どうも、最近仕事中にブログネタを考えて仕事が手についていないmasakuroyです。
そろそろ追い出し部屋行きかな? アハハ☆
突然だが私は欧州サッカーが好きだ。 なぜかというと欧州サッカーは世界の縮図だからである。
世界中のあらゆる国から才能のある若者たちが俗に言う4大リーグに集い、最高峰の舞台での名声とマネーを夢見てしのぎを削っているのだ。
当然あらゆる国から人が集まるため、いろんな人の名前に詳しくなる。
そのうち私は名前を見ただけで、「あ、この人あの国の出身だな」というのが大体わかるようになってしまった。
例えば名前の途中に「ファン」と入っていたらほぼ100%オランダ人だと思っていい。
ルート・ファン・ニステルローイ、ロビン・ファン・ペルシ、ファン・ホーイドンク、ルイス・ファン・ハール、ファン・ブイテン・・・
・・・あ、ファンブイテンはベルギー人だった・・でもフランドル地方というくくりでいうとオランダとほぼ同じだね!
また名前が「〜ッチ」で終わっていたら間違いなく旧ユーゴスラビア圏の出身である。(これは有名ですよね・・一般常識か)
これについては完全に名前にアイデンティティが現れている。
スウェーデン人のズラタン・イブラヒモビッチは、スウェーデン出身であるがルーツはボスニア・ヘルツェゴビナである。 ちなみに「〜ッチ」とは「●●の息子」という意味である。
先般日本代表監督に就任したヴァヒド・ハリルホジッチも例に漏れずボスニア・ヘルツェゴビナ出身である。
イングランド代表のスター選手であるウェイン・ルーニー。
ルーニーはリヴァプール出身で完璧なイギリス人であると思われるだろうが、実はルーニーのルーツはアイルランドである。 ルーニーという名字もウェインという名前もアイルランド由来のものである。(ってwikipediaに書いてあったよ!)
また名字の先頭に「O」が着く場合もアイルランド由来をあらわしている。
オシェイ、オブライエン、オマリーなど・・・・
最近、スターダムにのしあがっているブラジル生まれのスペイン代表ジエゴ・コスタ。
ジエゴはスペイン語圏では「太郎」なみにありふれた名前であり、costaは「海岸」という意味である。(英語のcoastと同じ語源かな?)
なので、日本人で言えば「浜田太郎」的な名前である。 ブラジル人の名前は皆同じような名前が多いので、基本愛称、というかあだ名がついていることが多い。
例えばカカ。カカもあだ名である。
幼少時、カカの本名「リカルド」を弟がうまく発音できず「カカ」と呼んでいたことからこれが愛称になって今に至るのである。
またJリーグで育てられ世界的な選手に成長したフッキ。彼だってフッキなんて名前ではない。これもあだ名である。
フッキの筋肉ムッキムキの体がまるで「超人ハルク」のようであったためHULKと呼ばれるようになったのだが、HULKをポルトガル語の読みをするとフッキになるのだ。
スペイン人の名前も同じような事が言える。
たとえばシャビ。シャビは名前の短縮系であり、日本でいえば達也を「達っちゃん」と呼んでいるようなものだ。 彼の本名は「シャビエル(Xavier)」である。
またセスク。セスクの本名も本当は「フランセスク(Francesc) 」という。そこから名前を略してセスク(Cesc)にしているのだ。
イスコも同様である。(イスコの本名は「フランシスコ」Francisco)
このように世界には色々な名前があるのだが、私の興味を惹き付けてやまない、個人的にかっこよすぎて鼻血が出そうな民族の名前がある。
それは、「バスク人」の名前だ。
”バスク人(バスクじん、スペイン語: vascos, バスク語: euskaldunak)とは、系統不明の民族で、イベリア半島のバスク地方に分布する。文脈により以下の定義を有す。
バスク民族に帰属すると考えている人。
バスク語を母語とする人。
古代の時点でローマから自治を許され、中世から近世にはバスク人の王(イニゴ・アリスタ)の末裔達がイベリアの並み居る王家を継承するなど権勢を誇った。バスク人は中世より漁師として大西洋へタラ漁や捕鯨に繰り出し、大航海時代には多数の航海者やコンキスタドールを輩出し、南北アメリカ大陸に多くの移民を送り出した。” (wikipediaより抜粋)
バスク人はミステリアスな民族で、どこから派生してきた民族なのか誰もわからないが、周辺地域からは全く孤立した独自の文化と言語を持っている。
”バスク語は現存するどの言語とも系統関係が立証されていない孤立した言語であり、西ヨーロッパで唯一生き残ったインド=ヨーロッパ語族以前の言語である”(wikipediaより抜粋)
バスクは孤立した言語であり、当然バスク人の名前も完全にオリジナリティに溢れる名前が多い。
トップリーグで活躍するバスク人選手を紹介していきたい。
アンデル・イトゥラスペ・デルテアノ(Ander Iturraspe Derteano)
イトゥラスペって!! 舌かみそう!! いかん、かっこいい名前すぎて鼻血が出そうだ・・
続いていこう。
ジョン・アウルテネチェ(Jon AURTENETXE)
あうるてね・・・えぇっ!! 発音むず!! あと名前のスペルやばい、呪文!!
セサル・アスピリクエタ・タンコ(César Azpilicueta Tanco)
有名になったので、今になっては何も思わないが冷静になってみたらかなり珍しい名前である。
ディフェンスがしっかりしていてガッツがあり、好きな選手。モウリーニョ好みですね。
そしてついに真打ちの登場です。
ガイスカ・トケーロ(Gaizka Toquero)
ユーモラスでがんばり屋さんで、地元ファンからとても愛される選手。
見た目もさることながらもう、名前で100点です。ガイスカ・トケーロって。・・・
かっこよすぎる!! ちなみにトケーロの実家は肉屋です。
どうでしたでしょうか。 どんな名前にもルーツがあり、由来を調べていくのは興味深いものです。私もいつか自分の名前のルーツを解明してみたいと思います。
最後に:
名字由来netってサイトがあって、ここで日本人の名前の98%を調べられるみたいなんだけど面白いですよ。 珍しい名前の人にあったらまずこれで検索します。 是非やってみてください。
では!
Fin.
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