カテゴリー: 持論

  • 【朗報】てるみくらぶの旅行代金の全額返金に成功!!

    こんにちは。 masakuroyです。

     

    話している時にたまに

     

    「最近、いいことありました?」

     

    と聞いてくる人がいますが、人はそんなに「いいこと」に飢えているのでしょうか。

     

    飢えているんでしょうね。

     

    なかなかいいことなんて起きないものです。

     

    なんで自分ばっかりこんな目に・・・」と思うこともあるかもしれませんが、そういう時も歯を食いしばって前向きに生きていけばいいことはあるものだと思うのです。

     

    まぁ私なんか朝起きて天気が良かったらそれだけで「今日いいことあったわ」って思ってしまいますけどね!

     

     

    前置きが長くなりました。

     

     

    実はめちゃめちゃいいことがあったんです。

     

    タイトルの通り、てるみくらぶ破産事件によって失われたと思っていた旅行代金を、な、な、なんと全額取り戻すことに成功したのです!!!

     

     

    いや〜生きてて良かった〜(遠い目)

     

     

    こんな大逆転ストーリー、最近のハリウッド脚本の映画でもお目にかかってないよ〜

     

    備忘までにことの顛末を記録しておきます。

     

    今年6月の友達ハワイ挙式に向けて、昨年2016年11月にてるみくらぶで旅行代金を全額支払っていたmasakuroy。

     

     

    友達の分も含めて三人分の旅行代金を振り込んでいました。

     

     

    格安でハイアットリージェンシーに泊まれる!っていう早割プランを申し込んでたわけですよ。

     

     

    しかし今年3月に「てるみくらぶ、店舗締めてるってよ」という不穏なウワサが立ち始め、まさかの破産。

     

     

    我々が振り込んだ金は綺麗に融けてしまったものだと思っていたのです。

     

     

    日本旅行業協会の弁済金を申請しても1/10戻ってくるかどうかという話で、じゃあもう諦めよ・・・と飲みの席での話のネタとして擦切れるくらい使っていた半年後のある日、

     

    母親が

     

    「てるみくらぶのお金、カード払いだったら全額戻ってくるケースもあるらしいから、聞いてみたら」

     

    と言ってきたのです。

     

     

    そんな話聞いたことないけど・・。

     

     

    と思いつつもネットで調べてみると確かにクレジット払いで返金されてるケースもあるもよう。

     

    てるみくらぶクレジット返金の実例(VISA,楽天)続々!現金払いの実情と社長山田千賀子の現在とは?|For Woman

     

     

    私はクレディセゾンのカードで払い込みをしていたのですが、ダメ元でコールセンターに電話してみました。

     

     

    すると担当の人間がいるので後日折り返し電話しますと言われ、何日後かに電話がかかってきました。

     

     

    その担当者の人はこの手の相談にはかなり慣れていそうな感じでした。

     

    「お? これはなんとなく脈がありそう・・?」

     

    と感じ状況を話すと、封書を送るのでそこに書かれている必要書類を揃えて提出してくださいとのこと。

     

     

    何日後かに送られてきました。 書類。

     

     

     

    「支払い停止のお申し出の内容に関する書面」

     

     

    おぉ、これはより一層期待できそう!!

     

    書類に書いてある必要書類(と言ってもてるみくらぶから送られてきた旅行の契約・決済に関するメール出力)を揃えて事務局あてに返信!

     

    ポストに投函!

     

    え〜〜い!

     

     

    やった〜これでお金戻ってきたら何に使お〜かな〜! 臨時ボーナスだぜ〜デヘヘ・・・

     

     

    と期待に胸を膨らませていましたが、一ヶ月以上何も音沙汰なし。

     

     

    あれ〜これはダメだったのか?

     

    無理なら無理でもいいから連絡欲しいナ〜・・・

     

    もう一回コールセンターに電話してみるか・・・

     

    帰宅するたびにドキドキしながら郵便受けを開けて、それらしい封書は届いておらずがっかりするという日々を送っていました。・・・・

     

     

    そんなある日。

     

     

    いつものように郵便うけを開けるとクレディセゾンからの封書が!!

     

     

    急いで家に入り封書を破るとWeb明細にしてるのでいつもは送られて来ない利用明細書が。

     

     

    利用明細欄を見てみると・・・

     

     

     

     

    う、うおおおおおおお!!!

     

     

    クレディセゾンさん、ありがとおおおおおお!!!

     

     

    歓喜のあまり深夜の室内で絶叫しそうになり、警察に通報されるところでした。

     

     

    まるで98−99チャンピオンズリーグ決勝 ロスタイムの2ゴールでバイエルンに逆転勝利した場面に居合わせたユナイテッドのファンのごとく高揚感を味わいました。

     

     

     

     

    これはまさしく「カンプノウの奇跡」ならぬ「”還付なう”の奇跡」です。

     

     

     

    「225,517円は指定の口座に返金させていただきます」

     

     

    こんな文章が未だかつてカード会社の利用明細に記載されていたことがあるだろうか・・・!?

     

    いや、ない!笑

     

     

    後日、クレディセゾンさんから別の封書が届きました。

     

     

    素晴らしい対応、ありがとうございます。

     

    まさか決済から1年経った後に返金してもらえるとは、本当にありがたいことです。

     

    神(クレディセゾン様)はいたのですね。

     

    少し早いクリスマスプレゼント、せっかくいただいたので、

    このことを教えてくれた両親を食事に連れて行こうと思います。

     

    親孝行する機会を与えてくれてありがとう。

     

    ネットで全てが可視化される世の中ではありますが、意外と知られていないこともあるんですね。

     

    最初から「無理だよ」と言わずに、諦めなければ道は開ける。

     

    大切なことを教えてもらった気がしました。

     

    何事もNEVER GIVE UP! LET’S DO IT!

     

    サンキューベリーマッチ!!

     

    -全ての同志達(てるみくらぶ被害者)に捧ぐ-

     

    Fin.

     

     

     

  • 南瓜とマヨネーズを観た。

    こんにちは。masakuroyです。

     

    日に日に寒くなり冬の足音が近づいてきましたね。

     

    冬が嫌い・苦手な人も多いですが、私は冬は結構好きです。

     

    まずこの季節は鍋が美味しい。

     

    また趣味のランニングの後に凍えた体で銭湯に行き、熱い湯船にザッブ〜ン!と浸かった瞬間はわが人生至高のときと思わず昇天しそうになります。

     

    まさに天にも昇る夢ごこち。

     

    日常のささいな瞬間にもこういった幸せは溢れているわけです。

     

    昨日、お笑い芸人のカラテカ矢部さんのネットニュースを見て、激しく共感してしまいました。

     

    仕事、SNS…”オンのつながりに疲れた貴女へ カラテカ・矢部さんに聞く「僕の幸せ」-Yahoo! BEAUTY

     

    矢部さんは先日90歳近い大家さんとの「ひとつ屋根の下生活」を描いた漫画を発表し話題になっていますが、この記事の中で矢部さんが言ってることがめっちゃいいんです。

     

    矢部さんは酒も飲まないタバコ吸わない、ましてや女遊び・ギャンブルもせず、相方の入江さんとは対照的です笑

     

    芸人仲間からは「何が楽しくて生きてるの?」と聞かれたりするらしいですが幸せの基準は人それぞれ違うと。

     

    記事でも書いてますが他人の「幸せ」の基準に振り回されるのではなく、自分の中での幸せの基準を持ち、そこからブレない。ということはとってもライフハックなスキルだな。と思った次第でした。

     

     

    そんな何でもないささいな日常が実はとってもキラキラ輝いていた日々だった、ということを描いた映画「南瓜とマヨネーズ」を観てきました。

     

     

     

    売れないバンドマンの彼を支える女性が昔好きだった人に偶然会い、揺れる女心を描いた映画です。

     

    「オメェ30半ばのおっさんが一人でこんな恋愛映画見にいったのか!?キモチワリィ」と思われるかもしれませんがうるせえ! 何見よーがぼくの勝手でしょうが!

     

    すいません、一人で勝手にノリツッコミならぬノリ半ギレしてしまいました。 キモいですね。

     

    まぁそんなことはどうでもいいんですが私が愛読するSPA!で連載している「松江哲明のシネマ・スープレックス」でこの映画を世界の端でうずくまるダメ人間たちを肯定するミニシアター映画の傑作と激賞していたので、俄然見たくなったのがきっかけでした。

     

    半ばSPA!に乗せられて観にいったようなものです。

     

    私はこれをSPA!消費と呼んでいます。

     

    しかし私はこういったミニシアター系で、サブカル要素があり地味でダメ人間を肯定する映画は大の大好物なのです。

     

    そういえば今気づいたけどちょっとソラニンに似てるかもしれない。 設定とか。

     

     

    20代後半で夢を追うか・現実とるかって、多分すごい悩んでもがいて苦しい時期じゃないですか?

     

    同世代でブレイクする人たちも出てきたりして。

     

    そういったもどかしさとかが痛いくらい画面から伝わるんですね。

     

    ダメ彼を太賀が熱演してますが、いや〜いい俳優ですね〜!

     

    本当にそのへんにいそうな青年でイケメン?ではないけど人を惹きつける魅力を持ってます!

     

    また、一番びっくりしたのは主人公の臼田あさ美

     

    「何か久しぶりに見たなぁ」くらいの感覚だったんですが超絶いい女でした。

     

    ダメ彼を必死に支えるともすれば依存体質っぽい女性を熱演しているのですが、演技も素晴らしく上手だしスクリーンから伝わる臼田あさ美の大人の色香・魅力がヤバイ。

     

    「あれ? 臼田あさ美ってこんなにキレイだったっけ?・・・」とついドキドキしてしまいました。

     

    めっちゃスタイルいいし・・・

     

    もう臼田あさ美をキレイに撮ることに全精力を捧げたドキュメンタリーなんじゃないかというくらい、彼女の魅力が満載でした。

     

    また臼田あさ美演じるツチダの元彼として出てくるハギオ役のオダギリジョーのかっこいいことかっこいいこと

     

    この人のかっこよさはマジで別格ですね。 こんなプレイボーイいたらツチダならずとも誰でもイチコロになっちゃうでしょ。 女性なら抱かれないのが野暮ってもんよ。

     

    この登場人物たちが登場するロケーションもいい感じなんですよね! どこか懐かしい風景というか。

     

    ツチダの住んでるアパートとか古そうだけど、とてもいい感じの古さで夢見る若者が住んでそうな住まいです。

     

    撮影場所ってどのへんだろ・・?

     

    なんとなく池尻とか三茶らへんぽい雰囲気ではありました。

     

     

    新宿武蔵野館というこじんまりとした、きれいな映画館で見たのですがそこもとってもよかったです。

     

    大きすぎないスクリーンで映画予告もなくいきなり本編始まるのは新鮮でしたし、規模もちょうどよかった。

     

    ミニシアターって感じで楽しめました。

     

    ただ観客が8、9割女性だったため怖気付きチケットを捨てて逃亡しようかとも思いましたが、必死に勇気を振り絞って観て本当によかったです。

     

    カップルやご夫婦で観ても楽しめる映画だと思いますので、是非映画館まで出かけて見てはいかがでしょうか。

     

    甘酸っぱく、ほろ苦い青春の残り香がほのかに漂ってくる、ホットレモネードのような優しい映画となっております。

     

  • 誰にも聞けない大人キャンプのはじめかた〜キャンプデビューの心得〜

    誰にも聞けない大人キャンプのはじめかた〜キャンプデビューの心得〜

    こんにちは。 masakuroyです。

    今年も恒例の三十路男旅の季節がやってまいりました。

     

    昨年は三十路おじさん三人で熱海一泊旅行に行きましたが、今回は趣向を変えて「キャンプに行こう」ということになった。

     

    なぜかといえば今は空前のキャンプブームだからである。

     

    道を歩けば棒にあたるというくらい、休み明けに出社して同僚と話をすれば口を開けば出てくるのがキャンプの話題というくらい、皆キャンプキャンプキャンプ・・・・

     

    というのも、皆(私以外)世帯を持ち子供ができてくると、大人も子供も楽しめるレジャーの筆頭候補は”キャンプ”になるからだ!

     

    キャンプスキルが高いだけで文句なしにかっこいい、頼りになる!と見えるのは言うまでもなく、インスタ映えまくる写真も取れまくりで人からうらやましがられること請け合いだからなのだ。

     

    しかし我々はキャンプのキャの字も知らないようなズブの素人

     

    キャンプが得意な人主導のキャンプに便乗して参加するくらいで、できるのは野菜を洗う・ゴミの分別くらいしかできない輩たちなのだ。

     

    こんなことではいかんと、キャンプの経験値を上げるためにキャンプビギナーである三十路男3人でプレキャンプに行くことにしたのだ。

     

     

    季節は11月に入り秋から冬に差し掛かり寒くなる季節であるが、この季節は空気が澄み渡って夜、星空もよく見えて綺麗だろうという期待はあった。

     

    また少し脱線するが先日会社の同僚の実家に行ってピザパーティをしたのだが、庭に自家製のピザ窯があってピザ焼き体験をさせてもらった。

     

    その時に食べた手作りのピザがここ5年くらい食べたもので一番旨かったと言っても過言ではないほどの美味であり感動を覚えたのだ。

     

    今回キャンプをするにあたって自分たちで作ったピザをピザ窯で焼いて食べたい!という思いがあったので、「ピザ窯があるキャンプ場」でグーグル先生したところ、比較的近場にピザ窯があるキャンプ場が見つかった。

     

    神奈川県相模原市にある「青根キャンプ場」である。

     

    【ピザ釜併設】炊事場を増設しました。|青根キャンプ場

     

    都心からのアクセスも抜群であり、施設も充実していそうだ。

    しかも隣に温泉がある! これはポイント高い!

    グーグルマップのレビューを見ても評判が良さそう。

    早速予約をした。

     

    キャンプと言っても我々はキャンプビギナーでありテントも持っていないため、バンガローを予約することにした。

    まぁ、今回はキャンプデビューの予行練習ということでネ・・・

     

    キャンプ当日ー

     

    神奈川県某所に集合した30代前半のおじさんキャンパー見習い三人。

    Tの駆るmini クロスオーバーに乗り込み、まずスーパーで食材を買い物した後で高速に乗って青根キャンプ場を目指す。

     

    ピザ釜は空いていればいつでも勝手に使っていいということだったので、ピザ生地やらバジルやらピザソースやらを買い込んだが、これでもし釜を使えずピザが食べれなかったらどうしようという一抹の不安を抱いていた。

    私は念のため成城石井でレンジで7分チンすれば食べれる出来合いのマルゲリータを買って持ってきた。

     

    高速に乗り車を走らすこと1時間ちょっとでかなり山間の自然豊かな場所に入った。

     

    山間のクネクネした道路は走り屋やバイカーがいかにも好きそうだ。

     

    そんなこんなしてるうちに青根キャンプ場に着いた。

     

     

    山と川に囲まれこれぞキャンプ場!という絶好のロケーション。

    家族連れがとても多い印象。

    我々は16時30分くらいにチェックインしたのだが、受付でキャンプ用の道具を一式全部借りた。

    借りれる締め切りは17時までなので注意が必要だ。

     

    そう、我々はまっさらなキャンバス。

     

    キャンプ用の道具など一切何も持っていないのだ。

     

    受付。

    わぁ、芋煮会、花火大会だって! 楽しそう!(この日はありませんでした)

     

     

    我々が泊まるバンガロー。

    ザ・山小屋ってカンジ! わぁテンション上がるぅー!

    この後巻き起こる悲劇も知らずに。・・・

     

     

    部屋はこんな感じ。 エアコン以外マジで何もない。

    合宿所みたい。

     

    荷物を置いて落ち着いたら早速ピザを作ろう!ということで炊事場へ移動。

     

     

    炊事場に行くと立派なピザ窯があるじゃあーりませんか!

     

    早速買った薪をくべて火おこし。

     

     

    全くピザ窯など扱ったことのないミレニアル世代の申し子である我々は圧倒的手探り。

     

    「ご自由にお使いください」以外何も書いていないので文字通りフリースタイルでやるしかない

     

    手際よくピザ生地に具をトッピングしていくTとS。

    頼もしい! まるで有名ピッツェリアのピッツァ職人みたい!

     

    私masakuroyはピザ窯の火を見てるふりしてスマホ見てる。

     

    地獄の業火のようなピザ窯の火。

     

    すごい勢いだろ・・・?

    これまだ窯の中は十分にあったまってないんだぜ・・

     

    本当はゆっくりと薪をくべて温度を上げるのに1時間くらいかかるんだぜ・・・

    でもせっかちだから1時間も待てないのと、ピザ窯専用の温度計がなくて窯の中何度になってるか分かんないから、なんとなく勘でやるしかないぜ。

     

     

    よし! 火がいい感じ! 多分ピザ焼ける!(いい加減)

     

     

    よっしゃ! ピザ生地を窯に投入します!

     

     

    まだ十分に窯があったまってないと思うので、5分経ったらひっくりかえして、また5分焼く。

    よし、焼けたかな? 出してみよ・・・・

     

     

    うわあああああ あああ ああああ

     

    黒いぃいいい

     

    何だこりゃああああ ピザの化石かぁあああああ

     

    まンまミいぁああああああ

     

     

    (枯葉みたいに見えるのは玉ねぎです)

     

    十分に窯の中が熱せられてないと(500度)煤が出てしまうのだ。

    煤が表面についてとんでもない見た目になってしまった

     

    (食べたらちゃんと美味しかったです!)

     

    マルゲリータ

    シーフードピザ

    (黒いのはエビ)

     

    見た目はやばいと思われるかもしれないが食べたらちゃんとピザで美味しかった。

    それだけは自信を持って言いたい。

    それよりキャンプビギナーがいきなり窯焼きピザをやってみるというチャレンジ精神を讃えていただきたい。

     

    我々は手作りピザ成功を祝してワインを開けてお祝いしたほどだ。

     

     

     

    しかしマルゲリータはやっぱりピザの定番だけあって味のバランスが良くめっちゃうまかった。

    シーフードピザも美味しかったけど、この味は好みが分かれるかもしれない。

     

    キャンプに来て窯でピザを焼いてワインで乾杯しちゃうなんてなんて我々はオシャンティなんだ・・・と悦に浸った後、ピザ釜の薪の後始末の仕方が良く分かんなかったので、バーベキューコンロにピザ釜の薪を全部移して再利用することにした。

     

    自分たちのバンガローの前のサイトに戻っていざ第2弾。定番のバーベキュー。

     

     

    いやぁこの画いいですなぁこれぞキャンプの醍醐味。

     

    ピザ釜の薪のおかげで熱が半端ない。 肉もすぐ焼けそう・・・だ?

     

     

     

    火ぃいいいいい!!!!

    火つよお 薪パワー強力すぎィイィイイ!!!

     

    最強火力で焼肉を堪能したのち、かなり冷えてきたので21時まで営業している隣の「いやしの湯」へGO!

    天然温泉 いやしの湯

     

     

    キャンプ場のとなりに温泉がある。 これpriceless。

     

    秋口のキャンプは寒くて過酷な環境なのに、温泉に入ってあったまれるなんて贅沢極まりないですよ。

     

    暖をとった我々はバンガローへと戻った。・・・

     

    酒のんで花火したり、星空が綺麗すぎて寝っ転がって酒飲みながらつい見入っちゃったりして秋キャンプを堪能した我々は就寝することにした。・・・

     

     

    ・・・

     

    ・・・

     

    クソ寒い。

     

    寒すぎてねれない。

     

    エアコンもガンガンに効かせていたが、毛布一枚では明け方の寒さに耐えられなかった。

     

    部屋の断熱性が高くないのか、部屋が広いのか全然あったまってない。

     

    なめてた。

     

    秋口の山間の寒さを完全になめてた。

     

    こんな中、外でテントするなんて信じられない。

     

    おそらくテントで寝るキャンパーは半端じゃなくあったかい寝袋を持っているのでしょう。

     

    せめて毛布をあと3枚くらい借りとけばよかった・・・!

     

    もしくは寝袋さえあればもっと快適にねれたかもしんない・・・!

     

    寒さで早起きせざるをえなかった我々はやかんでお湯を沸かし暖を取ろうとした。

     

    寒さのあまり内股となるmasakuroy。

     

     

    朝はやっぱり沸かしたお湯でカップ味噌汁とどん兵衛よねー!と明らかに目が充血しているSとT

     

    見切り発車で始めたプレキャンプだったがキャンプ飯もまぁまぁうまくいったし、課題も明らかになって学び多き機会となった。

     

    本格キャンパーデビューするにあたって、道具はやっぱりスノーピークがかっこいいよねということは我々三人が皆思ったことだった。

     

     

    帰りに海老名のららぽーとに寄って、スノーピーク直営店に行ってしまったのはせんなきことだ。

     

    うーん。。 やっぱスノーピークはカッコいいわ。

     

     

    ちなみに私がキャンプする上で一番欲しいと思ったのはこのアイテムだった・・・

     

     

    キャンプで快適に寝れる・・・そういう環境作りと装備、priceless!!

     

    【本日の学び】

    ①.ピザ釜には温度計必要 しっかり窯の中をあっためるのに1時間

    ②.キャンプ場近くに温泉はあるに越したことない

    ③.バンガローでも油断するな 寝袋必須

    ④.スノーピークめっちゃいいけど高い(チャンスは初売りフェア)

     

     

     

     

     

     

  • なせばなる

    こんにちは、masakuroyです。

    前回エントリーでとっても!節約生活宣言を行いました。

     

    しかし何が何でもおカネを使わないと言っているわけではなく、

    ”締めるところは締めて、使うところは使う”と言ったメリハリがある生活をしたいと思ってます。

     

    ちゃんとした暮らし」ですね!

     

    江戸時代に米沢藩の財政を立て直した偉人として知られた上杉鷹山先生の名言

    成せばなる、成さねばならぬ何事も」を心に刻んで、

    まずは自分の財政を再建していきたいと思います。

     

    上杉鷹山の名言と一生について、上杉鷹山の人生と偉大さ【読書のすすめサークル】

     

    まずは家賃安いところに引っ越そう!と考えていたのですが、引っ越すにしてもまずおカネがかかるんですよね。

    ホームズで物件探して不動産屋さんに行って、話を聞いて物件を内見させてもらって・・・

    ということをやっていたら今住んでいる家が家賃高いと思っていたけど、実は非常に条件が良くて割安な物件だった!ということを再認識できました。

     

    いざ引っ越して1万、2万安い所に映るにしてもクオリティ・オブ・ライフが結構下がるかもしれないですし、初期費用で軽く4,50万円はかかってしまいますからね。

     

    今住んでいる所は街も環境が良くて気にいってるし、まだ1年しか住んでいないので引越しはしばらく凍結することにしました。

     

    しかし次引っ越すことも想定していろんな街の色んな物件を見るのは楽しいものです。

    先日も不動産屋さんに行って池袋近くの要町千川に初めて行きましたが、

    やっぱり実際に訪れて自分の目で街を見てみると住むイメージも湧いてきますね!

    今まで行ったことのない街を歩くのも楽しいものです。

    マツコさんの夜の巷を徘徊するとかめっちゃ面白いですよね笑

     

    家賃を落とす代わりにどこを削るのかというと、食費・通信費・交際費ですね。

     

    私が愛読している横山光昭さんの「年収200万円からの貯金生活宣言」によるとおカネの使い道は”消費・浪費・投資”に分けられるそうです。

     

    食費は毎日外食ばっかりしていたら栄養バランスも悪いしお金もかなりかかり、やもすると『浪費」になってしまいそうですが、できるだけ自炊を心がけるようにすれば健康にもいいしお財布にも優しい!

    ・・・ということでまだ始めたばっかりですができる限り自炊を心がけています。

     

    理想は週末に食材を買って下準備をしておいて、平日はさっと調理だけして食べるってやつですね。

    週末に野菜や肉を切り分けて冷凍しておいて、平日はキムチ鍋をして食べてましたがめっちゃくちゃ美味かったし、満足度も相当高かったです!

     

    確かに料理をするのや皿洗い・片付けは面倒くさいのは確かだけど、それをするだけでかなり節約できると感じました。

     

    通信費で言ったら、今のキャリアーから格安SIMに乗り換えを考えています。

    試算したら今かかってる通信費が半額くらいになりますからでかいですね!

    SIMと端末を変える場合、配達が結構時間かかりそうですから、長期休みとかのタイミングで切り替えを考えています。

    今巷ではiPhone X発売!とか賑わってますけど僕は格安スマホで十分です笑

     

    あとは交際費ですね! これは無駄な飲み会にはいかないようにするということですよ・・・

     

    ついつい誘われたら断らずに参加する、っていうスタンスでやってましたけど、

    8割くらいは「なんでこんな無駄金使ってしまったんだろう・・・泣」っていう後悔しか湧かないですからね笑

    この時間と金を有意義なことに使えていたらどんなに良かったか・・・トホホォ〜〜ウ!

    って感じでしたので、本当に参加する意味があるという感じる飲み会だけ参加するよう心がけます!

     

    あんまり断りすぎると感じ悪いから、まぁバランスですけどね。・・

    僕の中では月に一回ペースで飲み会参加できたら十分かな〜って感じですね。

     

    こうして無駄な「浪費」を省いて行って、自分が本当に使いたいことにお金を振り分けていけたらいいなと思います!

    浪費を抑えてお金が貯まったら、かっこいい革ジャンとか服を買いたいし、旅行にも行きたい!

    また興味がある分野の本を読んだり映画を見たり、オンライン英会話をやったり来年から始まる「つみたてNISA」を始めたりしてみたいんです!

    自分が本当に使いたい「投資」のために「浪費」「消費」を改める・・・

    これが実現できたらすごいメリハリが効いたシンプルライフが送れる気がします!

    よ〜し、やるぞ〜!! まずは自炊継続で食費の大幅カットだ〜!(^ ^)

     

     

     

     

  • われただたるをしる

    おかねとせいかつ

    こんにちは! masakuroyです!

    いやーブログ更新めっちゃサボってますわ・・・

    ブログはあくまでワタクシのライフワークなので継続していかなきゃいけないっすね。

     

    継続は力なり!

     

    さて、最近考えていることは言えばもっぱら”カネ”のことなんですよね笑

     

    「楽しければいーじゃん!オッケー!」

     

    みたいなアホみたいなことを言っていられた時期はとっくに過ぎ去り、三十路半ばともなれば「おカネとせいかつ」の話を真剣に考えていかなきゃ!と思っている今日このごろです!・・

     

    私の場合、独身選帝侯という独身貴族の中でも最も高い位の役職に就いておりますので、生涯独身を貫く可能性も高いわけですよ。笑

     

    さらにこの先AIなどもどんどん発達していき、シンギュラリティなんたらかんたらブレードランナー2049うんちゃらかんちゃらって感じで収入も増えるどころか減っていくことも考えられるわけですよ!

     

    最近業務効率化・IT活用で銀行の店舗・人員削減ってニュースがたくさん出てきてますけど、恐ろしいっすよねぇ・・・

    三菱UFJ「約1万人削減」 銀行員受難の時代がくる (ITmedia  ビジネスオンライン)-Yahoo!ニュース

     

    テクノロジーの進歩で人間の仕事はどんどんAIやITに代替されていき、時間をかけて培ってきた技術や知識はどんどん陳腐化してしまう恐れがあるじゃないですか。

     

    「AIやロボットがどんなに発達しても、俺は付加価値の高い人材であり続ける!」なんて自信はこれっぽっちもないわけですわ。情けない話(正直)。

     

    masakuroyこれからの方向性

     

    とりあえず乱世に突入した今ぼくが目指していく方向性はこんな感じで考えています。

     

    1. 人と比べない 自分は自分の道を行く

    2. 我唯知足(われただたるをしる)= ミニマリスト的価値観への接近

    3. 一生学び・成長し続ける

    4. 生活固定費を減らす

     

    とまぁ4つの軸を持ってやってこーかなー!と考えているんですが、

    4つ目の”生活の固定費をいかに下げるか”ということが私の喫緊のテーマなわけです!

     

    えぇ、おっしゃる通り夢のない話でございますよ・・・

    でも少ない生活費で暮らせる基盤を作ればどんな状況になってもなんとかやっていける!という自信にもつながってくると思うんです!

    あと浮いたお金をレジャーや投資・貯金などに振り向けていきたいと考えてます。

     

    人生100年時代に備えて、計画的に人生設計していくことが大事だと最近気づいたんですよー。

    アスタマニャーナなんとかなるさ的なラテン発想も好きなんですけど、将来に向けて予測し、備えていくことは決して無駄にならないと思う次第です・・・

     

    生活費を下げるためには引っ越しと自炊!

     

    生活費を下げるために考えているのは、「引っ越し」と「自炊」です!

     

    引っ越しについては、今家賃が9万円なんで、7万くらいの物件に引っ越しを検討してます。・・

    しかし色々条件を入れるとなかなか無いですね笑・・

    名古屋だったら7万円出したら相当いい賃貸借りれたんですけど笑

    辛抱強く探していきたいと思います!

     

    あとは自炊ですね。

    東京で一人暮らししてから自炊はやめてたんですけど、結構食費がバカにならないなと思い出し投資や他のことにお金を振り向けるためには、まず自炊をすることで食費を抑えることだなと思ってます!

    自炊は名古屋時代はしてましたし、料理自体は嫌いじゃ無いので再びクッキングライフを始めようと思います!

    やってみた結果、やっぱりキツイから自炊やめよーとなるかもしれないけどモノは試しです。

    一人暮らしの方は自炊で節約|休日にまとめて下準備するサイトが話題に

     

    ↑のサイトで紹介されている休日に食材を下準備して、平日にササっと調理して料理する手順をガイダンスしてくれる「ウィークックナビ」というサイトはとてもいいですね!

     

    このサイトを参考に自炊習慣を作っていきたいと思います!

     

    それではmasakuroyの節約・投資生活、こうご期待!

     

     

  • 宝石の国がおもしろい!

    やべー2、3週間ブログ更新してねー。

    さすがにこれはやべーということでちょっとだけ書いとこう。

    いろいろ書きたいことはあるもののバタバタしてて時間が取れず、更新できなかった。。。

    余計なことをゴチャゴチャ書いてると時間かかっちゃうんだよな。・・・

     

    今日はササッと本題に入ろう!

     

    えー最近「宝石の国」というマンガ・アニメにはまりつつあります。

     

    東京メトロと宝石の国のコラボの中吊り広告を電車内で見て、なんとなく引っかかるものを感じて検索したところ、なんと今なら10/26までマンガの1巻が無料で読めるではないか!

     

    宝石の国 1巻:無料・試し読みも!コミック 漫画(まんが)・電子書籍のコミックシーモア

     

    読んでみたら・・・・

     

    うーんめっちゃ面白い!!

    独創的!!

    なんかなんとも言えない儚く悲しい、そして美しい世界観が癖になる!

    絵の一コマ一コマが美しいと思えるマンガなんてそうそうない!

     

    なんとなく、風の谷のナウシカとかラピュタのジブリの世界を連想させるかな。

    幻想の国に引きずり込まれる感じ・・・

     

    設定がまず独特なんですよ。

    主人公たちは宝石の体を持つ少年とも少女とも言えない、性別を持たないヒト型の生命体なんですね。

    どうやら人類が滅びた遠い未来の話らしいのですが。・・

     

    彼らを自分たちの装飾品にしようと月から「月人」という謎の集団が襲来してくるのですが、二人一組でチームを組んでパトロールしては交戦して撃退するという日常を送ってるんです。

    全員で28人いるのですがパトロール・戦闘だったり医療だったり武器製造だったりと、皆何かしらの役割を与えられて一つの社会で生きているんですね。

    そんな中、最年少で何の仕事も与えられてなかった「フォスフォフィライト」が初めて”博物誌”を製作するという仕事を与えられるのですが・・・

     

    ひときわ脆く壊れやすい宝石のくせに、口だけ達者でお調子もののフォスフォフィライトことフォスが面白いんですよ笑

     

    第1巻では博物誌の製作に協力してもらおうと、体から毒物を出してしまう特異体質から皆と距離を置き、敵の来ない夜のパトロールという役割を与えられている”シンシャ”に会いに行くのですが・・・

     

    いやぁこのシンシャもザ・ツンデレな感じがかわいいんですが、触れるものすべてを傷つけてしまう性質から心を閉ざしてしまっているんですね・・・かわいそうな子なんです。・・・

     

    そんなシンシャを見ててふと思ったんですよね。 人の幸せってなんだろう、って・・・。

     

    いきなり壮大なテーマを引っ張り出してきてしまいましたが笑

     

    人の幸せっていうのは、地位とかお金とか、持ち物ではなくて「自分で自分のことを好きでいられる」ことなんじゃないか、ってふと思ったんですよね。

     

    シンシャだってみんなの役に立ちたい、それで自分のことを誇りに思えるようになって、自分のことを好きになりたいーって思ってるんじゃないかと思うんですけど、できない。

     

    自分で自分のことを嫌いな状態って絶対幸せではないと思うんですよね。

     

    一方フォスみたいに根拠ないのに自信満々でナルシスちっくに自分大好きで、希望を持って生きている状態って幸せだと思うんです。

     

    この漫画読んでてなんとなくそんなことを考えてしまいましたー。

     

    可憐な宝石のバトルという異世界ファンタジーだけではなくて、社会の中での自らの役割に悩み、葛藤する等身大の人々のリアルな姿を描き出しているところがすごい!と思います!

     

    アニメもやってるので毎週楽しみにしてるぜ・・・

     

    TVアニメ「宝石の国」公式サイト

     

    電子書籍で漫画買っちゃおうかな〜、あと作者の市川春子さんの「虫と歌」とかの短編集も気になってきた・・・・

    いや〜芸術の秋の夜長にピッタリのものに出会ってしまいましたよ・・

    はまりそう・・・はまりそうやわ!

     

     

     

  • ダンケルクを見た〜陸海空こんなに大脱走するなんて〜

    ダンケルクを見た理由

    こんにちは。 masakuroyです。

    芸術の秋と言いますが、見たい映画が立て続けに公開されました。

    「ダンケルク」「散歩する侵略者」「三度目の殺人」です。

    全て同じ日に封切られ、何を見るか正直かなり迷ったのですが、一番制作費がかかってそうなダンケルクを見ることにしました。

     

    嘘です。

     

    そんな理由でダンケルクに決めたわけではありませんが、CGを使わずに徹底的にリアルな撮影にこだわり、その圧倒的なオリジナリティから世界でもっとも注目されている映画監督であるクリストファー・ノーランがメガホンをとっているので、ダンケルクにしようかなと思ったのです。

     

    「インターステラー」「ダークナイト」作る映画が名作ばかりのクリストファー・ノーランって一体何者?-NAVERまとめ

     

    以前観た「ダークナイト」も故ヒース・レジャー演じるジョーカーの鬼気迫る迫力と臨場感あふれる映像が凄くて印象に残りまくってますし、「インセプション」の映像表現もマトリックス以来の衝撃でした。

     

    この人の映画は一筋縄ではいかない。絶対想像を超える何かがある”と期待を抱かずにはいられない映画監督ですね。

     

    そんなこんなで公開初日、レイトショーで観てきました。

     

    話題作なので予約取れないかなーと思ったのですがレイトショーはさすがに空いてました。

    本当はIMAXで見たかったのですが、いい席が埋まっていたので泣く泣く2Dシアターに。

    (多分IMAXで見た方がいいと思います!)

     

    映画『ダンケルク』は殆どの映画館で上下約40%の映像がカットされる件

     

    ダンケルクがどういう話か簡単におさらいします。

     

    第2次世界大戦初期、イギリス・フランスの連合軍はダンケルクというフランスの港町に包囲され、絶対絶命の状況を迎えるのですが、時のイギリス首相チャーチルが撤退を命じて、ドーヴァー海峡を渡ってなんとかイギリス帰還を目指す、といういわば”撤退戦”を描いた映画なんですね。

     

    「ダンケルク」特集クリストファー・ノーラン インタビュー(1/3)-映画ナタリー

     

    生きて故郷に戻ることを唯一の希望として、必死になって逃げる若者たちが主役です。

     

    私が映画を見て感じた感想を挙げていきましょう。

     

    感想1:臨場感がすごい

     

    この映画は”あたかも観客の自分も兵士の一人として戦場にいる”かの様な臨場感の演出に相当こだわっているので、説明的な部分はほとんど省かれています。

    主人公たちのセリフもほとんどと言っていいほどありません。

    しかし現実ではそんなにベラベラ喋ったりできる余裕がないため極めてリアルだと思います。

     

    またこの映画の特徴的なもう一つの演出が「陸海空」の3視点で撤退戦の攻防を描いている点です。

    ナスDで話題のテレ朝のバラエティ番組じゃありませんが、陸・海・空でめまぐるしくシーンが入れ替わるため、ダレた展開は一切なく、常に緊迫しっぱなしでなんとか映像に食らいついていくのがやっとなのです。

    しかも時間軸が陸海空で全て違うんです。

     

    感想2: 3つの時間軸の違うストーリーが同時進行する

     

    はダンケルクの港からイギリスに向かう船に乗るための奔走する若い二等兵たちの1週間の話で、はイギリスの港から兵士を救うために駆り出された民間船がダンケルクに向かう1日の話、はダンケルクからイギリスに帰還する船を援護するためにドイツの戦闘機メッサーシュミットと大空のバトルを繰り広げるイギリスの戦闘機スピットファイアーのパイロットが経験する1時間の話なんです!

    三つの時間軸が違うストーリーが同時に展開されるってすごい演出ですよね。

    さすが鬼才クリストファー・ノーラン・・恐るべし。

     

    感想3: CGを使わないリアルすぎる映像

     

    この映画はできる限りCGを使わないリアルな演出にこだわっていて映像のリアルさが尋常じゃないんです!

    いわゆる戦争映画にありがちな兵士が負傷して内臓出ちゃう的なグロテスクな表現は皆無なのですが、耳元をつんざくような銃声の音、無防備な兵士を狙う爆撃機からの機銃掃射、爆撃や魚雷によって沈没する戦艦から海に飛び込む人々の群れ・・・

    このテクノロジーやCG全盛の時代だからこそ、加工されていない”生”の映像の迫力が半端じゃない!

     

    まるで自分のすぐ横を銃弾が通過していくかのような感覚に鳥肌が立ちます!

     

    何よりもすごいのがメッサーシュミット対スピットファイヤーのエアバトル!!

     

    ホンモノの戦闘機を借りてカメラを取り付けて撮影しているので、自分が本当に戦闘機に乗っているかのような感覚を味わえます!

    目の前にいる敵機を追いかけている時の圧倒的なリアルな感覚を追体験できるのがすごい!!

     

    コクピットの映像も恐らく飛んでいる実際の映像なので、機体の揺れとか音がリアルすぎて怖すぎる!!

     

    というかスピットファイヤーがかっこよすぎる!!

     

    恐らくこの映画を見た人の8割はスピットファイヤーファンになったでしょう。

     

    この手に汗握るリアルなエアバトルは映画の魅力を2倍3倍にも高めたでしょう。

     

    感想4: 若く無名な俳優を大胆に抜擢している

     

    この映画のメインキャストの一人はフィン・ホワイトヘッドという国際的に無名な若手俳優。

    1年半前まで皿洗いしながらオーディションに通っていたというまだ二十歳そこそこのまさに俳優の卵ですが、今作に大抜擢されました。

    陸パートで出てくる俳優はほぼ無名な若手ばかりですが、それがこの映画を本当にリアルなものにしていると思いました。

    先入観なく見れますし、戦場で悲惨な目に会って割を食うのは「いつも名もなき若者」だということを暗に言いたかったのではないでしょうか。

    また世界的なアイドル「ワン・ダイレクション」の一員だったハリー・スタイルズも主演しているのですが、アイドル臭さはゼロで、戦場で極限状態に追い込まれる若者を好演していました。

    若手俳優は皆主張しすぎることなく抑制された自然な演技で、素晴らしい仕事でした。

    なんとか脱出するために色々と手を尽くすのですが、その度に失敗して振り出しに逆もどりという絶望的な状況に陥るのですが、彼らの若さと何度でも希望を捨てずに立ち上がる姿がスクリーンから悲壮感を払拭していた感はあります。

    感想5:極限状態で発揮される人間らしさ

     

    生きることに貪欲で、希望を捨てずに困難に立ち向かう「漢達」の姿は、本当にかっこよかったです。・・

    フィンやスタイルズはもちろんのこと、空パートで味方を守るため果敢に敵機に挑むファリアとパートナーを組むコリンズの絆、自ら命の危険を冒してまで兵士達の救出に向かう民間船のいぶし銀の船長・船員たち。

    この映画には使命感を持ったかっこいい真の漢達が満載でした。・・・・

    兵士たちは何度も窮地に追い込まれ、その人間性を試されるのですが味方のために体を張ったり、助け合って困難を乗り越えていく姿は胸を打ちます。

    人間であることを放棄せざるを得ない極限状態にもかかわらず、自らの信念に則って行動する姿には本当に勇気をもらいました。・・・

     

    自分が人としてどうありたいかを再認識させてくれる映画でもあるのだなぁとも感じました。

     

    戦っているのは兵士たちだけでなく、遊覧船で救出に向かう船乗りのミスター・ドーソン、ピーター、ジョージも「ひとりでも多く助けて、イギリスに帰る」という使命感とプライドを持って戦っているのです。

    ひとりひとりの登場人物からにじみ出る”熱さ”に胸が熱くなりました。

     

    感想6:音楽が素晴らしい

    この展開がめまぐるしい映画の魅了をさらに高めるのが映画音楽の巨匠ハンス・ジマーの劇中音楽です。

    もう、緊張感を煽りながら映画のシーンに完璧にマッチする音楽が素晴らしい!!

    まるでJAWSのような迫るくる敵や恐怖を煽るような繰り返しの旋律や、一秒を争う状況で「チッチッチ」みたいな秒針を思わせる効果音の演出が憎い!

    私は映画を観ることに集中しながらも、過剰にならずとも緊迫感を更に増幅する音楽の素晴らしさにずっと感嘆していました。

     

    感想おまけ: フランス兵の扱いがひどい

     

    イギリス目線で描いているからかもしれないんですけど、連合を組んでいるフランス兵の扱い方がちょっとひどいなと思いました。・・・

    まぁ実際の戦場のリアルな状況を描いていたのかもしれなかったですけど。

    救護船に乗りたいのに「イギリス兵だけだー! フランス兵はフランスの船に乗れー!」とか言われて乗せてもらえなかったり、ネタバレになっちゃうので言えないですけど他にもかわいそうなことがありました。

    これはフランスの人観たら怒るんじゃないの?笑 とか思いましたけど、そんなことないんですかね〜

    フランスの立場から見たダンケルクも見てみたかったですね!

    最後に

     

    とまぁ色々書いてきましたけど「映画観たっ!!」という濃厚で充実したあっという間の2時間を体験したかったら是非ダンケルク見てみてください!!

    こいつは本当に傑作ですわ・・・

    それでは!

     

     

     

     

  • 真夏の夜の夢

    こんにちは。 masakuroyです。

    まだ9月になったばかりなのに、すっかり秋めいてきましたね。

    もはや夏の名残が消え去ってしまったかのようです。

     

    夕方、外に出たときに涼しい風が吹いてきて、「秋の匂い」を感じました。

    夏が終わるのは寂しいけど、こういう季節の変わり目を感じる瞬間は好きなんです。

    あぁ〜、夏が終わったなー 秋が来るなーってね。

     

    どうにも感傷的になってしまう、そんな季節ですね。

    スポーツの秋、食欲の秋、読書の秋とか言いますけど、何かを始めるのに秋はいい季節なんでしょうね。

    「秋」と聞くと私の世代では「世界の中心で愛を叫ぶ」の亜紀を思い出してしまうんですよね。

    まぁ亜紀の由来は秋ではないんですけど・・・

    今でも思い出すと切なくなりますねぇ・・もう一度読んでみるのもありかもなぁ。

     

     

    最近映画が公開されている「君の膵臓をたべたい」も、とても泣ける映画みたいですね。

    友達が序盤から泣いたって言ってました。

    思いっきり涙流してストレス発散するっていうのもアリかも。

     

     

    人は出会い、いつか必ず別れる時が来る。 だけど忘れなければ、その人は記憶の中で生き続ける。

    私も最近大切な人を亡くし、今は喪失感でいっぱいで悲しいですけど、前を向いてしっかり生きて行く姿を見せることが一番の供養になると信じてます。

    別れとか悲しい系じゃないんですけど、最近「お前はまだグンマを知らない」にはまっていました。

    お前はまだグンマを知らない|くらげバンチ

    WEBでマンガが読めるんですけど面白くて一気読みしてしまいました。

    絵がめっちゃうまいし、グンマというニッチなテーマでここまで面白くできるなんてすごいと思います。

    やっぱり日本人ってお国柄とか地域性が大好きな国民ですよね。

    グンマの高校生の生活を描いているんですけど(もちろん本当の群馬の高校生はこのマンガで描かれているようなことはしてないと思うけど)、青春って感じで「高校生っていいな〜」と思って切なくなってしまいました。

    若さゆえの眩しさというか・・・もう高校生ってそれだけで青春ですよね。

     

     

    最後に最近Galaxyの山崎賢人さんが出てるCMで流れているBUMP OF CHICKENの「リボン」。

    めっちゃいい曲ですね。

    CMの世界観ともすごいあってますし、美しいメロディに完全に引き込まれました。

     

    この曲は秋の夜長のお供になってくれそうです。

    音楽の秋っていうのもいいかもしれませんね。

     

    いい年こいたおっさんが言うセリフじゃないけど、切なさみたいな感情を大切にして生きていたいですね。

     

    きもいか・・・・。

     

    終わります。

     

     

  • 大人が楽しめる最高のレジャー施設とは?

    大人が楽しめるレジャー施設とは?

    こんにちは。masakuroyです。

    早速ですが大人が楽しめるレジャー施設とはなんでしょうか?

    遊園地? ボーリング場? ショッピングモール?

    いやいや・・・スーパー銭湯ですよ。

     

    昨年まで名古屋にいた私はよくスーパー銭湯を訪れていたものでした。

    しかし東京に戻ってきてから近場にゆったり過ごせるスーパー銭湯がなく寂しい思いをしていたのです。

     

    そんな中、友人に誘われ行ってきました。

    荻窪にある「和みの湯」です。

    東京の日帰り温泉|東京荻窪天然温泉なごみの湯

     

    和みの湯が最高である理由5選

     

    結論からいうと・・・和みの湯はマジで最高でございました。

    和みの湯が最高である理由を以下に挙げていきます。

     

    1.駅からめっちゃ近い

     

    荻窪という便利な場所にもかかわらず駅から1分の好立地!

    スーパー銭湯という総合レジャー施設は、郊外型が多いのにこんなに駅近なのはすごい!

     

    2.料金が安い

     

    3,000円で昼飯・1ドリンクつきでお風呂・サウナ・岩盤浴を一日中楽しめる!

    都会のオアシスとはまさにこのことですよ!

     

    3.ロウリュウが楽しめる

     

    ロウリュウとはサウナの新サービスでアロマ水をサウナ内の置き石にかけ、大量のアロマ水蒸気を発生させ、うちわで扇いで熱風を打ち出し大量の汗をかいて老廃物の排出が促されるという、デトックス効果抜群のサービスです。

    アロマのいい匂いがサウナ中に充満し、店員さんがタオルで扇いでくれることによって発生する熱風を味わう!

    ・・・この快感は経験した人でないとわからないでしょう。

    これがメッチャクチャ気持ちいいんですよ。

     

    荻窪のロウリュウは室内着を着て行うのですが、狭いゲル状の空間に老若男女が所狭しと50人近く座って汗をかきまくるという、異様な空間はすごい新感覚ですよ笑

    サウナのロウリュウサービスとは?その効果はコレ!

     

    4.漫画が読み放題!

    地下1階は休憩処になっており、大量の漫画が置いてあるのです!

    しかもTV付きのリクライニングソファーもある!

    これは至れりつくせりじゃないですか! もう最高!

    お風呂やサウナ・岩盤浴の合間に漫画を楽しめるという・・・

    なんだよ、この世の楽園かよ。 もう他に何もいらねえよ。

    しかも二階と五階には女性専用のレストルームもあり、女性にとっては嬉しい限りですね!

     

    5.無料Wi-Fiもある!

    な、な、何と休憩処には無料Wi-Fiが完備されているではないか〜!

    しかも充電用コンセントもあるなんて・・・

    もう家! ここはお家! 自分の家よりもリラックスできちゃいます!

    もう帰りたくな〜い!(帰れ)

     

    私は断言します。

    スーパー銭湯こそが慌ただしい毎日を一時忘れ、大人が心からの安らぎとささやかな愉しみを得られる都会のオアシスだということを・・・。

     

    最近お疲れ気味のそこのアナタ、すぐそこにある極楽への暖簾をちょいとくぐってみませんか・・・。

    それでは、アディオス!

     

     

  • ベルギー奇想の系譜展に行ってきた 〜ファンタジーの揺りかご〜

    ベルギー奇想の系譜展に行ってきた 〜ファンタジーの揺りかご〜

    こんにちは。 masakuroyです。

    芸術の夏ということで、先日避暑も兼ねて渋谷Bunkamura ザ・ミュージアムで開催されている

    ベルギー 奇想の系譜展」に行ってまいりました。

     

    Bunkamuraザ・ミュージアムはアクセスがいいのと、一風変わった展示が多いので最近お気に入りです。

     

    写実を追求したリアルな絵画の中にファンタジーの要素が組み込まれていて、幻想的な絵画世界が楽しめます。

     

    ちょっと怖くて不思議なアートに興味がある人は楽しめること請け合いでしょう。

     

    チラシはこんな感じです。

     

    この絵のイメージを見るだけでかなりエキセントリックなアートであることはわかってもらえるでしょう。

    一枚目の写真の絵画はヒエロニムス・ボス工房の「トゥヌグダルスの幻視」という作品で、神話をベースに地獄の情景を描いたものなのですが、”ウォーリーを探せ”的な細かい部分を見ていくたびに新しい発見があるのが面白いです。

    裸の人間が異形の怪物にいじめられている地獄絵図さながらの光景ですが、絵のタッチと怪物のとぼけた?容姿も手伝ってなんとなくユーモラスに感じてしまいます。

     

    美しくも怪しきベルギーの「奇想の画家」の傑作が勢揃い!

     

    現在のベルギー周辺地域・中世でいういわゆるフランドルの画家たちは独特の個性を持っていて非常に面白いです。

    奇想の系譜展でも出展されている画家たちを紹介します。

     

    ピーテル・ブリューゲル

    言わずもがな非常に有名な画家です。

    遠景から人々を描写するようなタッチの絵が多いですが、ほのぼのとした描写の中にも人間の業への痛烈な皮肉や風刺が含まれているのが特徴です。

    ピーテル・ブリューゲル|知れば、アートは楽しくなる-ART LOVER

     

    私は中野京子さん著の「怖い絵」シリーズを読んで、ブリューゲルの絵画「絞首台の上のかささぎ」に含まれる「悪意」を知り「こんな牧歌的な絵なのに・・・怖いわ〜」と震撼したのを覚えています。

    怖い絵-絞首台の上のかささぎ

     

    ルネ・マグリット

    幻想的な絵画世界で非常に人気・知名度ともに高いマグリットの絵も今回出展されてます。

    シルクハットをかぶった紳士の顔がフルーツに置き換わっていたり、雨の代わりに紳士が空から大量に降ってくるといった独特すぎるけど強烈な魅力を放つ絵画は必見です。

    あれ?何かがおかしい・・・。シュールな画家「ルネ・マグリット」に酔いしれたい!

     

    フェルナン・クノップフ

    まず名前がいいですよね。 ハンター×ハンターに出てきそうです。

    この人は妹と人気のない街を描かせたら右に出るものはいないというほどの画家だったようですが、この人の書く街は完全に「死の匂い」が漂っており、何とも言えない退廃的な魅力が漂っております。

    私こういうかなり極端に倒錯した趣向を持つ画家、大好きなんですよね・・・

     

    クノップフ<見捨てられた町>|ARTRAY

     

    ジェームズ・アンソール

    「仮面の画家」として前衛的な画家として有名です。

    その斬新な作風に理解を示さなかった世間への欺瞞や怨嗟を仮面という形で表現したのでしょうか。

    人々の顔は仮面で置き換えられているがむしろ心の奥底の本心を仮面で表現したのかもしれません。

    素顔を隠すための仮面が本質を浮き彫りにしているというなんとも皮肉的な、逆説的な表現でしょうか・・・

    ジェイムズ・アンソール|アート・アートと文化

     

    ポール・デルヴォー

    純粋な摩訶不思議度とインパクトはNo. 1かもしれないですね。

    強烈な世界観です。まさにシュールレアリズムですね。

    古代ローマを思わせる建築物と全裸の無表情な女性が同じ画面に佇んでいる。しかも夜。

    状況説明は全くできません。現実ではありえない夢の世界そのものだからです。

    この19-20世紀に活躍したベルギーの画家って皆実家が裕福なんですよね・・

    じゃないと絵画なんて続けられなかったからかもしれないですけど。

    しかもデルヴォーも母親から溺愛されて最愛の女性との結婚が破談になったり、どこか複雑な事情が見え隠れします。

    そうした倒錯や満たされない思い・コンプレックスのようなものが強烈な創作意欲をかき立てた可能性は否定できませんね。・・・

    春彦さーーん!!

     

    3分でわかるポール・デルヴォー

     

    色々な時代のベルギー出身の芸術家の作品が集まった展覧会、とても面白いので足を運んでみてはいかがでしょうか。

    私は特に19-20世紀の少し変態的趣向を持つ絵画が一番好きです笑

    私も変態だからかもしれませんね笑

    では!