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Manners maketh man.

こんにちは。masakuroyです。

 

成人式の振袖、あれひどいですね。・・・かわいそうです。

 

私も某旅行会社の破産で代金払ったまま泣き寝入りになりましたけど、今回は成人式という一生に一度の機会にこんなことになっちゃったんですもんね。

 

旅行だったらまた行けますけど、成人式は二度と戻ってきませんからね。

 

こういった悲しいことは起こってほしくないですね。

 

 

さて、今日は最近みた映画について書いていこうと思う。

 

 

そう、「キングスマン2 ゴールデンサークル」だ。

 

 

スパイ映画だけど007よりもっとハジけててギャグ(ブラックユーモア)要素が高く、007とオースティンパワーズの中間みたいなテイストなのだろうか。

 

 

前作もめちゃくちゃ面白かったんだけど英国流のブラックユーモアなのか人がバンバン死ぬし、残虐な描写なのにギャグっぽくしたり「え・・ここギャグにしちゃうの?」とか日本の感覚としてはちょっとついて行けない部分があり、過激すぎると感じたのは確かだった。

 

 

しかしキッレキレとスパイアクションと胸おどるスパイガジェットの数々、そして何よりも前回死んだと思われていたコリン・ファース演じるハリー・ハートが生きてるじゃねーか!

 

 

マナーが人を作るんだ」と言いながらチンピラたちがいる居酒屋の鍵をかけるシーンが大好きで、英国紳士ハリーめちゃくちゃかっこいい!!と拝み倒していたのでそれだけでこの映画をみる理由としては十分だった。

 

↓このシーン

 

さて「キングスマン2 ゴールデンサークル」の感想としては、いやー、やっぱり最高でした!!

 

 

冒頭からいきなり息もつかせぬキレッキレスーパーアクションの応酬!!

 

 

タロン・エガートン演じるエグジーが一人前の紳士スパイに成長しててかっこいい!!

 

 

まだ若いけど、いい俳優さんだね。 スター候補生です。

 

 

スパイではあるけど恋人との結婚を真剣に考えて彼女の両親に会いにいったり、等身大の若者としての姿も描かれている。

 

 

また後方支援のスペシャリストだった武器担当のマーリンが、今回さらにいい味出してる〜!

 

 

ウィスキーを飲んでグデングデンに酔っ払いながら「私の責任だ〜ウッウエ〜ン」なんて泣き出してエグジーが慰めるシーンなんてもう最高笑

 

 

 

敵の攻撃で壊滅状態に陥ったキングスマンはアメリカの同盟スパイ組織ステイツマンを頼ってアメリカに渡る。

 

 

 

しかしステイツマンはスパイのイメージとは真逆のさながらカウボーイみたいなスパイばっか

 

 

 

テキーラ役のチャニング・テイタム、ウィスキー役のペドロ・パスカルがまじでいい味出してます。

 

 

 

敵の彼女がフェス好きのパリピだとの情報をキャッチして、エグジーとウィスキーがグラストンベリー・フェスティバルに潜入して敵の彼女をどちらがナンパできるか競うシーンとかめっちゃ面白かった!

 

 

ネタ的にかなり際どい、オトナなユーモアも入ってるところもキングスマンのお約束。

 

 

やっぱり昔から過激なアクションとHなカット・オゲレツシーンはヒット映画の鉄則だね。

 

 

敵役の麻薬組織の女ボス・ポピーがまた頭キレまくってるんだけど、なんとポピー役はあのジュリアン・ムーア!

 

 

あとエルトン・ジョンがポピーに囚われいる捕虜として本人役で出てる!

 

このエルトン・ジョンが大御所なのに弾けすぎ!

 

ゲイ薬物中毒者っていう「それ笑っていいのか」という設定を嬉々として演じている懐の深さ。

 

 

いや〜キングスマンすげー映画だわ。・・・

 

 

人によって好みは分かれると思うけど、映画館で見るべき素晴らしいクオリティの映画。

 

 

しかし、エグジーとハリーのコンビ、、やっぱり好きだわ。

 

 

マナーが人を作るんだ。

 

 

Fin.

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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カルチャー 持論 映画

南瓜とマヨネーズを観た。

こんにちは。masakuroyです。

 

日に日に寒くなり冬の足音が近づいてきましたね。

 

冬が嫌い・苦手な人も多いですが、私は冬は結構好きです。

 

まずこの季節は鍋が美味しい。

 

また趣味のランニングの後に凍えた体で銭湯に行き、熱い湯船にザッブ〜ン!と浸かった瞬間はわが人生至高のときと思わず昇天しそうになります。

 

まさに天にも昇る夢ごこち。

 

日常のささいな瞬間にもこういった幸せは溢れているわけです。

 

昨日、お笑い芸人のカラテカ矢部さんのネットニュースを見て、激しく共感してしまいました。

 

仕事、SNS…”オンのつながりに疲れた貴女へ カラテカ・矢部さんに聞く「僕の幸せ」-Yahoo! BEAUTY

 

矢部さんは先日90歳近い大家さんとの「ひとつ屋根の下生活」を描いた漫画を発表し話題になっていますが、この記事の中で矢部さんが言ってることがめっちゃいいんです。

 

矢部さんは酒も飲まないタバコ吸わない、ましてや女遊び・ギャンブルもせず、相方の入江さんとは対照的です笑

 

芸人仲間からは「何が楽しくて生きてるの?」と聞かれたりするらしいですが幸せの基準は人それぞれ違うと。

 

記事でも書いてますが他人の「幸せ」の基準に振り回されるのではなく、自分の中での幸せの基準を持ち、そこからブレない。ということはとってもライフハックなスキルだな。と思った次第でした。

 

 

そんな何でもないささいな日常が実はとってもキラキラ輝いていた日々だった、ということを描いた映画「南瓜とマヨネーズ」を観てきました。

 

 

 

売れないバンドマンの彼を支える女性が昔好きだった人に偶然会い、揺れる女心を描いた映画です。

 

「オメェ30半ばのおっさんが一人でこんな恋愛映画見にいったのか!?キモチワリィ」と思われるかもしれませんがうるせえ! 何見よーがぼくの勝手でしょうが!

 

すいません、一人で勝手にノリツッコミならぬノリ半ギレしてしまいました。 キモいですね。

 

まぁそんなことはどうでもいいんですが私が愛読するSPA!で連載している「松江哲明のシネマ・スープレックス」でこの映画を世界の端でうずくまるダメ人間たちを肯定するミニシアター映画の傑作と激賞していたので、俄然見たくなったのがきっかけでした。

 

半ばSPA!に乗せられて観にいったようなものです。

 

私はこれをSPA!消費と呼んでいます。

 

しかし私はこういったミニシアター系で、サブカル要素があり地味でダメ人間を肯定する映画は大の大好物なのです。

 

そういえば今気づいたけどちょっとソラニンに似てるかもしれない。 設定とか。

 

 

20代後半で夢を追うか・現実とるかって、多分すごい悩んでもがいて苦しい時期じゃないですか?

 

同世代でブレイクする人たちも出てきたりして。

 

そういったもどかしさとかが痛いくらい画面から伝わるんですね。

 

ダメ彼を太賀が熱演してますが、いや〜いい俳優ですね〜!

 

本当にそのへんにいそうな青年でイケメン?ではないけど人を惹きつける魅力を持ってます!

 

また、一番びっくりしたのは主人公の臼田あさ美

 

「何か久しぶりに見たなぁ」くらいの感覚だったんですが超絶いい女でした。

 

ダメ彼を必死に支えるともすれば依存体質っぽい女性を熱演しているのですが、演技も素晴らしく上手だしスクリーンから伝わる臼田あさ美の大人の色香・魅力がヤバイ。

 

「あれ? 臼田あさ美ってこんなにキレイだったっけ?・・・」とついドキドキしてしまいました。

 

めっちゃスタイルいいし・・・

 

もう臼田あさ美をキレイに撮ることに全精力を捧げたドキュメンタリーなんじゃないかというくらい、彼女の魅力が満載でした。

 

また臼田あさ美演じるツチダの元彼として出てくるハギオ役のオダギリジョーのかっこいいことかっこいいこと

 

この人のかっこよさはマジで別格ですね。 こんなプレイボーイいたらツチダならずとも誰でもイチコロになっちゃうでしょ。 女性なら抱かれないのが野暮ってもんよ。

 

この登場人物たちが登場するロケーションもいい感じなんですよね! どこか懐かしい風景というか。

 

ツチダの住んでるアパートとか古そうだけど、とてもいい感じの古さで夢見る若者が住んでそうな住まいです。

 

撮影場所ってどのへんだろ・・?

 

なんとなく池尻とか三茶らへんぽい雰囲気ではありました。

 

 

新宿武蔵野館というこじんまりとした、きれいな映画館で見たのですがそこもとってもよかったです。

 

大きすぎないスクリーンで映画予告もなくいきなり本編始まるのは新鮮でしたし、規模もちょうどよかった。

 

ミニシアターって感じで楽しめました。

 

ただ観客が8、9割女性だったため怖気付きチケットを捨てて逃亡しようかとも思いましたが、必死に勇気を振り絞って観て本当によかったです。

 

カップルやご夫婦で観ても楽しめる映画だと思いますので、是非映画館まで出かけて見てはいかがでしょうか。

 

甘酸っぱく、ほろ苦い青春の残り香がほのかに漂ってくる、ホットレモネードのような優しい映画となっております。

 

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カルチャー 持論 映画

ダンケルクを見た〜陸海空こんなに大脱走するなんて〜

ダンケルクを見た理由

こんにちは。 masakuroyです。

芸術の秋と言いますが、見たい映画が立て続けに公開されました。

「ダンケルク」「散歩する侵略者」「三度目の殺人」です。

全て同じ日に封切られ、何を見るか正直かなり迷ったのですが、一番制作費がかかってそうなダンケルクを見ることにしました。

 

嘘です。

 

そんな理由でダンケルクに決めたわけではありませんが、CGを使わずに徹底的にリアルな撮影にこだわり、その圧倒的なオリジナリティから世界でもっとも注目されている映画監督であるクリストファー・ノーランがメガホンをとっているので、ダンケルクにしようかなと思ったのです。

 

「インターステラー」「ダークナイト」作る映画が名作ばかりのクリストファー・ノーランって一体何者?-NAVERまとめ

 

以前観た「ダークナイト」も故ヒース・レジャー演じるジョーカーの鬼気迫る迫力と臨場感あふれる映像が凄くて印象に残りまくってますし、「インセプション」の映像表現もマトリックス以来の衝撃でした。

 

この人の映画は一筋縄ではいかない。絶対想像を超える何かがある”と期待を抱かずにはいられない映画監督ですね。

 

そんなこんなで公開初日、レイトショーで観てきました。

 

話題作なので予約取れないかなーと思ったのですがレイトショーはさすがに空いてました。

本当はIMAXで見たかったのですが、いい席が埋まっていたので泣く泣く2Dシアターに。

(多分IMAXで見た方がいいと思います!)

 

映画『ダンケルク』は殆どの映画館で上下約40%の映像がカットされる件

 

ダンケルクがどういう話か簡単におさらいします。

 

第2次世界大戦初期、イギリス・フランスの連合軍はダンケルクというフランスの港町に包囲され、絶対絶命の状況を迎えるのですが、時のイギリス首相チャーチルが撤退を命じて、ドーヴァー海峡を渡ってなんとかイギリス帰還を目指す、といういわば”撤退戦”を描いた映画なんですね。

 

「ダンケルク」特集クリストファー・ノーラン インタビュー(1/3)-映画ナタリー

 

生きて故郷に戻ることを唯一の希望として、必死になって逃げる若者たちが主役です。

 

私が映画を見て感じた感想を挙げていきましょう。

 

感想1:臨場感がすごい

 

この映画は”あたかも観客の自分も兵士の一人として戦場にいる”かの様な臨場感の演出に相当こだわっているので、説明的な部分はほとんど省かれています。

主人公たちのセリフもほとんどと言っていいほどありません。

しかし現実ではそんなにベラベラ喋ったりできる余裕がないため極めてリアルだと思います。

 

またこの映画の特徴的なもう一つの演出が「陸海空」の3視点で撤退戦の攻防を描いている点です。

ナスDで話題のテレ朝のバラエティ番組じゃありませんが、陸・海・空でめまぐるしくシーンが入れ替わるため、ダレた展開は一切なく、常に緊迫しっぱなしでなんとか映像に食らいついていくのがやっとなのです。

しかも時間軸が陸海空で全て違うんです。

 

感想2: 3つの時間軸の違うストーリーが同時進行する

 

はダンケルクの港からイギリスに向かう船に乗るための奔走する若い二等兵たちの1週間の話で、はイギリスの港から兵士を救うために駆り出された民間船がダンケルクに向かう1日の話、はダンケルクからイギリスに帰還する船を援護するためにドイツの戦闘機メッサーシュミットと大空のバトルを繰り広げるイギリスの戦闘機スピットファイアーのパイロットが経験する1時間の話なんです!

三つの時間軸が違うストーリーが同時に展開されるってすごい演出ですよね。

さすが鬼才クリストファー・ノーラン・・恐るべし。

 

感想3: CGを使わないリアルすぎる映像

 

この映画はできる限りCGを使わないリアルな演出にこだわっていて映像のリアルさが尋常じゃないんです!

いわゆる戦争映画にありがちな兵士が負傷して内臓出ちゃう的なグロテスクな表現は皆無なのですが、耳元をつんざくような銃声の音、無防備な兵士を狙う爆撃機からの機銃掃射、爆撃や魚雷によって沈没する戦艦から海に飛び込む人々の群れ・・・

このテクノロジーやCG全盛の時代だからこそ、加工されていない”生”の映像の迫力が半端じゃない!

 

まるで自分のすぐ横を銃弾が通過していくかのような感覚に鳥肌が立ちます!

 

何よりもすごいのがメッサーシュミット対スピットファイヤーのエアバトル!!

 

ホンモノの戦闘機を借りてカメラを取り付けて撮影しているので、自分が本当に戦闘機に乗っているかのような感覚を味わえます!

目の前にいる敵機を追いかけている時の圧倒的なリアルな感覚を追体験できるのがすごい!!

 

コクピットの映像も恐らく飛んでいる実際の映像なので、機体の揺れとか音がリアルすぎて怖すぎる!!

 

というかスピットファイヤーがかっこよすぎる!!

 

恐らくこの映画を見た人の8割はスピットファイヤーファンになったでしょう。

 

この手に汗握るリアルなエアバトルは映画の魅力を2倍3倍にも高めたでしょう。

 

感想4: 若く無名な俳優を大胆に抜擢している

 

この映画のメインキャストの一人はフィン・ホワイトヘッドという国際的に無名な若手俳優。

1年半前まで皿洗いしながらオーディションに通っていたというまだ二十歳そこそこのまさに俳優の卵ですが、今作に大抜擢されました。

陸パートで出てくる俳優はほぼ無名な若手ばかりですが、それがこの映画を本当にリアルなものにしていると思いました。

先入観なく見れますし、戦場で悲惨な目に会って割を食うのは「いつも名もなき若者」だということを暗に言いたかったのではないでしょうか。

また世界的なアイドル「ワン・ダイレクション」の一員だったハリー・スタイルズも主演しているのですが、アイドル臭さはゼロで、戦場で極限状態に追い込まれる若者を好演していました。

若手俳優は皆主張しすぎることなく抑制された自然な演技で、素晴らしい仕事でした。

なんとか脱出するために色々と手を尽くすのですが、その度に失敗して振り出しに逆もどりという絶望的な状況に陥るのですが、彼らの若さと何度でも希望を捨てずに立ち上がる姿がスクリーンから悲壮感を払拭していた感はあります。

感想5:極限状態で発揮される人間らしさ

 

生きることに貪欲で、希望を捨てずに困難に立ち向かう「漢達」の姿は、本当にかっこよかったです。・・

フィンやスタイルズはもちろんのこと、空パートで味方を守るため果敢に敵機に挑むファリアとパートナーを組むコリンズの絆、自ら命の危険を冒してまで兵士達の救出に向かう民間船のいぶし銀の船長・船員たち。

この映画には使命感を持ったかっこいい真の漢達が満載でした。・・・・

兵士たちは何度も窮地に追い込まれ、その人間性を試されるのですが味方のために体を張ったり、助け合って困難を乗り越えていく姿は胸を打ちます。

人間であることを放棄せざるを得ない極限状態にもかかわらず、自らの信念に則って行動する姿には本当に勇気をもらいました。・・・

 

自分が人としてどうありたいかを再認識させてくれる映画でもあるのだなぁとも感じました。

 

戦っているのは兵士たちだけでなく、遊覧船で救出に向かう船乗りのミスター・ドーソン、ピーター、ジョージも「ひとりでも多く助けて、イギリスに帰る」という使命感とプライドを持って戦っているのです。

ひとりひとりの登場人物からにじみ出る”熱さ”に胸が熱くなりました。

 

感想6:音楽が素晴らしい

この展開がめまぐるしい映画の魅了をさらに高めるのが映画音楽の巨匠ハンス・ジマーの劇中音楽です。

もう、緊張感を煽りながら映画のシーンに完璧にマッチする音楽が素晴らしい!!

まるでJAWSのような迫るくる敵や恐怖を煽るような繰り返しの旋律や、一秒を争う状況で「チッチッチ」みたいな秒針を思わせる効果音の演出が憎い!

私は映画を観ることに集中しながらも、過剰にならずとも緊迫感を更に増幅する音楽の素晴らしさにずっと感嘆していました。

 

感想おまけ: フランス兵の扱いがひどい

 

イギリス目線で描いているからかもしれないんですけど、連合を組んでいるフランス兵の扱い方がちょっとひどいなと思いました。・・・

まぁ実際の戦場のリアルな状況を描いていたのかもしれなかったですけど。

救護船に乗りたいのに「イギリス兵だけだー! フランス兵はフランスの船に乗れー!」とか言われて乗せてもらえなかったり、ネタバレになっちゃうので言えないですけど他にもかわいそうなことがありました。

これはフランスの人観たら怒るんじゃないの?笑 とか思いましたけど、そんなことないんですかね〜

フランスの立場から見たダンケルクも見てみたかったですね!

最後に

 

とまぁ色々書いてきましたけど「映画観たっ!!」という濃厚で充実したあっという間の2時間を体験したかったら是非ダンケルク見てみてください!!

こいつは本当に傑作ですわ・・・

それでは!

 

 

 

 

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真夏の夜の夢

こんにちは。 masakuroyです。

まだ9月になったばかりなのに、すっかり秋めいてきましたね。

もはや夏の名残が消え去ってしまったかのようです。

 

夕方、外に出たときに涼しい風が吹いてきて、「秋の匂い」を感じました。

夏が終わるのは寂しいけど、こういう季節の変わり目を感じる瞬間は好きなんです。

あぁ〜、夏が終わったなー 秋が来るなーってね。

 

どうにも感傷的になってしまう、そんな季節ですね。

スポーツの秋、食欲の秋、読書の秋とか言いますけど、何かを始めるのに秋はいい季節なんでしょうね。

「秋」と聞くと私の世代では「世界の中心で愛を叫ぶ」の亜紀を思い出してしまうんですよね。

まぁ亜紀の由来は秋ではないんですけど・・・

今でも思い出すと切なくなりますねぇ・・もう一度読んでみるのもありかもなぁ。

 

 

最近映画が公開されている「君の膵臓をたべたい」も、とても泣ける映画みたいですね。

友達が序盤から泣いたって言ってました。

思いっきり涙流してストレス発散するっていうのもアリかも。

 

 

人は出会い、いつか必ず別れる時が来る。 だけど忘れなければ、その人は記憶の中で生き続ける。

私も最近大切な人を亡くし、今は喪失感でいっぱいで悲しいですけど、前を向いてしっかり生きて行く姿を見せることが一番の供養になると信じてます。

別れとか悲しい系じゃないんですけど、最近「お前はまだグンマを知らない」にはまっていました。

お前はまだグンマを知らない|くらげバンチ

WEBでマンガが読めるんですけど面白くて一気読みしてしまいました。

絵がめっちゃうまいし、グンマというニッチなテーマでここまで面白くできるなんてすごいと思います。

やっぱり日本人ってお国柄とか地域性が大好きな国民ですよね。

グンマの高校生の生活を描いているんですけど(もちろん本当の群馬の高校生はこのマンガで描かれているようなことはしてないと思うけど)、青春って感じで「高校生っていいな〜」と思って切なくなってしまいました。

若さゆえの眩しさというか・・・もう高校生ってそれだけで青春ですよね。

 

 

最後に最近Galaxyの山崎賢人さんが出てるCMで流れているBUMP OF CHICKENの「リボン」。

めっちゃいい曲ですね。

CMの世界観ともすごいあってますし、美しいメロディに完全に引き込まれました。

 

この曲は秋の夜長のお供になってくれそうです。

音楽の秋っていうのもいいかもしれませんね。

 

いい年こいたおっさんが言うセリフじゃないけど、切なさみたいな感情を大切にして生きていたいですね。

 

きもいか・・・・。

 

終わります。

 

 

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海辺の街 〜マンチェスター・バイ・ザ・シー観ました〜

乙です。 masakuroyです。

先週レイトショーで「マンチェスター・バイ・ザ・シー」を観ました。

 

参照:映画.com

 

見終わってすでに一週間が経ちますが、未だに余韻が覚めません。・・・

 

それほどまでに心に深いひだのようなものを残す映画でした。

 

マンチェスターと言ってもあのサッカークラブとオアシスで有名なイギリスの街ではなく、「マンチェスター・バイザシー」というアメリカ・ボストン近郊の街の名前なんですね。

 

 

映画はこのマンチェスター・バイ・ザ・シーを舞台に展開される話です。

 

ボストンでアパートの便利屋として生計を立てるリー(ケイシー・アフレック)は、無愛想で死んだような眼をしていて、人生に無頓着といった感じで日々を過ごすアラフォーの男。

 

たまにバーに飲みに行っても女性の誘いにも乗らず、「目があった」という理由で他の客に喧嘩をふっかける、どうしようもなく扱いにくい男です。

 

そんなリーですが兄の危篤の連絡を受けて、久しぶりに故郷のマンチェスター・バイ・ザ・シーに戻ることになります。

 

もともと心臓に問題を抱えていたリーの兄・ジョーは治療の甲斐も空しく亡くなってしまいます。

 

兄を慕っていたリーは悲しみに打ちひしがれますが、ジョーの妻は蒸発していて、息子のパトリック(ルーカス・ヘッジズ)はまだ高校生のためジョーが亡くなった後の手続きをリーが請け負うことになります。

 

葬儀やお墓など諸々の手配のためしばらく街にとどまることにしたリーですが、ジョーの遺言状で事前に相談もなくパトリックの後見人に指定されていたことを知り、戸惑います。

 

リーはこの故郷の街で過去に何かがあり、「見ろよ、あれが例のリー・チャンドラーだぜ・・・」と街の人に噂をされるような存在。

 

居心地がいいはずがないリーはパトリックをボストンへ転居させようとしますが、マンチェスター・バイ・ザ・シーで高校生活を謳歌するパトリックは頑としてその提案に反対します。

 

僕はここに2人のガールフレンドがいて自分のバンドもホッケーチームもある。 おじさんの仕事は便利屋だろ? どこでも出来る

 

と生意気な口を聞くパトリックにリーは手を焼きます。

 

世捨て人のようなリーですが、過去には家族を持ち、兄や大勢の友達に囲まれながら、ささやかながら幸せな生活を送っていたことが明らかになっていきます。

 

そんな快活でお調子者でもあったリーを変えてしまった過去の出来事とは何なのかー。

 

この作品はアカデミー賞主演男優賞(ケイシー・アフレック)と脚本賞を受賞していますが、ケイシー・アフレックの演技とケネス・ロナーガンの脚本は本当に素晴らしいです。

 

ケイシー・アフレックの渋みと影のある40男の演技が堪りませんね・・・!

 

参照:FASHION PRESS

 

隠せない顔のシワとか体のだらしなさとか40男としてのリアルさがとてもいいです! ^-^

 

影のあるイケメン俳優はやはり絵になりますね。。。

 

この影のあるダンディーさは憧れます。 爪のアカを煎じて飲みたい・・

 

また少ししゃがれたような声も素晴らしく魅力的ですね。

 

この映画はもともと製作に参加しているマット・デイモンが主演することになっていたようですが、スケジュールの関係で降板し、ケイシー・アフレックに主演を譲る形になったのだそうです。

 

授賞式では「主役を譲ってもらって感謝する」とケイシーも言っていたようですが、結果的に本当に良かったと思います。

 

マット・デイモンだとまた全く違った印象になっていたと思いますから・・・

 

しかしマット・デイモンは「グッド・ウィル・ハンティング」の再来のようなヒューマンドラマを作りたかったのかもしれないですね。・・・

 

マンチェスター・バイ・ザ・シー特集:満を持して公開される本年度アカデミー賞《主要部門受賞作“最後”の作品》マット・デイモンが紡いだいくつもの奇跡が生んだ、珠玉の再生物語

 

奔放な高校生のパトリックを演じるルーカス・ヘッジズのフレッシュな魅力も、ケイシーのいぶし銀さと好対照でいいスパイスになっています。^ー^

 

脇を固めるジョー役のカイル・チャンドラー、ランディ役のミシェル・ウィリアムズもさすが実力派俳優、素晴らしいですね!!

 

個人的にリーとジョーの友人でめっちゃいいおっさんジョージ役のC.J.ウィルソンの演技が温かみがあって非常に好きだったのですが、全然経歴でてこないですね・・?

すごいいい味を出していたんですがそんなに有名な俳優じゃないのかな・・

 

確かにこの映画は地味ですし、スペクタクルも胸躍る冒険活劇も、胸も焦がすようなラブストーリーもありません。

 

どこにでもいる凡庸な一人の中年男の、凡庸な街を舞台にした個人的なストーリー。・・・

 

字面にしてみればそれだけなのですが、映画が終わる頃にはリーやパトリックを始めとする街の人々とマンチェスター・バイ・ザ・シーという街が愛おしくて胸がいっぱいになっていました。

 

まるで海辺の美しい街・マンチェスター・バイ・ザ・シーが自分の故郷で、登場人物が自分が子供の頃から知っている人々のように親しみを覚え、懐かしさのような感情で胸が締め付けられるのです。

 

厳しい冬の寒さに見舞われるマンチェスター・バイ・ザ・シーの風景・そして人々の生活をそっと見守るかのような穏やかな海の描写。

 

また時折流れるブラスをベースにした教会音楽のような美しいBGM。

 

美しい映像と音楽が絶妙に珠玉のストーリーと絡み合い、物語を盛り上げます。

 

反発し合いながらも、お互いが家族としてかけがえのない存在になっていくリーとパトリックの、ユーモラスなやりとりも見ていてとても微笑ましくなります。

 

父親が亡くなりながらも、決して気落ちすることなく前を向き、自分の人生の春を謳歌しようとするパトリックに、リーも羨ましいような、何かに気づかされるような表情を見せます。

 

リーがパトリックに人生の先輩として教えることもあるし、パトリックから逆にリーが図らずとも教えられることもある。

とても理想的な関係のように思えます。

 

この映画のオープニングとラストシーンはとても示唆的だと思うので、これから観る予定の人はしっかり観ていただきたいと思います。

 

そしてこの映画を観た人と、「あなたはどのように感じたか? リーの考えた結論をどう思うか?」など語り合えればそれは素晴らしい時間になるでしょう。

 

この映画を観終わる頃には、あなたにとっても「マンチェスター・バイ・ザ・シー」は心の引き出しに大事にしまっておきたくなるような、特別な思い出になっているはずです。

 

では、あなたと語り合える日を楽しみにこのブログを閉めたいと思います。

 

最後にマンチェスター・バイ・ザ・シー公式サイトの言葉を引用してー

 

”きっとこの映画は、ずっと忘れがたい一本になる。”

 

Fin.

 

 

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モテについて語る時に僕が語ること

こんにちは。マサ・クロイです。

 

日系米国人の名前みたいになってしまいました。

 

すいません、masakuroyです。

 

私は三茶によく出没するのですが、三茶にいる若い人のルックスレベルの高さに驚きを禁じえません。

 

可愛い子とかっこいい男のいる率が異常です。

 

普通の人:可愛い子かっこいいやつの比率で言うと2:8くらいでしょうか。

 

三茶に住んでる人たちは大体モデルとか俳優の卵なのでしょうか?

 

あとおしゃれですねもれなく。

 

顔もよくてスタイルもよくておしゃれであと何が欲しいのでしょうか?

 

三茶でイケメンイケ女を集めて何か国家的な実験でも行われているのでしょうか?

 

三十路過ぎのおっさんmasakuroyは仕事(というよりスマホの使いすぎ)で疲れると、
目の保養で三茶に赴きます。

 

日本人もどんどん外人みたいになっていきますね。

 

しかし私は信じたい。

 

外見だけが全てではないと。

 

人は見ためが100パーセントではないと信じたい。

 

人は見た目が100パーセントじゃない」と桐谷美玲と水谷あさみが言っても何の説得力もないんです。

 

唯一信じられるのはちえみだけです。 そう、秋田ちえみです。

 

間違えました、ブルゾンちえみです。

 

 

この世に人は70億いますが見た目が良い人もいればそうではない人もいるのです。

 

見た目が良くなくても皆幸せになるために頑張っているのです。

 

かっこいいやつだけが女性にモテるわけではない。

 

かっこいいやつだけが幸せになれるわけではない。

 

私はそう信じたいのです。

 

「みんなちがってみんないい」

 

これは金子みすずさんの詩の中の言葉ですが、人と違うということは素晴らしいことなのです。

 

大事なのは自分の個性を生かしつつ前向きに生きることだと。

 

そう思っていました。

 

昨日出かけた街で「ジャニーズ限定グッズ」の物販に並ぶ若い女性の長蛇の列を見るまでは。

 

すいません、前言撤回します。

 

やはり見た目が全てですわ。

 

ジャニーズが全てですわ。

 

ジャニーズが全部持ってきますわ。

 

さて結論が出たところで今週の一曲を紹介しましょう。

 

現代3大ギタリストとして超絶的なギターテクニックを持ち、素晴らしい曲が書けて見た目もカッコよく女性にモテまくりという、非の打ち所のないアメリカ版福山雅治のような存在、ジョン・メイヤーの新作に収録されている「Still Feel Like Your Man」です。

 

 

素晴らしい曲ですね。この心地いいメロディー、ギターのカッティングたまりません。

 

PVでは変なダンスを踊って三枚目も演じられるその茶目っ気も素晴らしいですね。

 

完璧かよ」と遠巻きから小さな声でツッコむくらいしか凡人の私にはできません。

 

しかしここで「イケメン=神」説に反論も差し込んでいきたいと思います。

 

現在公開中の映画「カフェ・ソサエティ」を紹介しましょう。

 

この映画はウディ・アレン監督の最新作で1930年の華やかなハリウッドを舞台に、成功を夢見てニューヨークからやってきた若者ボビーが、叔父の会社で出会った秘書のヴォニーに惚れてアタックするが彼女には恋人がいて・・・・うんぬんかんぬん的なウディアレンイズムが爆発しているロマンティック・コメディです。

 

映画『カフェ・ソサエティ』公式サイト

 

ボビーを演じるのは個性派俳優のジェシー・アイゼンバーグです。

 

彼は決してイケメンではありません。

 

しかしどこかパッとしない若者を演じさせたらハリウッドで右に出る者はいません。

 

ジェシー演じるボビーは女性から見ればどこか憎めない可愛らしさがあり、彼の誠実で実直な人柄も手伝って女性の心を惹きつけていきます。

 

そんなにイケメンでなくても男は他のいいところで勝負できる!と夢と希望を抱かせてくれる映画です。

 

面白いので是非見てみてください。

 

本でも水野敬也大先生が書いた「LOVE理論」はオススメです。

 

イケメンじゃなくてもたゆまぬ努力と工夫で可愛い彼女が作れる!といったような内容です。

 

文章が面白すぎて抱腹絶倒を免れないので、ギャグとして読んでも非常に楽しめます。

 

あとこの本も読んでみたいですね。 非モテに対する女性からのキツめのレクチャーが心に刺さりそうです。

 

「童貞の疑問を解決する本」

 

人気殺到で完売の「童貞の疑問を解決する本」が電子書籍に!「童貞じゃなくても面白い」| 男子ハック

 

最後にその類まれなるポップセンスとギャグセンスでJ-POP界に新風を巻き起こしている岡崎体育さんの新曲「感情のピクセル」を紹介しましょう。

 

 

彼は決してカッコよくないが、最後まで「オレ今かっこいい」と思いながらやり通しているところに好感が持てます。

 

私も危うく

 

あれ? この人かっこいい・・・・のか?

 

と錯覚しそうになりました。

 

 

やはり根拠がなくても自信は人をかっこよく見せますからね。

 

このアプローチは参考になりました。

 

あと、かっこよく盛り上がっていく曲のサビに「どうぶつさんたち大集合だわいわい おなかぽんぽんぽんのやっほー」と全く脈絡のない歌詞をブチ込んでくるあたり彼の非凡さに目を剥きました。

 

個人的に「おなかぽんぽんぽんのやっほー」が可愛すぎて何回でも見たいくらいです。

 

 

 

いかがでしたか?

 

色々書いてきましたがこのようにモテるイケメンに対抗するアプローチはたくさんあるのです。

 

この中で自分にあったアプローチを学んで、積極的にモテていきましょう。

 

夏はもうすぐそこです!

 

一緒に花火を見に行く天使をゲットするために頑張りましょう!

 

若人よ! イケメンだけにいい思いをさせるな!

 

ともに武器を手に取り戦おうではないか!

 

おー!

 

脱・非モテ!

 

〜すべての同志たちに捧ぐ〜

 

Fin.

 

 

 

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カルチャー 人生 映画 音楽

2017年ゴールデンウェーイクの過ごし方

こんばんは。 masakuroyです。

黄金週間、またの名をゴールデンウェーイ!クですね。

間違えました。ゴールデンウィークですね。

すいません。 すいませんでした。 殴らないでください。

 

さて、私はこの連休、特にどこに行くとも考えていなかったんです。

金もないですからね。

 

入院したり、てるみくらぶで予約したハワイの旅行代金がどこかに消えてしまったりしましたから。

 

友達とヤクルトを応援しに神宮球場行くくらいですね。

しかし色々と見に行きたいものはあるんです。

 

やりたいことリスト

  1. Youtubeを見る

 

普段からできるじゃねぇかと笑

 

しかし、最近Aphex TwinのPVを見るのにハマっていて、連休早々結構見ちゃいました笑

 

ちなみにマジで気持ち悪いんですけどね笑

キレキレで卑猥かつ品がなさすぎるダンスを踊るおっさん(Aphex Twin本人)となぜかおっさんと同じ顔になってしまうオネーチャンたちがリムジンの中で体弄りあったりビーチで踊ったりと、全く意味がわからない内容なんですが、クセになってしまいます。

 

Windowlickerの曲の中毒性がヤバイです。

さすが鬼才エフェックスツインですね。

 

これとか完全に内容が進撃の巨人ですよね。

 

作者の方もこのPVにインスパイアされていたのではないかと想像せざるをえません。

 

 

エイリアンの造形がキモすぎ!

あとビームを出しながら踊るダンスがシュールすぎる!!

ドアが開いたら急におとなしい振りするとか、修学旅行で担任の先生が見回りに来たら寝たふりしてる中学生か!笑

 

このPVはクリス・カニンガムという人が監督です。

 

こういうちょっとキモくてクセのあるPVを作るのに定評がある人みたいですね。

 

いや〜本当に変態すぎて逆にリスペクトです。

 

変態映像作家クリス・カニンガムPVベスト10

 

2. 映画を観る

 

えぇ、これも普段からできますね。

 

あれを見てきました。 「T2 トレインスポッティング」です。

思春期に観た「トレインスポッティング」が忘れられず、長らく私の中で最高のポップカルチャームービーであったことは言うに及ばすです。

 

彼らのファッションに憧れて何度真似したことか・・・・

 

レントンが履いてたスキニーっぽい黒のデニムがあの頃は欲しくて欲しくて仕方ありませんでした。・・・

 

あとあの音楽ですよ! レントンがエンディングで最高の笑顔を浮かべながら「人生を選べ」と口走りながら逃げていくシーンで流れるBorn Slippy。。。

 

私の観てきた映画の中で、胸に突き刺さって抜けないトゲのような、忘れられない初恋のようなこれ以上ない希望に満ちたエンドロールないっすよ!

 

 

私の中で完璧な映画だったトレインスポッティングの続編ということで、正直醒めた目で見ていた部分はありました・・・

 

これで駄作だったらどうしよう、僕の中のトレインスポッティングの思い出が陳腐なものになってしまう・・・

 

そう思ってました。

 

T2を見るまでは。

 

しかし、全く期待は裏切られませんでした。

 

そこには紛れもなくトレインスポッティングの世界がありました。

 

変わったことと言えば、あれから世界は20年経ったということと、レントン・ベグビー・シックボーイ・スパッドがアラフィフの中年になったということです。

 

そこにはあまりにもリアルすぎる日常と、変わっていく世界と自分たちの人生の変化に戸惑いながらも、やっぱり変われないダメダメで愛すべきヤツらの姿がありました。

 

この映画を見て私が感じた感想をひとことでいうと、

 

「時間はただ過ぎていく。 それでも、人生は続いていく。」

 

ということですね。

 

いや〜映画のテンポと演出、そして何より音楽が最高過ぎます!!

 

ダニーボイルって本当に天才ですね。

 

3. 美術館の特別展に行く

 

結構面白そうな特別展が結構やってて、行きたいんですよね。

 

まず東京ステーションギャラリーの「アドルフ・ヴェルフリ展」。

東京ステーションギャラリー

 

アウトサイダー・アートとして世界的に有名らしいのですが日本ではほとんど知られていない孤高の画家らしいです。

 

何と精神を病んで入院した精神病院でひたすら何十年も絵を描き続けたとか。・・!

 

興味をそそられます。

 

東京ステーションギャラリーは場所自体がとてもオシャレですから、それだけでテンションが上がります。

 

あと渋谷Bunkamuraギャラリーで開催されている写真家「ソール・ライター」の個展ですね。

ニューヨークが生んだ伝説 写真家 ソール・ライター展

 

これもある意味オルタナティブ・アートというか、商業写真から距離を置いた、静寂を感じる写真に興味をそそられました。

 

なんとなく一枚の写真の持つ力を見せつけられる、そんな気がします・・・!

 

またブリューゲルの「バベルの塔」展も見に行きたいです。

【公式】ブリューゲル 「バベルの塔」展

 

ブリューゲルは好きな画家なんですよね。

 

絵のタッチは可愛らしいのに、「絞首台の上のかささぎ」とか「ベツレヘムの嬰児虐殺」などどこかシニカルで暗喩に満ちた絵のミステリアスさにどこか惹かれてしまいます。・・・

 

・・・とまぁ色々書きましたけど私の今年のGWはこんな感じですわ!

それでは、このへんで終わりにしよ

 

(日記はここで終わっている)

 

Fin.

 

 

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カルチャー 人生 映画

「わたしは、ダニエル・ブレイク」観ました。

こんにちは。masakuroyです。

先日、有楽町で「私はダニエル・ブレイク」をみました。

いやー。・・・非常に考えさせられるいい映画でした。

ケン・ローチ監督は労働者階級にスポットを当てた作品を撮り続けてきた御年80歳の長大御所監督なんですが、イギリスらしい飾り気のない、ストレートで力強いメッセージが伝わってきました。

ケン・ローチが描くイギリスの冷酷な現実

 

普通の暮らしを望む、実直で真面目な人々を追い詰めていく冷酷で硬直的な社会システムへの怒りを、淡々とした映像で伝えていきますが、ラストシーンは思わず目に熱いものがあふれそうでした。

 

ダニエル・ブレイクのメッセージは胸に響きます。

 

市民としての当たり前の生活・権利が奪われているのが現代の現実なんだなぁということも目の当たりにさせられます。

最近日本での異常な働き方がメディアでクローズアップされていますが、この映画を見るとちゃんとした仕事があって、それに対する対価をもらえるのはもちろん当たり前のことなんだけど、とてもありがたいことなんだなとしみじみ思いました。

誰もが納得できる働きかた・社会って、難しいですね・・・・。

 

イギリスの社会システムが本当にここまでお役所的だと、日本はまだマシな方なんじゃないかと思いましたね。

 

こういった社会の歪みとか誰もがおかしいと思ってるけど取り上げられない問題を扱った映画はインパクトがありますよね。 

 

この映画もカンヌ国際映画祭の最高賞パルム・ドールを受賞しました。

 

日本でも痴漢の冤罪を取り扱った「それでもボクはやってない」とか、非常に評価されましたものね。

社会問題を取り上げた日本映画ももっと日の目を浴びて欲しいですね。

 

例えば待機児童とか、介護の問題とかエンターテイメントの映画として撮るのはなかなか難しいテーマだと思いますけど、見てみたいですね。

 

主人公のダニエル・ブレイクの不器用だけど温かく、実直な性格は本当に人として尊敬できます。

 

作中に出てくるダニエルの履歴書に「権力には媚びないが、隣人には手を貸す」という一節があるんですが、ダニエルの性格を表していてとても好きです。・・・

私もダニエルみたいに生きられたらいいなと思いました。

 

上映館は少ないですし、デートとかファミリー向きの映画ではないと思いますけど、人々に問題意識を投げかける素晴らしい映画だと思います。

 

主人公が出会うシングルマザー・ケイティの子供たちもとっても可愛いので、ぜひ機会あれば見てみてください!!

映画を見た後、「わたしは、ダニエル・ブレイク」というタイトルの意味がずっしりと胸に残ります。

 

 

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映画界の若きカリスマ グザヴィエ・ドランの世界観にハマれ

こんばんは。 masakuroyです。

最近映画をよく見るのですが、ある映画監督にハマっている。

その映画監督の名はグザヴィエ・ドラン。

出典:グザヴィエ・ドランがかっこよすぎる【画像集】https://matome.naver.jp/odai/2141602028428109501

出典:naverまとめ

カナダ出身なのだが、なんと1989年生まれの若干27歳

19歳で撮った初監督作品がカンヌ映画祭に出品され、既に6本も映画を撮っている。

しかも撮った作品全て映画界から絶賛されており、最新作で現在上映中の「たかが世界の終わり」はなんとカンヌ国際映画祭のグラン・プリを受賞した。

 

この人がすごすぎるのは監督だけではなく脚本・主演・衣装監修まで手掛けてしまうことだ。

映画界待望の「エキサイティングな新世代の監督」としてもっとも注目を集めていると行っても過言ではないだろう。

 

私はまだ3作品しか観ていないのだが、全てが傑作だった。

いい映画を見た後は幸せな余韻に浸れるものだが、そう言った意味で期待を裏切られることはなかった。

これから他の作品を見ていくのが楽しみである。

 

ドラン映画の特徴を3つあげてみたい。

まず「愛と憎しみ」

登場人物はみんなそれぞれに自己主張し、真正面から他者とぶつかり合う。

しかしわかりあいたいと思っているのに、なかなかわかりあえない。

愛と憎しみは表裏一体であり、登場人物はその間を行き来して関係性を構築していく。

 

人と人とのつながり・距離感に徹底的にこだわって、丁寧に描写していらっしゃる。

 

2つめは「映像美」。

ドラン映画では映像の美しさを感じるシーンが多いが、一つ一つのカットに非常にこだわっている。

古典的な名作映画へのオマージュのようなカットも多く見られ、光の使い方がとても印象的だ。

FacebookやinstagramなどSNSが身近にあった世代の映像感覚がドラン作品に多大な影響をもたらしているのは、間違い無いだろう。

 

3つめは「音楽」。

これは2つめとも関連するのだが、劇中の音楽の使い方にドランのセンスが遺憾なく発揮されていると思う。

映画の中の印象的なシーンでは必ず歌が流れるのだ。

それはまるでミュージックビデオのようでもあるのだが、映画の中にそう言ったシーンを自然に盛り込んでくるのが、さすが若い監督の新しい表現手法だと感嘆した。

この歌が非常に印象的であり、映画を見終わった後でもそのシーンと後々思い出してしまい、ふと聴きたくなってしまう。

まさにドランマジックであろう。

 

それでは観た作品の感想を端的に述べていきたい。

まず最初に見たのが公開中の「たかが世界の終わり」。

出典:映画.com

余談だが、私はこの手の宣伝ポスターに弱く、一瞬で魅力を感じて「観たい」と思ってしまった。

これがきっかけでドランを知ったようなものである。

こういった映画自体の繊細さを感じさせるビジュアルに本当最近惹かれてしまう・・。

映画は自分がもうすぐ死ぬということを知らせに12年ぶりに主人公が実家に戻る、という話。

この映画は終始家族の会話劇に終始する。

派手な演出や事件は何も起こらない。

淡々とカメラは人物のアップを映し出していく。

そして、主人公が初めて家族に自分の秘密を告白をしようとする時、どうなるのか。・・・

 

 

 

このかなり異色な作品に対してャスパー・ウリエルレア・セドゥーマリオン・コティヤールヴァンサン・カッセルとフランスのスター俳優をこれだけキャスティングできるあたり、ドランが今映画界で最も注目を集める存在であり、俳優から一緒に仕事をしたいと思われている存在であることの証明であろう。

前述したがこの作品は今年のカンヌ国際映画祭グラン・プリを受賞した。

映像表現・演出の新しさにこの手の映画に慣れていない人は戸惑うかもしれない。

しかし間違いなくこれからの映画の未来を燦然と照らす幕開け的作品であるのは疑いようのない事実である。

ネタが枯渇し、リメイクや外国語作品の映画化など衰退の兆候が見えるアメリカ・ハリウッドの映画界とは全く異なるアプローチで斬新な映画を撮り続けるドランはイノベーターであり、ゲームチェンジャーでもある。

 

この映画のエンドロールではMobyNatural Bluesが流れる。

この選曲センスが憎い。 素晴らしすぎる。

映画を見終わった後、何度脳裏にこのNatural Bluesと映画のシーンがリフレインしたことか。

 

 

2作目に観たのが傑作の誉れ高い「Mommy/マミー」。

出典:Wikipedia

この映画は一時期かなり話題になったので、ビジュアルに見覚えのある人も多いのではないだろうか。

架空のカナダが作品の舞台になっており、その世界では経済・精神的に困窮した母親は法的な手続きなしに発達障害児の養育を放棄し、施設に入院させることが可能になっている。

そんな環境下でのシングルマザー・ダイアンと、ADHDの息子・スティーブ・隣人のカイラの物語である。

この映画の最大の特徴は画面の縦横比率がなんと1:1であることだ。

映像はまるでFacebookなどのSNSに投稿された動画を思い起こさせる。

この手法の効果は、まるで家族のプライベートな映像を見ているようで、よりその登場人物の世界観に入り込むことを助けてくれている。

今は4Dなど色々と面白い仕掛けがある映画もある中、非常に革新的かつ面白いアイデアだ。

 

Mommyは有名な俳優が出ている映画ではない。

しかしストーリー・演出・映像・音楽全てが完璧に”映画”である。

 

私もそこまで映画フリークなわけでないが、ここまで完成度の高い映画は久しぶりに観た。

困難な状況に追い込まれてもたくましく、明るく生きるダイアンとスティーブの親子。

(余談だがスティーブはなんとなく香取慎吾に似ている。顔がすごい似ているというわけでないんだけれども。)

ADHDであるスティーブは、母親思いの純粋で優しい子供なのだが、ひょんなことから感情のコントロールができなくなり異常な暴力性が顔を出す。

その豹変ぶりに手を焼き、心が折れそうになっていたダイアンに救いの手を差し伸べる隣人のカイラ。 しかし彼女もある問題を抱えていて・・・

 

ドラン映画では2者あるいは3者間の交流がこれでもかというくらい徹底的に掘り下げて描かれる

ベーシックな「母と子」の関係を、ドランは執拗に映画のテーマに取り上げている。

それだけ彼の中では永遠のテーマであることが明確なのだろう。

ダイアンとスティーブはお互いを唯一の家族として思いあっているのだが、愛情は必ずしも正確に伝わらず行き違ったりお互いイライラしてしまう。 そんな二人の間にカイラが入ることによって関係性の潤滑剤として機能し、カイラを含めた3人の関係は非常に円滑に回り始める。

カイラが自分の家族よりも彼らといるときの方が自分らしく生き生きと過ごせているように描かれているのは、ある意味皮肉でもある。

この映画でも音楽は重要なエッセンスになってる。

特にスティーブの心象風景を描くシーンで挿入されるCounting crowsColorblindは最高すぎる。

映画を見終わった後で購入しエンドレスリピートしてしまったことは想像に難くない。

 

映画の設定になっている架空の養育権放棄法案は、この親子にどのような選択を迫るのか。

愛を選ぶか、希望を選ぶか。

この映画を観て、あなたは何が正しいと思うだろうか。

観た人に家族とは何か?愛とは何か?を考えるきっかけを与える映画である。

 

3作目が「トム・アット・ザ・ファーム」。

まるで「シャイニング」のジャック・ニコルソンを連想させるようなビジュアルが衝撃的なサイコサスペンス。

ドランが監督・脚本・編集・衣装まで手がけた本作は現代カナダを代表する劇作家の戯曲を映画化したものだが、毛色が違ったジャンルでも人を唸らせる作品が撮れるということで、ドランはその才能の幅広さを見せつけた。

ベネチア国際映画祭で国際批評家連盟賞を受賞している。

 

この映画も非常に革新的であると思っているのは、ただのサスペンスではなく、映像が非常にオシャレで美しい点だ。

例えるならサスペンス×エスプリの効いた古典フランス映画であろう。

映画が始まって最初の1シーンだけで舌をまく。これは古典フランス映画だと!

 

モントリオールに住む青年トムが恋人の葬儀に出席するために彼の実家の農場を訪れる。

そこで会った恋人の家族に翻弄されていくという筋書きなのだが、少々複雑な事情が存在する。

主人公のトムはゲイであり、その恋人ももちろん男である。

しかし恋人の母親は息子がゲイだと知らず、トムも友人の一人だと思い込んでいる。

恋人の兄フランシスは弟とトムが恋人同士だと知っており、母親を悲しませないようにトムに息子と架空の彼女との思い出をでっち上げるように強要するのだ。

暴力的で支配的なフランシスに怯えながらもいつしか恋人の影を見たトムは、その支配に服従するようになっていくー。

 

自身もゲイであることをカミングアウトしているドランにとって、セクシャル・マイノリティーも彼の作品の重要なテーマになっている。

トムは自分との関係を家族に明かされていなかったことにショックを受けるが保守的なカナダの田舎の人々(偏屈な母親と暴力的なフランシス)とトムとの関係が対比的に描かれる。

保守的で美しく、そして退屈な農場の風景はいつしか世界から置き去りにされた監獄のように映る。

暴力と支配に屈し、牛の世話をするうちにトムは正常な感覚を失っていく。

そんな折、ある出来事をきっかけに状況は一変するー。

 

ドラン映画の特徴である映像の美しさが閉鎖的な環境とも相まって遺憾なく発揮されているのが本作だと思う。

少しロックスター然として、グランジを想起させるトムのファッションは見ていて非常にオシャレである。 農場の風景とのアンマッチがまた面白い。

またカナダの10月の乾いた空気感を表現した光の描写がとても美しい。

部屋の白壁に差し込む自然光で撮影したようなカットが取りわけ印象的だった。

長尺ではあるが終始緊張感が漂う演出に、先の展開が気になるし飽きさせない。

このシリアスな世界観は例えるならジョニーデップの「シークレット・ウィンドウ」やニコール・キッドマンの「ドッグヴィル」か。

 

いかがだっただろうか。 これから私は「マイ・マザー」「胸騒ぎの恋人」「私はロランス」を見てみようと思っている。

もし気が向けばドラン作品を見てみてほしい。 そして感想をシェア出来たら嬉しく思う。

新しく美しい才能の萌芽に、万雷の拍手を添えてー。

 

Fin.