

    因みに私とSと新郎Kは高校の時ラグビー部で同じ釜の飯を食った間柄であり、新郎Kのお母様とは面識があった。

    手持ち無沙汰になり、新郎Kの家族に挨拶に行ったのだがお母様が高校時代から約20kg増量しているSを見て、

    「まぁずいぶん大きくなられて・・・・」と言ってたのが面白くて感慨深かった笑

    (SはSで新郎Kのお母様の顔を覚えてなくて、新婦のお母様だと思ったらしく「初対面なのに失礼な人だな!」と勘違いしていたのがまたウケる笑)

     

    そんなこんなで披露宴が始まる時間になり席に通された。

    我々は10人掛けテーブルに着席。

    メッセージカードがテーブルに置いてあり、見てみるとこざっぱりとしたメッセージが笑

    Kらしいなと思いながら席次表の新郎新婦プロフィール欄を見た。

    二人とも5歳の時くらいの可愛い写真が載っており、目を通していくと

    「性格」欄が二人とも「マイペース、のんびり」となっており全く同じだった笑

     

    なんともまぁ沖縄の風を運んでくれるような夫婦になるんだろうなぁ・・・・ん?

     

    新郎の嫌いな食べ物 「にんじん」

     

    まじかよ笑  20年近く付き合ってるけどにんじんが嫌いなんてまっったく知らなかった笑

     

    そしてもう一つだけプロフィールで気になる点があった。

    「絶対にやりたいこと」欄だ。

    新郎「ヨーロッパに住みたい」

    新婦「ニューヨークに住みたい」

     

    おいおーい!!笑 すごい希望割れちゃってるけど笑

    二人のやりたいことを叶える為にはまずヨーロッパに住んでからニューヨークに住むとか、移住のプロ夫婦になるしかないですね笑

    いずれにせよ将来海外に住むなら、旅行で遊びに行くから宿提供してください笑

     

    そんなことをしている内に披露宴が始まった。

     

    とても音楽がポップで楽しげで、パッチワークっぽい映像処理がかっこよかったオープニングムービーが流れると新郎新婦の二人が入場してきた。

     

    とてもお似合いで、華がある新郎新婦である。

    タキシードとドレスがよく似合って華やかだなぁと思って見ていた・・・が。

     

    新郎Kがハレ衣装が似合いすぎている笑

    まるで普段からこういう格好している社会的立場の人のようだ笑

    何?どっかの国の王子ですか?っていう笑

    髪も長くてタクヤ・キムラ風だしF4か?! F4なのか!?と友達Tと密かにツッコんでいました笑

     

    新郎Kは列席者の方々への挨拶も立派にこなし料理が振舞われる段になった。

    その時、なんとKがおもむろにコック帽をかぶりだし鈴を鳴らして「オーダー!」と叫び出した。

    ビストロスマ○プか!! し○ごちゃんなのか!!?と心の中でまたもツッコんでいると、

    カーテンが開きなんとオープンキッチンとシェフが登場というサプライズ笑

    これは豪華ですごい演出だと思った!

    そして新郎がビストロばりの演出を決めてくれた料理に舌鼓を打ちました。

    基本的に普段口にするものと比べて格段にクオリティが高くて美味いのですが、特にパンがめっちゃ美味かったです笑

    そしてメインディッシュの肉!(正式名称:牛フィレ肉と色々な茸のグラッセ 白ワイン風味)が最高に美味かった!!

    これは二人の結婚式が行われたハワイ(イン・ビットウィーン・ドリームス〜ホヌカイラニからの手紙〜参照)のウルフギャングステーキレストランで食べたメチャウマステーキに匹敵しました。

    いや〜美味しい料理も食べられて二人のメデタい姿も見られてマンゾク満足!!・・・・

     

     

    はっそうだ忘れていた!。・・・・我々には「余興」という大事な仕事があったのだ。

    我らが高校ラグビー部キャプテンによる元米大統領ロナルド・レーガンばりの名スピーチが終わり(落として落として落として最後上げる)、新郎新婦のお色直しが終わり、いよいよ我々の余興の時間が近づいてきていた。

     

    もしもこんなめでたく立派な場で盛大に場をシラけさせようものなら、「お呼びでナイ、アラヨット」とかなんとか言いながら窓から見える東京湾にガラスを突き破って身投げしたくなる状況だろう。

     

    いずれにせよ時間は待ってくれない。

    やるしかないー。

    我々は悲壮な覚悟を胸に会場を後にし、控え室で余興用衣装に着替えた。

    余興とは独自にアレンジを施した「てんとう虫のサンバ」だ。

    我々は赤・青・黄色のそれぞれ色が違うTシャツと背中につける羽根、触角を身につけて更にハワイを連想させるビニール紐を裂いただけの腰布・レイを纏って戦闘体制を整えた。

    「いつ行く?いつ行く?」とか言いながら無駄に部屋をうろうろしている内に係の人が「もうよろしいですかー?」と部屋をノックしに来たので「やるしかねぇ!」と覚悟を決めて部屋を出た。

     

    独自にアレンジした「てんとう虫のサンバ」とは、普通のてんとう虫のサンバの前に、ニュージーランドラグビー代表が試合前にやる勝利の舞「ハカ」を私が先導して踊るというものだった。

    ↓ ニュージーランド マオリ族の勝利の舞「ハカ」

    こうしたものを何故てんとう虫のサンバの前に踊る必要があるのか?

    そう思う人もいるかもしれない。

    しかし、ハカはおめでたい場でも披露される踊りなのだ。

    ”ハカはニュージーランドでは一般的な民族舞踊であり、現在では相手に対し敬意や感謝の意を表する舞として披露されることから、結婚式、葬儀、卒業式、開会式、歓迎式典など、あらゆる場面で目にする機会が多い。”(wikipediaより抜粋)

    我々もニュージーランドの文化・先人たちに敬意を払い門出に立つ二人のためにハカを躍らせてもらったのだ。

    ・・・・というのは後付けだ。てんとう虫のサンバだけだと地味かもしれないと不安になったんだろ?というような邪推はいけない。

     

    そうして我々は意気揚々とてんとう虫なのかフラガールなのかよくわからない仮装をして会場入りし、無我夢中で踊りをやりきった。

    やっている途中は盛り上がっているのかドン引きされているのか全然会場の雰囲気がつかめなかったがとにかくやりきって会場を後にした。

     

    「これ、よかったのかな?」

    着替えを終えてから充実感と一抹の不安を抱え、会場に戻ると皆さんが暖かく迎えてくれた。

    ありがとう、会場の皆さん!

     

    この後、新婦から両親への感謝の手紙が読まれ、またそれぞれの両親に新郎新婦から花束が渡された。

    新郎Kが披露宴の締めの挨拶を涙ながらに立派にこなしているのを見て、初めて感極まって泣くところを見たかもしれないと思った。

    ハワイの結婚式は常に笑い声に包まれた明るい雰囲気だったが、披露宴でこう言った感動的な場面を目の当たりにし、「これから二人は人生を共に手を取り合って歩いていくのだな」と、新しい夫婦のスタートを見届けていると思うとなんとも厳かな気持ちになった。

     

    僕らのてんとう虫のハカが、二人の門出に花を添えられたかどうかはわからない。

    ただこれから始まる二人の大冒険を、必要があらばいつでもサポートに駆けつけたいと思っているということだ。 そう、あの大冒険活劇で主人公一行の危機を救う仲間達のようにー。

    二人の大冒険はまだ始まったばかりなのだから・・・。

     

    ロードオブザウェディングリングス〜王の帰還〜 完