カテゴリー: 料理

  • masakuroyの酒場探訪記〜上野編〜

    masakuroyの酒場探訪記〜上野編〜

    そうだ、上野行こう。飲みに。

     

    こんにちは、masakuroyです。

     

    突然だがこんな言葉を聞いたことはあるだろうか?

     

    そうだ、上野行こう。

     

    あるだろうか?

    多分ないだろう。

    なかなか上記のJR東海の丸パクリのように思いついたように上野行こうと思う人は少ないであろう。

    動物園にパンダを見に行くとか美術館・博物館に行くなど特定の目的がない限り私も上野には滅多に行かない。

     

    今回上野に行った目的は、そうハシゴ酒である。

     

    定期的にハシゴ酒ツアーを行う私は、酒場リサーチにある本を重用している。

    そう、「昼ベロ酒場 東京編」である。

     

     

    東京にある昼から千円でベロベロになれる酒場(略して昼ベロ)を数多く掲載している名著だ。

    この本の中で”せんベロの聖地”と崇め奉られていた上野に足を踏み入れることにしたのだ。

     

    7月某日お昼すぎ、友人Tと上野ハシゴ酒ツアーを敢行した。

    1軒目. もつ焼き 大統領 支店

     

    まず一件目に訪れたのは「もつ焼き 大統領 支店」だ。

    上野のディープな大衆居酒屋「大統領」が楽しすぎる。-NAVERまとめ-

     

    日曜日、上野のアメ横に向かう通りはとても混雑していたが大統領について愕然とする。

    まだ昼の12時だというのに酔客で満席なのである。

    いや、満席どころではない、順番待ちのお客さんが店内の壁際に大量に待機しているのだ。

     

     

    赤羽で昼ベロした時も昼から居酒屋がいっぱいだったのに驚愕したのだが、上野にはそれ以上の衝撃を受けた。

     

    おかしい。

    日本はおかしい。

    こんなに多くの人が昼間から酔っ払ってるなんて日本どうかしてる。

     

    昼から完全に出来上がった人で溢れかえる大統領、大人のパラダイスなのかはわからなかったが酒池肉林とはまさにこのこと

    一足先について首尾よく2階のテラス席を確保していたTのおかげでほぼ待たずに席につくことができた。

     

    ビールで乾杯し、名物の持つ焼きをいただく。

    ぷりぷりのもつ、厚切りのネギ、そしてよく出汁に浸かったお豆腐とこんにゃく、そこにビールがあればよい。

    これだけで「上質な時間」の完成である。

    いい大人が真昼間っから居酒屋でうまいつまみで一杯やる。

    これ以上の幸せはなかなかないであろう。

    昼ベロサイコー。

     

    2軒目.  地魚屋台 浜ちゃん 上野店

     

    大統領でせんベロ定番のこってりメニューを食べたので、海鮮ものを食べたいねということで「浜ちゃん 上野店」へ。

    地魚屋台 浜ちゃん 上野店

     

    「昼ベロ酒場」に載っているせんベロの名店は密集しており、大統領のはす向かいに浜ちゃんはあった。

    ここも満席だったが5分くらい待っていると路地に面した席に通される。

    まさにほぼ路上の席で通行人を横目につまみを頬張りながら、酒を飲む。

    これぞせんベロの醍醐味。

     

    まずレモンサワーで乾杯。

    有名な山盛りの大根おろしと、紅生姜の天ぷらを注文。

     

    珍しい紅生姜の天ぷら、ピリっとしたからさが衣で包まれ、新鮮な食感。

     

    そして、一番衝撃的だったのが、こぼれ寿司!

     

     

    このボリュームで999円。

    うにといくらとマグロが、名の通りはみ出している!

    なんと贅沢なお寿司だろうか。

     

     

    あの、これ最高に美味です。

    うますぎ。

    口の中に入れた瞬間とろける。 

    その瞬間幸せすぎる。

    これほど海の宝石箱という表現がふさわしい料理はないでしょう。

     

    さらにハマグリの炉端焼きもいただく。

     

    醤油は必要ありません。

    レモンを絞ってキューッと

     

     

    プリップリの食感。

    海の味がした。

    全米が泣いた。

    これぞまさにエンジェル・イン・ザ・シェル。

    上野の思いがけない場所でボッティチェリの「ヴィーナス誕生」を目の当たりにしました。

     

    マグロのお刺身もいただきました。

    言わずもがな、美味。

    ビールと一緒に。

     

    上野のせんベロで食す海鮮のうまさに悶絶しつつ、腰くだけの中店を後にする。

     

    3軒目. 肉の大山 上野店 〜不忍池にて〜

     

    海鮮の次は「肉の大山 上野店」でメンチカツ・カレーコロッケを買い、不忍池を見ながら食すという、「いい大人の買い食い」を断行した。

     

     

    誰もが学生時代一度は経験があるのではないだろうか。

     

    学校帰りに商店街のお肉屋さんでコロッケやメンチカツを買い、片手に持って食べながら友達との会話に花を咲かせたことが

     

    そんなノスタルジーも感じながらアツアツの肉汁があふれ出るメンチカツを頬張る。

     

    瓶ラムネをお供に。

     

    ・・・熱っ!! 肉汁あっつ!! でもうまっホフホフ・・・・

     

    不忍池ではアヒルボートとかのんびり漕いでる人がいるのかな〜と思ったらとんでもない。

     

    もはや池でもなんでもない。

    池全体がハスの葉っぱに埋め尽くされていました。

     

     

    どうやらハスは今が見頃らしいがどうやら朝しか咲いてないみたいで花より圧倒的に葉っぱが目立っていた。

     

    不忍池の蓮2017!上野公園の見ごろや開花時期・キレイに見える時間帯は?

     

    4軒目. 名代とんかつ かつくら京都三条

     

    腹もふくれたしシメにデザートでも食うかと甘味処を探した。

     

    ん? たった3軒しか行ってないのにもうハシゴ酒ツアーは終了なのかと?

     

    確かにこれではハシゴ酒とは言えないかもしれない。

    しかし飲み歩いた件数が大事なのではないと思う。

     

    満足度が大事なのだということにしておこう。

    我々はたった3軒でも大いに満足できたのだからいいのだ。

    最近夏バテ気味で胃袋が弱っているのは内緒だ。

     

    しかし上野は甘味処は有名な印象があるがどこも混んでいたなかなか入れないのだ。

    そんな中、我々は穴場を見つけた。

    それがアトレ上野の中にある「かつくら」はデザートだけの注文でもOKなのだ。

    かつくら アトレ上野店 -上野/とんかつ

     

    私は抹茶のかき氷をオーダー。

     

    サイドメニューとは思えないクオリティ。

    かき氷の氷がフワッフワ。 抹茶のソフトクリームとの相性抜群。

    最近夏場のかき氷人気やばいですよね。

     

     

    まとめ

     

    戦後の闇市の猥雑さを色濃く残し、なんとも言えないディープな魅力を持つ上野のせんベロエリア。

    かと思いきや美術館や博物館といった文化的な施設や動物園、大道芸人がそこかしこにいる上野公園やハスで埋め尽くされる不忍池。

    いくつもの顔を持つ上野の魅力を再発見できたハシゴ酒ツアーでした。

    今回行きたくてもいけなかったせんベロ店がたくさんあるのでまた来たいなぁ。

    まぁ、そのうちふと思いついたように言いだすだろうね。

    そうだ、上野行こう。」と

     

    それではあっしは次の酒場へ・・・・ アバヨォ!!

     

     

  • コオリナ・ボーイズ DAY2 〜Lifetime Respect〜

    コオリナ・ボーイズ DAY2 〜Lifetime Respect〜

    ハワイアン・モーニング・プレート

    ハワイ2日目。

     

    今日は我々がハワイに来たメインの目的・友人Tの結婚式当日だ。

     

    11時にモアナサーフライダーのロビーに集合だと聞いていたので、その前に朝ごはんを食べる事に決めていた。

     

    8時頃外に出ると素晴らしいハワイ晴れ!

     

    これは結婚式にふさわしいこれ以上ない、いい天気や。

     

    我々はしワイキキビーチ沿いにある「エッグスンシングス」を目指して散歩がてら歩いて向かった。

     

    おっそうしてるうちに見えて来ましたよエッグスンシングス!

     

    ・・・ん?

     

    めっちゃ並んどるやないか〜い!!

     

     

    観光客ではなく地元の人たちが大半だった。

     

    ここは地元の人達にとっても人気のお店なんだね! 好感度上がります。

     

    我々の前に並んでいたのは地元の高校生ぽい男女のグループ。

     

    土曜の朝から皆でエッグスシングスでブレイクファーストとは、、、

     

     

    仲良いぃーーね!

     

    まるでハイスクール・ミュージカルのような甘酸っぱい青春ライフを連想してしまいました、、、。

     

    30分近く並んでようやく席に通された我々。

     

    私はポルトガルソーセージ&エッグとコーヒーを注文。

     

    Sはスパム&エッグ、Mはエッグベネディクトを頼んだ。

     

    (Kは前日の深酒で二日酔い気味で朝起きられず不在)

     

    並んでいる最中にオーダーしていたので比較的早く料理が運ばれてきた!

     

    おっ、来ましたよポルトガルソーセージ&エッグ!

     

    この巨大なソーセージスライスとスクランブルエッグのコンビネーションが、いかにもアメリカン・ブレックファーストだと思いますねぇ!

     

    しかもこのメニュー頼むとパンケーキもついてくるんですねぇ!

     

    こういうとこ来ると女子だとパンケーキを頼んだりすると思いますが、ホイップたっぷりのパンケーキとか三十路すぎのサンオツにはキツイんで、こうやって付け合わせくらいのボリュームがちょうど良いですね!

     

    厚めにカットされたスパイシーなソーセージと、ぷりっぷりのスクランブルエッグが、美味しゅうございましたねぇ!!

     

    コナコーヒーも素晴らしく美味!

     

    何よりも爽やかな朝の空気のなかビーチを眺めながら食べる最高の朝食はたまりません!

     

     

    フォー・シーズンズ・ホテルへ移動

     

    朝食を食べ終えた我々は集合場所のモアナサーフライダーに向かった。

     

    新郎新婦の結婚式はコオリナのフォーシーズンズホテルで行う予定であり、専用のバスが迎えに来るのだ。

     

    モアナサーフライダー、またこれは高級ホテルや!

     

    ロビーは洗練されてるしビーチ直結のバースペースもある。

     

    ここで待っていると、Aファミリーと合流!

     

    Aも学生時代からの友人であり、たまたま近い時期に全く別の友達の結婚式がハワイであったのだという。

     

    なんと全くつながりのない二組の結婚式に出席しに家族旅行がてらハワイに来ていたのだ!

     

    Aと合流した矢先、我々は非常に目立つ集団がロビーの人目を引いているのに気づいた。

     

    皆お揃いのオレンジの目立つドレスを着た美しいレディーのグループが!!

     

    あれは今日の結婚式の出席者だとわかるのに時間はかからなかった。

     

    新婦の友人や!

     

    旅行者が写真を撮らせてくれと頼むほど存在感抜群のセレブリティな雰囲気を放つ集団。

     

    翻って我々、アロハシャツを着てもどこか哀愁が漂う三十路男軍団である。

     

    まさにこれは美女と野獣!  とはよく言ったもんだ、、、

     

     

    我々は送迎バスに仲良く乗り込み一路コオリナに出発した。

     

    バスの左側の席に主に見目麗しいオレンジ美女集団が乗り込み、我々新郎友人ズと新婦家族は右側と後部座席に陣取った。

     

    ザ・オレンジガールズの華やかさに圧倒された我々は小さくなり、バスの中でアイスブレイク的なコミュニケーションが発生することはなかった。

     

    私は車中ずっとアメリカ出張していたKからアップル開発者会議WWDCの様子を聞いていた。

     

    Kいわくアップルはハード・ソフトの設計まで緻密に計算されており、またデザインが洗練されていて素晴らしいという。

     

    開発者会議ではいわゆる”ギーグ”オタクの人達がたくさんいて、ティム・クックとかが登壇するよりも

     

    「今回我々は◯◯な機能を開発した。そのコードがこれだ!」

    と新機能を実装するコードが画面に映し出されるとギーグ達の歓声の熱狂が半端ないらしい笑

     

     

     

    さすが純粋なテクノロジー&アップルオタク達が集う場ですね笑

     

    目の前の新しいコードは、彼らにとってはライブでお披露目されるアイドルグループの新メンバーなんですね笑

     

    いや〜ハワイにいても感じるけど、アメリカの自由でクリエイティブな雰囲気ってやっぱ憧れますよねぇ(^o^)

     

     

    トランプさんの政策がそういったアメリカのイノベイティブな雰囲気を削がなきゃいいけど、、、(ー ー;)

     

    などとこれからの結婚式とは全く関係ない話をしているうちに会場・フォーシーズンズホテルに着きました笑

     

    おぉ、素晴らしい!

    開放的な高級リゾート地や!(^o^)

     

    我々は会場に呼ばれるまで一階のロビーに待機することになった。

     

    うっひょ〜!!

    目の前に広がるプライベート感満載のスペシャルリゾートビーチとプールが眩しい〜!!

     

     

    庶民には滅多に足を踏み入れられないスペースや〜!(´-`)

     

    この眼前の景色、百万ドルのダイヤモンドやで、、、

     

    ここでホテルクルーから配られたカードを見て「えぇ〜、こんなに料理あるの〜!? 食べきれないよ〜!!(^o^)」と言ってしまったがよく見たらそれは式次第だった。

     

     

    それすらも結婚式の料理メニューに見えてしまうとはなんという食い意地。

     

    コオリナ・ロイヤル・チャペルでの挙式

     

    目の前の風景に浮かれているうちに時間がやってきたので会場に移動する。

     

    小川が流れる庭園を抜けるとまるでファンタジーの世界に出てきそうなかわいい教会が!

     

    ここがコオリナ・ロイヤルチャペルだ!

     

    前には牧師さんとフラダンサーの方がいて、葉っぱで打ち水ぽいことをして、フラダンサーの方が歓迎のダンスを踊ってくれた。

     

     

    いざチャペルの中に入るとあら、ガラス張りで目の前の海が丸見え!!

     

    男の私ですらな、なんてステキなんや〜おったまげ〜!でございました。

     

    席に着いて、神父さんが合図をすると、とうとう新郎新婦入場!!

     

    全員で20人ちょっとのちょうどいい規模で拍手のシャワーと「おめでとう」コールの中、ゆっくりと二人はヴァージンロードを歩いていく。

     

    新郎Tは満開の笑顔でとてもリラックスしているような表情だった。

     

    優しい神父さんの導きのもと愛を誓い合う二人。

     

     

    はい、誓いのキスですね!

    いただきました。

     

     

    ↑モロに前に座っていたお父さんの頭がカブる

     

    形式ばったところもなく、シンプルだがとても真心のこもった式でございました。

     

    式次第が一通り終わったところでチャペルの中での記念写真撮影があり、珍しいT3兄弟のスリーショットと、石原裕次郎のように決まってはるTの晴れ姿を接写いたしやした。

    似てないようで似ている3兄弟。

     

     

    そのタキシードの中のインナーは何なんだ!? ・・うさぎ?・・

     

    その後、親族・友人は先にチャペルの外に出て花道をつくりフラワーシャワーの準備。

     

    私は新郎新婦が歩いてきたらちょうどいいタイミングで花びらを天高く投げる合図「アローウハァ!」と言う名誉ある大役を賜りました。

     

    プレッシャーのかかる場面でいざあぁぅルォオーフぅぉアァアアァーー!!!と雄叫びをあげ最高のパフォーマンスを発揮できた、と自画自賛したのもつかの間、隣になった新婦友達の女の子の顔は明らかに引いていた。

     

    その後我々はプライベート感満載のビーチにてまた記念写真撮影。

     

     

    白い砂浜、青い海をバックに記念写真を撮る花嫁&女子たちはカラフルで写真映えしてとても華がある。

     

    一方我々は新郎リクエストでラグビーボールとともに撮影。

     

    ランパスしてるポーズや新郎をラインアウトで上げてるポーズなど、なぜかハワイでラグビー全面押しの写真をとるというまさかの展開!笑

     

    (しかも我々の中にいかにもラグビーやってましたというガチムチな人間は皆無)

     

    写真撮影が終わりいったんホテルロビーに戻ることに。

     

    戻る途中にあったなんともリゾート感満点なソファベットに、記念にゴロリンチョしときましたペロペロ〜ン★

     

     


    ロビーでイスに座るSのど迫力ボデーにポージングをリクエストしていると、披露宴会場に移動を促される。

     

    さぁ披露宴だ! 手品だ! ハカだ!

     

    さぁ来ましたよ披露宴!

    会場に入ると、光が差し込む明るい二つの大きなテーブルに白いクロスが掛けられ、銀の食器やグラスが並べられている。

     

    こいつぁ料理が美味そうだぜ!

     

    おっ席次表を見ると、、、私は美女軍団と隣ではないか!

     

    やったぜ!^_^

     

    間も無く新郎新婦が現れ披露宴が始まった。

     

    新郎Tもご列席の皆様の前で立派にスピーチをこなす、、

     

    人の結婚式2次会の司会をこなしまくって場慣れしているはずのTも、今日は緊張しているように見えた。

    いやぁ立派だよ・・・ あんなにおちゃらけてたTのこんな立派な姿が見れるなんて・・・

     

    父さん嬉しいよ! (誰)

     

    その後ホンモノのTのお父さんが乾杯の挨拶をし、かんぱーい!!

     

    この辺も海外挙式はカジュアルでいいわ〜!(^o^)

     

    その後、恒例のケーキカット!

     

    オレンジガールズの人垣に囲まれ、我々は一切近寄れない笑

     

    おいしいハワイの肉やシーフードに舌鼓を打ちつつSやK,Mとばっか喋っていたが、そのうち隣のオレンジガールズ達とも話すことに!

     

    いやぁ〜皆さん美しすぎて直視できないですよ〜ハハハ!」とジェントルマンを気取ったつもりが、かなり気持ち悪いヲタ風の男ぽくになってしまい会話も弾まず、、、

     

    撃沈!!

     

     

    ・・・ちなみに料理は以下のようなラインアップでございました。

    ・冷製コーンスープ

    ・ハワイアンオパカパカのソテー

    ・蟹とからすみ ほうれん草の自家製パスタ

    ・牛ロースのタリアータ

    ・チョコレートのクリーム マルコなアーモンドのクランチとゆずを添えて

     

    そのうち余興の時間になった。

     

    誰が余興なんて用意してきたんだよ!?と思ったらなんとTのおばあちゃん!!

     

    学生時代に家にも泊めて頂いたおばあちゃんだが、もうかなり高齢のはずなのにめちゃくちゃお元気!

     

     

    本格的な手品で場の空気を盛り上げてくれました!

     

     

     

    しかも最後は直筆の「寿」と書いた紙をご開帳!!

     

    習字の先生もしてたらしい。

    なんと多才なこと!

     

     

     

    披露宴も中盤に差し掛かったころ、なぜか私が余興をやったらどうか?という話が出てきた。

     

    なんも準備してないのにできるかい!と思ったがゲストとしてTの結婚式を盛り上げることが出来るなら本望。

     

    まぁダダ滑りしてもたかだか20名くらいだし、気心が知れたメンバーだから如何様にもフォローしてくれるだろう。

     

    しかも高校時代は部活のラグビーよりも合宿の一発芸に情熱を捧げたといっても過言ではない私は、こういった小規模の中では意外と目立ちたがりであったりするという。

     

    私は学生時代から披露しすぎて体に動きが染み付いてしまったラグビーNZ代表の試合前の儀式「ハカ」を踊ることにした。

     

     

    前置きで二人へのお祝いとしてうんたらかんたら…と話してるうちに、ゴタクはいいからさっさと芸やれよという空気になってきたため早速ハカを踊らせてもらった。

     

    ラグビーNZ代表の戦士達よ!オラに力を貸してくれ!とばかり気迫を込めてやったおかげで、場もそれなりに盛り上がったようだ。

     

    やって、やって良かった!泣

     

    和やかな雰囲気のまま式は終わり、我々はバスに乗って帰路についた。

     

    冷めやらぬ余韻を覚ましにヨットハーバー沿いのチャートハウスへ

     

    その夜、M、S、Kと私は港沿いのお洒落なレストラン「チャートハウス」で美味しいハワイアンディナーを取りながら今日の結婚式について語り合った。

     

    カジュアルに「ハワイを感じる」お食事体験【ザ・チャート・ハウス・ワイキキ】

     

    肉汁たっぷりのリブアイステーキ。

     

    エビのフリッターみたいな料理。

     

    今日の結婚式について語り合うMORE PLEASE(もっとくれ)TシャツのMとビートルズTシャツの私masakuroy。

     

    割と涼しいハワイの夜風に吹かれながら、ヨットハーバー沿いのレストランで友と語らいながら食べる夕食。

     

    なんと贅沢な時間だろうか・・・。

     

    慌ただしい日常と正反対の、ゆっくりとした時間が流れるハワイで過ごせることの幸せを噛み締めていました。・・・

     

    メインイベントの結婚式は終わったが、我々にはもう1日ハワイを楽しむ時間が残されている。

     

    3日目はアクティビディしたりトレッキングしたり、新郎新婦とディナーしたりなど予定が盛りだくさんなのだ。

     

    終わってほしくないスローライフの楽園での光景を目に焼き付けて、胸いっぱいにハワイの空気を吸い込んだmasakuroyなのでした・・・。

    DAY2 Fin.

     

     

  • masakuroyの酒場探訪記 〜赤羽編〜

    masakuroyの酒場探訪記 〜赤羽編〜

    こんにちは。

    masakuroyでございます。

     

    少し前の話なんですが、去年恒例のハシゴ酒ツアーを赤羽で実施しました!

     

    野毛に続いてのハシゴ酒ツアー企画。

     

    私はかなり前から赤羽には惹かれていました。

     

    というのも清野とおる先生のかの有名な漫画「東京都北区赤羽」で赤羽という街の持つポテンシャル・奥深さに興味を持っていたからだ。

     

    その上テレビでも山田孝之を主演に迎えた「山田孝之の東京都北区赤羽」というドキュメンタリータッチのドラマが放映され、私の赤羽への憧憬にさらなるドライブをかけた

     

    実は以前から仕事で赤羽には頻繁に足を運んでいたのだが、”オッさんが真昼間から飲んでる街”という退廃的なイメージも相まって赤羽を開拓しようなどとは露にも思わなかったのである。

    しかし世間的にも赤羽が注目を集めている中、機は熟したと見た私はいつものハシゴ酒メンバーを招集してハシゴ酒ツアーを敢行したのであった。

     

     

    師走に入って初めての週末の昼下がり、我々は赤羽に降り立った。

     

    まず行ったのは赤羽が誇る有名店、「まるます家」である。

    まるます家は居酒屋なのだが朝っぱらから開いている。 さすがの赤羽クオリティだ。

    昼下がりにもかかわらず店外に10人ほど並んでいる。 すごい人気や。

    この飲んべえどもが!

     

    おっ、店の前には赤羽人気の立役者、清野とおる先生のポスターが!!

    また「酔って入店しないでください」とか「列に並びながら酒を飲まないでください」などの張り紙が貼られている。

     

    そんなことが頻繁にあるのか、、、

    さすが赤羽だぜ、、、

     

    そとでかれこれ40分程待ってようやく入店!

     

    この字型のカウンターはもちろんすし詰め状態!

     

    レモンサワーを頼んだのだが自分でレモンを絞ってサワー原酒(ペットボトル)を自ら好きな量を入れて飲むというホッピーのようなスタイル!

    これが赤羽流なのか!、、、

    鯉の洗い!

    うなぎの蒲焼!

    ガツぽん!みたいなやつ

    メンチカツ!

     

    絶品メニューを肴に一杯やらせて頂きました〜!

     

    続いて二軒目! 丸健水産というおでん屋さん!

    商店街の一角にあるのだがこれまたすごい行列。

     

    赤羽流の飲み屋を回って気づいたのだが、他店で飲んできた人に対してお酒の注文を制限するルールのようなものがある。

    ハシゴ酒歓迎!的なムードがあるかと思いきや、店同士の競争意識が強いのか、はたまた酔客がベロンベロンになって他のお客さんに迷惑かけるからなのかわからないが、面白いなと思いました笑

    またここの大将がバンダナが似合うかっこいい漢なんですよ、、、

    下町特有の気風がいい方なんだけど、おでんのとりわけ方とか喋りに味があるんですよね。、、

     

    こういうコミュニケーションって飲み屋の醍醐味だし魅力ですよね。

     

    洗練された感じよりどこか昭和を感じさせる温かみや人情がにじみ出る呑み屋っていいです!

     

    外国の旅行者にとっても、赤羽とっても面白い思う!(ダジャレではない)

     

    菊正宗のワンカップ付でおでんセット800円! 安い!

     

    露天のオールスタンディング席で乾杯! ロックだぜ!

     

    おでんが味が染みてまたおいしい! あったまりますわ!

     

    ベビーカーを引いたママさん達も通りに面したスタンディング席でおでんをつまみにワンカップをあおっているという、、、

     

    さすが赤羽!! かっこいいっす!笑

     

    ワンカップをちょっとだけ残して大将のところに持っていくとおでんのだしで割ってくれる「だし割り」というメニューがあるということで、頼んでみることにした。

     

    相変わらず長蛇の列の中、大将に「だし割りかい? ホラっ、割り込んで、割り込んで!」と軽妙に割り込みを促される笑

    (だし割りオーダーの人は割り込みOKらしい)

    大将に1/4程残ったワンカップを渡すと豪快におたまを振りかざし、まるでナイアガラの滝のように真上からワンカップめがけてだしをぶちかけたではないか!!

     

    バッッシャーーーーン!!!

     

    ちょっと、めちゃ溢れてるって!笑

     

    なんて豪快なんだ!!

     

    思わず「カッコイイィ!!大将!!」と野太い歓声をあげると大将が、

     

    あのねー・・・これはカッコイイとかじゃないんだよ。 こうしてだしと酒を攪拌させてるんだよ。意味があるの」と呟いた。

     

    そうか!

    わざと溢れんがばかりに勢いつけてだしを入れることでしっかり日本酒と混ざるようにしているんだ!

    合理性を追求したがゆえの機能美!・・・

    こいつぁすげぇもんが見れたぜ!

     

     

    これがだし割りだ! 

    これ、マジでめっちゃうまかった!!!

     

     

     

    三軒目はおでん屋から近い居酒屋に行ったんですが、なんと小学校の正門の真隣の居酒屋笑

     

     

    さすが赤羽、こんな光景が見れるのは日本広しと言えども赤羽だけでしょう笑

     

    早い時間から飲んでるんで三軒目でもまだ17時前なんですがどこも混んでること笑

    赤羽では日中からみんな飲んでるんだな。。。

    このゆるいなんとも言えない雰囲気が赤羽の魅力ですね!笑

     

    四軒目は立ち飲み屋いこいへ。

     

    ここもオールスタンディング。

     

    しかしメニューの安いこと!

     

    ぶっちゃけ一番高いの生ビールですよ!

    どうなってんだ!!驚

    これぞまさしくデフレスパイラルや!!(意味不明)

     

    これは私だけが気づいたことなのだが、赤羽だけあってお客さんの赤い服着用率が高い。

     

     

     

     

     

    関係ないか笑

     

     

     

    五軒目はおしゃれなワインバーへ!

    北の国バル

     

    写真手前のぷちシャンパンタワーみたいなやつすごい笑

     

    この時点でもう我々は酒に深く身体を蝕まれていた・・・笑

     

    今日我々は七軒ハシゴという厳しいノルマを自分たちに課していたが、既に限界を突破していることは誰の目にも明らかであった。

     

    こうして我々は泣く泣く妥協することに決め、しかもシメはサーティワンのアイスクリームというなんとも女々しいフィニッシュを迎えた。

     

    30過ぎのオッさん三人でサーティワンでカップアイス食べてるってなんやねん笑

     

    ほんなこんなでハシゴ酒ツアーIN赤羽は幕を閉じた。

     

    前評判をはるかに上回る赤羽の魅力を堪能した私は再訪をかたく誓った。

     

    赤羽家賃も安いし、都心アクセスいいし呑み屋もたくさんあるしすげー暮らしやすそうだな、、、

    これは赤羽に住むって選択肢もありかもって思いましたわ笑

     

    ほんなら!

     

  • 意外と楽しかった熱海城〜三十路男3人熱海弾丸旅行〜

    意外と楽しかった熱海城〜三十路男3人熱海弾丸旅行〜

    〜前回までのあらずし〜

    思い立ったが吉日、熱海一泊二日弾丸旅行を敢行した学生時代からの友人、我ら三人。

    1日目は熱海に着くやいなやうなぎを食い、ソフトクリームを食い、神社で神頼みし、旅館の美味しいご飯をたいらげ地元のスナックでカラオケを熱唱し、部屋に戻って酒盛り。

    こうして初日の夜は更けていった・・・

     

    そして熱海二日目の朝がやってきた。

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    海と山に囲まれ、昔から風光明媚な土地として数々の作品の舞台になってきた熱海。

    このように朝焼けに染まる熱海の街と海は美しい。・・・・

     

    まるでコートダジュールのようだ。

     

    いったことないけど。

     

    どこかもしらんし。

     

    「朝ごはんを食べる前に浜辺を愛犬とランニングしながら軽く汗を流したいな〜」

    などと虚言まじりの妄想に浸っているうちに、仲居さん(男)が朝ごはんを運んできてくれた。

     

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    どーん! 最高でしょ? 旅館の朝ごはん。

     

    仲居さん(男)はすごく真面目で喋り方がとても面白い人だった。

     

    料理を説明する時に

     

    「こちら茶碗むしのうわてにご準備ございますのはかまぼこと昆布、そして右手にご準備ございますのは・・・・」

     

    とまるではとバスのバスガイドさんのように丁寧に料理を説明してくれる。

     

     

    そして料理の説明や配膳をしてくれている間に、熱海でオススメスポットなどを聞いてみることにした。

     

     

    部屋の窓からは海からすぐ近くにそびえる熱海城がよく見えたため、

     

    熱海城ってどんなところなんですか?」と聞いてみた。

     

     

    「あちらにご準備ございます熱海城は、観光施設として造られたものでございます。

    トリックアート館や、秘宝館などのレジャー施設もご準備ございます。

    特に日本で残っている秘宝館は熱海だけでして、アダルティなグッズがたくさんご準備ございまして人気でございます。」

     

    仲居さんの話し方のクセなのだと思うが、何にでも”ご準備ございます”とつけてしまうのがまるで夏目漱石とかの古典小説に出てくる登場人物のようで、なんともおかしかったのだが、まさか”アダルティなグッズのご準備”というマジックワードのコンビネーションが飛び出してくるとは予想もつかなかった私は、つい笑いそうになってしまった。

     

    この瞬間に我々は朝ごはんを食べた後「熱海城に行こう!」と固く心に誓っていた。

     

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    朝ごはんを完食し余韻に浸るmasakuroy。

    何この重厚感。  何この大物政治家感。

    完全に31歳の若造には出せないオーラ出てる。

     

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    朝の日差しの光を一心に集め、スマホを弄ぶS。

    このフェルメール感。 何なの。

     

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    チェックアウト時、ロビーで一服するmasakuroyとT。

    どうでもいいけどSの持っているiphone 7plusの画質がやばいクオリティー。

    マジでミラーレスカメラとかを軽く凌駕している。

     

    技術の進歩すげえ・・・・

     

    ホテルではチェックアウト時に無料ドリンク一杯サービスもあり、スタッフの人が送り出してくれるという至れりつくせりなサービス。

     

    聚楽さん、とってもよかったです!

     

    ありがとうございました!(^_^)

     

     

    熱海城に行く途中、お土産やさんで塩豆大福を買う私。

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    おいしかったです(一個食べてる)

     

     

    このお土産やさんでは伊豆名産の「ぐり茶」の試飲ができるのだが、

     

    何が驚いたって「ぐり茶」の名前の由来。

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    「グリグリした形で仕上げられるので「ぐり茶」と呼ばれています。」

     

    えっえ!!? 何その由来!?

    て言うかグリグリした形ってどんな形なの!?

     

    全然想像つかない!!笑

     

    もやもやした思いを抱えて熱海城にむかったのだった・・・・

     

     

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    控えい控えい!! 我を誰と心得る!!  熱海城なるぞ!!

     

    頭が高〜〜〜〜い!!!

     

     

     

    ・・・この写真、熱海城が全く伝わってこないな・・・

     

    仲居さんに勧められた秘宝館か、トリックアート館か熱海城か悩んだ挙句我々は熱海城に行くことにした。

     

    散々「アダルティなグッズ」とか前振りしておいて結局秘宝館いかないっていう笑

     

     

     

    熱海城、正直言ってあんまり期待してなかったけどかなり楽しかったです!

     

     

    城内一階には海を見ながら足湯につかれたり、昔のおもちゃで遊べたりするコーナーもある。

     

    各階ごとにいろんな展示物があるのだが、結構見て楽しい工夫が施されていて三十路男三人でも結構楽しむことができた!

     

    2階には日本にあった名城の絵やマッチで作ったお城が飾られていた。

     

    マッチ一本一本積み上げて作った日本の名城のクオリティは感動の域!!

     

    3階ではなんとR18の春画展が開催されているのです。

     

    マジでこれはすごい。

     

    モロです。 無修正です。

     

    過激なんてもんじゃないです。

     

    現代の技術の粋を集めてもかなわないめくるめく官能の世界が待っています。

     

    ぜひカップルで行くことをお勧めします。 新たな世界への扉が開くでしょう。

     

    私は

    「はるか昔の平安時代、室町時代、江戸時代から人々はやることやってたんだ。 

    やはりいつの時代もみんなドスケベだったんだな

    こんな時代からこんな体位あったんだ」

     

    と妙な感動を抱かずにはいられませんでした。

     

    4階では「江戸判じ絵」という謎解きコーナーがあります。

    これも江戸の人々のとんち、遊び心を味わうことができる。

     

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    カエルの絵がかわいい。

     

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    四つの葉っぱに濁音。。・・ヒントは地名・・・

    これなんだっけ?笑 答え完全に忘れた笑

     

    5階では江戸時代の文化を体験できるコーナーがある!

    着物を着てみたり、お殿様とかが乗ってた駕籠(かご)に乗ってみることもできます。

     

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    私は糞尿を運ぶための肥桶を持ってポーズをとってみました。

     

    さてそして屋上の天守閣からは壮大な相模灘が見渡せる!

     

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    めっちゃ天気良かったから景色が最高だった!!

     

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    熱海をバックに。

     

    ボカァ、君といる時が一番幸せなんだ・・・

     

    とつい若大将の真似をしたくなってしまいます。

     

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    記念写真を自撮りで!・・・

     

    いや〜ハハハ・・・ もうみんな十年以上の付き合いだが、、、

     

    逃れられない加齢。

     

    ワカモノ」から立派な「オジサン」になったことを痛感したのでした。・・

     

    よーし!! 「LEON」を読んでかっこいいオジさんを目指すぞ〜〜!!☆☆

     

    ・・・とまぁ熱海城は見所盛りだくさんでめっちゃ楽しいところだよという話です。

     

    熱海行ったらぜひ行ってみてください。 損はしないよ!

     

    しかし唯一後悔があるとしたらあの「イベント」が見れなかったことだ・・・

     

    そう・・・

     

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    ”ハイブリッド猿回し”ってなんやねん!!

     

     

  • 三十路男三人、熱海一泊二日弾丸旅行の巻〜忘れて花束〜

    三十路男三人、熱海一泊二日弾丸旅行の巻〜忘れて花束〜

    どうも、masakuroyです。

     

    タイトルの通り旅行に行ってきましたんで、いつもの如く備忘までに書き残しておくこととする。

     

    ことの発端は先週。

     

    タッチラグビーで汗を流した後、Sが

    「来週嫁と子供が旅行でいないので、俺も旅行に行きたい。」

    と言い出した。

     

    11月5−6日の一泊旅行。

     

    どこにいこーか何人でいこーかなどすったもんだ言っているうち、

    SとTと私の三人で熱海一泊旅行に行くことが決定した。

    ※福岡とか草津も候補に出たがそのうち台湾とかいう目的地も出てきたので全力で止めた。

     

    熱海はアクセスが良くて観光地として充実している、また

     

    「我々も若くないので温泉にゆっくり浸かって2016年を振り返りたい(いささか早い)」

     

    ということで温泉地としても有名な熱海に決定した。

     

    こうして三十路男三匹の熱海弾丸旅行が幕を開けた。

     

    メンバーは妻子持ちで一家の大黒柱、容貌もすっかりパパのS。

     

    また結婚が決まり、残りすくない独身生活を楽しもうとしているT。

     

    そして独身貴族、いや独男のヒエラルキーの頂点に君臨する独身選帝侯(せんていこう)とでもいわんばかりの真性の独身、わたくしmasakuroyの3名である。

     

    三十路を過ぎ家庭も仕事も油ギトギトこってり盛りの男旅をする機会はそうそう多くない。

     

    ーこいつは楽しみになってきた。・・

     

    何かが起きる。

     

    そんな予感すら漂っていたー・・・

     

     

    4日のお昼頃、二子玉川にて集合する我々。

     

    天気もこれ以上ない秋晴れで、絶好の旅行日和だ。 やったぜ!

     

    そして交通手段はさいきんTが購入したminiの“CLUB MAN”でのロングドライブである。

     

    ヒャッホーウ、クラブマンに乗って海岸線のワインディングロードを走っていくなんて、テンション上がるっちゃ〜!!

     

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    お、おお、・・・オサレーーー!!!

     

    我々はTが運転するクラブマンに乗り込み、遥かなる熱海を目指した。

     

    ・・と言っても熱海はそんなに遠くない。 順調に車を飛ばせば2時間くらいで着いてしまう距離だ。

     

    しかしminiのカーナビは日本製のメーカーみたいに至れりつくせりではない。

     

    たまに高速で分岐があっても案内してくれないことがあり、見事に出口方向に行ってしまった我々はまた改めて高速に乗り直すというタイムロスも発生させたりした。

     

    さすがにドイツ製である。 合理的で余分な機能は一切つけない。

    かつルートを外れても再案内はなかなかしてくれない。

     

    そのうち、我々は「miniのカーナビにそこまで頼ってはいけない」という共通認識を持つことになった。

     

     

    途中海老名のサービスエリアで休憩。

     

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    家族連れがいっぱいいた。海老名SA有名だし人気なんだね。

    休日の昼下がりののんびりした雰囲気がなんともリラックスインザシティーだった。

     

    ご当地グルメに舌鼓を打つTとSだったが、私は熱海で待っている絶品ランチのためにここでは何も食べなかった。

     

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    クールでポップな見た目のminiカーナビちゃん。

    しかし日本製のナビみたいにおせっかいではなく、時たま合理的でドライな判断を下すので注意が必要だ。

     

    ・・・そんなこんなで小田原厚木道路・熱海ビーチラインを通って、着いたよ熱海〜!!

     

     

    そしてここが本日我々がお世話になるホテル、「熱海温泉 月の栖 熱海聚楽ホテル」だ!

     

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    5階の部屋の窓からはオーシャンビューの絶景が見える! いい部屋や。

     

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    このように部屋もいかにも旅館という感じでいい雰囲気だ。

    広くはないが細やかで気が利いている感じ。

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    荷物を置いて遅いお昼ごはんを食べに街に繰り出す我々。

     

    Sが「せっかく熱海に来たしうなぎが食べたい」というので、うなぎを食べに行くことにした。

    仲見世通りにあるうなぎ屋「うな正」に足を運んだ。

     

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    仲見世通りの狭い路地裏を抜けると・・・

     

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    あったうな正発見!!

    ・・ん? や、屋号が書いてないからうな正なのかわからねえ!

    うな正・・だよな?(うな正でした)

     

    2階席に上がるとカウンターとテーブル二つで十席余りのお店。

     

    ご夫婦でやってるお店ぽい。

     

    早速ハラヘリヘリハラ状態なのでうな重並を注文。

    (本当は上にしたかったが予算の関係上泣く泣く断念笑)

     

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    ウッホ!! いいうなぎ!!

     

    来ました〜待ってました〜これが食いたかった〜!!

    うなぎの肉厚な身。・・・

    絶妙な塩梅の甘辛いタレ・・・

    そしてそのタレに絡んだ銀シャリ・・・

     

    もうやめられない止まらないペロリンチョ完食でェ〜ッス☆!!

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    羽を伸ばしうまいものを食い至福の表情を浮かべるSの図

     

    さて。

     

    腹も満たされたことで熱海っぽい観光をしに行こう。

     

    樹齢2千年超の楠を祀っているという来宮(きのみや)神社というパワースポットに神頼みに行くことにした。

     

    熱海の隣駅だったが時間もあるのでブラブラ歩きながら向かった。

    途中でデザートとばかりに生乳で作ったソフトクリームをガブリンチョ&ペロリンチョ。

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    女子か。

     

     

    さて熱海の急勾配の坂を登り降りして、さらに坂道を登って3回転半ひねりを加え塩コショウを少々加えたところで小高い所にある来宮神社に着いた。

     

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    神社の入り口にセルフタイマーシャッター台みたいなものが置いてあって、万が一にも自撮り棒を忘れてもみんなで写真が撮れるというなんとも嬉しい心配り。 

     

    ただしスマホの種類によっては角度調整が難しい。

     

    境内はこんな感じ。 なんかシャレオツですね。

     

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    おみくじひいてみました。

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    可もなく不可もなく「」です。

     

    待ち人 ・・・ おとずれありくる

    おっ!? とうとう白馬の女王様が・・・!?

     

    恋愛 ・・・ 恋敵(こいがたき)に注意

    何!? 月9的な展開か!?

     

    縁談 ・・・ 心かわらねば叶うでしょう

    おおっ!! これは縁起がよい!! 酒盛りじゃ!

     

     

     

    旅行 ・・・ 利なし 行かぬが吉

     

    ・・・いやもう来ちゃってるんですけど。

     

     

    おみくじをしかるべき場所に括りつけ境内奥にあるご神木「大楠」へ。

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    でかい・・・・ さすが樹齢2千年の大木。・・・

    後々聞いた話だが木の周りを一周回ると寿命が延びると言われているらしい。

    全くもって事前情報を入手していなかった我々はただ写真とっただけっていう・・。

     

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    木の近くには絵馬がたくさん飾ってあった。

    人々のささやかな願いがしたためらせた絵馬、読むのはとても面白い。

    自分の学業・仕事への願いだったり、自分の近しい人や遠くにいる人へ向けた願いだったり。・・・

    なんか人それぞれの人生の一場面を垣間見た気がした。・・・

    うん、すごくいい。・・・

     

    パワースポット巡りを終えて宿に戻る頃にはすっかり日が暮れとった。・・

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    宿についてから温泉でひとっ風呂浴びて部屋に戻ると、我々の部屋を担当してくれる仲居さん(男)が「お食事の準備ができてございます」と夕食を用意してくれていた!

     

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    ウッヒョー!! 熱海のグルメの秘宝がご開陳や〜!!

    思わず彦摩呂を召喚してしまうほどの豪華かつ海の幸をふんだんに使った旅館飯が運ばれてきた〜!!

     

    もう辛抱たまらん! ということで

     

    カンパ〜イ!!

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    うーーん、幸せや・・・

    上品かつ繊細な和食の数々・・・

    日常の疲れが和風だしと一緒に溶けていくようだ。・・・

     

    なんかでもこれ完全に女子旅っぽいな。

     

    女子旅と何も変わらんくないか?

     

    飯を食って食休みをした後、我々は夜の繁華街に繰り出すことにした。

     

    繰り出すと言っても誤解しないでいただきたい。

     

    我々は三十路の落ち着きある英国紳士(ジェントルマン)であり、

    今夜はハングオーバーだぜ! ウッヒョ〜!! ペロペロ〜ん!☆」などと言っている20代の若造と一緒にしないでいただきたい。

     

    今回熱海の夜、これをやらないか?とTとSに提案していたことがあった。

    それは、

     

    「熱海の繁華街のスナックでママに人生相談をしながら飲み、カラオケを歌う」

     

    ということであった。

     

    我々は夜の熱海を歩き、歩き・・・

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    ついに目的のスナックへとたどり着きました。

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    恥ずかしながら我々は本日がスナックデビュー。

     

    愛読するSPA!に載っていた

    大人の男たるもの一軒くらいは仕事や私生活の愚痴が言えるママがいる行きつけのスナックはもっておくべき

    という金言に従ってみることにした。

     

    しかし、いざ入ろうとすると怖気づき

     

    「どうする? 入る? やっぱやめよっか」

    「いやでもここまで来たんだから入ろうよ」

    「誰から入る? 俺やだよ」

     

    などとスナックの入り口の前で修学旅行で女子を呼びに行く時の男子中学生かのようなグダグダを演じていた。

     

    意を決してドアを開ける我々。

     

    「いらっしゃいませ〜!」

     

    店内はまさにスナックという感じで、大テーブル2つとカウンターという構成。

    カウンターの中にはお姉さま方(ママとフロアレディー?)が三人いらっしゃるという状況だった。

     

    テーブル席にはなぜか元気な元ギャルっぽい女性の集団が8人くらいおり、カラオケですでに相当盛り上がっていた。

     

    テーブルは埋まっていたのでカウンターに腰を下ろす我々。

     

    水割りとポテトチップ、お通してきなものを出してくれる。

     

    スナックのお姉さま(ママじゃない場合なんていうの? フロアレディー?)から

    「めっちゃ携帯触ってんね!」と突っ込まれウィスキーソーダ割を煽るT

    所在投げにスマホを触り続けるS・・・

     

     

    お姉さま 「お兄さんたちどこに泊まってんの?」

    T 「熱海聚楽ホテルです。」

    お姉さま 「あ〜聚楽ね〜、あそこの人たち宿から出ないよね〜!」

    T 「そうですね・・・」

     

    熱海の宿は旅館に温泉がついてて、部屋まで食事を持ってきてくれて、宿内にラウンジもあってコンパニオンも呼べるので宿にこもって街に出ない人が多いらしい。

     

    お姉さま 「今日どっかいったの?」

    T 「来宮神社に行きました」

    お姉さま 「へぇ〜、大楠の周り一周回った?」

    T 「? いや、回ってないです。・・」

    お姉さま 「え?そうなの? あの大楠の周り回らないと行く意味ないじゃん笑

         一周回ると寿命が延びるって言われてるんだよ笑」

     

    そ、そうだったのか!! ぜ、全然知らなかった。・・・

    さすが全然下調べせずに行っただけあるな我々。

     

    なんとなくスナックのママに人生相談をするレベルにまで達していないことを察した私は、とりあえずカラオケを歌うことにした。

     

    バックナンバーの「ヒロイン」を歌ったところ、元ギャルの方々にも意外にも好評だった笑

    元ギャルらしき方々は倖田來未とかエレカシ・アフリカ語?のライオンキングの歌(笑)とか幅広いレパートリーを歌っており、しかもめっちゃ上手かった笑

     

    気をよくした私はindigo la Endの「夜汽車は走る」という曲を歌ったのだが、攻めすぎたのかおそらく私以外知っている人がおらず、ほとんど無反応だった笑

    歌っていた私は気持ちよかったのだが笑

     

    masakuroyが歌ったらそろそろ出るか」という流れになってきたので、意を決してママに話しかけてみることにした。

     

    しかしスナックなれしていないのか、30ちょっとじゃまだヒヨッコなのか気のきいたウィットに富んだ会話が出てこない。

     

    「最近熱海はどうですか?」

     

    「熱海は昔と比べて変わりましたか?」

     

    わ、我ながらつまらねえ笑

     

    何かの尋問か笑

     

    ママも返答に窮しながら答えてくれたが少し困らせてしまったのかもしれない笑

     

    アカン、出直しや・・・

    まだスナックのママに人生相談するには男としての器がなさすぎる。・・

    もう少し人生の酸いも甘いも嚙み分けてから再チャレンジや!

     

     

    そうしてそろそろお暇しようと思い、最後に「ママ」と呼びたくて

     

    「ママ、お勘定!」

     

    と言ってみたがママから返事がない。

     

    あれ?聞こえなかったかな〜?

    と思いもう一回言ったがリアクションがなく、何回か呼んでいるうちに、ママがはたと気づいたようにこう言った。

     

     

    「あっ、ごめん私ママじゃないよ?」

     

     

    あれっ?! てっきり見た目からママなのかと思ってました笑

     

    なんかこちらこそスイマセン!笑

     

    「いや〜、うん私ママじゃないんだわ、ママ今日いないんだわ、なんか色々ごめん! はいお釣り!」

     

    となにか微妙な気まずさを残してスナックを後にした我々であった笑

     

    ちなみに1時間半いてお酒飲み放題、カラオケ歌い放題で一人3千円でした!笑

    スナックやすっ!笑

     

    これは是非家の周辺でも開拓してみよう笑

     

    スナックから出た後、宿に帰る途中面白い自動販売機を見つけました。

     

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    みかんの自動販売機笑

    これは熱海あるあるなのか笑

    内容量あんまり変わらないけど下の方のみかんがこっそり300円で高いっていう笑

     

    「スナックデビューするには30歳そこそこはまだ若造なんだ・・・。」

     

    胸に残る一抹のほろ苦いキモチを抱きしめながら宿に戻った我々は、コンビニのつまみを肴に呑み直しましたとさ・・・・

     

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    ハーイ! 来週のmasakuroyさんはー

     

    ・熱海弾丸旅行二日目 〜疾風! 熱海城〜

    ・仲居さんの仕事の流儀”ご準備ございます”

    ・ハイブリッド猿回し

     

    の三本で〜す! それでは、ご機嫌よう〜!!


    Fin.

     

     

  • 吉田うどんクエスト2 ~韮崎の精霊たち

    吉田うどんクエスト2 ~韮崎の精霊たち

    九月の飛び石連休のある一日、

    私は東京メトロ有楽町線木場駅からほど近いドトールで新聞を読んでいた。

     

     

    暑いコーヒーを飲みほしながら

     

    「しけていやがる・・・」

     

    とひとりごちながら日経新聞の経済面に目線を滑らせていた。

     

     

    約束の時間からしばらく経つがまだ待ち人はやってこない。

     

    携帯のメッセージが来ていないことを確認してからふと目をあげると、

    入り口の外でビニール傘をさしながらじっとこちらを見ながら待ち人が立っていた。

     

     

    私はモーニングセットのプレートを下げ膳口に下げ、ゆっくりと店外に出た。

     

    「遅かったですね」

     

    「おう」

     

    待ち人ことY師匠と木場のトヨタレンタカーでラクティスを借り、カーナビの行き先検索で私は「こうふえき」と入力した。

     

     

    そう、今日は山梨にいくのだ。

     

    ちなみに先週土日も山梨に行っていたので二週連続で山梨にいくことになる。

     

    さすがの私もここまで短いスパンで山梨を再訪するのは初めてだった。

     

    というか人生でも数えるほどしか山梨に行ったことはない。

     

     

    なぜまた山梨にいくかというと、前回エントリーで書いた甲府の吉田うどん屋「とだ」にリベンジするためだ。

     

    前回は時間の都合上とだに行くことができなかったのだ。

    お昼の営業が14時くらいまでなので、11時に東京を出れば十分間に合う算段だった。

     

    私とY師匠は食べ損ねた吉田うどんに思いを馳せ、

     

    「ようやくあのとだに行けますね。三度目の正直だ」

     

    と今から吉田うどんの味を想像しては唾液が止まらない状態になっていた。

     

     

    そのとき、甲府駅までの到着予想時間がカーナビに表示されたとき我々は目を疑った。

     

     

    「到着予想時間: 14時36分」と画面には映し出されていた。

     

     

    「な……ん、だと……?」

     

     

    Y師匠は明らかに動揺したようだった。

     

     

    東京から山梨まで3時間半もかかるはずがない。

    順調に中央道を飛ばせば2時間もかからないはずだ。

     

     

    「くそッ、このナビ壊れてやがる! masakuroy、お前のケータイ地図アプリ入ってないか? それで調べてくれ」

     

    私は言われた通り携帯の地図アプリで調べてみると到着時間は13時30分くらいだった。

     

     

    「師匠、地図アプリのナビでは13時30分と表示されてます。 これからギリギリ間に合いそうです。 急ぎましょう!」

     

    「わかった。 じゃあ早速行こう。 俺はお前のナビを頼りにいく。 しっかりナビ頼むぞ」

     

     

    我々は首都高に乗り、中央道を目指した。

     

    「次の分岐路まで900m、800m….いま750mです」

     

    「いいぞ、いいナビだ。 でも100m単位での案内は要らないぞ」

     

     

    そんなやりとりを続けながら我々は山梨へと続く中央道を快調に飛ばした。

     

    途中事故渋滞に巻き込まれ思わぬロスもあったが、概ね順調な旅程だった。

     

    談合坂付近で進路が右ルートと左ルートで分かれている。

     

     

    Y師匠にどちらのルートがいいか聞かれ、どんな違いがあるのか聞いたところ特に違いはないということだった。

     

    談合坂の名前の由来は、北条氏と武田氏が和平の交渉をした場所だからとか、

     

    桃太郎が猿きじ犬にきびだんごをあげた場所だから「団子」が「談合」に変化したなど諸説あるらしい。

     

    そのうち多摩丘陵の山間の道を抜け、山梨のなだらかな平野が眼前に広がってきた。

     

    そのうちY師匠が学生時代を過ごした街にさしかかり、

     

    竜王駅の神社の境内裏で女子高生と××したとか、

     

    ドラックストアで自転車をパクったとか、

     

    「南の風 風力3」というホテルをよく使った、懐かしい、けど”風力3”
    てなんなのか未だによくわからない

    とか色々な話をしてくれた。

     

     

    誰にとっても青春時代を過ごした街は大切な思い出があり、いつ来ても特別な感情が去来するものなのだろう。

     

    Y師匠が通った大学の大学生の集団が、部活の練習後に昼飯を食べにいくのだろうか、
    談笑しながら歩道を自転車で走っていった。

     

     

    そうこうしているうちに善光寺に続く道の坂を登りきったあたりにある「とだ」に着いた。

     

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    1時半くらいだったが車はほぼ満席で、混雑していた。

     

    とだの暖簾をくぐると畳にテーブルが5、6脚並べられており、家族づれや学生がうどんをすすっていた。

     

    中もほぼ満席近い。

     

    Y師匠ととだの主人は学生時代からの付き合いて懇意らしく、

     

    「久しぶりだな!」

    「いまどこに住んでんだ? 東京?」

    「まだ結婚しねぇのか?」

     

    など世間話に花を咲かせていた。

     

    テーブルにつき、我々は吉田うどんと替え玉を注文した。

     

    そうして席で待つこと10分、出て来たのがこれである。

     

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    すごい迫力だ。

    その器からはみ出さんばかりの具に圧倒されそうになる。

     

    替え玉が食べられるのか若干不安にもなる。

     

    隣のテーブルでは体育会系の細身の大学生(おそらくサッカー部か陸上部であろう)が

    なんでもないように替え玉を掻き込んでいる。

    若いというのは素晴らしいものだ。

     

    早速器からはみ出さん限りの具を食べて見る。

    キャベツがよく茹でてあり食べやすい。

    肉もこれは馬肉なのかな? 見た目よりもボリュームが少なく、味が染み込んでいて美味しい。

    かき揚げも根菜類ベースで美味しい。

     

    いかん、すごいありきたりな感想しか言ってない。

    これでは食レポ失格だ。

    具をかき分けるうちに姿を現した極太の吉田うどんに手をつけ始める。

     

    ・・・むっ!! これはっ!!・・・・

     

    出来合いでは出せない絶対的な”うどん”感!

    作った人の顔まで浮かんでくるような絶対的な手作り感が半端ない。

    さっきまで丹精込めてこねていたうどんを速攻包丁で切り、さっと湯を通してからうどんの汁にぶち込んだような絶対的な”ライブ”感がとてつもない。

    いかん、さっきから”絶対的”って言葉使いすぎてる・・・ これは伝わっているか不安だ。・・

     

    とにかく、讃岐うどんに代表されるうどんを想像している人は度肝を抜かれるだろう。

    柔らかくてもちもちしていて、ちゅるんと爽快な喉越しを想像している人は見事にその期待を裏切られるだろう。

    吉田うどんは固く、しっかり力に入れて噛まないとかみきれない。 まるでうどんというより原料の小麦をそのまま食べているかのような、食感に圧倒されること請け合いだ。

    しかしうどんの汁がしっかりと麺に染み込んでいて、うんまい!

    ちなみにうどんの汁も讃岐うどんのように透き通っている感じではなく、二郎ラーメンのような濃厚で色も濃い汁である。

     

    うどんをしっかり咀嚼しながら食べているとY師匠が。

     

    「そんなしっかり噛んで食べてるとトーシローやと思われるで。

    すぐ食えんくなるぞ。

    吉田うどんは噛まんと飲み込むんや。 うどんは喉越しやで」

     

    「30回以上よく噛んで食べなさい」と家や学校で教育されてきた私は、そのコペルニクス的発想の展開に「そういうものなのか!?」と困惑したが、

    いざ噛まずに飲み込んでみるとなるほど、うどんが喉を通り抜けていく感覚がなんとも言えず気持ち良い。

    まさにうどんを食べずに”飲んでいる”という感覚だ。

     

    そんなこんなで暴力的な見た目とは裏腹に気づいたら我々は吉田うどんを完食していた。

    腹持ちはものすごいよく、これでしばらく腹は減りそうもない。

    夜ご飯もいらないかもしれない。

     

    こうして我々は山梨に来たもう一つの目的であるライブを見に、韮崎は東京エレクトロン文化ホールに向かった。

    韮崎とはあの世界のHIDEこと中田英寿の出身地である。

    韮崎も「サッカーのまち・にらさき」と銘打っているがそんなにサッカー感はない。

     

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    そう、我々はLittle Glee Monsterのライブを見に来たのだ!

     

    説明しようLittle Glee Monsterとは日本全国の歌うまい少女たちで結成された本格派ヴォーカル・グループである。

    いや〜ほんと超よかった〜!!

    一人一人で歌っても超うまいのにハーモニーとか超きれいだし〜!!

    もう地元の女子中高生で会場埋め尽くされている中の三十路おっさん二人組はノリノリで聴いてましたよ!

    しかも「青春フォトグラフ」では写真撮影OKという大サービス付き!!

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    いや〜もういい子たちだし歌うまいし最高でした!!

    是非皆さんも是非Little Glee Monsterこと「リトグリ」聴いてみてください!

     

  • 君としまだと江戸前寿司

    君としまだと江戸前寿司

    こんにちは。masakuroyです。

     

    すっかり更新が滞っておりました。

     

    もう6月ですね。紫陽花が綺麗な季節になってきました。

     

    最近はまったくブログを書いていない訳ではなく、はてブロに浮気していました笑

     

    しかし、私のホームはあくまでもWordPressなのでこちらもしっかり更新していこうと思います。

     

    あくまで三十路男の徒然ない日々を綴るというのがこのブログのテーマなため、何の変哲もない日常起こったことを更新していこうと思います。

     

    まぁ更新してない間も色々なことがあったんですけど……

     

    東京都タッチラグビー協会が主催する練習に行ったら、高校ラグビー部の友達に5年振りにあったり、、

    いま、タッチラグビーが面白い – masakuroyのブログ

     

    GW中名古屋から来てる友達となぜか野球殿堂博物館に行ったり、、

    野球殿堂博物館に行ってきた – masakuroyのブログ

     

    名古屋ラグビーチーム時代の師匠と後輩と銀座で飲み会しててそのまま不思議な魅力を持つ街・下北沢に行って朝まで酩酊してたりとか、、、

    下北沢のふしぎな夜 〜マイ・ブルーベリー・ナイツ〜 – masakuroyのブログ

     

    東京ブックマーク絶賛更新中です笑

     

     

    先週末は、幼なじみの友達と三人で呑んでいた。

     

    集合場所は我々のなかでおなじみの表参道にあるカレーうどん・しまだ。

     

    しまだ

     

    表参道というはいからさんが通るハイセンス・アーバンエリアの裏路地に、こうした昭和の佇まいを感じさせる昔馴染みのお店があるとほっとします。

     

    しまだグルメの数々を挙げていきましょう!

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    名物メニュー・ハムカツ!

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    刺身盛り合わせ! ハマチちゃ〜ん、いいよ〜セクシーだよ〜!!(謎)

    IMG_3866

    これぞ横綱メニュー・カレーうどん!!!

     

    どうですか、おいしそうでしょう。

    ハムカツとか絶品ですよ!

     

    料理を食べつつ我々は極めてリアルな30代男性トークを展開していた。

     

    1人は結婚生活について、赤裸々な夫婦生活を告白した。

     

    1人は好きな女性について、情熱的な思いを吐露していた。

     

    私は私で恋愛とは哲学だなどとポエミックなことをひとりごちていた。

     

    なんとも野郎三人のむさ苦しい飲みとはおもえない会話を展開していたのだ。

     

    30代働き盛りバリバリの我々。

     

    普通はこんな感じで集まったらビジネスや投資の話をするのだろうか。

     

     

    まあちょっとはしたけど、、、0.5分くらい笑

     

     

    しまだのカレーうどんも堪能したので、我々は店を移した。

     

     

     

    二軒目は表参道駅近にあるDENというバーである。

     

    DEN

     

    地下にあり、カジュアルな入りやすいバーという感じだ。

     

     

    カウンターではいかにも女性を口説いているような人・テーブルでは合コンしてる人がたくさんいる笑

     

    どことなくスモーキーないい薫りがしてなんともエロ爽やかなふんいきである。

     

    バーということもあり私はダルモアのロックを頼んだ。

     

    この球形のロックアイスがいかにもザ・ウィスキー・ロックという感じでいいですね!

     

    IMG_3856

     

    私は無類のチョコ好きであり、メニューに生チョコがあったので頼んだ。

     

    友人がさすが通だなというのでなんでだと尋ねたところ、ウィスキーにはつまみとして生チョコを食べるものらしい

     

    ウィスキーとチョコが合う理由って?大人チョコ時間のススメ

     

     

    そうなの?笑

     

    単純に俺はチョコが好きだから頼んだんですけど笑

     

    しかし苦味のあるウィスキーに甘すぎない生チョコはよく合う。 風味も似ている。

     

    ここでも話が弾み、気付いたらウィスキーロックを4杯くらい飲み、かなり酔っ払っていた笑

     

    1人が寿司を食ってからフルーツパーラーに行きたいと言い出した為、店を出た。

     

    これから寿司食うの?笑という気もしたが、この疑問は後ほど大きく裏切られることになる。

    渋谷センター街に移動。

     

    魚がし日本一 立喰寿司 渋谷センター街店

     

     

    渋谷センター街に突如出現する立ち食い寿司店。

     

    一歩中に足を踏み入れると、完全に多国籍な感じだった。

     

     

    外国人のお客さんばっかり。

    店内では中国語やらスペイン語やらフランス語やらが飛び交っている。

     

    どうやら手頃な値段でおいしい寿司が食べれるから人気のようだ。

     

    カウンターしかない店内では確かな匠の技を持つ寿司職人の大将が握ってくれる。

     

     

    僕らのあとにお父さんと小学生の男の子二人の家族連れが入ってきた。

     

    お父さんは「やっとお寿司食べれるね」と子供に話しかけており、子供たちも嬉しそうだった。

     

    彼らがカウンターにつくと、大将の1人がすぐに近寄ってきて

     

    「いらっしゃい! 今日はいいネタが入ってきてますよ! いわし、かんぱち、○○(忘れた)がお勧めです」と顔をほころばせた。

     

     

    どうやらこの親子は立ち食い寿司の常連らしい。

    今日はもしかしたら月に一度の親子水入らずのご馳走の日なのかもしれない。

     

    そんな妄想をしながら寿司を口に運んでいた、、、ん?

     

     

    うっま! 

     

     

    めっちゃうまい!!

     

    一貫大体150円とか信じられないコスパの良さ!

     

     

    久しぶりに食ったよこんな美味い鮨は!

     

    まずあら汁が激ウマ。

     

     

    その後注文したイワシ・えんがわ・トロサーモンも軒並みウッマー!!

     

     

    味のよさに驚愕しながら会計を済ますとなんと700円強!

     

    やっすすぎだろ!

     

    これは外国人観光客も列をなすわけだわ。

     

     

    かなりお腹いっぱいだったからあんまり食べなかったけど、空腹だったら何皿でもいけますよこれは(^ν^)

     

    最強CPの魚がしを後にした我々はシメに西村フルーツパーラーへ。

     

    渋谷西村フルーツパーラー

     

    この時点で私にはパフェとか、フルーツを平らげる力は残っていなかった。

     

    最後の力を振り絞り私が頼んだのは緑のコールドプレスジュース

    IMG_3857

     

    小松菜とバナナの風味が爽やかでのどごしいいワァー(^o^)

     

    こうして三十路男子の徒然なるグダグダ飲みナイトは更けていった・・・

     

    昔、森進一が「冬のリヴィエラ」でこう歌っていた。

     

    ”冬のリヴィエラ

    男ってやつは

    港を出てゆく 船のようだね

    悲しければ 悲しいほど

    だまりこむもんだね”

     

     

    そりゃ、そうだろうと思う。

     

    特にオチも意味もなし!

     

     

     

  • 東京日和 〜中央線センチメンタル〜

    東京日和 〜中央線センチメンタル〜

    ー東京は不思議な街だ

    いくつになっても出逢いが待っている

    これは何度目の恋だろう

    そして今日もー

    「東京センチメンタル」

    こんにちは。 のっけからすいません。

    masakuroyです。

    吉田鋼太郎さん主演の東京センチメンタルハマりましたわ〜!

    全話通してみたドラマは久しぶりですよ!

    吉田鋼太郎扮する下町の和菓子屋2代目・久留里卓三が、毎回登場するマドンナに惚れてそしてフラれるっていうドラマだったんですけどね笑

    fblogo

     

    いや、本当にこのドラマのいう通り東京は面白い街ですよ!

    たくさん行くべき・見るべき所があり、いろんな所から来たいろんな人がいて、それぞれの人間ドラマがある・・・・

     

    クーーーッツ、これだからTOKYOはやめらんネェ!!ヽ(●’`*)ノ

     

    そんないくつもの出逢い!?が待っている東京を満喫するため、GWを満喫しにかかりました。

    今年のGWは飛び石連休のため、3連休のち5/2出社、また三連休のち5/6出社っていうスケジュールなんですよね〜。

    人によっては2か6、もしくは両方休んで10連休だぜ!いえー!

    このGW何をしたかというと完全に飲んでくれてましたね、、、(^。^)

    飲んでた記憶しかない笑

    どれだけのお店に行ったか備忘までに記録しておきます笑

    <4月29日>

    サングリア(表参道)

    本格スペインレストラン。

    いかにもスペインみたいな料理が食べれました! パエリアと赤ワインが美味かったな〜

    銘柄わかんないけど笑

     

    ダブリュー(表参道)

    カジュアルなバー。

    日系3世の陽気なブラジル人店員さんの小粋なトークに笑わされついつい赤ワインが進む。

    いいお店だね!

     

    30日はGW恒例の野球観戦に行ってきました〜!(^o^)

    ヤクルト対巨人!

    試合は代打・飯原選手が殊勲の逆転ツーランホームランで逆転勝ち!

    ドラマチックな展開に最高に興奮しましたよ〜!(^o^)

     

    神宮に舞う無数の傘と東京音頭が壮観でした〜!

    IMG_3684

     

    メーデー・5月1日は行ってきました、これまたGW恒例のハシゴ飲みです!

     

    昨年は横浜・野毛での開催でしたが今年はmasakuroyたっての希望で中央線沿線飲みを敢行しました笑

     

    真昼間っから飲みたいじゃん!という事で13時から吉祥寺が誇る名酒場・いせやからスタート!

     

    GWの井の頭公園はすごい賑わってましたね〜天気もよくて絶好の行楽日和でした(^o^)

    井の頭公園て大道芸やってる人が絶対いるイメージですね笑

    それをギャラリーが取り囲んでるという笑

     

    お約束のやつを案の定見る事が出来ました笑

     

    あと、メーデーだったんで吉祥寺駅周りではデモ行進も見る事ができました笑

    ブラック企業を許すなー!とか1日8時間労働を厳守しろー!とかね笑

    実はいせやは2店舗あり、吉祥寺駅近くと井の頭公園近くにあるんですが今回は公園近くのいせやに行きました。

    吉祥寺駅寄りのいせや。 最初こっちに行った。

    IMG_3686

     

    井の頭公園入口にあるいせや。モダンな作り。

    IMG_3688

    出た! 真昼間っから並んでますよ!(^o^)

    これまた飲んべえが多いことで、、笑

    列に並んでいるとこで友人N・Sと合流。

    いい匂いのする煙が店内からもくもく立ち上っていきます。

    服に匂い付きそうだなこりゃ笑

    半地下の席に通され、まずはビールで乾杯、ハシゴ酒スタート❗️

    友人Nは大学に入って上京したての頃、彼女と来た思い出の店らしい、、

    当時はもっと雰囲気がある店だったが、去年くらいに建て替えてモダンな外観になったらしく、残念がっていた。

    焼き鳥ももちろん美味いのだが刺身とシューマイが美味かった!

    特にシューマイは絶品❗️サイコー!

    頼んで良かった笑

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    もちろん漬物とモツ煮込みも美味い笑

    酒のツマミの話の中で、今まで知り合った女性の中で誰が一番好きだったか?という話になったのだがなんだろう、全然思い浮かばない笑

    過去にはこだわらない性格だと主張しているがまさかここまで思い浮かばないとは笑

    過去にこだわらないどころか、脳のメモリーに問題があるのかもしれないな笑

    どうやら思い出の上書き保存しすぎらしい笑

    僕だって、東京センチメンタルの久留里卓三さんみたいに常に恋してみたいよ笑

    ほどほどに飲んだところで我々は店を後にしようとした。

     

    しかしすでに私は酔っ払っていた。、、

    着てきたジャケットを席に忘れ、隣で飲んでた人に「忘れてるよ」と渡される始末笑

    キレイな人だったので「おっこれは運命の出会いか!?」と一瞬思ったがどうやら違ったようです笑

    いせや 公園店-吉祥寺/焼鳥[食べログ]

     

    次は阿佐ヶ谷に移動するハシゴ酒メンバー。

    しかしこの後思わぬハプニングに遭遇することになる、、、

     

    もともと中央線ではしご酒しようと思ったのは、笑ってコラえてのハシゴ酒コーナーで、坂上忍と又吉が阿佐ヶ谷で飲んでたのを見て楽しそうな街だなと思ったからだった。

    IMG_3691

    意気揚々と阿佐ヶ谷の街に降り立ったものの、

    アレ・・・街はまだ準備中のふんいき・・・

    それもそのはず時間はまだ15時を回ったばかり。

    だいたいの居酒屋がこんな時間からやってるはずがない!

    昼からやってるいせやが普通じゃないのだ笑

    私がプランニングしたお店ももちろんまだ準備中の始末・・

     

    「てめーちゃんとリサーチしてこいよ!(怒)」

    「何のために阿佐ヶ谷まで来たんだよ、俺らは!(怒)」

     

    炎上ーーーー!!ヾ(‘ω’)ノ

     

    何とか消火する方法はないかとテンパっていた私の目の前に救いの手が!!

    何と既に開店しているお店をはっけん!!

    立呑風太くん-阿佐ヶ谷/居酒屋[食べログ]

    何となく微妙に懐かしい感覚を思い起こす店名・・・

    そういえば風太くんていたね笑 レッサーパンダだっけ? 元気かな・・(遠い目)

    IMG_3692

    独特の不思議なふんいきを醸すお店で、乾杯するときになぜかゴングを鳴らしてくれます笑

    メニューも一味変わってて、チョリソー春巻なるものを注文!

    これは絶妙な食感で美味しかったです!新感覚!

    また、「ホッピー」ではなく「ハッピー」という名前のオリジナリティあるお酒もあり(IWハーパーをホッピーで割ったもの)、これがまたスッゲーあってました! これ流行りそうだな〜ヾ(●´∀`●)

     

    何とか火消しに成功し、次の目的地・高円寺へ!

    高円寺では駅前の有名な居酒屋「大将」へ!

    大将 – 高円寺/焼鳥[食べログ]

    これまた期待に違わないいい居酒屋でした・・・もやしとか塩キャベツを肴にレモンサワーで喉を潤す。

    そしてここでTが合流! 乾杯して次のお店へ!

     

    とうとう中央線沿線のみの終着駅・中野にたどり着いた我々。

    Nが前から行きたいと言っていた日本酒がめちゃくちゃ美味しいという「中野青二才」へ!

     

    中野青二才-中野/バル・バール[食べログ]

     

    いやーここのお店のホスピタリティはすごいんです!

    事前に電話予約していったですが、な・なんと席にはオリジナルのプレートが!!

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    早速テンション、アゲアゲーー!!(IKKOさんが憑依しました)

    そしてHとRも合流し、ハシゴ酒メンバー全員集合じゃ!

    美味しいおつまみを肴に、ヴァイキングのように日本酒をグビグビ呑んだくるアラサー6人集。

    img_3694

    どーん!! 船中八策!! ニッポンの夜明けぜよ!!

     

    辛口だけどめちゃくちゃ飲みやすい! 日本酒ウッマー! щ(゚Д゚щ)

    これはどんだけでも行けてしまうわ!!

     

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    どーん!! 出たァーーッ! 日本酒界のカウンタックッッ!!(?) 鷹勇ッッ!!

    山陰の名水が育んだ薫豊かな銘酒だぜーッ!! うめーぜッ!!

     

    日本酒をたしなみ、たわいもない話も尽き、そろそろ次の店へ行くかというところで・・・!?

     

    なんと、バースディサプライズだァーーー!!

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    もう一度言おう、中野青二才さんはお・も・て・な・し精神あふれる素晴らしいお店です!!

     

    ほろ酔いというかすでに泥酔の状態で、青二才さんに紹介された姉妹店で飲み直す我々。

    百伝-中野/居酒屋[食べログ]

     

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    娘を持つ一人の親として、貫禄の面持ちで人生訓を語るR。

    Rの矜恃に耳を傾けていた頃、一本の電話が。

     

    ん?これはさっきまで飲んでた青二才さんの番号だ! なんだろう?

     

    「もしもし? masakuroyさんですか?

    あのー・・・まだお会計いただいてないんですけど・・・」

     

    。。。ファッ!!!?

     

    アレッ!? そういえばお会計した記憶が曖昧だった・・

    カバンをおもむろにまさぐるとなんと伝票が入ってたァ〜〜!!!

     

    ”完全にこれ「飲み逃げ」やんけ!!!”

     

    尋常ではない粗相をぶちかまし、ダッシュ(5秒)で青二才さんまで戻り平身低頭でお会計を済ませたmasakuroyであった。・・・

     

    そして魅惑の街・中野で飲み屋をさらにハシゴした一行であった・・・

    <ハシゴ酒ツアー殿堂入りのお店>

    四文屋 中野北口店 -中野/居酒屋[食べログ]

    さらしな総本店 北口店 -中野/そば[食べログ]

     

    ー中野は不思議な街だ。

    いくつになっても出逢いが待っている

    ここは何軒目の店だろう

    そして今日もー。

    「中央線センチメンタル」

     

  • ロードオブザウェディングリングス〜王の帰還〜

    ロードオブザウェディングリングス〜王の帰還〜

    あけましておめでとうございます、masakuroyです!

    いや〜、新年明けましたね〜!

    2015年は世間的にも色々なことが起こった年でしたが(後々振り返ると2015年は歴史の転換期だった!なんて言われたりするかもしれないですね!)、2016年はどんな年になるんでしょ〜か。

    私は年明けから早速実家でおせちを食らい、お雑煮を食らいお餅を食らい、順調にウェイトアップしております。

    さてこの年末年始はいろいろありました!

     

    まず最大のハイライトが幼なじみである友達Kの披露宴(12/26)!

    東京都港区のビーチサイドの某高級ホテルにて執り行われました。

    ここで私は初めて披露宴で余興を行いました笑

    今まで2次会とかならやったことあるけど、親御さんや親戚の方々がご列席のまあオフィシャル中のオフィシャルの場で余興なんかやったことなかったものですから、事前に会場入りして司会の方と打ち合わせをしている時に「俺らの余興本当にこんな場面でやっていいクオリティなのだろうか?・・・」と不安しかありませんでした笑

    前打ち合わせを済ませ、出席者控え室に行くと新郎新婦のご家族もいました。

    私は一緒に余興をやるS・Tと一緒に飲み物を飲んで緊張を紛らわせていた。

    因みに私とSと新郎Kは高校の時ラグビー部で同じ釜の飯を食った間柄であり、新郎Kのお母様とは面識があった。

    手持ち無沙汰になり、新郎Kの家族に挨拶に行ったのだがお母様が高校時代から約20kg増量しているSを見て、

    「まぁずいぶん大きくなられて・・・・」と言ってたのが面白くて感慨深かった笑

    (SはSで新郎Kのお母様の顔を覚えてなくて、新婦のお母様だと思ったらしく「初対面なのに失礼な人だな!」と勘違いしていたのがまたウケる笑)

     

    そんなこんなで披露宴が始まる時間になり席に通された。

    我々は10人掛けテーブルに着席。

    メッセージカードがテーブルに置いてあり、見てみるとこざっぱりとしたメッセージが笑

    Kらしいなと思いながら席次表の新郎新婦プロフィール欄を見た。

    二人とも5歳の時くらいの可愛い写真が載っており、目を通していくと

    「性格」欄が二人とも「マイペース、のんびり」となっており全く同じだった笑

     

    なんともまぁ沖縄の風を運んでくれるような夫婦になるんだろうなぁ・・・・ん?

     

    新郎の嫌いな食べ物 「にんじん」

     

    まじかよ笑  20年近く付き合ってるけどにんじんが嫌いなんてまっったく知らなかった笑

     

    そしてもう一つだけプロフィールで気になる点があった。

    「絶対にやりたいこと」欄だ。

    新郎「ヨーロッパに住みたい」

    新婦「ニューヨークに住みたい」

     

    おいおーい!!笑 すごい希望割れちゃってるけど笑

    二人のやりたいことを叶える為にはまずヨーロッパに住んでからニューヨークに住むとか、移住のプロ夫婦になるしかないですね笑

    いずれにせよ将来海外に住むなら、旅行で遊びに行くから宿提供してください笑

     

    そんなことをしている内に披露宴が始まった。

     

    とても音楽がポップで楽しげで、パッチワークっぽい映像処理がかっこよかったオープニングムービーが流れると新郎新婦の二人が入場してきた。

     

    とてもお似合いで、華がある新郎新婦である。

    タキシードとドレスがよく似合って華やかだなぁと思って見ていた・・・が。

     

    新郎Kがハレ衣装が似合いすぎている笑

    まるで普段からこういう格好している社会的立場の人のようだ笑

    何?どっかの国の王子ですか?っていう笑

    髪も長くてタクヤ・キムラ風だしF4か?! F4なのか!?と友達Tと密かにツッコんでいました笑

     

    新郎Kは列席者の方々への挨拶も立派にこなし料理が振舞われる段になった。

    その時、なんとKがおもむろにコック帽をかぶりだし鈴を鳴らして「オーダー!」と叫び出した。

    ビストロスマ○プか!! し○ごちゃんなのか!!?と心の中でまたもツッコんでいると、

    カーテンが開きなんとオープンキッチンとシェフが登場というサプライズ笑

    これは豪華ですごい演出だと思った!

    そして新郎がビストロばりの演出を決めてくれた料理に舌鼓を打ちました。

    基本的に普段口にするものと比べて格段にクオリティが高くて美味いのですが、特にパンがめっちゃ美味かったです笑

    そしてメインディッシュの肉!(正式名称:牛フィレ肉と色々な茸のグラッセ 白ワイン風味)が最高に美味かった!!

    これは二人の結婚式が行われたハワイ(イン・ビットウィーン・ドリームス〜ホヌカイラニからの手紙〜参照)のウルフギャングステーキレストランで食べたメチャウマステーキに匹敵しました。

    いや〜美味しい料理も食べられて二人のメデタい姿も見られてマンゾク満足!!・・・・

     

     

    はっそうだ忘れていた!。・・・・我々には「余興」という大事な仕事があったのだ。

    我らが高校ラグビー部キャプテンによる元米大統領ロナルド・レーガンばりの名スピーチが終わり(落として落として落として最後上げる)、新郎新婦のお色直しが終わり、いよいよ我々の余興の時間が近づいてきていた。

     

    もしもこんなめでたく立派な場で盛大に場をシラけさせようものなら、「お呼びでナイ、アラヨット」とかなんとか言いながら窓から見える東京湾にガラスを突き破って身投げしたくなる状況だろう。

     

    いずれにせよ時間は待ってくれない。

    やるしかないー。

    我々は悲壮な覚悟を胸に会場を後にし、控え室で余興用衣装に着替えた。

    余興とは独自にアレンジを施した「てんとう虫のサンバ」だ。

    我々は赤・青・黄色のそれぞれ色が違うTシャツと背中につける羽根、触角を身につけて更にハワイを連想させるビニール紐を裂いただけの腰布・レイを纏って戦闘体制を整えた。

    「いつ行く?いつ行く?」とか言いながら無駄に部屋をうろうろしている内に係の人が「もうよろしいですかー?」と部屋をノックしに来たので「やるしかねぇ!」と覚悟を決めて部屋を出た。

     

    独自にアレンジした「てんとう虫のサンバ」とは、普通のてんとう虫のサンバの前に、ニュージーランドラグビー代表が試合前にやる勝利の舞「ハカ」を私が先導して踊るというものだった。

    ↓ ニュージーランド マオリ族の勝利の舞「ハカ」

    こうしたものを何故てんとう虫のサンバの前に踊る必要があるのか?

    そう思う人もいるかもしれない。

    しかし、ハカはおめでたい場でも披露される踊りなのだ。

    ”ハカはニュージーランドでは一般的な民族舞踊であり、現在では相手に対し敬意や感謝の意を表する舞として披露されることから、結婚式、葬儀、卒業式、開会式、歓迎式典など、あらゆる場面で目にする機会が多い。”(wikipediaより抜粋)

    我々もニュージーランドの文化・先人たちに敬意を払い門出に立つ二人のためにハカを躍らせてもらったのだ。

    ・・・・というのは後付けだ。てんとう虫のサンバだけだと地味かもしれないと不安になったんだろ?というような邪推はいけない。

     

    そうして我々は意気揚々とてんとう虫なのかフラガールなのかよくわからない仮装をして会場入りし、無我夢中で踊りをやりきった。

    やっている途中は盛り上がっているのかドン引きされているのか全然会場の雰囲気がつかめなかったがとにかくやりきって会場を後にした。

     

    「これ、よかったのかな?」

    着替えを終えてから充実感と一抹の不安を抱え、会場に戻ると皆さんが暖かく迎えてくれた。

    ありがとう、会場の皆さん!

     

    この後、新婦から両親への感謝の手紙が読まれ、またそれぞれの両親に新郎新婦から花束が渡された。

    新郎Kが披露宴の締めの挨拶を涙ながらに立派にこなしているのを見て、初めて感極まって泣くところを見たかもしれないと思った。

    ハワイの結婚式は常に笑い声に包まれた明るい雰囲気だったが、披露宴でこう言った感動的な場面を目の当たりにし、「これから二人は人生を共に手を取り合って歩いていくのだな」と、新しい夫婦のスタートを見届けていると思うとなんとも厳かな気持ちになった。

     

    僕らのてんとう虫のハカが、二人の門出に花を添えられたかどうかはわからない。

    ただこれから始まる二人の大冒険を、必要があらばいつでもサポートに駆けつけたいと思っているということだ。 そう、あの大冒険活劇で主人公一行の危機を救う仲間達のようにー。

    二人の大冒険はまだ始まったばかりなのだから・・・。

     

    ロードオブザウェディングリングス〜王の帰還〜 完

     

  • 注文の多い料理店〜masakuroyのザ・ロシアスキー〜

    注文の多い料理店〜masakuroyのザ・ロシアスキー〜

    ズドゥラストゥビチェ!! masakuroyです。

    のっけから誤植のようなカタカナ語を打ってしまいすいません。

    これはロシア語の挨拶(のはず)です。

    大学3年くらいの頃、必修でもなんでもないロシア語の授業を興味本位でとっていたが、「独特の文字がカッコいい(Дとか)」くらいしかわからないうちに授業をフェイドアウトしてしまった苦い経験がある。

    もともとロシアに興味を持ったのはロシア文学からだった。

    当時民主党の代表だった岡田克也さんのプロフィールをHPでたまたま見て、好きな本にドストエフスキーの「カラマーゾフの兄弟」を挙げており、

     

    「えらい政治家の人が読む本を読めば教養があると思われるかもしれない、そしてモテるかもしれない」

     

    くらいのノリで読んでみたら、その重厚な世界観に圧倒され「うわロシア文学ってすげぇ」と思ったのがきっかけだった。

    その後トルストイの「戦争と平和」も読んだけど、ストーリーの重厚さとその長さに圧倒されたw

    社会人になった今はとてもじゃないけど読めんなぁーと思う。w

    そんなこんなで”ロシア”の歴史や文化になんとなく関心を持つようになった。

    とは言ってもロシアに行ったこともないし、ロシア文学はコンプリートしました!とかっていうわけでもないが、ロシアには何か惹かれてしまうものがあるのだ。

     

    そこで先日初めてロシア料理屋に行ってきた。

    たまたま東京に行く用事があり、友達と夜飯を食うことになっていた為「何食う?」という話をしていたのだが、「ここはロシア料理にトライしてみよう!」と恵比寿駅ビルにあるロシア料理屋「マトリョーシカ」に行くことになった。

     

    マトリョーシカ恵比寿店(恵比寿/ロシア料理)-Retty

    駅ビルの中だけあってこじんまりとした店内。

    店名の通りいろんな大きさのマトリョーシカが飾っており目にも楽しい。

    そこでmasakuroyは日替わりディナーディッシュを注文。

    有名なロシアのつぼ焼きいただきました!

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    このパンが器にかぶさってるやつを崩して食べるんですよね〜!

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    見た目にも楽しく、二度美味しい的な料理や〜!

    他にも野菜のスープとかあったんですがメインディッシュは白身魚のムニエル。

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    とても見た目が鮮やか! 素材の味を生かした上品でまろやかなテイストでした。

     

    ロシア料理って意外と素朴な田舎料理っぽいところもあるんですよね。

    しかも脂っこくなくてとってもヘルシーですね!

    来年はロシア料理ブームきますよ!(適当笑)

     

    ビーフストロガノフとかボルシチ、ピロシキも食べてみたい!ヽ(°▽、°)ノ

     

    正月に実家帰るときに、渋谷のロゴスキー行ってみよーかな〜。

    渋谷の地で64年、東急プラザのロシア料理店「ロゴスキー」いったん閉店へ

     

    それでは、ダ・スヴィダーニャ!ヽ|・ω・|ゞ