カテゴリー: 人生

  • ハンモックエンパイア〜めくるめくGoProの世界〜

    ハンモックエンパイア〜めくるめくGoProの世界〜

    こんにちは、どうもmasakuroyです。

    ピース又吉直樹氏の処女小説「火花」を読み終わりました。

    私、この小説を読んでる間三回ほど泣きました。 小説を読んで泣いたのは浅田次郎「鉄道員(ぽっぽや)」収録の短編「ラブレター」以来のことです。

    こんな小説いきなり書けるなんて又吉、いや又吉先生の才能は凄すぎ。

    さすが純文学好きで神保町に通ってカレーを食っているだけあります。

    この小説熱い、熱いんですよ! 血が通ってるんです。 人間を描いているんですよ!

    かっこわるくてどうしようもなくて、でも自分の生き方を変えられなくて、そんな人をほっとけなくてっていう、人間の魂の交流を描いている小説です。

    私実家から帰る新幹線の車中でこの小説のラストを読んでいて、こらえきれず涙を流してしまいました。 なんとかすんでの所で嗚咽を漏らさずに済みましたが。 これ以上はやばかったので途中で読むのを断念しました。

    D席に座っていて、隣にも人がいたのですが、

    「うわっ!! 隣の人なんか泣いてる!! うわキッショ〜変な人の隣りに座っちゃったよぉ〜泣

    あぁ〜どうしよぉ〜泣 助けて車掌さぁん!!(切実)」

    とその人は心の中で叫んでいたに違いありません。 本当に申し訳なく思います。

    しかしそれほどの感動を呼び起こしてくれる小説だと思います。

    夢を追いかけている人とかが読んだら号泣必至でしょうね。華やかで、悩みなんかなさそうに見える芸人さん達の素顔が垣間見えるところもおもろいです。

     

    さて本題に入ろう。

    ゴールデンウィークも終わってしまい、祝日はもう7月までないのかと思うとほの暗い気持ちになります・・・

    連休の最終日は会社の大先輩のお家にお邪魔してバーベキューをしてきた。

    大先輩のお家は海がほど近い知多半島にある。

    行くのは2回目だが、おしゃれで綺麗で本当に素敵な家だ。うらやましい。

    大先輩の家のお庭。 このように綺麗に手入れされたお庭になんとハンモックが吊るしてある。

    このハンモックがめちゃめちゃ気持ちいい!! こぞってハンモックを満喫しにかかる我々。

    先輩は、熟睡して30分くらい起きなかった。

    このハンモックというやつは微妙に揺れるのが気持ちいいんです。おそらく揺れることでアルファー波が出てるんでしょうね。

    電車の中で心地よい眠りに入ってしまうのと同じ理屈ではないかと思います。

    私の持論だが、おそらくまだ胎児だった頃にお母さんが動くことによる揺れを脳が記憶していて、そのゆるやかな揺れをハンモックが再現しているのではないかという気がする。

    将来僕も家の庭にハンモックをつくろう。 いや、でも庭付きの家なんて買えるかな・・てかその前に家なんて買えないんじゃね?・・・一生賃貸じゃね?・・・

     

    あかーーん!! 自分の将来をリアルに考えたら暗い気持ちになってまう! 危ない所やったわ〜^‐^

     

    いや〜しかし屋外のバーベキューってなんでこんなに美味しくて楽しいんでしょうね。

    肉を焼いている同期が「完全にバーベキューが好きなネバダ州とかに住んでるアメリカ人男性」っぽい雰囲気をめっちゃ出していて最高に面白かったです。

    海鮮のアヒージョにオリーブオイルをたらす先輩。

    しかしアヒージョおいしかったなぁ〜オシャレだし! 結構簡単に作れるんですね!

    今度家でも作ってみようかなぁ〜

     

    このバーベキューの集まりのくくりは「海を愛する人たち」であり、皆ウィンドサーフィン経験者だった。

    私は2、3回やったのだが全く出来ず、「おそらくもうウィンドサーフィンをやることはないがバーベキューも海も好きだから来ました」みたいなノリだった。

    当日の目的はバーベキューと、グアムにウィンドサーフィンしにいってきたメンバーがGoProで映像を取ってきたので、その上映会をしようという事だった。

    これがGoProです。 ちっさ!! かっこいい!!

    こんなに小さいのにディスプレイもついてる。 魚眼レンズみたいに端っこの映像がゆがんでます。

    肉や海鮮をがっつり食らいお腹いっぱいになった我々は、大先輩のお家のリビングに移動し、グアムでのウィンドサーフィンGoPro上映会を行った

     

    うひょーー!!! めっちゃかっこええぇええ!!! 臨場感が半端じゃない!!

    なにこの青い空とエメラルドグリーンの海のコンビネーション・・・こんな所で風を操ってボート並のスピードで自由自在に進むウィンドサーフィンだと・・・?

    めっちゃ楽しそうやんけ!!(俺はできなかったが・・・)

    キャーーー!! かっこえぇ!! 惚れてまうやろ〜!!

    この魚眼レンズが生み出す独特の映像の臨場感がかっこよすぎる。

    これはスポーツをする人の間でGoProがめちゃめちゃ人気なのもうなづける。

    アクティブにアウトドアを楽しむ人は絶対に欲しいだろう。

    簡単にPCにつなげるし、撮った写真を瞬時にスマホで楽しめるアプリもあるらしい。

    やばい、欲しくなってきた・・てかウィンドサーフィンめっちゃ楽しそう(挫折したけど)

    最後にもう一発! しかしかっこええな〜  先輩がいつもの10割増しかっこよく見えました。

     

    しかしグアムって海きれいだな〜行きたくなっちゃったよ〜。

    GoProがあると色々楽しい事ができそうです。 色んな所で撮った映像をYoutubeに公開したりしてね。 映像の画質ももの凄い綺麗です。 防水だから海でも余裕で使えるしね。

    あ〜GoProほしくなっちゃったな〜! アクティブじゃないと意外と使う機会ないかもしんないけど笑

    Fin.

     

     

  • 東京ドーム&神宮球場プロ野球観戦記DAY1〜とあるグルメの禁書目録〜

    東京ドーム&神宮球場プロ野球観戦記DAY1〜とあるグルメの禁書目録〜

    こんにちわい、masakuroyですわい! このギャグ流行らせようと思います。

    masakuroyです。

    ゴールデンウィーク満喫しまくっています。

    天気も良くて最高ですね。今日は家族でご飯に行ったり、ちょっと休憩する日にしようと思っています。

    さて、おととい・昨日は激しい休日を過ごしていました。

    なんとプロ野球の対戦カードを4試合見てきたのです。

    東京ドームからの神宮球場ハシゴ2DAYSです。

    イニングに直すと2日で36回見てきたことになります。

    その怒濤の2日間を振り返っていこう。

    まず2日朝、僕はTと野球を見に行くことになっていたが、「まず腹ごしらえだ」とばかりにSPA!の「ぜったい食べたい丼特集(?)」に乗っていた海鮮丼を食いにいくことにした。

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    この「さいとう」という店の海鮮丼(具の大盛り)だ。

    なんとこのヴォリュームで1050円らしい。

    やばい。食いたい。

    「ランチタイムには長蛇の列ができるため、あらかじめその心づもりを」と書いているため、我々は早く行くことにした。

    さいとう

    さいとうの最寄り駅は「入谷」という駅だった。入谷は上野からほど近い。

    この海鮮丼が食べたいと思わなければおそらく一度も訪れることはないのではないかという気がしていた。

    我々は青山一丁目で銀座線に乗り換えて上野まで行き、上野から日比谷線に乗り換えて入谷まで行った。

    しかし電車の中に外人がめっちゃ多い。

    観光客だろうと思うが、こんなに多かったっけ?

    訪日外国人観光客が激増しているというのはどうやら本当のようだ。

    そして我々はやっとこさ入谷に着いた。 入谷はとてものほほんとした下町という感じで、落ち着いた街だった。

    「基本なんもなさそうだなぁ でも住みやすそう」という印象を抱いたが、ある一角だけ、異様な風景が眼前に展開されていた。

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    いやいや、さいとうがあるとおぼしき場所、半端ない行列ができてますやん。

    ぜったいさいとうあそこですやん。 まだオープン30分以上前だよね?

    こんなのどかな町にこの光景異様ですやん。

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    狭い路地に展開される行列。 たまにお婆ちゃんが道を通るのだが通りづらそうだ。

    ごめんよお婆ちゃん。 でもせっかく入谷くんだりまで足を運んだんだから食らいたいんだ。

    海鮮丼を。

    Tは並びながら「やべぇめっちゃ腹が減ってきた」と言っていた。

    私はMAX減るまでまだ余裕があったのであと30分くらい並んでもいいかなと思っていた。

    このさいとうは店が2棟くらいあるらしく意外と早く行列は進んだ。

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    お店の軒先にならぶちょうちん

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    メニュー表。海鮮丼(具の大盛り)やはり1050円。 安いぜ!

    そんなこんなで我々は席に通された。

    店内の様子。壁にはサインがぎっしりや!

    水トちゃんのサインもあった!

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    なんか天井の柱に船が乗ってる。大漁祈願か!

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    ほどなくして海鮮丼が我々の眼前に姿をあらわした。

     

     

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    きたーーーー!!!

    でかい!! うまそう!! こんなん絶対1050円では食べれない!!

     

     

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    丼の上にさらににぎり寿司が笑 こんなのmasakuroyはじめて!!

     

    うっひょ〜めっちゃうめーぜ、こんなあふれんばかりの海鮮盛りを激安で食べれて幸せ〜!! わぁ〜見てぇ〜この豪華なネタの競演、まるで食のMSN(メッシ・スアレス・ネイマール)や〜!!

     

    しかし、私は具も酢飯も大盛りにしていたのだが、半分くらい食べたらかなりおなかいっぱいになってきた。

     

    「やべぇ旨いけどかなりヴォリューミーだな・・・結構つらくなってきた」

    三十路を間近に控えた私の胃袋は、もはやブラックホールのようになんでも瞬時に消化した若かりし頃のままではないらしい。

     

    ペースを落として消化を促しつつ、なんとか完食!!

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    ふと横を見ると「腹がへっておなかと背中がくっつきそう」とか言っていたTは普通に残していた。  おいっ!!笑

     

    我々は「大盛りとかもう食えないよね」と中年のような会話を交わしつつ店を出て後楽園へと向かった。

     

    後楽園、もちろん我々が向かう先は東京ドームだ。

    今日は14時から巨人対阪神の伝統の一戦が行われるのだ。

    これだけの人気カードだと普通のチケットが売り切れているので、我々はヤフオクで指定席チケットをゲットしていた。

    当日カプリチョーザ前でチケットを受け渡す約束をしていたのだ。

     

    既にチケット代を振り込んでいて待ち合わせしてて、「これで誰も来なかったら最悪だな」と一抹の不安を抱いていたが、普通に出品者の人と連絡がついて無事チケットを受け取ることができホッとした。 ありがとう、出品者さん!

     

    こうして我々は現在の「桶狭間の戦い」の舞台・東京ドームへと足を踏み入れた。

    なにげに私は初ドームである。

     

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    でかい。とにかくデカい。 さすが東京ドームだ。

    施設はわりと老朽化しているようにも感じたが、甲子園のようにその場所が醸し出す独特の雰囲気・歴史の重みを感じるスタジアムだった。 ヤンキーススタジアムやフェンウェイパークの雰囲気はもっとすごいのだろうか。

    しかも巨人対阪神の伝統の一戦である。 ちなみに7月に甲子園である同カードの休日チケットは既に売り切れているらしい。

    我々が座ったのは3類側・阪神の応援席だ。

    むろん阪神ファンの応援がすごい。

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    レフトスタンドを埋め尽くす阪神ファンの方々。

    阪神ファンに中途半端な人はいない。皆たて縞ユニフォーム着用。これ基本。

    なんならユニフォームにオリジナルの刺繍をしちゃう。

    親が子供にタイガースのユニフォームを買い与え、「いいか〜鳥谷の応援歌はこうやで〜ゆめのせてはばたけよ〜するどいスイングみせてくれ〜」と英才教育を施す。 こうして猛虎魂が世代を超えて受け継がれていくのだ。

    子供に英会話やピアノを教えるよりよっぽどいいような気がしないでもない。

    観戦時我々の前には母親と子供3人が一緒に応援していたが、皆縦縞ユニフォームを来て熱心に応援している。 娘さんにいたっては昔の不良のボンタンのような縦縞ズボンを履いている。

    街中であったら完全に荒れまくってる中学校のレディース候補生筆頭やん、こんななり。

    しかしこのそこはかとなく漂うヤンキー臭も含めての阪神の魅力なのだろう。

    行儀よく礼儀正しく、どことなくあか抜けた印象のある巨人ファンが鼻についてしまうのかもしれない。

    何よりも背景には東京対大阪という関係性がはらんでいる。

    大阪の東京への対抗意識は半端ない。

    他国にも同様の例を挙げれば、スペインでは世界中が注目するレアルマドリード対バルセロナの対戦は”クラシコ”と言われスポーツの枠を超えたイベントになっているが、背景にはスペインが多民族国家であることが深く関わっている。

    バルセロナはフランコ独裁政権時、政府にバルセロナ独自のカタルーニャ語の使用を禁じられ長い間抑圧された歴史がある。

    こうした事はより一層カタルーニャの結束を強め、国家=マドリードへの対抗意識につながっていった。 スペインにおいてクラシコとは単なるスポーツ以上の意味を持つ。

    翻って大阪は天下の台所として長い間日本の商業の中心だったが、江戸の発展と共にその地位を奪われ、戦後も東京に資本が集中する中で、関西・西日本の商業・文化の中心地としてのプライドを持ち続けた。

    その関西のリーダーとしての強烈なプライドが「くたばれ読売」に見られるような強烈なヤジにもつながっているのだろう。

    肝心の試合はというと、巨人先発のポレダ、阪神先発の藤浪がいいピッチングをしよく抑えていたが、7回に巨人・大田がヒットで出塁した後、助っ人外国人(この日が初出場!)フランシスコがファーストへの痛烈なヒットを放った。 これがゴメスのグラブを弾き、巨人が先制。

    もぎ取った虎の子の一点を守り切って1−0で巨人が勝利したのだった。

    しかし阪神の声を涸らした大声のド迫力の応援は、完全アウェイでも阪神ナインをおおいに励ましたに違いない。

    この後我々はダブルヘッダーで神宮へと直行。

    電車を乗り継いで神宮前まで行くが、合間の移動で、Tが歩くのが早過ぎて全くついていけない。

    ちょっと油断すると見失うほど歩くの早い。

    木村さんばりに「ちょ、待てよ!」というと「時間は金では買えない」みたいな事を言い出した。

    もし仮にTがセンターフォワードで私がTについているマーカーだとしたら一瞬で振り切られてどフリーにしてしまうだろう。

    そんなこんなで神宮球場とーちゃーく。

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    まぶしい! あと神宮球場、ドームの後だとちっさ!!

    こりゃドームでただの外野フライだとしても神宮だったら普通にホームランになっちゃうよ。

    しかしなんともアットホームな雰囲気で、ドームとは違った良さがあるねー。

    ヤクルト先発は小さな巨人・石川。広島先発は祖母が日本人の助っ人外国人・ジョンソン。

    両ピッチャーともナイスピッチだったが石川は広島代打・小窪の一発に泣いた。

     

    しかし阪神以上に広島の応援が熱過ぎてビビったw

    アウェイなのに半分以上の座席が広島の赤ユニでうまってる印象。

    しかもレフトスタンド側のファンは攻撃の時たぶん5千人くらい全員立って歌ってるw

    声が渋谷まで届いてんじゃねーかってくらいw

    あと新井さんの時にはより一層声援がでかくなるw

    あれには圧倒された・・・一見の価値あり!

     

    しかし野球は面白いですよ! 一人一人が主役になれるチャンスがあるし、9回の攻防の中に色んな人間ドラマがあります。 さすが国民的スポーツですね。

    ペナントレースはまだまだ始まったばかりです。

    あなたもひいきのチームを見つけて、球場まで見に行ってみればいかがでしょうか?

    きっとハマっちゃいますよ! 野球観戦デートとかもオススメです!

    では残りの休日たのしんでお過ごしください〜^‐^

    Fin.

     

  • 華麗なる逆襲〜連休如何お過ごしですか〜

    華麗なる逆襲〜連休如何お過ごしですか〜

    ハロー、エブリワン! どうもmasakuroyです。

    ゴールデンウィークの連休いかがお過ごしですか?

    飛び石連休で昨日から休み!という人もいるのではないでしょうか?

    かくいう私はというと、30日有給、5月1日はメーデーで休みだったので8連休をとることができました!

    既に8連休の半分が終わったという事実に動揺を隠しきれませんが。・・・

    最初から8連休を取る予定ではなかったのだが、上司から「30日休め」と言われたので、「やった〜8連休だぜ〜MAXキャッホ〜」と内心ほくそ笑みながら29日から連休に突入した。

    いや〜8連休とか最高だよな〜! 30、1日仕事ある人もいるのにさ〜!

     

    ・・・・あれ?・・こんなに簡単に休めるって俺いてもいなくてもあんまり関係ないんじゃ・・・

     

    いかんいかん!やめよう。悪い想像はよくない。

    アインシュタインもこういった名言を残している。

     

    「どうして自分を責めるんですか?

    他人がちゃんと必要な時に責めてくれるんだから

    いいじゃないですか。

    - アインシュタイン -」

     

    そうだ!

    「masakuroy、クビだよ^‐^」と笑顔で肩をたたかれるまでは胸を張って休んでればいいのだ!

    そうやって自分で勝手に納得した私はゴールデンウィークをMAX満喫することにした。

     

    私は30日の夜に実家に帰り、5月1日何しようかと考えた。

    今日は普通の人は働いている。つまり平日である。友達を誘っても皆仕事している。

    ひとり行動のプロとして何をしたら最適か私の頭の中のインテルCore i7プロセッサーがはじき出した答えは「スカイツリー」だった。

     

    スカイツリーには一度行った事があるのだが、展望台に行こうと思ったらチケットを買い求める行列が優に2時間待ちだったので断念した。

    しかし今日から連休中とは言え、平日なのだからいつもより並ばずに展望台に行ける可能性が高い! これはいくしかない!

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    早速きました、押上。

    駅を出て、頭上を見上げてみると・・・・・

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    おおーっ!! スカイツリー出現!! さすがにでっかいぜ! あっ指がちょっと映っちゃってる

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    ある程度混雑はしているものの、予想した通りそこまで混んでるわけではなかった。

    「これなら余裕で展望台に上れるだろう」

    油断した私は広場で開催されていた「ビールフェス」で真っ昼間から駆けつけ一杯やることにした。

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    ドイツビールと焼きそばでブランチに洒落込むmasakuroy。

    ビールは「スパーテン」というブランドのものらしい。

    スパーテンとは・・・

    「ドイツビールの名門として600年に及ぶ歴史を持つスパーテン社は、科学的醸造法や、アンモニア冷凍機などを導入し、下面発酵ビールの先駆者であった。
    カールスバーグ社のヤコブセンに下面発酵ビールの技術を教え、惜しみなく2瓶分のビール酵母を与えたのは、ほかならぬスパーテン醸造所のブラウマイスター、ガブリエル・ゼードルマイルであった。
    世界最良と言われる、ババリア産大麦とハラトー産のホップ、それに酵母とアルプスの新鮮な水だけを使い、1516年制定の「ババリア純粋法」に基づいて作られた『スパーテン・プレミアム・ラガー』は、口当たりがよく味わい深い最高級ビールである。」

    (「お酒の豆知識」 参照)

    いやー一杯900円するだけあってとてもまろやかな口当たりのビアーでした。

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    せっかくだからビールフェスに出てたブースの様子を紹介しよう。

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    世界のワインでございます。

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    ブリティッシュビア。 パブ感満載でございます。

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    ベルギービアブース。 私はベルギーのフルーツビールが大好きなので、頼もうとしたのだがどうやら今回は取り扱いがないらしい。・・・残念! 学生時代に飲んだベルギーの本場フルーツビールの味が忘れられない。

     

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    チェコのブース。最初ロシアかと勘違いしてた。民族人形がとてもヨーロッパ感満載。

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    ドイツのオクトーバーフェストブース。 全然10月ちゃいますけどね・・・ソーセージがうまっそうやなぁ

    いい感じにほろ酔いになり、「さてと・・そろそろ展望台で東京の絶景をたのしむか」とチケットブースに行く事にした。 すると・・・・・

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    うおっ、めっちゃ混んでるやん!!! 誰やねん空いてるとか言うてたんわ!!

    うわーこれ何分待つの・・・余裕ぶっこいてドイツビール飲んでる場合じゃなかった!

     

    しかし私とてひとり行動のプロ。前回の富士急の行列にならんだとき(過去ログ「おひとりサマご一行」参照)のように今日も小説を持ってきていた。

    ピースの又吉直樹の処女作「火花」である。

    まだ途中までしか読んでないが、その世界観にとても引き込まれる。

    物語は淡々と進むが、決して退屈ではなくささいなやり取りに非常に情感が詰まっている。

    又吉の感受性・叙情性には脱帽だ。さすが小説好きとして有名なだけあり、先人達へのオマージュを感じる部分もありその中でも又吉にしか書けない表現を盛り込んでいる。

    やはりこの人の才能は看過できるものではないようだ。

    芸人として売れることを夢見る主人公と、その主人公が師匠と慕う先輩芸人との交流がこの小説では描かれている。

    私はこの二人の交流を私自身と私が「名古屋の師匠」と慕うYさんに重ね合わせていた。

    この小説の二人の関係性は私とYさんの関係性に非常によく似ているのだ。

    そうした面からもとても感情移入できるし、より作品の世界観に没入することができる。

    誰もが経験していて、自分を重ね合わせることができる「先輩後輩」という関係にフォーカスしてそのやり取りを丁寧に描いている事が、これだけ火花が売れた要因のひとつであるように感じる。

    火花を読むことに没頭しているといつの間にか行列の最前列に来ていた。

    チケットを買ってエレベーターへと進む。

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    めちゃ混み。

    エレベーターに乗って地上350mまで一気に上昇。 扉が開くとそこには・・・

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    東京の絶景が広がっていました!!! うわーーーやばい!!

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    めっちゃ天気よくてすごい遠くまで見渡せるーー!!

    あっあれは首都高に乗ると見えるエビスだかアサヒビールの金色のう●このオブジェだーー!!

    まじで東京見渡す限りビルしかねえ・・まるでビルがゴミのようだ・・・

    以前サカナクションを紹介するブログで書いた、ユリイカの歌詞「空を食うようにびっしりビルが湧く街」まんまだわ!!(過去ログ「思い出したここは東京〜トーキョーはイナカものがつくっている〜」参照)

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    東京ドームや!! よく大きさをあらわす時「東京ドーム何個分」とかでよく使われる東京ドームや!! さすがにそれなりにデカい!

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    こっから更に100m上に行く「天望回廊」というものもあるらしいが、別料金により断念。

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    滝廉太郎の童謡で有名な「春のうららの隅田川」の隅田川。 結構でかい川。

    隅田川花火大会をこの展望台から見れたら壮観そうだな〜

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    そして隅田川の下流に行くと東京湾が! うっひょー太平洋と入道雲、ロマンがひろがるわ!旅に出てぇー

    あっ勘違いする人がいるかもしれないから念のために言っておくと、ロマンってヤクルトスワローズの助っ人外国人ロマンじゃないよ。 本当に念のため。 それにこっちのロマンは別にひろがらないからね。

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    ソラカラちゃん!

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    展望台から見えるように屋上に宣伝のペインティングを発見!

    アピール効果抜群ですよね、こういう事に気付ける人って頭いいなぁー

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    ガラスの床から自分の真下が見れるコーナーにて。 くそこえぇええ!!!

    もし仮にここからおっこちたら浮遊石の力でゆっくり降下して、下でパズーが受け止めてくれるかな。・・・

     

    こうしてスカイツリーを満喫した私。

    下に降りて、またビアフェスで一杯。

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    フランツィスカーナーというビールとチーズポティトウに舌鼓。

    ヴァイスビールは俗にいう白ビールで、とても飲みやすい。

    そのうち人が集まってきてなんか始まるのかな?と思ったら文化放送「吉田照美のとべ!サルバトール」というラジオ番組の公開収録が始まった。

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    何よりも吉田照美さんの人気っぷりにビックリw しかし吉田照美さんって、声でっかいなぁーw

     

    こうして私のゴールデンウィークの華麗で上質な休日は幕を閉じた。

    他にも色々あそんでるので順次ブログにアップしたい。

    さて、残りの休日も目一杯たのしむぞー!!

    Fin.

    nbsp;

  • キャバレー新栄〜動員ぐまいうぇいどやさ〜

    キャバレー新栄〜動員ぐまいうぇいどやさ〜

    こんにちは、masakuroyです。

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    今日は祝日を利用して南極大陸に遊びに来ています。

    さっき偶然ゴマフアザラシの子供を捕まえましたよ。

    よーしよしよし、いい子だ! モフモフでフカフカだー、あー気持ちいい!

    甘えてきてかわいいやつだなぁ〜

    近場で、気軽にちょっと自然を満喫したいなぁという時には南極大陸がオススメですよ!

     

     

     

    ウソです。

    上の人は私ではありません。髭と顔の濃さは似てるかもしれませんが。

     

    さて本題に入ろう。

    先日、会社で一緒に仕事をしている他部署の人から「本部長がバンドをやっていて、ライブがあるから見に来てほしい」と頼まれていたので行くことにした。

    そう、これが俗にいう「ライブ動員」というやつである。

    ライブハウスを貸し切るのには相当な金がかかる。

    その費用を回収するためには観客をたくさん集めなくてはならない。

    そうしないと自己負担金額が多くなってしまうのだ。

    私もいっぱしのサラリーマンとしてここは協力しなくてはならない。

    ライブを見に行くのはひさしぶりだし、会社のゴルフコンペに出るよりは遥かにマシである。

    また、もうひとつたのしみなことがあった。

    私の先輩であるOさんが当日のDJをするというのでそれを見たかったということもあった。

    先輩は「DJ OZZY」という名前で当日のライブステージの選曲を担当するというので、普段のイメージと違う彼を見るのが楽しみだった。

     

    そして土曜日、私はライブが行われる新栄まで足を運んだ。

    新栄は栄と千種の中間にあり、飲み屋やら風俗やらライブハウスが多い雑多だが楽しい街である。

    東京でいうとなんだろう・・・下北沢みたいな感じなのかな?

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    ライブ会場の前にあるイーゼル。

    「いっちょかみん」というバンド名である。メンバーはコッテコテの大阪人らしい。

    「いっちょ噛む」とは大阪弁で「なんでも首をつっこむ」という意味らしい。

    まぁバンド名の意味としてはアーリーアダプターということだろう。  ちがうか。 ちがうな。

     

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    ライブが始まる前のライブスペース。 暗くてなんか怪しい感じ。

    ドラムを見ると腕が鳴るぜ!

    実はmasakuroyはドラムをやった経験がある。

    バンドがやりたくて、ドラムを叩けるようになりたいと思いヤマハ音楽教室に通っていたのだ。

    しかし、定年後の趣味にやっていたおじさんと文化祭でバンドを組むつもりの中学生の女の子とのグループレッスンで、基礎だけ習ったら「レッスンつまんねぇな」と思い始め、一ヶ月くらいで辞めてしまった。

    その後はスタジオで自分が叩きたい曲をYoutubeで見ながら見よう見まねでやったり、素人ライブに参加してど下手くそながらドラムを叩いたりしていた。

    その内、友達とその素人ライブイベントで皆でパートを練習して出ようぜという話になり、秦基博の「グッバイアイザック」という歌のドラムを担当したのだ。

    途中まで順調に叩いていたのだが、なぜかいきなり自分がどこのパートを叩いているかわからなくなり、「あれ?あれ?やばい」となってしまい盛大にリズムを見失ってしまったのだ。 その後の皆の冷たい視線は想像に難くない。

    ライブをする時にもっとも大事なのはドラム・ベースのリズム隊だ。それは間違いない。

    ギターなんてちょっとトチったところで曲はこわれない。

    しかしドラムがトチりだすと曲がすべて台無しになってしまう。

    ボーカルもドラムの音を聞いてリズムを把握しているからだ。

    そんなこんなで前にライブで失敗したトラウマから二度とあのドラムセットのイスには座りたくねぇぜ。w ドラムセットを見ただけで吐きそうになってしまうww

    話が横道にそれてしまった。

    そして僕はお目当てのひとつだったO先輩のDJを目の当たりにした。

    [名称未設定55]

    きゃー、DJ OZZYかっこいい! Mac Bookのアップルロゴが光ってるところだけでかっこいい!!

    これはDJの必須品ですね。

    O先輩は高価なDJ機材を購入し、DJをしたくてうずうずしていて、あらゆるイベントにDJとして顔を出しているらしかった。

    DJかっこいいわ。こりゃDJ女の子にモテるわけだよ!

    踊り続けさせてDJ、M-Floって感じですな(謎)

    [名称未設定]22

    そしてこの日のメインイベント、「いっちょかみん」のライブが始まった。

    バンドはファンクというジャンルらしく、とってもファンキーなグルービーを聞かせてくれた。

    オジさんバンドとナメていたが、演奏力が素晴らしくプロなんじゃないかというレベルだった。

    ドラム、ベース、キーボード、ギター全てのパートのスキルがとても高く、非常に質が高く安心して聞ける。

    その上、いきなり舞台袖から派手なお姉さん、もとい女性シンガーが登場し会場の熱気がにわかに増してきた。

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    大盛り上がりの観客席。 決してこれはヨイショやサクラではなく、単純にライブが楽しいから盛り上がっている。 まるでキャバレーのようだ。

    メインMCをつとめるのは中央のシンガーの人だが、さすが大阪人、つなぎのMCがめっちゃオモロい笑

    「名古屋の皆さんノリがええな〜、めっちゃ気持ちよくって汗ばむわ〜」とかどっかで聞いたようなネタだな笑 なんでちょっとエロい感じで言うねん笑

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    まるでスペインのフラメンゴダンサーのような情熱的な歌唱を見せる汗ばんでるお姉さん。

    [名称未設定dd]

    おおっ!観客席におりてきた笑 すごいファンサービスだ!! さすが大阪人ノリがちがう笑

     

    「どやーっ!! これが本場のどやさファンクやで〜 どやさどやさー!!」

     

    やたら”どやさ”という言葉を連呼していてどういう意味かわからなかったのだが、どうやら今いくよ・くるよ師匠のネタで「どうなの?」「どうよ?」という意味らしい。

     

    こうしてライブは大盛況のうち幕を閉じた。

    動員されて来たライブではあったけど、なかなか楽しかったし来てよかったと思った。

     

    ライブ以上に僕は関西人のノリに感銘を受けた。

    やはり関西・特に大阪人はノリがよくエンターテインメント性が抜群だし、人を楽しませるコツも、自分が楽しむコツもよく知っている。

    「難しいこと考えなや!細かいことは気にせんといて人生、いまを楽しもうや〜」ということを教えられた気がした。 このラテン系のノリがとても僕は好きだ。

    とかく人は人生を難しく考えがちである。

    ええじゃないか。人生楽しんだもん勝ちであると僕も思う。

    「どやさ・・・・か」

    僕は帰り道にこの言葉を小さくつぶやいてみた。

    春から初夏にさしかかろうとしている季節のさわやかな薫風が、とても心地よい夜だった。

     

    僕もこれからいろいろいっちょ噛んでみるか。 どやさどやさ!

    Fin.

     

     

     

     

  • はじめてのさてい〜いくらで売れるかな〜

    はじめてのさてい〜いくらで売れるかな〜

    こんばんは。 「おとこ心がわからない女、おんな心がわからない男」という本を夜な夜な読んでいるmasakuroyです。

    ここまで男女で考え方が違うなんて面白い! 目からウロコの連続でございます。

    本の中ではステレオタイプの「男」像が書かれていて「必ずしもこれ全ての男に当てはまらんやろ」と思いつつも全くわからなくはないな〜と思いますね。

    孫子も「敵を知り己を知れば百戦殆うからず」と言っています。

    敵に勝つにはまず敵を知ることが肝要。

    ビジネスの現場でも女性が決裁権を握っていることは多い。 女こころを理解することがビジネスの成功にもつながるはずだ!

    いや〜しかしほんと勉強になるな〜

    実戦よりも座学が好きなmasakuroyでした。

     

     

    さて、先日の土曜日中古車販売店にはじめて車の査定にいってきた。

    勘違いしないでほしい、決して車を売りたいわけではない。

    仕事の絡みもあり、ミステリーショッパー的な感じでどんな商談をするのか販売の現場を見てみたかったので行ったのだ。

    ただ・・・予想以上に高値で売れるんだったら考えてしまうかもしれない。・・・

    全然車乗ってないし、・・・現ナマが手に入れば豪遊できる!! エヘヘ・・・・

    妄想の中で期待を膨らませつつ近所のUカーセンターに向かった。

    S__19341346

    爆笑問題がCMをやってる「T-UP」のお店に行ってきた。 土曜日の午前中いい天気だ。

    「こんちは〜、あの〜車査定してもらいたいんすけど」

    「わかりました〜。それでは2〜30分ほどお車見させて頂いてよろしいですかね? どうぞこちらアンケートご記入になってお待ち下さい〜」

    S__19341340

     

    商談テーブルはこんな感じ。 爆笑問題にあふれている。

    S__19341341

    アンケートを書き終わったので外に出る。 ここにも大田さんと田中さん。

    S__19341342

    広い駐車場にところ狭しと中古車が展示されている。

    これは赤いラウム・38万円! やっす! うーんでも欲しいかといったら微妙だ・・・

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    ここにも爆笑問題。 おれの車も今日売ったらこんな感じで駐車場で置き売りされるんだろ〜な〜と思っていた。

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    よくある花の輪っかっぽい演出と春イメージ満載ののぼり。これがただしい中古車販売店の作法である。

     

    S__19341345

     

    そして私の愛車・濃いグレーのアクア。 なんといっても濃いグレーだ!

    あ、ちなみに後席ドアのところ、コスってます。この写真では見えないけど。

    私は1年半所有しているにもかかわらずまだ4,000キロしか走ってない。

    そもそも基準がよくわからないが全然乗っていない領域に入るらしい。

     

    そうこうしているうちに査定結果が出た。

    「masakuroyさんのお車、ごめんなさい、希望されてる金額は難しいんですけど、105万円くらいになりますね〜」

    アンケートに「買い取り希望金額」という設問があったので150万円くらいと書いておいたら、なんと査定額は105万円だった。

     

    え?ウソ・・・・おれ買う時相当値下げしてもらって200万円だったのに・・・既に半値かよ!

    聞いたところによると一回目車検まではどのタイミングでも査定額はあまり変わらないらしい。

    車検通したあとは1年単位でどんどん査定額は下がっていくらしい。

     

    半値かぁ・・・・うーんそんなに安くなっちゃうもんなのか・・・

    何となく残念な気持ちを残しつつ、僕は中古車店舗を後にした。

     

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    そして僕は帰りに二郎インスパイア系のような胡麻ラーメンをお昼ご飯に食べた。

    うん、やさいがたくさん入っていてヘルシー!胡麻も体に優しそうだし!

     

    こうして査定というビッグイベントを終えてわかったことは、思いのほか買い取り金額がいかないことだ。

    みんなも早く車を買って、しばらく乗ったら査定に出してみてね!! 買い取り額がなかなか下がらないような車を買うのがオススメだよ! あっかしこい皆さんは車自体買わないよね!♫

    ではでは〜♫


    Fin.

     

     

     

  • 思い出したここは東京〜トーキョーはイナカものがつくっている〜

    思い出したここは東京〜トーキョーはイナカものがつくっている〜

    やべぇタイトルが釣りっぽい・・・

    全然ディスったりとかはしてないので!笑 まぁ炎上するほどPVないし関係ないか!笑

    今日録画した「しくじり先生」にホリエモンが出ていて、その人生の波瀾万丈さ・面白さに思わず唸ったmasakuroyです。

    球団買収騒動・日本放送買収騒動・選挙出馬・そして逮捕・・・赤裸々に当時の舞台裏をホリエモン自ら授業するという、とんでもなく画期的な回でした。

    やっぱデカい事考えてる人間はスケールが違うわ・・・またホリエモンのユーモアのセンスが秀逸でした。 ラッスンゴレライの真似はウケた笑

    番組見ててホリエモンが本当に凄い・偉いと思ったのはどんな逆境や酷い境遇でも「いつでも前向き」に物事を捉えて行動してるという事だ。

    刑務所収監中のエピソードで、無地の紙袋をひたすら折るという仕事をしないと行けない時、フツーホリエモンほどの人だったら「なんでこんな事俺がやらなきゃいけないんだ?」って思うはずだけど、やっていく内にどうやったら効率よくできるか考えて楽しくできるように工夫したという話をしていて、やっぱり非凡な人なんだと感じた。

    あと、「755」ってアプリの755って番号、ホリエモンの刑務所の受刑者番号らしいですw まじか!w

    ホリエモンの授業は、最高に濃い人生を送って来た人だからこそ言える金言にあふれてました。

    「地道に積み上げてきた信用は何かがあってもなくならない」(ホリエモンがこんな事を言うなんて意外だったw)

    「嫌な事だと思ってたけどやってみたらすごい楽しかった。仕事が好きになれないという人がいますけど、たぶんその仕事にハマってないんですよ。仕事が好きになれない人は好きになるほどハマってない」 (←この言葉はめちゃくちゃ響きました・・・仕事を楽しくするのもつまらなくするのも自分次第ですよね! よぅし明日から心を入れ替えて頑張る!)

    「与えられた仕事だけど自分から作り出す工夫をする。工夫をすることで楽しくなる」

    「人に話を聞いてもらうためにはまず負け顔を見せる」

    「しくじってもマイナスにはならない。ゼロになるだけだ。」

    「老後のこととか気にしない。未来は明るいと思う。 過去にとらわれず未来に怯えず今を生きろ。 老後考える暇があったら今一生懸命仕事しろよ。 今最高のパフォーマンスが出せてるか。今最高のパフォーマンスが出せてるか常に考えているとゼロにはならないです気持ちが。」

    いやー・・・今までの人生出し切ってきた人の言葉は重みが違う。まっすぐですよどこまでも。

    駆け引きなしのド真ん中直球ストレートですよ。 かっこええわー。・・・こんなかっこええ人いたら尻尾ふって付いていくわ。

    よぉーしおれも最高のパフォーマンスを出せてるか常に自分に問いかけるぞ!!

    明日から。  あくまで明日から。

     

    なんかいつもとかなり毛色がちがう感じになってきた・・・

    これ前段だったんですけど、、今日は「サカナクション」が好きって話でした。

    まぁちょっと雑になっちゃうけどサカナクションは「音楽」という枠にとらわれずアートな領域にまで踏み込んでるところが好きなんですよ! PVのクオリティとか凄いんです。あとで紹介するけど。

    また最新のダンスミュージックと昭和歌謡が合体したようなところが好きです。

    この人たちってすごい「歌詞」を大切にしているバンドだと思うんですよね。

    ちなみに私が一番好きでよく聞くのは「ミュージック」って歌です。

    「(歌いだし)流れ流れ 鳥は遠くの岩が 懐かしくなるのか 高く空を飛んだ
    誰もしらない しらない街を見下ろし 鳥は何を思うか 寂しい僕と同じだろうか」

    この歌詞とか叙情性がやばくないですか?? 詩人の中原中也とかを彷彿とさせる叙情性だよ!
    こういうじっくり心に残る歌詞をダンスミュージックにのせて聞かせるバンドはサカナクションくらいしかいないですよ!

    あと映像もオシャレでかっこいい。 あとPVに出てる女優さんがかわいいw

    またもうひとつ好きな曲を挙げます。

    サカナクション/ユリイカ

    私はこの曲の歌詞にふるえました。

    「いつも夕方の色 髪になじませてた君を 思い出した ここは東京 空を食うようにびっしりビルが湧く街 君がいうような 寂しさは感じないけど 思い出した ここは東京 それはそれで僕は生き急ぐな」

    ”ここは東京””ですよ!! この歌詞の秀逸さにビビッときましたね。

    なんでこういう歌詞を書けるかというと、サカナクションはもともと北海道出身のバンドなんですよね。
    フロントマンの山口一郎さんの実家は小樽で喫茶店をしてるらしい。

    地方から「東京でビックになってやる!!」っていう気持ちを持って出てきて、東京での生活に慣れてきて気付いたら始めから東京に住んでたかのようになじんでしまった人の気持ちを見事にこの短い歌詞で代弁してますよね。 こういう情景を自然と思い描ける歌詞を書けるってすごいと思う。

    色んな人がよくいいますけど、東京って街を作っているのは地方から出てきた俗にいう「田舎もん」の人達なんですよね。(言い方は語弊があるけど・・・まぁええやろ!w)

    地方から東京に憧れて出てきた人たちが東京の文化を吸収して、また自分たちが新しい文化を作っていくっていう。

    そうやって東京って大きくオシャレで面白い、魅力的な街になっていったんですよ。

    オシャレとか流行に本当に敏感なのはもともと東京出身の人じゃなくて実は地方出身の人なんですよね。 生まれも育ちも東京ど真ん中の人が意外と結構トッポイ人が多いというか。

    前述のサカナクションのようにきゃりーぱみゅぱみゅだって・・あ、きゃりーは東京出身だった。

    そうそうあのドラゲナイのセカオワだって!・・・あ、あの人たちは大田区出身か・・・東急池上線かよ!

    あ、でもきゃりーやPerfumeの音楽プロデューサーナカタヤスタカさんは石川・金沢出身だからね!

    秋本康プロデューサーだって!・・・あ、目黒区出身だった。

     

    まぁ、色んなところから集まってくる人が化学反応を起こしてトーキョーは出来ているという話です!

    眠い・・・明日最高のパフォーマンスを出すために寝ます!! アディオス!!


     

     

     

  • OS〜スーパー温泉最高じゃい〜

    OS〜スーパー温泉最高じゃい〜

    こんばんは、CL準々決勝 バルセロナ対パリ・サンジェルマン戦ファーストレグ、ルイス・スアレスの個人技も凄すぎるけど、CBとしてはダビド・ルイスのディフェンスが軽すぎると思う今日この頃、masakuroyです。

    あとたまーに髪をあげてるネイマールが松坂桃李に見える瞬間があり困惑しています。

    でもやっぱりメッシ、ネイマール、スアレスの夢の競演を見れるのは本当に幸せですね。

    色んな人が言ってますけどパサーとしての才能を開花させて、いよいよ神の領域に近づいた全盛期のメッシのプレーをリアルタイムで見れる我々は恵まれてますよ。

     

    さて、今日は私にとっての癒しの話をしたい。

    名古屋に来てから私にとって最高の癒しタイムを提供してくれるもの、それは温泉、すなわちスーパー銭湯である。

    まずはキュウソネコカミの「OS」という歌があるので聞いていただきたい。

    温泉、またはスーパー銭湯の素晴らしさを歌った神ソングである。

    この歌を聞きながらさっそうと温泉に繰り出す。

    日曜にラグビーの練習をして、いい汗かいたあとスーパー銭湯に行ってひとっ風呂浴びるのが最高に気持ちいいのだ。

    ちなみに私がよくいく温泉を紹介しよう。

    大曽根温泉湯の城

    yunoshiro1_s1

    家から近いスーパー銭湯。 全部の湯に「極上のナノ湯」を使っているらしい。

    ナノ湯ってなんなのかよくわからないが、とにかくきめこまかくて肌にいいのだという。

    露天風呂も気持ちいいし、高濃度酸素風呂や炭酸泉などバラエティに富み、とっても落ち着いて過ごすことができる温泉である。

    喜多の湯

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    愛知県内、割と色んなところにある印象がある喜多の湯。

    友人S2が名古屋にいた時に一回行った気がする。

    ここも温泉のバラエティに富み、内装も綺麗で清潔感があり、食事もできて落ち着ける空間である。 休日いくともっぱらおじいちゃんおばあちゃん、家族連れの癒し空間になっている。

     

    そして私のいちおし、湯〜とぴあである。

    OLYMPUS DIGITAL CAMERA

    ここはマジでめっちゃいい。

    料金はかなり高いが、一日中余裕で入れるしめっちゃ楽しい。

    温泉の種類がたくさんあるのはもちろんのこと、サウナも普通のサウナから、低温サウナ、塩サウナというものまである。

    そしておどろいたのがサウナの”ロウリュウ”というサービスだ。

    次世代の岩盤浴ロウリュウって知ってる?ーNAVERまとめ

    サウナの中の熱を出す石にアロマ水をかけて大量の香りを含んだ蒸気を発生させ、スタッフの人が大きなうちわであおいでくれるのだ。

    これがなんとも気持ちいい。アロマで良い香りだし、大きなうちわで自分だけあおいでもらえるという快感。 そしてあおいでもらった後は信じられないくらい汗が吹き出す。

    是非お近くのスーパー銭湯でロウリュウをやっていたらお試しあれ!

    この湯〜とぴあは何回も風呂に出たり入ったりできるし、湯上がりは食堂でご飯たべるもよし、マッサージうけるもよし、漫画コーナーでマンガを読みふけるもよし、大座敷で演歌歌手の公演を見るもよし、映画コーナーで「釣りバカ日誌」を見るもよしの何でもやり放題なのだ。

    私はここではじめて「釣りバカ日誌」を見たがその面白さに衝撃を受けた。スーさんとハマちゃんのコンビは最強だ。

    休日をスーパー銭湯で過ごすという贅沢を一度覚えてしまうとその快感からはなかなか抜け出せないだろう。

     

    そしてわすれてはならないのがすすき野湯けむりの里だ。

    yukemuri

     

    実家に帰省すると大体ここに行く。

    都心に近い場所ではスーパー銭湯はなかなかない印象なので、実家の近くにあるこういった施設があるのはうれしい。

    年末は実家に帰省してここで年越しするのが定番だ。

     

    ああ、今週末も手ぬぐいを頭にのせながら温泉につかり「ア〜ビバビバ、いい湯だな、アハハン いい湯だな、アハハン 湯気が天井からポタリと落ちる♫」と歌いながら リラックスタイムを過ごしたいものだ。

     

    それではよい週末を〜!

    Fin.

  • 野毛ドラゴンナイト〜masakuroyの酒場放浪記〜

    野毛ドラゴンナイト〜masakuroyの酒場放浪記〜

    いや〜最近の若い女の子のファッションってかわいいっすよねぇ。 masakuroyです。

    これ以上は変態っぽいので止めます。

     

     

    さて、先週3ヶ月ぶりに東京を訪れたワタクシ。

    友人Tと自分の誕生日パーティーと称して、なぜか”野毛”で飲むという前代未聞の試みを行った。

    昔にタイムスリップ!?横浜の飲み横丁が熱い!!-NAVERまとめ

     

     

    どうやら最近野毛を含む横浜近辺の飲み屋街が熱いらしい。

    野毛・・。全く印象にない。動物園とかがあったっけ?ってレベルだ。

    しかし、私はその後、野毛のポテンシャルを思い知ることになる。

     

    まず一件目だ。

    すずらん

    original

     

    桜木町の地下街に入ったらいきなりある。

    もういかにもなやつだ。 吉田類の酒場放浪記にいかにも出てきそうな店だ。

    食券を買って、それでオーダーするという仕組みが新鮮だ。飲み物も料理もオール300円。

     

     

    s__18137117

     

     

    まさしくこういうお店を切り盛りしてそうなオバちゃんがいて、競馬・競輪が大好きそうなおじさんが卓を囲む大衆居酒屋。

     

    どうしてこんな店で飲まずにいられようか。 挨拶代わりとばかりにホッピーをあおるmasakuroy。 ここのお店でSとS2が合流。

     

     

    幸先いいスタートを切った我々は次の店へとむかった。

     

    宮川橋もつ肉店

    いい感じに飲み屋街が広がる野毛界隈をしばし歩くとそのお店はあった。

     

    開かれた開放的な空間は、立ち飲みという事もあり、まるで飲み屋というよりも、「テルマエロマエ」に出てくる古代ローマ市民が食事をしながら語らうタヴェルナのようでもあった。

     

    横浜という港町という土地柄も相まってか、異国情緒と開放感がやばい。店内はこんな感じ。

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    「過度な大声禁止」という張り紙が壁に貼ってある。そんなに大声を出す人がいるのだろうか・・・?

     

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    気をよくして早速かけつけ一杯のワタクシ。 しかしこのビールジョッキでかすぎ!!

    1リットルジョッキか!?

     

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    うまい酒ともつ煮込みや馬刺など一級のつまみに、すっかりできあがる我々。

    既に野毛のとりこになりつつあったが、「匿名リサーチ200X」の特派員のように高い意識を持つ我々は更に次の店へとハシゴ、リサーチへ繰り出した。

     

    トモ

     

    雑居ビルの2階にある、なんとも人情味のあふれる大衆居酒屋に足を踏み入れた我々。

    カウンターと座敷で16席の小さな店だ。

     

    カウンターの台の上に、今夜の献立の具材が並べられている感じがまたいい。まぁあんまりものを置く場所がないだけのようでもあったが・・・。

     

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    バナナ?

     

    s__7569444

     

     

    こういうね、壁にところせましとメニューが貼ってあるかんじ。いいよねぇ。あとバナナ。

    くじらのカツなどめずらしいものを頂いた。あとこのお店は会計が尋常じゃなく安くてビックリした。

    ほんとによかったのかなw

     

    野毛たべもの横丁

     

    昔なつかしののれん横丁にておしゃれにワイングラスを傾けるmasakuroy。

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    こんな感じ。ちょうちんがいいね! Tさんはどこ見てるの??

    noge2

     

    ここのビストロの店員さんが可愛かったので、「お姉さん、かわいいね!」と酔った勢いで言ったら、「ありがとうございますぅ」とはにかみ気味に照れてたのがすっごい可愛かったんだわー・・・・って完全にオヤジやん!! ただのセクハラオヤジやん俺!! やっば!!

     

    ボトルを一本開けた我々はハーモニカ横丁にある野毛ハイボールへ。

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    こんな感じで見た目にとっても哀愁と昭和を感じさせる横丁。この横丁の2階へ。

     

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    ハーモニカ横丁は川に沿って作られており、2階からは川とネオンに照らされた「よこはま・たそがれ」的な風景が一望できます。

     

    野毛ハイボール

     

    そこはまるでBARレモンハートのようなオシャレで粋な空間が広がっていた。

     

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    ハイボール片手に人生について語り合う我々。 大体内容がないような話である。

     

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    大分酔いがまわってきてかっぱエビせんを耳に突っ込むという愚行に出るmasakuroy

     

     

    野毛は決してモダンではないが、訪れるものを優しく包んでくれる懐の深さを感じさせる街だ。

     

    そんな居心地のいい街の空気にほだされ、今夜は少しばかり飲過ぎてしまったのかもしれない・・・

     

     

    気がついたら・・・

     

     

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    こんなんなってましたー

     

    ハイ、「新宿警察24時」に出てくる泥酔して歩けない人の図ですね、これは。

     

    完全に素行が悪いです。 これは大体窃盗とか繰り返してしまうやつですね。

     

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    ラーメン食いにいったみたいだけど、全く覚えてませーんw

     

    いかがでしたでしょうか?

    私のように記憶があやふやになるまで飲んではいけませんが、野毛・横浜はたしかに熱いです!

    良き旧き昭和の雰囲気が色濃く残ってるし、人との距離感が近い。

    人情と港町の開放感を感じるナイスな遊び場だと思います!

     

    是非足を運んでくだせえ。 それではあっしは次の酒場へ・・・。 アディオス!

    Fin.

     

     

  • GO! GO! KON 7188!〜クアトロ・フゴーネス〜

    GO! GO! KON 7188!〜クアトロ・フゴーネス〜

    どうも、先日はじめてセレクトショップ「ジャーナル・スタンダード」に足を踏み入れ、「ワァ〜この上っ張り、オッシャレ〜!いくらかな〜?」と値段タグをみてみたら「20,000円」と記されていたので、「田舎もんだと思って足下みてんじゃねぇぞこの田子作が!!」とガチ切れして店を出たmasakuroyです。

    最近はダレノガレ明美がかわいいといっても、賛同してくれる人がいなくてさみしい思いをしています。

    でもおのののかも好きだし、森星ちゃんもかわいいな。

     

    さて現代の日本、平成の現代において、合戦(KASSEN)、戦(IKUSA)、男と女の真剣勝負とも言える「合コン」について書いていきたいと思う。

    「ドロケイ」や「缶蹴り」など、皆さんは子供の時には夢中になって遊んだ記憶もあると思う。

    しかしいい大人になった今、そんな楽しい遊びはやることができない(世間の目もあるから)。

    そこで開発されたいい大人が心から楽しめる遊びが「合コン」である。

    大人になり、社会人になってからだとなかなか新しい友人は作りづらい。

    だが、一緒に合コンをやってそのモーメントを共有してしまえば立ちどころに仲良くなることができる。

    合コンはいまや大人の社交ツールとしても機能していると言えるだろう。

    会社の同僚で年次が近い人など、仲良くなりたい場合は合コンに誘うのが打ってつけだ。

    合コンに誘われて気を悪くする人はいないだろうし(独身なら)、距離を縮めるにはもってこいだ。

    仮に女の子が可愛くなかろうがノリが悪かろうが、「いや〜あの時は最悪でしたねw すいませんw」といって思い出を語り合うことができる。

     

    何よりも合コンは、やる前が一番楽しいのだ。

    「今日どんな子が来ると思う?w」とか「幹事の子がかわいい子揃えたって言ってましたよw」とかどんな人が来るか予想がつかず結論が出ないことを、その会の前にひたすらしゃべくるのが一番楽しい瞬間なのだろう。

    そんな私も今まで数多の戦場をくぐり抜け、それなりの経験を積むことができた。

    私はどのような飲み会でもひたすらしゃべって場を盛り上げるロールを率先して引き受けてきた。

    なぜかと言えば、合コンの場で女子の興味を惹き付けるためには「面白い話」をしなくてはならないと思っていたからだ。

    また自分が話すことでどういった事がウケて、どんな話がスベッたか経験値をつけていきたいと思っていたからという事もある。

    (ただ単に目立ちたがりでしゃべりたがりだけだったかもしれないが。)

     

    例えて言うなら、今のジャイアンツの小林誠司捕手のようなものだとも言えよう。

    ジャイアンツには阿部慎之助という長年ジャイアンツを支えてきた重鎮中の重鎮がいながら正捕手の座に小林が座っているのは、球団の未来を見据えての原監督の考えなのだろう。

    経験が浅い小林はサインのミスをしたり、判断を誤ることもあるかもしれない。自分のミスのせいでチームが試合に負けてしまうこともあるかもしれない。

    しかし、そういった悔しい思いや、息をのむ修羅場を経験することで小林の捕手としての経験値が蓄積されていき、素晴らしいキャッチャーになるための肥やしになっていくのだ。

    実戦の舞台に立たなければ絶対に得ることのできない経験というものはある。

    私はいつも自分にそう言い聞かせて、給料の大半を合コンに費やしてきた。

    その結果得たものは何か?

    合コンに来た女の子と付き合ったとか? 合コンで盛り上がって女の子をお持ち帰りしちゃったとか?

     

    そんなものではない。

     

    私が得たものは「女の子達の笑顔」である。

    そう、私は「この合コンに来てよかった」「たくさん笑えてスッキリした」と思ってもらうことが一番うれしいのである。

    笑わせているではなく、笑われているのでもいい。 どんな形でもいいから今日来たことを後悔されなければいいと思っているのだ。

     

    「静かにしろい。

    この音が・・・オレを蘇らせる。 何度でもよ」(三井寿「スラムダンク」談)

     

    しまった、急にうさんくさくなってきた。 いつの間にか某居酒屋チェーンの経営者のようなことを口走っていた。

     

    ちなみに私は後輩と飲んでいてこんな感じで良い事を言っていると思っていたら、そいつから「masakuroyさんって、うさんくさいですね」と真顔で言われて凹んだことがある。

     

    いずれにせよ、私は仮に合コンの相手の女の子がかわいくなくて(失礼ですいません)、他のメンバーのテンションがダダ下がりになっている中でも「敗戦処理はオレにまかせろ!」と言わんばかりにひたすらテンションを上げてしゃべり続けた。

    いわば私はサッカーでいうところのディフェンシブハーフの役割を担っていたのだ。

    圧倒的な運動量でこぼれ球を拾ったり、相手のカウンターをプロテクトしてボール奪取し、攻撃的ミッドフィールダーにボールを預ける。・・・

    わかりやすいところで言えばレアル・マドリーが「銀河系軍団」と言われていた時のクロード・マケレレ、パリ・サンジェルマンでいうブレーズ・マトゥイディ、チェルシーでいうところのマティッチの役割を担っていたわけである。

    時にはアンカーとしての仕事だけではなく、前に出てチャンスメイクをしたり、FWに決定的なパスを送ることもマルチにこなした。

    2008年ユーロで、シャビ・エルナンデス、アンドレス・イニエスタ、ダビド・シルバ、セスク・ファブレガスで構成されるスペイン代表の中盤は「クアトロ・フゴーネス(四人の創造者たち)」と言われ賞賛されたが、なんなら合コンの場で「ひとりクアトロ・フゴーネス」になっていることもあった。

     

    だが、私はアンカーやチャンスメイクのロールをこなせても、ストライカーではなかった。

    シュート精度に難があるし、そもそもシュートを打てないという性質もある。

    ある日本代表のフォワードの選手がゴール前のチャンスでシュートを打たず、「Q.B.K.(急に ボールが 来たので)」と言ったのは有名な話だが、言ってみればそういう事だ。

    人にはそれぞれの特性がある。

    ボールを奪うのが得意な選手も入れば、一瞬のひらめきでスルーパスを送るのがうまい選手もいるし、ゴール前で張り続けて相手のディフェンスラインを下げさせ、ワンタッチでゴールを奪う選手もいる。

     

    色々と合コン論について語ってきたが、今でも忘れられない試合がある。

    あの時は完膚なきまでに完全なる敗北を喫した。 言ってみれば「ドーハの悲劇」のような敗戦だった。

    もう五年くらい前、その時は4対4で23、4歳くらいの女の子達と飲んでいたんだと思う。

    その中に理系で、大学院の研究室に在籍しているという女の子がいた。

    発する言葉やリアクションが変わっていて面白く、「君面白いね〜」みたいな話をしていて、宴もたけなわになりメールアドレスを交換して解散したのだが、その後、驚愕のメールが届いたのだ。

     

    「本日の飲み会のお礼(●●)
    ●●さん,●●さん,●●さん,●●さん

    ●●高出身の●●●●です.
    先程は合同コンパの機会をいただき,ありがとうございました.
    そして,終電の時間とはいえ,途中退席してしまい,申し訳ありませんでした.

    皆さんとは初対面でしたが,それを忘れてしまうほど楽しい3時間でした.
    本当にありがとうございました.

    「富士急行」の件は把握していませんが,もし人数が足りなければぜひお呼びください.
    それでは,季節の変わり目で体調の崩しやすい季節ですが,何卒ご自愛くださいませ.

    (この後大学院研究室の署名がつづく)」

     

    えっ!? なにこれ!? もしかしてさっきのやつって就活のOB訪問だったのかな!??

    合コンを「合同コンパ」って正式名称で言っちゃう人って初めて会ったよ!!

    その礼儀正しい所作に感動を覚えた私とて武士のはしくれ、

    礼には礼を持って返答せねばならぬ、と以下の返信メールを送った。

     

    「このような丁寧なお返事を頂き、有難うございました。

    お酒の入った席とは言え、時には無礼な振る舞いもあったかと思います。
    誠に申し訳ありませんでした。

    また、このような酒宴の席を設けさせて頂ければ幸甚でございます。
    よろしくお願いします。」

     

    こうして試合は終わった。

    いまや私の頭の中には松任谷由実の「ノーサイド」が流れている。

    ”彼は目を閉じて枯れた芝生の匂い 深く吸った

    長いリーグ戦しめくくるキックは ゴールをそれた

    肩をおとして 土をはらった ゆるやかな冬の日の黄昏に

    彼はもう二度と かぐことのない風 深く吸った”

     

    晩秋の秩父宮ラグビー場の上空に広がるあかね空は、どこまでも澄んでいる・・・

     

    僕たちは、繰り返される合コンの果てに何を得るのだろう?

    幾度にもおけるビールでの乾杯、好きな男性のタイプの問いかけの先に、どこにたどり着けるのだろう?

     

    その答えはだれも知らない。

    その答えは、君の心の中にしかないのだから。

     

    Fin.

     

     

  • 閑話休題。〜失われた時をもとめて〜

    閑話休題。〜失われた時をもとめて〜

    ”自分を持ちたいなら、サバになれ!”

    ”いろいろな魚が泳いでいるところでも、周りを気にせず、常にサバサバしているだろ? サバは「自分」を持っている。” by 松岡修造カレンダー

    こんなコメントを真顔で言えてしまう松岡修造さんを僕は尊敬する。

    こんばんは、masakuroyです。

    今日、僕は手抜きをしようと思う。

    手抜きは悪いことではない。

    僕はアニメ「エヴェンゲリオン」が好きで、95年くらいのTV放映の当時からリアルタイムで見ていたが、エヴァも作画が追いつかず、たまに「前回までの5〜6話の放送」を編集してナレーションだけ変わっている回とかがあって「おろっ?」と思ったものだが、大人になった今はわかる。

    時間がなかったのだ。 それは詮無き事である。

    最終話が近づくにつれ精神世界の話でひたすら静止画が流れ続けるような絵面になって、「なんだよエヴェ出てこないじゃんかよーもう使徒出てこないの? つまんないのー」と小学生だった僕は思っていたがそれはしょうがない。

    納期と予算がなかったのだ。 作画とシナリオが間に合わなかったのだ。 しょうがないではないか。

    そんなわけで今日は大学生当時「mixi」に投稿していた日記を掲載しようと思う。

    10年近く前、自分はこんなことを考えていたのだと思うと感慨深くなる。日記というのは大事なんだね。

     

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    2007年5月25日投稿 「ラーメン次郎目黒店」

    今日、練習が終わった後、僕はふとした衝動に駆られた。

    「二郎が食べたい。」

    唐突に湧き上がった気持ちを抱えていたのは僕だけではなかった。

    結局●山さん、村×、TK2(誰?)でめぐじろうを食いに行く事になった。

    村×とTK2はバイクで向かったが、●山さんと僕はめぐじろうに歩いていかなくてはならなかった。

    ●山さんは二郎を食べたいという衝動を抑えきれずに発作を起こしていた。 もう目が完全に大ダブルになっていた。

    「二郎を食わずんば人にあらず」「俺らは二郎のために歩いている」「もう俺達には二郎しか見えない」
    はやる気持ちを抑えつつ足早に目黒通りを駆け抜けていく。
    二郎への道は果てしないものに感じられた。

    そして目黒通りと山手通りが交わるところ、二郎が目前と迫った。 しかし、ふと、見ると遠くの方で道が人で覆われていた。

    そう、その人達は夜の九時に二郎を食おうと並んでいたジロリアンだった。 やっとの思いで着いたのに、ここに来てすぐ食べたくても食えない、もどかしい思いに駆られた。

    そう、二郎に並んでいる人は目が必死。浮ついた気持ちの中にもかすかな緊張が漂い、路上は熱気に包まれていた。

    時計の針は刻々と時を刻んでいき、永遠にも等しい40分を乗り越え、ようやく席に着く機会を得た。

    僕らは大豚を頼んだ。 にんにく野菜ましましで頼んだが
    出てきた二郎はあんまりボリュームがあるようには感じられなかった。

    しかしその味は紛れもなくめぐじろうだった。あと独特の多すぎる背脂とコシがありすぎる麺は順調にペースを遅らせていった。

    ちなみに半分くらい食べたところで●山さんは信じられない速さで完食していた。

    健康的に完食できたものの、にんにくのにおいはいつまでも口中に漂い続けたし、一抹の物足りなさを感じた事も確かだった。

    今夜はめぐじろうが持つ独特のムラを読み取れなかったことが失態だった。もしかしたら大ダブルもいけたかもしれない。

    それでも衝動を満たすには十分だったし、久しぶりに食べためぐじろうにどこか満たされた感があった。

    今度近いうちに関内の二郎にも行ってみよう。二郎でも一二を誇るチャーシューを食べに。

    そうだ、今度はめっきり会話の少なくなった家内も二郎に誘ってみよう。 在りし日の学生時代のときめきが取り戻せるかもしれない。

    そうだ、京都に行こう。

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    なんだこのオチは。

    斜め上すぎるぞ、大学生のおれ!

    この頃からどうやら僕は脳を冒されていたらしい。

     

    あと、大学のサークルを引退したときの日記もあった。

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    2007年11月21日投稿 「四年間」

    先週の日曜に引退して3日ほど経った。

    自分の大学生活の中心だったAAA(サークル)の活動が終わり、生活に張りがなくなってなんとなく怠惰な日々を過ごしています。

    たまにふとした瞬間に自分が引退した事を実感することがあり、たまにダルいときもありながら当たり前のようにタッチフットをしていた光景を思い出して、もう■■(場所)で練習する事はないんだと思い、そのたびになんかすごくさびしい気持ちに襲われます。

    いままで打ち込んでいたことがなくなり、心のどっかが空っぽになるという状態、そう、これがまさしくアイデンティティ・クライシスです。

    今の僕にはミクシィにコメント書き込むか、AAA裏掲示板に匿名でぶっこむくらいしかできません。

    高校で引退した時はぶっちゃけ言って「やった~明日からラグビーしなくて済むぜ~ヒャッホ~」と心の中でひそかに思っていましたが、今は本当に引退して自分達の代が終わってしまった、自分の青春の一時代が幕を下ろしてしまった事へのショックを隠しきれません。

    思えば僕は△△さんやBBさんに誘われAAAに入りましたが、心のどこかで熱くなることができず、また大学生活どう過ごせばいいのか難しく考えすぎていたこともあり、一年の春シーズンが終わった段階でやめてしまいました。

    某村●君は、その当時のことを「同期がどんどん辞めていってほんとに欝だった」と後に語っています。

    夏休みの深夜、急に当時の監督から携帯に電話がかかってきて、これは戻ってこいと説得されるに違いないと思い、電話に出ると予想外のことを言われました。

    「こちらmasakuroyくんの携帯ですか?masakuroyくんいますか?」

    そう言われ面食らった僕はとっさに

    「いま、いません」と答えてしまいました。

    すると監督も「わかりました、失礼します」と言って電話を切りました。

    いま振り返るとちゃんと話していればこの時点でAAAに戻っていたかもしれないと思い悔やまれます。

    結局僕は2年の4.29にチームに戻りましたが、辞めずに続けていればもっと皆と濃密な時間を過ごせたと思い、後悔しました。

    三井風に言えば「くそ・・・なんで俺はあんな無駄な時間を・・」って感じです。

    それからずっとAAAの一員として大学生活を過ごしてきて、色んな人と出会い、色んな思い出ができ、思い切りラグビーして本当に充実したキャンパスライフが送れたと思います。

    ずっと思ってたんですが、ラグビーって激しいスポーツを全力で思いっきりできるのって若い今しかないと思うんですよね。年とったらキツイし仕事とかあって思い切りできないと思うし。

    だからある意味時間も限られてると思うんで下の人達には精一杯頑張ってほしいです。特に初心者の人は今まで頑張って続けてきて、二年目からはたぶん面白いくらい飛躍的に成長するんで頑張ればもっと楽しくなると思います。実は僕は結構妥協しやすい性質で、練習中もたまに折れそうになっていたことがあるんですが、一年生のひたむきさ、真摯な姿勢にかなり励まされてきました。

    あと高校時代には想像もできなかったマネージャーさん達の存在・貢献はほんとに大きかったし、くそむさくるしい殺伐とした雰囲気に花を添えてくれました。

    またそれと同時に飲み屋のブラックリストに載るような激しい飲み会を今後も続けていってほしいと思います。

    来年も活きのいい一年生をたくさん入れて、楽しく強い代を作っていってください。

    AAAで得た仲間、経験は本当に僕の財産です。戻ってきて本当に良かったと思います。

    試合があったら見に行くし、僕ももしかしたら会社のチームとかでラグビーやるかもしれません。

    有難う!さようなら!AAA!!

    P.S.今一番怖いことは、留年です。

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    うわー。

    コレ読むといろいろ思い出してせつないわー。

    若かったなぁ。おれ。

    あと監督からの電話に携帯で出てるのに「いま、いません。」って言ったなぁおれ。

    携帯電話であんなこと言ったの、あとにも先にもあれ一回だよ多分。

    いやー懐かしかった。 そろそろ寝ます。

    ではおやすみなさい!

    Fin.