インターネットと家族の映画
人に勧められて鑑賞。
あまり話題にならないのが信じられないほどの傑作でした。
今年見た映画の中で一番良かったです。
なによりも常にPCの画面上で映画が展開するという斬新すぎる構成。
SNSやネットを駆使して真実に迫っていく主人公の痛快さ。
インスタグラムやフェイスブック、ツイッターやライブキャストのようなアプリまで色々出てきて楽しいです。
限られたシチュエーションで映画が展開されるにも関わらず全く飽きさせないストーリーテリング。
この映画はITやテクノロジーに関わる業界の方は絶対見たほうが良いと思います。
しかしネットやデジタルテクノロジーをふんだんに取り入れた今作ですが、一番描きたかったのは血の通った人間の触れ合い・家族の姿だと思いました。
大の大人が恥ずかしながら映画の最後で涙が止まりませんでした。
どこまでテクノロジーが発達しても人間の愛はAIにはコピーできない、そんなことを考えさせられた2010年代終盤を象徴する傑作だと思います。
是非見てみてください。
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