最近の書評(うろ覚え)

お久しぶりです。masakuroyです。

最近新型コロナウイルスが猛威をふるっており、世界が大変な状況になっていますね。

まさかこんなにおおごとになるとは思っていませんでした。ヨーロッパでは特に被害が甚大で外出禁止令が出され人の移動が大きく制限されていますが、一日も早い収束を祈ってます。

東京オリンピックも延期されるのではないかという専らの噂です。

しかしこの時点で収束の兆しが見えないということは予定通りの実施は難しいでしょう。早めに延期実施の判断を下すべきかもしれません。

さて最近家にいる時間が増えたからかはわかりませんが、本をよく読みます。

読んではいますが、読んでるだけで満足して内容は全く頭の中に残っていないのではないかという懸念もあるため、最近読んだ本についてはできるだけ書評を残して行こうと思います。

まずはサピエンス全史

イスラエル人のユヴァル・ノア・ハラリという人が書いた本です。

ホリエモンの本を読んでいる時に読んだ方がいいと書いてあり興味が湧きました。

読んだのは結構前で上下巻とかなりボリュームがあり重厚な内容ですが、読みやすくとても知的好奇心を刺激される本です。

人類が初期の類人猿の中でなぜ生き残り、今の繁栄を手に入れたか気の遠くなるような人類の歩みをユーモアを交えながら解説してくれます。

この本を読んで印象に残ったのは人類が進化出来た要因に、「神話」を作り、それを信じることができるということでした。

神話という抽象的な概念を集団で共有できるのは人類にしか出来ないといったことが書いてあった気がします。

その神話は宗教に繋がり、現代で言えば科学者が生み出すテクノロジーこそが神話になっているという話でした。 人類の進化を考える上でとても興味を惹かれた内容でした。

連綿と続く人類の知の冒険が味わえますので是非読んでみてください。

さて次の書評ですが、「Think Clearly」という本です。

ロルフ・ドベリさんというスイスの学者の方が書いた、最新の学術研究を元により良い人生を送る思考法を書いた本です。

厚い本ですが、読みやすく、なるほどとても為になることが書いてあります。

納得できる部分がたくさんあり、スイスの偉い学者さんと自分の思考がそこまで遠くないことを感じることができ、何か嬉しくなります。

この本を読んで印象的だった教訓の一つは「自分の中に外務大臣を持て」というものです。

いろんな人が本当の自分をさらけ出すように求めてくるけど、必ずしもその求めに応じる必要はないということです。

どの国も必ず外交を担当する外務大臣がいますが、外務大臣が他の国に自国の手のうちを簡単に明かしたら国益を損ねてしまう可能性があります。

つまり人間関係でも同じで、人との関わりの中で自分の立場を少しでもよくする為の戦略として「外ヅラ」を使うことは決して悪いことではなく当然だと肯定してくれているところがいいなと思いました。

これからも自分自身のイメージ戦略として、外ヅラをうまく使って人生を生きやすくマネジメントして行けたらいいなと思います。

Think Clearlyはこのような生きやすくなる為に自分の中にスタンダードをもつことの大切さを説いています。 手元に置いて定期的に見直したい内容になってますので是非読んでみてください。

それでは今日はここまでにしましょう。

また書評は近いうち載せられたらと思います。

コメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です