西洋絵画、どこから見るか?展を見に行った話

先日時間があったので国立西洋美術館の「西洋絵画、どこから見るか?」展を見に行った。

平日だったが結構中は混んでいたように思う。

なんでもサンディエゴ美術館と国立西洋美術館の所蔵作品を比較しながら見せていくような企画構成らしい。

チケットは一般2,300円。

あれ、美術館のチケットってこんなに高かったっけ?・・・

1,500〜1,800円くらいな気がしていたが・・

物価高の影響はこんなところにも現れているのかしら。

音声ガイドを借りると追加で650円。

トータルで3,000円とは結構値が張りますね。・・・

とはいえ興味深い展示が多く、久しぶりの美術館だったのでとても楽しむことができた。

私は展示会を見るときは必ず音声ガイドを借りるようにしている。

個人的に絵そのものを自由な感性で見るよりも、その絵が描かれた背景や豆知識を聞きながら見る方が視野が広がって楽しい。

旬な俳優さんがナレーターを務めているのでそういった面でも楽しめる。ちなみに今回のナレーターはディーン・フジオカだった。

今回の展示会で驚かされたことがある。

なんと作品の撮影がOKだったことだ。

美術館で作品の撮影なんて基本的にNGだったはずなのにこの展示会はすごい太っ腹だということなのだろうか。

もしくは作品の撮影をOKにする方向に美術館の方針が変わってきているということなのだろうか。

権利関係とかよくわからないので、このブログには撮影した写真は載せないようにしておく。

展示会はルネサンスから時代を下るようにして構成されている。

サンディエゴはスペイン人が最初に入植した街らしく、所蔵作品もスペインのものが多い。

スペインが好きで、かつ宗教的なモチーフを扱った作品が好きな私にとっては特に嬉しい内容だった。

ジョットやティントレット、エルグレコ、ルーベンスなど有名な画家の作品も多く展示されていた。

壮大なテーマの作品よりも肖像画や静物画、風景画などが多かった気がする。

私が特に感銘を受けた画家はフランシスコ・デ・スルバラン、ヤコーブス・フレルだ。

彼らの作品はこれからも少し調べてみようと思った。

やっぱり美術館はなんとなく非日常感を味わえる空間なので、心が癒された気がする。

思い切って行って良かったと思う。

あと必ず思うのは、結構歩くから終わった後は足がすごい疲れる。

もし行かれる際には歩きやすい靴を履いていくことをお勧めする。

それでは今日はこの辺で。

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