あけましておめでとうございます、masakuroyです!
いや〜、新年明けましたね〜!
2015年は世間的にも色々なことが起こった年でしたが(後々振り返ると2015年は歴史の転換期だった!なんて言われたりするかもしれないですね!)、2016年はどんな年になるんでしょ〜か。
私は年明けから早速実家でおせちを食らい、お雑煮を食らいお餅を食らい、順調にウェイトアップしております。
さてこの年末年始はいろいろありました!
まず最大のハイライトが幼なじみである友達Kの披露宴(12/26)!
東京都港区のビーチサイドの某高級ホテルにて執り行われました。
ここで私は初めて披露宴で余興を行いました笑
今まで2次会とかならやったことあるけど、親御さんや親戚の方々がご列席のまあオフィシャル中のオフィシャルの場で余興なんかやったことなかったものですから、事前に会場入りして司会の方と打ち合わせをしている時に「俺らの余興本当にこんな場面でやっていいクオリティなのだろうか?・・・」と不安しかありませんでした笑
前打ち合わせを済ませ、出席者控え室に行くと新郎新婦のご家族もいました。
私は一緒に余興をやるS・Tと一緒に飲み物を飲んで緊張を紛らわせていた。
因みに私とSと新郎Kは高校の時ラグビー部で同じ釜の飯を食った間柄であり、新郎Kのお母様とは面識があった。
手持ち無沙汰になり、新郎Kの家族に挨拶に行ったのだがお母様が高校時代から約20kg増量しているSを見て、
「まぁずいぶん大きくなられて・・・・」と言ってたのが面白くて感慨深かった笑
(SはSで新郎Kのお母様の顔を覚えてなくて、新婦のお母様だと思ったらしく「初対面なのに失礼な人だな!」と勘違いしていたのがまたウケる笑)
そんなこんなで披露宴が始まる時間になり席に通された。
我々は10人掛けテーブルに着席。
メッセージカードがテーブルに置いてあり、見てみるとこざっぱりとしたメッセージが笑
Kらしいなと思いながら席次表の新郎新婦プロフィール欄を見た。
二人とも5歳の時くらいの可愛い写真が載っており、目を通していくと
「性格」欄が二人とも「マイペース、のんびり」となっており全く同じだった笑
なんともまぁ沖縄の風を運んでくれるような夫婦になるんだろうなぁ・・・・ん?
新郎の嫌いな食べ物 「にんじん」
まじかよ笑 20年近く付き合ってるけどにんじんが嫌いなんてまっったく知らなかった笑
そしてもう一つだけプロフィールで気になる点があった。
「絶対にやりたいこと」欄だ。
新郎「ヨーロッパに住みたい」
新婦「ニューヨークに住みたい」
おいおーい!!笑 すごい希望割れちゃってるけど笑
二人のやりたいことを叶える為にはまずヨーロッパに住んでからニューヨークに住むとか、移住のプロ夫婦になるしかないですね笑
いずれにせよ将来海外に住むなら、旅行で遊びに行くから宿提供してください笑
そんなことをしている内に披露宴が始まった。
とても音楽がポップで楽しげで、パッチワークっぽい映像処理がかっこよかったオープニングムービーが流れると新郎新婦の二人が入場してきた。
とてもお似合いで、華がある新郎新婦である。
タキシードとドレスがよく似合って華やかだなぁと思って見ていた・・・が。
新郎Kがハレ衣装が似合いすぎている笑
まるで普段からこういう格好している社会的立場の人のようだ笑
何?どっかの国の王子ですか?っていう笑
髪も長くてタクヤ・キムラ風だしF4か?! F4なのか!?と友達Tと密かにツッコんでいました笑
新郎Kは列席者の方々への挨拶も立派にこなし料理が振舞われる段になった。
その時、なんとKがおもむろにコック帽をかぶりだし鈴を鳴らして「オーダー!」と叫び出した。
ビストロスマ○プか!! し○ごちゃんなのか!!?と心の中でまたもツッコんでいると、
カーテンが開きなんとオープンキッチンとシェフが登場というサプライズ笑
これは豪華ですごい演出だと思った!
そして新郎がビストロばりの演出を決めてくれた料理に舌鼓を打ちました。
基本的に普段口にするものと比べて格段にクオリティが高くて美味いのですが、特にパンがめっちゃ美味かったです笑
そしてメインディッシュの肉!(正式名称:牛フィレ肉と色々な茸のグラッセ 白ワイン風味)が最高に美味かった!!
これは二人の結婚式が行われたハワイ(イン・ビットウィーン・ドリームス〜ホヌカイラニからの手紙〜参照)のウルフギャングステーキレストランで食べたメチャウマステーキに匹敵しました。
いや〜美味しい料理も食べられて二人のメデタい姿も見られてマンゾク満足!!・・・・
はっそうだ忘れていた!。・・・・我々には「余興」という大事な仕事があったのだ。
我らが高校ラグビー部キャプテンによる元米大統領ロナルド・レーガンばりの名スピーチが終わり(落として落として落として最後上げる)、新郎新婦のお色直しが終わり、いよいよ我々の余興の時間が近づいてきていた。
もしもこんなめでたく立派な場で盛大に場をシラけさせようものなら、「お呼びでナイ、アラヨット」とかなんとか言いながら窓から見える東京湾にガラスを突き破って身投げしたくなる状況だろう。
いずれにせよ時間は待ってくれない。
やるしかないー。
我々は悲壮な覚悟を胸に会場を後にし、控え室で余興用衣装に着替えた。
余興とは独自にアレンジを施した「てんとう虫のサンバ」だ。
我々は赤・青・黄色のそれぞれ色が違うTシャツと背中につける羽根、触角を身につけて更にハワイを連想させるビニール紐を裂いただけの腰布・レイを纏って戦闘体制を整えた。
「いつ行く?いつ行く?」とか言いながら無駄に部屋をうろうろしている内に係の人が「もうよろしいですかー?」と部屋をノックしに来たので「やるしかねぇ!」と覚悟を決めて部屋を出た。
独自にアレンジした「てんとう虫のサンバ」とは、普通のてんとう虫のサンバの前に、ニュージーランドラグビー代表が試合前にやる勝利の舞「ハカ」を私が先導して踊るというものだった。
↓ ニュージーランド マオリ族の勝利の舞「ハカ」
こうしたものを何故てんとう虫のサンバの前に踊る必要があるのか?
そう思う人もいるかもしれない。
しかし、ハカはおめでたい場でも披露される踊りなのだ。
”ハカはニュージーランドでは一般的な民族舞踊であり、現在では相手に対し敬意や感謝の意を表する舞として披露されることから、結婚式、葬儀、卒業式、開会式、歓迎式典など、あらゆる場面で目にする機会が多い。”(wikipediaより抜粋)
我々もニュージーランドの文化・先人たちに敬意を払い門出に立つ二人のためにハカを躍らせてもらったのだ。
・・・・というのは後付けだ。てんとう虫のサンバだけだと地味かもしれないと不安になったんだろ?というような邪推はいけない。
そうして我々は意気揚々とてんとう虫なのかフラガールなのかよくわからない仮装をして会場入りし、無我夢中で踊りをやりきった。
やっている途中は盛り上がっているのかドン引きされているのか全然会場の雰囲気がつかめなかったがとにかくやりきって会場を後にした。
「これ、よかったのかな?」
着替えを終えてから充実感と一抹の不安を抱え、会場に戻ると皆さんが暖かく迎えてくれた。
ありがとう、会場の皆さん!
この後、新婦から両親への感謝の手紙が読まれ、またそれぞれの両親に新郎新婦から花束が渡された。
新郎Kが披露宴の締めの挨拶を涙ながらに立派にこなしているのを見て、初めて感極まって泣くところを見たかもしれないと思った。
ハワイの結婚式は常に笑い声に包まれた明るい雰囲気だったが、披露宴でこう言った感動的な場面を目の当たりにし、「これから二人は人生を共に手を取り合って歩いていくのだな」と、新しい夫婦のスタートを見届けていると思うとなんとも厳かな気持ちになった。
僕らのてんとう虫のハカが、二人の門出に花を添えられたかどうかはわからない。
ただこれから始まる二人の大冒険を、必要があらばいつでもサポートに駆けつけたいと思っているということだ。 そう、あの大冒険活劇で主人公一行の危機を救う仲間達のようにー。
二人の大冒険はまだ始まったばかりなのだから・・・。
ロードオブザウェディングリングス〜王の帰還〜 完
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