安心してください、はいてますよ!

masakuroyです。

 

いや〜今日で長かった夏休みが終わってしまうかと思うと死にたくなりますね〜!笑

毎回夏休みの最終日に

「こんな思いするくらいなら夏休みなんてなければいいりゃいいんだよ!!・・・」

と最上段にセルフィッシュな感情を抱きますね。

始まる前はMAXキャッホ〜!! なんですけどね。

 

さぁそんな事はさておき今年も甲子園に行ってきました! 最高な2日間でした・・・

甲子園の話は後でじっくり書くとして、

先日、甲子園を題材にした映画を見ました。

「アゲイン〜28年目の甲子園〜」という映画です。

2015-08-14 10.08.12

 

あと一歩で甲子園出場を逃した事を28年間引きずってる主人公が、

ひょんなことからかつての仲間達を集めて「マスターズ甲子園」を目指すというのが、

ざっくりとしたあらすじなんですけど、めっちゃ面白かった! 名作です。

 

いい歳したおっさんだけど心は高校球児のままというか、

純粋に野球、仲間っていいなと思える映画です!

 

中井貴一、柳葉敏郎が枯れた大人の味わいを出していて、ダンディでめっちゃかっこいいです。

あと、「マスターズ甲子園」実行委員会の女子大生役で出てる波瑠ちゃんが最高にかわいいです。

この映画を観たおっさん達はみんなイチコロでしょう。

”中高年おっさんキラー”の名を欲しいままにしていますね!

 

この映画を観ても甲子園、高校野球は人の心をとらえて話さない何かがあるんだなぁと感じます。

僕も初めて甲子園を訪れたときは、

 

「なんだ、この聖地は・・・!?」

 

と非常に厳かな気持ちになったのを覚えています。

 

あんな気持ちになったのははじめて伊勢神宮を訪れたとき以来でした。

高校のスポーツは数有れど、高校野球はちょっと格が違うんだ・・・と、

正直なところ感じてしまったものでした・・・

 

今年は14日(金)、15日(土)の一泊二日で見に行きました。

いつも梅田にホテルをとって、阪神電車で甲子園にいくという旅程です。

 

昼間は一日中ビール飲みながら高校野球を観て、

夜は梅田に戻ってまたビールを飲んで大阪グルメに舌鼓という・・・

 

最高に楽しい旅行ですね〜!! こんな楽しい旅他にないですよ、ほんと!

ノリがいい大阪の街も大好きでございます。

 

 

まず初日、僕は新大阪で友人Sと10時半に合流しました。

第2試合から観るつもりだったので、まずは腹ごしらえ。

indiancurry

きました。大阪名物インデアンカレー。

あ、インディアンカレーじゃないです、”インデアン”カレーです。

 

たこ焼き、串カツに続く新大阪名物を探していた我々にはうってつけでした。

写真を観てもわかるように、店外まで行列が出来ています。

ハンパない人気でした。

 

どんなカレーかというと、ルーがなにか”甘いのに辛い”んです。

 

な・・・ なにを言ってるかわからねーと思うが、ありのままに起こったことを話すぜ!

 

甘いんですけど食べてるうちに口がヒリヒリしてくる。

こんなカレールーもあるんだと、衝撃を受けること請け合いです!

東京駅にもあるんで、機会あったら是非ご賞味を!

 

大阪ングルメの洗礼を受けた我々は、阪神電車改札前で友人Hと合流し、甲子園を目指しました。

甲子園へは、梅田から特急に乗れば二駅でつきます。途中尼崎駅に泊まります。

甲子園は兵庫県西宮市なんですけど、大阪中心部まで結構近いんですよね〜。

 

ちょうど14日第2試合は鳥羽(京都)対 津商業(三重)の試合で、

いつものようにアルプス席で観ようと思った我々は、甲子園駅の改札を出て異変に気付きました。

 

「あれ?・・・なんか異様に人がいるぞ」

 

甲子園駅の近くまで伸びる人の行列を観て(普通混んでてもこんな所まで行列は来ない)、

異変を察した我々はHの機転で外野席側の入り口に直行しました。

自由席・アルプスが満席で入れないなんてことはザラにあるんです、

 

ただ外野は絶対に空席がある。

そういう確信があった我々は外野席側入り口で更なる異変に直面した。

 

「あれ?・・・ なんかめちゃくちゃ人が並んでる」

 

普通に入れるはずの外野入り口が人でごった返しており、入場規制していた。

警備員やスタッフの人が取り憑かれたように

「ただいま外野席は満席になっております! いま入場されても試合は一切観戦することができません!」

と繰り返し叫んでいた。

 

まるでその光景は、「進撃の巨人」の世界さながらだった。

未知の巨人が襲来しウォール・マリアが突破され、避難する群衆の群れのようだった。

 

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↑リアルにこんな光景でした

 

いや、たしかに公立校同士の対戦で、鳥羽も伝統校、津商業も初出場と見所は目白押しだけど、

この行列はおかしいんじゃないか??・・・

 

かたくなに「入場されても試合観戦はできません」と豪語するスタッフの声も聞かず、

「いやいや、そんなこと言って実は少しは席空いてたりするんじゃないの?」と、

 

「これ買うたらこっちも一緒につけてくれたりせえへん?」と

無茶な注文をつける関西のオバちゃんのように我々は一縷ののぞみを抱いていた。

 

しかしそんな我々のかすかな希望は無惨にも打ち砕かれた。

我々は16号門から入場し、客席下の通路を通されそのまま15号門から出たのだ。

 

ほ、ほんとに全く観れなかった!

かろうじて試合を観戦する観客と、壁の向こう側から聞こえる歓声を聞いただけだった。

 

「まじかよ・・? 今年人いすぎじゃね? これ来たのはいいけど全然観れないんじゃないの?」

 

我々は絶望感を抱きながらとりあえず3塁アルプス席チケット売り場の行列に並ぶことにした。

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↑3塁アルプス席の再販売チケットを求める人々の行列

 

「もし再販売されなかったら俺ら梅田に逆戻りや!」

不安を抱きながら待つ事3〜40分、場内アナウンスが流れた。

 

「球場の移動が落ち着いた結果、チケットの再販売を行う、と決定いたしました」

 

思わず起こる歓声と拍手笑

 

こうして苦労した末、球場に入場し、我々は無事第三試合

健大高崎(群馬)対 創成館(長崎)を観戦することが出来た。

試合は終盤健大高崎が突き放し、勝利。

 

私は生で健大高崎の校歌「Be Together」

(健大高崎の校歌にこのフレーズがあり、甲子園ではおなじみの光景になっている)を聞くことができて感銘を受けた。

 

こうして我々は無事甲子園で試合を観戦し、梅田に戻ってホテルにチェックインした後、ご飯を食べに出掛けた。

 

ちなみに泊まったのは「クロスウェーブ」という宿でした。

クロス・ウェーブ梅田ー宿泊予約は<じゃらん>

一泊6000円くらいと安くてレビューの満足度も高かったので予約したのですが、

着いてみると「セミナーハウス クロス・ウェーブ」と書いており、

「X」を模したオブジェみたいなものが入り口に鎮座していたため

 

「あれ?w ホテルじゃないの?w なんかちょっと怪しくね?w」

 

と一瞬思ってしまったんですが、本来企業の研修施設だけどビジネスホテルも兼ねているという形態でした。

安かったけど部屋は広いし綺麗だし、値段のわりに満足度は120%でした!

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ホテルで休憩した後我々は阪急百貨店屋上のビアガーデンに行きました。

うめはんビアガーデンマルシェ

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この日あんまり気温が高くなくて夜は涼しく、最高のビアガーデン日和でした。

 

料理や飲み物も完全にセルフサービス、ヴァイキングみたいでとても良かったです!

一人一本だけ食べれるローストターキーがほっぺたが落ちるほど美味しかった〜!

お酒も進んだ頃我々は仕事や生き方だったり、はたまた家は買うべきか賃貸かなど非常に現実的なことを語り合っていました。

 

が、僕は途中からビアガーデン女子会をしている女子大生のほうしか観てませんでした。

「あの子達はあんなキレイ目な格好なのに話してるのはバリッバリの関西弁なのか〜ほんま女子大生とかサイコーやな〜」

と。

ハイ、気持ちわるいオッサンですね。

こうして一日目の夜は更けていきました。

 

翌日の第一試合は早稲田実業(西東京)対 東海大甲府(山梨)だったが、

今日の混雑具合を観て絶対観れないだろうなと思っていたので、

我々は第2試合からしっかり観るために第一試合途中からチケット売り場に並ぶ事にした。

 

翌日。

9時半前に甲子園についた我々は昨日のような混雑を覚悟していたが、

なんと意外に空いていた。

 

「あれ? これもしかしたら普通に入れるんじゃね?」

 

一か八か外野入り口にいってみるとなんの混乱もなくスムーズに入場できた。

一番人が入るであろう早実の試合で外野入れるのに昨日の激混みは一体なんだったんだろう?

と腑に落ちない所はあったが、途中から試合を観ることに成功!

 

清宮と加藤主将の連続ホームランは観れなかったけど、

清宮の満塁タイムリーツーベースを観ることができました!

いや〜すごかった! 一年生なのに特大の期待をされる中でチャンスで結果を出せるとか、凄すぎる!!

早実のベスト8入りを見届けた我々は三塁アルプス席のチケット売り場に並び、チケットをゲット。

三塁アルプスに席を確保し、第2試合 花咲徳栄(埼玉)対 鶴岡東(山形)戦を観戦した。

 

 

ここで我々は清宮以上の「甲子園の伝説」を目撃した。

 

 

我々の右前方の席に気になるスタイルで応援している人がいたのだ。

[akbojisan]

 

来ているなんちゃってユニフォームの背番号は「48」。

おそらく、というか明らかにAKB48の熱狂的なファンなのであろう。

応援スタイルが完全にライブ観戦である。

 

我々はこの人のことを「AKBおじさん」と呼ぶことにした。

伸ばした手首の角度とかがプロい。 手首をくるくる回したり、両手を掲げたりして応援してるだが、手首の関節が異常に柔らかいことが見て取れた。

大投手もびっくりの手首の柔軟性である。 おそらく軟投派なのだろう。

 

あと両手の人差し指をたてて何度も左右にデンプシーロールのような動き(「ゆ〜こ、そぅい! ゆ〜こ、そぅい!」とかいいながらやるやつ)を繰り返していた。

 

だがたまに通路を通るビール売りのお姉さんにあたってしまい「スイマセン」と謝っていた。

 

いつの間にか我々の注意は試合よりもAKBおじさんの一挙手一投足に注がれていた。

試合を観ながらふと隣りを観るとSは明らかにAKBおじさんを観ているのだ。

何度「試合に集中しろ!」と注意したかわからない。

 

我々の周りの人も同様に、AKBおじさんを見ながら思わず写真や動画を撮ったりしていた。

試合はお互い譲らず0−0のまま進み、花咲徳栄に一本出れば先制といった場面で、

AKBおじさんの応援はいよいよ盛り上がり、我々はその応援のクオリティに釘付けになっていた。

 

そして注目されている事に気付いたAKBおじさんがグラウンドを背にし、何かを言おうとした。

「あっ、ヤバい! 笑いながら動画撮ってたこと怒られるかな!?!?」と身構えたが、なんと

 

「皆さぁん!! 僕と一緒に応援してくださぁい!!」

 

なんとアルプスの観客に応援を促したのだ!

まさかの一言に我々および他の観客も虚をつかれたが、「そうだな、応援しよう!」と

一気に盛り上がり、学校の応援団ではない一般の観客も応援をはじめたのだ!

 

中にはAKBおじさんのとなりで一緒にヲタダンスをする猛者まであらわれた。

AKBおじさんのあおりの効果もあり、花咲徳栄は一点をもぎ取り、その一点を守り切って

1−0で勝利した。

花咲徳栄の勝利の女神(?)は思わぬ所にいた。

勝った後にはAKBおじさんは応援団の人達とハイタッチをかわし、

ツーショットまで求められ、いつの間にか3塁アルプスのアイドルと化していた。

甲子園では日替わりでヒーローが生まれることも珍しくないが、

まさか観客席にヒーローが誕生するとは予想していなかった我々は、

「甲子園って、いろいろすげぇな・・」と顔を見合わせた。

 

試合以外の思わぬドラマを見届けた我々は今回の旅行の一番の目玉、

東海大相模(神奈川)対 遊学館(石川)を観戦した。

今大会最注目投手・小笠原投手が先発することがわかり観客席は一層盛り上がった。

東海大相模の強力な打線は初回から相手投手をつかまえていきなり大量点をとり、エースを援護した。

そして試合に入り込みはじめた頃、Sが「おい、あそこ・・・」と後ろを見るように促すので、

振り返ると・・・

 

あぁ!!  なんとそこにはAKBおじさんが!!!

 

さっきと同じように違う席でヲタムーブを取り入れたスタイルで応援しているではないか!!

なんだよ!! 埼玉徳栄のOBじゃなくて、ただのフツーの観客だったのかよ!!

甲子園では、なにかがおこる。ーーーーー

というが、AKBおじさんの強烈な存在感に衝撃を受けた我々は甲子園を後にする事にした。

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帰路につくにあたり、新大阪構内の居酒屋で毎年恒例の打ち上げを行った。

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「いや〜今回の甲子園は完全にAKBおじさんに持っていかれたな〜」などと話し、

つまみをつまみながら今年も楽しい甲子園ツアーが終わろうとしていることが感慨深かった。

 

甲子園はまだつづく。

今年はどこがあの深紅の大優勝旗を掲げるのだろう。

 

甲子園に来る度に新しい魅力に気づき、いつの間にか甲子園に行く事を心待ちにしている。

 

人生で確かな事などないが、ひとつだけわかっていることがある。

 

それは、また私は来年甲子園に戻ってくるだろうという事だ。

 

さよなら甲子園、また来年までーーーー。

 

来年の夏。

私は気付いたら白球の行方を追いに、球児達の雄叫びを聞きに、大観衆の歓声のただ中に立っているのだろう。

 

甲子園からパワーをもらい、私はまた明日から日常に戻っていく。

 

 

とりあえず、まず夏休みに放置しすぎてボーボーになったこの眉毛を整えよう。

[mayuge]

 

Fin.