こんにちは。 masakuroyです。
私は渋谷文化村通りのスタバでブログを書いています。
ここは穴場ですね。
そんなに混んでないですし、2階から見える雑踏の景色は素晴らしいです。
しかし私みたいな客はスタバにとってありがたくないでしょうね。・・・
コーヒー一杯頼んだだけで電源とWi-Fi使いまくりで長時間居座るのですから、、、
申し訳ないのでコーヒーお代わりとケーキを追加注文します。
スタバは高いとかいう方もいますがとんでもない。
スタバのコスパの良さに逆に心配になるくらいです。
さて、本題に入りましょう。
GW暇を持て余しているため北千住までお出かけしてきました。
私は以前から北千住に関心を持っていて、行ってみたいと思っていたのです。
なぜ北千住か?
北千住は近年、住みたい街として人気が急上昇中なのだそうです。
次に来る住みたい街はここだっ! 〜北千住編〜 |街を知る|SUUMO(スーモ)
北千住は5路線が乗り入れる都内屈指のターミナル駅であり、東京電機大学や東京芸大のキャンパスもある学生街としての顔も持っています。
また昔ながらの昭和の空気を色濃く残す商店街がノスタルジーを感じさせていい感じです。
私もいい年齢なので当然将来のことも考えます。
考えた時に
将来どこに住むか?
家を借り続けるのか?買うのか?
一人で暮らすのか、それとも結婚して誰かと一緒に住むのか?
というのは非常に重要なテーマになります。
そんな中「慣れ親しんだ街に住み続けるのがいい」というのは自然な発想だと思います。
しかし、可能性を広げるためにいろんな街を見てみるのはいいことだと思ったんです。
それに私は知らない街を歩いて巡るのが好きなのです。
モヤさまの影響でしょうか。
いざ具体的に家を借りるor買うとなった時にいろんな街を知っていることはきっと有利だろうと思いました。
現実的には財布と相談しなければいけませんし、
「絶対ここに住みたい!」と思っても予算的に大幅にオーバーしていますということにもなりかねません。
人は知らない土地で暮らすことには不安を覚えるものです。
しかし「あそこだったらいいかも」と思える場所をたくさん作っておくことはいいことだと思うんですね。
近年、「イースト・トーキョー」と呼ばれるエリアは利便性の割に住みやすく割安ということで注目され始めています。
蔵前とか清澄白河とか八丁堀とか小岩とか・・・北千住もそうですね。
基本的に戦後は東京の西側に当たるエリアが住宅地として開発されてきました。
農地だったりして鉄道の敷設とともに大規模な宅地開発がしやすかったからですね。
東京の東側はというと江戸時代から町民達が暮らしていたいわゆる「下町」と言われるエリアで、
狭い敷地にたくさん人が住んでいました。
土地の所有権とかが複雑に絡みあったりする場合も多くて、宅地開発はしにくかった事情もあるんですね。
しかし昔からその土地に人が住んでいたということは、昔から地盤が安定していて人が住むのに適していた土地だったということです。
北千住は東海道品川宿、中山道板橋宿、甲州街道板橋新宿と並ぶ江戸四大宿場町の一つでした。
日光街道の宿場・遊興の街として賑わい江戸時代も1万人を暮らす人が暮らしていたという、まさに今でいう繁華街だったのです。
松尾芭蕉の「奥の細道」の旅の出発地としても知られています。
そんな街を歩いてみたいと思い、私は意気揚々と北千住の地に降り立ちました。
地下鉄千代田線で北千住まで行き、地上に出ると西口のロータリーでした。
なるほど、非常に人の往来が多く、活気がある。
とりあえず街を歩いてみることにしました。
線路沿いに駅から離れて歩いて行くと、まるでハーモニカ横丁のような独特の昭和ノスタルジーに出会いました。
うん、非常に年季を感じさせる、昭和から時が止まったかのような街並み、くたびれた感じの侘び寂び感がいい感じです!
こういうところの赤提灯のお店は貫禄があります。
ハーモニカ横丁の所々裏路地に通じるトンネルのような小道があり、非常にインスタジェニックですね。
このトンネルを抜けるとまた、まるで東南アジアかと見紛うような異国情緒あふれる路地が出現します。
すいません、この写真あんまり異国情緒感伝わってきませんね。
でも、本当にまるで日本じゃないような街並みなんです!
真実は、あなた自身の目で確かめてください!
北千住で有名な「わかば堂」というカフェが女性に人気でとてもいい感じだとネット記事で見たので、
行ってみたのですが、店の中を覗いたらなるほど激混みでしかも100%女子、男子禁制感が色濃く漂っていたため、入店を諦めました。
ハートの強い男子は、ぜひ一人で行ってみてネ!
忽然と出現する東京芸大。
アーティストの卵っぽい人がたくさんいてすごい雰囲気なのかと思ったのですが、とても普通でした。
創作に集中できそうな閑静な環境です。
東京芸大の向かいには、な、な、なんとライザップが!
初めて生ライザップみました。・・・
こんな感じであるんですね。・・・
まさか北千住で遭遇するとは・・・
中では会員が「もっとやれますよ」とかライザップのインストラクターに詰められてんのかな。
北千住の「ほんちょう商店街」。
道幅の広いアーケードの、昔ながらの活気ある商店街ですね。
江戸時代からあったんじゃないかという店構えの履き物屋さんや、新しいテナントが同居する、
歩いていてなんとも楽しい商店街です。
元気のいい商店街がある街は、絶対にいい街。
これは間違いないですね!
シャッター通りが多くなってしまった今、希望の光ですね!
そのまま中央卸売市場の「足立市場」まで足を伸ばしてみました。
足立市場までの道を歩いていると歴史を感じさせる碑石に遭遇しました。
あぁ、ここは旧街道沿いで、昔はたくさんの旅人たちの往来があったんだろうなぁ・・・と遠い昔に思いを馳せていると色々歴史好きにはたまらないスポットが出てくるではありませんか。
昔はこんな感じで道の両端に店(たな)が並んでいたんですね〜。
「川崎屋」「大阪屋」とかいう屋号で店を出していたらしいです。
屋号は店主の出身地を指していたみたいですね!
さすが江戸屈指の宿場町。 いろんな地方の商人が店を出してたんですね!
この江戸時代の商店街は「やっちゃ場」と言われていたそうです。
お店の主人の声かけが「やっちゃい、やっちゃい!」と聞こえたからだそうです笑
なんかかわいいですね笑
昔の人のネーミングセンスって、ユーモアがあって素晴らしいですよね笑
このへんのセンスって現代人を軽く上回ってる気がしますね笑
やっちゃ場は人のつながりを大事にしていたようです。
どうやらやっちゃ場では娘さんが多かったらしく、婿取りで家業を引き継ぐことが大事であり、三代続けて婿取りの問屋さんも多かったと書いてありました。
仲間の問屋の腕のいい若者を婿にとって家業を続けたらしく、内側ではしっかりしたおかみさんが仕切っていたそうです。
やっちゃ場はある意味おかみさんで持っていた、と書いてありました。
カカァ天下って感じですね〜
元気でしっかりした女性が生き生きと働ける社会のモデルケースは、三百年も前にここにあったんですね。
小池百合子都知事にも、素晴らしい江戸のライフスタイルをぜひ世界にアピールしてもらいたいものです!
やっちゃ場の看板。 江戸時代を意識してていい感じですよね〜
文化の蓄積が多い土地はこれだから面白くて好きなんですよね!
そんなこんなで着きました足立市場。 今日はあいにく閉まってました。
・・・っと、足立市場のすぐそばになんと芭蕉像が!
松尾芭蕉の奥の細道の旅路はここ千住から始まったのかと思うと感慨深い気持ちになりますね・・
松尾芭蕉はどんな気持ちでここを旅立ったのでしょうか。・・
芭蕉が決意を胸に最初の一歩を踏み出した道と、同じ道を今自分が歩いているかもしれないと思うと不思議な気がしますね。
日本人の心を詠んだ俳人に思いを馳せるのも悪くない休日の過ごし方ですね・・・。
自らの来し方行く末に思いを馳せてみるのも・・・・。
松尾芭蕉の大河ドラマやらないかなぁ〜 見てみたいなぁ。
ここ北千住は旅立ちの街であり、始まりの街なのかもしれませんね。
歴史と文化の蓄積と、人々の活気を感じる街、北千住。
ぜひ一度足を運んではいかがでしょうか。
それではあっしは次の街へ・・・・。
アバヨォ!
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