カテゴリー: 持論

  • 孤独のグルメに影響されて回転寿司に行って来た

    こんにちは。 masakuroyです。

    ご存知のように長すぎる夏休みに暇を持て余しています。

     

    甲子園を見続けるのもいささか辛くなってきたので過去に録画したドラマを見る事にしました。

     

    そう、そのドラマとは「孤独のグルメ」です。

     

    松重豊さん扮する井の頭五郎がひたすら美味そうにメシを食うドラマです。

     

    放送時間帯と映し出される料理の数々、

    いかにも美味しそうに食べる五郎の様子から「夜食テロ」とも言われていました。

     

    深夜の夜食テロ!人気ドラマ『孤独のグルメ』北海道から九州まで♡聖地巡礼のすすめ

     

    たまたま録画していた孤独のグルメ6で三軒茶屋の回転寿司の回があったのです。

     

    その回転寿司屋は行ったことなかったけど、よく行く飲み屋と同じ通りにあることは知っていたので

    あーあそこかー」という感じでした。

    すし台所家 三軒茶屋店

     

    五郎がそこで寿司を次々と美味そうに頬張る姿を見て私はいてもたってもいられなくなりました。

     

    俺も回転寿司を腹いっぱい食べたい!」と。

     

    くら寿司とかファミリー向けの回転寿司は結構ありますがおひとり様にとっては意外と入りづらいものです。

     

    しかしドラマでやってた「すし台所家」は飲み横丁の中にあり、

    間口が狭く奥行きのあるお寿司屋さんであり、一人でも入りやすいなと感じました。

     

    そこで早速行きました、すし台所家。

     

    平日の20時前に行ったのですが結構混んでおりお店の外に一人並んでいました。

     

    店の中にも何人か座って並んでいました。

     

    10分ちょっと待つと席に通されました。

     

    店内は狭いのですが、板前さんがちょっと江戸っ子気質ぽいかんじで活気があり、

    昔馴染みのお寿司屋さんでいい雰囲気でした。

     

    席につくと隣の人との距離も近くまさにすし詰め状態です笑

     

    私は五郎よろしくまず湯のみに粉末状のお茶葉を振りかけお湯を注ぎました。

     

    湯のみにはお寿司のネタが書かれておりとても可愛いのです。

     

    家にもひとつ欲しいくらいです。

     

    ↓こんな感じです。

     

     

     

    まず私はお得セットにぎりを頼んだ。

     

    板前さんから「はいお得セットねー」とカウンター越しに5種のネタが一個ずつ載ったお皿を渡される。

     

    ネタはまぐろやいか・はまち・ほたてなどバラエティに富んでいる。

     

    どのネタも新鮮でよく仕込まれており酢飯とのバランスがほどよくとても美味しい。

    とくにイカは絶品だ。

     

    これで500円ちょっととは、、安い!

     

    続いて玉子を食べる。

     

    私はお寿司屋さんで食べるだし巻き玉子が好きなのだ。

     

    絶妙なダシの塩梅が卵の甘みを引き立てる。

     

    気をよくした私は続いて光り物三種を頼む。

     

    サバ・アジ・カンパチの光り物三兄弟!

     

    光り物の魚はいかにも江戸っ子が好きそうなネタだと思う。

     

    江戸時代のファストフードだった立ち食い寿司の屋台で、職人衆が「べらんめえ」とか言いながら

    せわしく光り物の寿司を掻き込む情景が浮かぶ。

     

    私はすっかり井の頭五郎になったかのように目を閉じながら五感をフルに使い回転寿司を満喫していた。

     

    ここで少し温かいものをと思いあら汁を注文。

     

    180円、これまた安い。

     

    魚の身がたっぷりついたあらの旨味が凝縮された味噌汁を味わう。

     

    おぉ、行き渡る、、

    染み渡る〜、、、

     

     

    最後に、炙りサバ、エンガワ、カニサラダで締める。

    いや〜、腹いっぱい寿司を食べて美味かった、、

     

    そしてお会計でこれまたビックリ。

     

    これだけ上質な寿司を堪能したのに二千円だ。

     

    安い!!

     

    プチ贅沢としては持ってこいだ。

     

    こうして頭の中に孤独のグルメのエンディングテーマ「ゴロ〜♪ゴロ〜♪」のリフレインが流れる中、

    飲み屋横丁を去ったmasakuroyであった、、、

     

    終わり

     

     

     

     

     

  • 打ち上げ花火、おひとりサマで見るか?恋人と見るか?

    こんにちは。masakuroyです。

    毎日暑いですね〜!!

    日本の夏だね〜!」とか言いながら縁側で左手にうちわ、右手にスイカで、風鈴の音を聞きながらスイカの種をペペペッと庭に撒き散らすような、そんな夏を過ごしてるかといったらそんなわけはなく。

     

    あまりの暑さに

    この暑さが続いたら日本に住めなくなるではないか? 

    生態系が崩壊して日本が砂漠化するのでは?

    しまった日焼けどめ持ってない・・・・日焼けしてシミになったらどうしよう

    などネガティブなことしか頭に浮かばない日本マイナス思考協会副会長のmasakuroyです、こんにちは。

     

    さて、皆さんご存知のように私は複数の肩書きを持っており、独身国の王様から独身貴族より更に位の高い独身選帝侯に任命されていることは周知の事実かと思います。

     

    独身選帝侯としては気になるコンテンツがあります。

    Amazonプライムビデオでしか見れない恋愛リアリティ番組の「バチェラー・ジャパン」です。

    シーズン2もやるみたいですが、今度のバチェラーはサイバーエージェントの社員の方みたいですね。

     

    2代目バチェラーはサイバーエージェント幹部!小柳津林太郎を調べた。-さい○うパパのブログ

     

    イケメンで英語ペラペラ・超高スペックかつ高収入・・・しかもお坊っちゃま!!

    なんじゃこりゃ!!なんで独身なんじゃい!笑

    独身選帝侯なんて自称してスイマセンでした!

    この人こそ独身界の皇太子様でございます!!

     

    激モテでいくらでも彼女になりたい女性がいるから結婚しなかったのか、それとも脇目もふらずに仕事100%全力で取り組んできていらっしゃったんですかねぇ・・・

     

    いずれにせよ、シーズン2も話題を集めそうですね!

     

     

    そういえば最近ネットでバズったブログのエントリーでとても面白いなと思ったものがあります。

     

    独り身女へのプレッシャーinアメリカ-アラサー女の東海岸一人暮らし

     

    個人主義のアメリカでは「まだ結婚しないの?」みたいな特有のマリッジハラスメントがないのかと思いきや、別の種類の目に見えないプレッシャーがあるという・・・

    いやはや、文化の違いはあれど独り身は世界のどこでも肩身の狭い思いをするんだなぁと、とっても参考になりました・・・

     

    確かに日本は色々言われますけど、おひとりサマには非常に優しい国になってます。

     

    気まずさを感じるケースはありますけど、食事でも映画でもコンサートでも行こうと思えばひとりでいけますからね。

    「おひとりさま」という言葉も世間的に浸透してますし。

    ”おひとりさま”をターゲットにした業態も続々と生まれています。

    一人カラオケとかひとり焼肉とか。 (私もたまに行きます)

     

    私みたいに覚悟さえあれば一人で富士急ハイランドにもいけますからね

    (過去エントリー「お一人サマご一行」参照)

     

    まぁ「結婚しないの?」とか言われるうちはまだいいのかもしれないですね。

    結婚できる可能性があると思われているから、言ってくれてるのかもしれませんから笑

    いよいよ誰からも言われなくなったらそれはそれで寂しいかもしれないですからね笑

     

    先日祖父の誕生日会(97歳!)をやり、親族集まったのですが、おばさん達からも「masakuroyくん、誰かいい人いないの?」とか当然のように聞かれますからねぇ・・・

     

    私はひねくれてますからニコニコしながら「なかなか出会いがなくて〜」とか応えながら「結婚しようがしまいがワイの勝手や! 結婚せなあかんて法律で決まっとるんかい!」とか心の中で反発してしまうのですが笑

     

    ザ・アウトサイダーmasakuroy的には、批判を恐れずに言うとやはり日本は「結婚し家庭を持って一人前」という価値観が非常に根強いと感じています。

     

    昔は女性の働き口がなかったため、あまり気乗りしなくても結婚して夫の扶養に入らないと生活できないという事情があったのかもしれません。

     

    しかし現代では女性が仕事を持って一人で生きて行くことも当たり前で、自分が望まなければ結婚しなくてもいいのに「適齢期になったら結婚しなくてはならない」と言うガラスの天井ならぬガラスの散弾銃があると感じています。

     

    社会生活を円滑に送るためには「結婚して家庭を持つ」というプロセスは非常に重要なのです。

     

    なぜならそのプロセスを経ることで無条件に社会的に認められ、周りが安心するからです。

    社会は理由もないのに結婚もせずに一人でいる人の扱いが分からないのです。

    こう言うことを書いていると批判されそう笑 でも大丈夫、ぼくアウトサイダーだから!笑

     

    結婚した後も「次は子供だね〜」と言われ、子供ができると「二人目はいつ〜?」とかネクストステージからのプレッシャーはごく自然に、当たり前のように矢継ぎ早に訪れるのです。

     

    まぁ例えば私のような奇人変人が「一人が好きなんで」と言ったら

    「え・・?寂しくないの?」

    「彼女いなくて大丈夫なの?」

    とか言われるケースもままありますが全然大丈夫なんです笑

     

    おそらく「一人で大丈夫」という人に不安を覚える人がいるのも確かなんでしょう。

     

    NHKの開発したAIでは「40代の一人暮らしが国を滅ぼす」とか言われちゃってますからね笑

    「ひとり暮らしの40代が日本を滅ぼす」NHKが作ったAIの分析が冷たすぎる

     

    私の愛読書、今週のSPA!の特集も「負け組独身男の横顔」と非常に面白いテーマです笑

     

    SPAによると負け組独身は「非モテおじさん型」「下流中年型」「高望み型」「独身貴族型」の4タイプに分けられるみたいです笑

    実例集が面白いんで是非読んでみてください笑

     

     

    しかし私のような愛を知らない、ZOOの「愛をください」をふと口ずさんでしまうような人間からすると結婚というのは非常にハードルが高いですね。

     

     

    30代も半ばに入ると出会いもないですし、結婚相談所とか婚活サイトに頼るというのが一般的ですが非常に金がかかるみたいですからね。

     

    何より恋愛を経て結婚というプロセスがまずめんどくさい。(爆死)

     

    そんな中婚活に莫大な金がかかることを疑問に思ったお坊さんが格安で婚活サポートを始めたというニュースを見て、仏の教えは素晴らしいな!と思いました笑

    1回3000円「お寺婚活」に男女が殺到する理由|恋愛・結婚|東洋経済オンライン|経済ニュースの新基準

     

    お寺の世界も世の流れに合わせて変化して行ってるのですね。

     

    結婚はした方がいいと思ってるけど、きっかけがないとかハードルが高いと感じている人も多いと思うんですけど、私は独身税を導入するというのもある意味ありなのかなと思うんですよね。

    結婚しないと課税される!?ブルガリアの「独身税」

    (どうやらブルガリアで過去この法律が施行されていたみたいですね!失敗したみたいですけど・・・)

     

    独身者からは「差別だ!!」とか猛烈な反発が出ると思います笑

    人は言い訳をしたい生き物なので「親が結婚しろってうるさくて」とか結婚する理由も誰かのせいにしたい傾向があります。(masakuroy調べ)

     

    例えばある程度の基準の収入があって、結婚できない特別な事情がない人に対して独身税を導入すれば財源も確保できますし、独身でいる人にとっても「いや〜独身税がかかっちゃうんで結婚しましたw」とか言い訳もできますからね笑

    一生の愛を誓って結婚とかハードルが高いんで、社会保障も受けられるし一緒に生活するのが嫌じゃないから位のカジュアルな理由で結婚できればいいと思うんですよね笑

     

    結婚相手は「生涯の伴侶」というよりも、「同居人」「コファウンダー(共同創業者)」くらいのノリで行けたらグッとハードル下がる気がします笑

     

    こんなことを人に話したら「コイツ終わってるわ」と白い目で見られるのは目に見えてますけどね笑

     

    いずれにせよ人生の自由が増えて選択肢が個人に委ねられるほど、未婚率・少子化が進んでいくのは日本だけでなく世界的な傾向でもありますから。

     

    好きな人と、一生の愛を誓って結婚」というストーリーはロマンティックで結婚ていいな、と思わせてくれるのですがハードルが高すぎるので、「結婚することは明確なメリットがある」と独身者にインセンティブを与えることが重要だと思いますねぇ!

    これ、有効な政策を打ち出せた政治家は歴史に名を残すと思いますねぇ!

    雑なまとめで本日のブログは終了です閉店ガラガラ笑

     

     

     

  • コオリナ・ボーイズ DAY3 最終章 〜さらばハングオーバーズ〜

    コオリナ・ボーイズ DAY3 最終章 〜さらばハングオーバーズ〜

    ハワイ最終日。

    パラセイリングやトレッキングなどアクティビティを終え、我々に残された最後のイベント。

    それは新郎新婦を囲んだ食事会だ。

    食事会には、我々はもちろん新婦の友人も出席する予定だ。

    リゾートでのラストナイト、ここはハジけない手はないー。

    翌日からは日常へとバック・トゥ・ザ・リアリティーツアーが待っているのだ。

    夢のような楽園での現実からの逃避行ー。

    つまりそれはハングオーバー。

     

    「ハングオーバー!ハングオーバー!」と口癖のように言っていた我々も三十路半ばのおっさん、

    ハングオーバーなノリについていけるのかー。

     

    そして何よりも懸念すべきは翌日のフライトが早いー。

    それにもし乗れないなんてなったら日本帰れないじゃん! やばい!ー。

     

    というハングすべきか? それとも大人の対応するか?

    という2つの解の狭間で揺れ動く乙女心的なそんな新境地になっていた。

     

    そして我々は新郎新婦が予約してくれた食事会場に足を踏み入れた。

    そこは「MAC 24/7」という24時間営業のレストランで、超特大パンケーキを出すことで有名らしい。

     

    MAC 24/7 -ワイキキ/アメリカ料理[食べログ]

     

    席に案内されると、そこには中華料理店を思わせる円卓のテーブルだった。

    おぉ、こういう席かー!

     

    まだ新郎新婦も新婦友人も到着してなかったが、とりあえずなんか飲むかと一杯目を注文するミソジーズ。

    ちなみにこの食事会の内訳を説明すると、男側は私を除いて皆既婚者であり、新婦友人の女性3人は皆独身だという。

    なんと! ということは独身者の割合は男:女 = 1:3!!

     

    こ、これはなんとおいしいシチュエーション!!

     

    3人の女性に対してプレゼンできる独壇場を与えられているようなものだ。

     

    レディース・アンド・ジェントルメン! ウェルカムアボード!って感じですな!

     

    ・・・ということを頭の中で妄想しているうちに新郎新婦と新婦友人がやってきて、皆で乾杯をした。

     

    この女性たちは昨日の結婚式でハイビスカスの髪かざりを右耳につけていた女の子達なのだ。

     

    ※説明しよう ハワイでは未婚の人は右耳に、既婚の人は左耳に髪飾りを指すのだ。

     

    そんなこんなで新郎新婦を囲んだ食事会が始まったのだった。

     

    皆は皆で私にパスを出しアッピールタイムを創出することに躍起になってくれているだが、もともと顔見知りであるしカタい性格の私はそんな気の効いたことも言えず、可もなく不可もなくなトークを展開していた。

     

    そもそも明石家さんまでもないのだがら若い女子が喜ぶトークのネタなどしらんのだ。

     

    私がせめてできることは新郎新婦のラブラブ(死語?)エピソードを引き出すことや、新婦友人の趣味や仕事など差し当りのないことを聞いたりするだけである。

     

    そんなこんなで予定調和の会話を展開しながら酒も進んでいった頃、私の中の悪魔が囁いたー。

     

    ぶっこんでやる。 この場の空気が一瞬で変わるような話題をぶっこんでやる!ー。

     

    酒の力も手伝ってか私の中では遊戯王のデュエルのごとき緊張感が高まっていた。

     

    こんなことをこの楽しげな雰囲気の中言うべきではないー。

     

    しかしテキーラのショットを二杯(一杯女の子の分も飲んだ)、ウィスキーのロックダブルを飲んだ私はすでに酩酊状態になっており正常な神経が働いていなかった。

     

    気づいたら私の口は勝手に口走っていたのだ。

     

    「〇〇ちゃんたちもさー、今年29じゃん? 結構いい年じゃん。

    ぶっちゃけ●●ちゃん(新婦)も結婚して焦りとかあったりすんの? 

     将来のビジョンとかどう考えてんの?(原文ママ)」

     

     

    ウザ。

    もうこれメガンテですよね。 メガンテ。 しかも誰一人救わないメガンテ。

    こんなこと言ってくるやつ絶対ウザイわ〜となる最大級のコメントをぶっこんでしまったのです。

     

    そしてダサ。

     

    既婚者が言うのもそれはそれでウザイけど言ってるのは32歳独身の男ですからね。

    自分のこと棚に上げて何を口走ってんのお前?そんなこと言えた口なのお前?

    というレベルです。 放送事故ですこれは。

     

    私は酔っ払っていたのもあり、自分のコメントがどう言った事態を引き起こしたのかその時はわからなかった。

    しかし後日「なぜmasakuroyがあの時あんなに女性陣に対してオフェンシブになったのかわからなかった。確実に空気を変えたのは確か(K談)」というコメントを頂戴している。

     

    その後、おそらくはやんわりと流されたのであろう、我々は新郎新婦が宿泊するホテルのスィートルームで飲みなおすことにした。

     

    私はそのホテルに着いた後の記憶がほぼない。

    後から見せられた写真を見ても全く覚えてない。

    ただひとしきり騒いだ後2時間ほど寝ていたようだ。

    なぜか自分が着ていた服を脱ぎ新郎Tが着ていたアロハシャツを着て床に寝ていたようだ。

     

     

    ちなみに顔に乗せられているのはどうやら生ハムのようだ。

    自らの命を賭して戦った戦士へのせめてもの手向けなのだろうか。

    完全なるハングオーバーをぶちかましてしまったが、Sに起こされ奇跡的に目を覚ました私は、明け方サンドヴィラに舞い戻った。

    自分の部屋で放心するmasakuroy。

    まるで死期が迫った老年の猿のようだ。

     

    何時間か寝たこととリバースしたことで若干回復したのかなんとかフライトまでに空港にたどり着いたが、フライト待ちのスタバで撃沈している私とM。

     

    死んでいる。

    完全の死の空気が空間を支配している。

    スタバの木のテーブルまでもがまるで朽ちていくようだ。

    こんな状態でよく日本まで帰れたものだ。

     

    帰りの飛行機に乗り込んで座席に座った後も、Mから「酒臭っ!」と言われたが私にはどうすることもできなかった。

     

    せめて私にできることはできるだけ呼吸をしないことだった。

     

    ハワイから離れ、太平洋上を飛行している時もハワイの思い出が胸を去来していた。

    もう経験することもないと思っていた最上のハングオーバー・イン・ハワイも経験できた。

    やり残したと思ったことが一切ない、最高のハワイツアーだった。

     

    僕はこれから先の人生またハワイに行くことはあるのだろうか?

    それはわからない。 しかしこんな楽しいハワイはおそらくないだろう。

     

    私が新婦友人に発した重度のセクハラとも捉えられかねないコメントー。

     

    本当に申し訳ないと思ったが、後悔の念は微塵もなかった。

    それどころか、言えなかったら絶対後悔していただろう。

     

    昔反町隆史が歌っていた「言いたいことも言えないこんな世の中じゃー ●イズン」。

     

    言葉のほんの切れ端を拾われて、周りからコテンパンに叩かれるこんな時代だからこそ、言いたいと思った。

    それが後々トラブルを招く事態になったとしてもー。

    そしてそのコメントがそっくりそのまま自分に跳ね返ってくることを知っていたとしてもー。

     

    ハワイはきっとそんな勇気をくれたんだと思う。

     

    ハワイカイから姿を見せてくれたイルカたち。

    ダイヤモンドヘッドの真上から見たハワイの美しい海と山。

    ワイキキビーチで突如姿を現した巨大な虹。

    私がぶっこんだコメントをした後のキョトンとした女性陣の顔ー。

     

    その全てを私は忘れないだろう。

    そう思いつつも記憶は日々の生活で摺り切れ、原型をなくしていくのだろう。

    楽しかった記憶はいつか色褪せる。

    色褪せて欲しくないと人は願う。

    しかしそれでいいのだとも思う。

    楽しかった記憶はなくなるわけではなく、心のどこか深い場所にしまわれていくだけだ。

     

    思い出したくなったら、ある合言葉とともに取り出せばいいのさー。

     

    そう、いつかまた会う日までー。

     

     

    コオリナ・ボーイズ 完

  • コオリナ・ボーイズ DAY3 1章 〜言の葉の庭Rain〜

    コオリナ・ボーイズ DAY3 1章 〜言の葉の庭Rain〜

    ハワイカイでパラセイリング体験!

     

    さぁ今日はハワイ最終日だ!

     

    ハワイを可能な限り味わい尽くす為に全力を尽くさねばならない。

     

    何をすればいいんだって?

     

    心配ご無用。

     

    我々は朝からアクティビティを予約しているのだ!

     

    ハワイ パラセイリング 高さ90/150m ハワイカイ<送迎付き>

     

    そのアクティビティというのがハワイカイでのパラセイリングだ。

     

    ドライバーがホテルまで迎えにきてくれてワイキキから少し離れたハワイカイまで連れて言ってくれるのだ。

     

    朝、ホテルのロビーで待っているとジャスティンティンバーレイクみたいなカッコいいドライバーが迎えに来た。

     

    中型のバンに乗り込むと既にラテン系のカップルらしき人が乗っていた。

     

    アロハ〜と挨拶もそこそこに乗り込む我々。

     

    いくつかホテルを経由して高校生ぽい少年のグループと女性二人組が相乗りし一路ハワイカイへと向かう。

     

    道中なにやら天気が崩れ始める。

     

    ハワイにいるとき結構にわか雨がふることがあった。

     

    だいたいすぐ止むのでハワイの人は傘もささずにやり過ごすことが多いが、この時はスコール的な勢いの雨が降って来ていて、我々のパラセイリングは文字通り暗雲が垂れ込め始めていた。

     

    小一時間で目的地に着いた我々。

     

    今は雨も止み小康状態だ。

     

    パラセイリングは小型ボートに乗り込みかなり沖まで行って行うのだが、ボートには乗員制限があり一回に6名くらいしか乗れないらしい。

     

    我々は最初に行う組であった。

     

    ここが出発地の桟橋だ。 ご覧の通りぐずついた空もよう。。

     

    不安を隠せない表情のタンクトップM。

     

    いよいよパラセイリング開始だ!

     

    準備が整い我々を乗せたボートが出発した。

    ボートが出発した矢先、スコールが降り始める。

    雨が降っている時は結構気温が下がる。

    我々はもちろん水着なので、雨と風による寒さでガチガチ震えていた。

     

    「さ、さみ〜〜〜!!! つ、つらいよ〜〜!! さっさと終わらせて丘に戻りて〜よ!!」

     

    我々は必死に寒さに耐えながらパラセイリングが早く始まるのを待った。

     

    かなり沖まで来たところで、まず一緒に乗っていたラテン系カップルが先にパラセイリングすることになった。

    まずライフジャケットを着て、ボートの後部でバルーンとつながるジョイントの金具につながれる。

     

    それでは、空の旅へ! 行ってらっしゃーい!!

     

     

    天高く空へ舞い上がるラテン系カップルと、寒さと若干の高所恐怖症で表情が冴えないS

     

    我々は150mのプランを予約していたため結構空高くまで舞い上がる。

     

    おお、いつの間にか豆粒のようだ!!

     

    必死にラテン系カップルに「見てるよーーー!!」と手を振る我々。

     

    しばらく空中散歩をして降りてきた二人。 満面の笑顔だ。どうやら楽しかったようだ。

     

    一緒にアクティビティをする中でラテン系カップルとも打ち解けてきた我々。

     

    Mは英語を勉強中ということもあり道中積極的に英語でコミュニケーションを取ろうとしており、そのコミュ力素直にすごいと思う。

    いよいよ本番! 野生のイルカを目撃!

     

    さて次は我々の番だ! Mと私のペアでパラセイリングに挑む!

     

     

    フックに吊るされインストラクターに「GO!」と言われ手を離されるとみるみる上昇し始める。

    まるでホリケンになった気持ちだ。 パラグライダー!(後にパラセイリングと勘違いしていたことに気づく)

     

    気づいたら雨も止んでいた。

     

    みるみる我々を引っ張るボートが豆粒のように小さくなり、細いロープ一本で吊るされた我々は渡り鳥のように150mの上空からハワイカイを見下ろしていた。

     

    見渡せば遠くの山々の美しい稜線が見え、見下ろせばそこには緑がかった透明度の高い美しい海が広がっている。

    海は沖でも結構浅いように感じたが、もしかしたらそれだけ海が綺麗で底がよく見えていただけかもしれない。

     

    それにしてもこれだけ綺麗な海は日本ではなかなかお目にかかれないだろーな。

     

    これでサメでも見つけようもんならレジャーが一瞬にしてホラーになるが、怖いもの見たさもあって海面に目を凝らしていた。

    そんな時Mが「あっ!! 魚がいた!!」と声をあげた。

     

    まっ、まさか本当にサメが!!? ヤベェーー俺たち餌になってしまうんじゃないか!?とパッとその方向を見ると確かに何かが群れをなして泳いでいる・・・

     

    あ、あれはイルカさんや!! 野生のイルカさんやー!!

     

    か、かわいい!! まさか群れをなして泳ぐ野生のイルカを上空から見れるなんて・・・・!

     

    なんてついてるんだ俺たちは!!・・・

     

    思わぬ僥倖に気をとられているうちに海面にザブーンしていた。

     

    船に巻き取られる際にどうしても一度スピードが落ちる過程で猛スピードで海面に打ち付けられるのだ。

     

    一度海中に侵入した後すぐに浮上するのはこのパラセイリングのうち一番スリルがあったかもしれない。

     

    無事船上に戻った我々。 SとKの番になった時はすっかり晴れていた。

     

    高所恐怖症のSのなんとも言えない表情と、空中遊泳から降りてきて海面に叩きつけられる時Kが完全に海中に沈んでたのが笑えた。

     

     

    空中散歩からボートに戻ってくるSとKの図。

     

    パラセイリングを終え、ジェットスキーで船着場に戻る我々。

     

    フロントに戻るとパラセイリング中の写真とGo Proで撮った動画を見ることができる。

    気に入れば購入もできるようだ。

     

    後の組が終わるのを待ってからホテルに送り届けてもらう我々。

     

    パラセイリングよかった。・・・

     

    「アクティビティなんかやる必要ねーよw」と舐めたスタンスでいた私ですが、アクティビティっていいですね笑

    オススメです笑

     

    ダイヤモンドヘッドでトレッキング!!

     

    ホテルに戻るとちょうどお昼時だ。

     

    この後、我々はダイヤモンドヘッドに行ってトレッキングをするという旅程を組んでいた。

     

    なんせ走るためにわざわざランニングウェアとシューズを持ってきているのだ。

     

    ダイヤモンドヘッド近くで昼食を食べてからトレッキングをしようと決めた我々は、日本ではまだなかなか普及していないUberを手配して車でダイヤモンドヘッド近くまで行くことにした。

     

    イノベーション革命すごいぜ! UberとTESLA!

     

    行動範囲が全く変わる!ハワイでの配車アプリUberの使いこなし方|はじめてのハワイ旅行

     

    私はこう言ったライフハックには疎い方だが、ライフハック好きのガジェット好きが多いおかげで助かった。

    KがUberをアプリで依頼するとものの数分で近くにいた車が来てくれる。 普通の車なのだがタクシーより安く決済もアプリ上で済んでいるのでこれは本当に便利!!

     

    アメリカでタクシーが駆逐されつつあるのも納得の利便性だ。

     

    恐るべしイノベーションの力!!・・・

     

    イノベーションは既存の産業構造をあっという間に破壊しますなぁ・・・・。

     

     

     

    Kは初日空港からホテルに向かう時もUberを利用したらしいがなんとテスラのModel3が来たらしい!

    め、めっちゃうらやましい〜〜ー!!

     

    運転手も買ったばっかなんだぜ! かっこいいだろ笑って自慢してたらしい笑

     

    自動運転も一部実装されていて高速道路を走る時はハンドルを触らなくてもカーブに合わせて自動で曲がっていくらしい。

     

    テクノロジーの進歩すげーな〜

     

    マジで日進月歩だわ。

     

     

    まず腹ごしらえだぜ! PIONEER SALOONでプレートランチ!

     

    Uberでダイヤモンドヘッド近くまで来た我々は「パイオニア サルーン」というお店で腹ごしらえをすることにした。

     

    毎日通いたくなる!「PIONEER SALOON」のプレートランチ|Lovetabi

     

    芸能人のファンが多いというプレートランチで有名なお店だ。

    店内に入ると、日本から日本人旅行者が多いように感じた。

     

    ハワイに来てからもっぱらステーキ推しの私はオススメというリブアイステーキ プレートランチを注文。

    席に座って待っていると速攻きました!

     

     

    おお・・愛しの肉。・・・ なんかもうこのパッケージが既にそそる。

    この赤みと脂肪のコンビネーション、そして五穀米がもうそそる。

    激ウマだったのは言うに及ばずです・・・・

     

    これはSが注文したガーリックシュリンププレートランチ。

    これもめっちゃうまそうやったなぁ・・・・。

     

    店内はこんな感じでオシャレ。

    鹿の剥製は動物愛護団体が激怒しそうだけどな笑

     

    ダイヤモンドヘッドの頂上でマナを感じる

     

    メシも食ってリキ百万倍だっ!ということでダイヤモンドヘッドに挑む我々。

     

    まずは記念写真。 この頃にはすっかりハワイ晴れ。

     

     

    いよいよ本番だ! 野郎どもストレッチはもう十分か!?

     

    ビリーズブートキャンプがごとく「ラン! ラン!」「ムーブムーブ!!」「ゴー、カモン!」とかいいながら勢いよく山道を登り始める我々。(おじさんです)

     

    しかしものの五分もしないうちにSがまず悲鳴を上げ始める。

     

    「ウェイト〜、ウェイト〜!!」

     

    次第にバテ始める我々。 無理もない、トレッキングなんてやったことないのだ。

     

    ただ走るだけでも辛いのに、山道を走るなんて無理だよ。 うん、無理。

     

    潔くトレッキングを諦めた我々は歩いて山道を登ることにした。

     

    よく見たら観光客でトレッキングしてる人たちなんておらず、走って登ったら周りの人の迷惑になるし、危ないだけだった。

     

    しっかり整備された山道を登ること30分。

    とうとう我々はダイヤモンドヘッドの頂上に到達した。

     

    汗も滴り疲労がもろにお肌に出る三十路ーズを待ち受けていたのは最高のご褒美だった。

     

     

    ワーォ、絶景!!

     

    このポーズをするのはここしかない! アローハァ!!

     

    ハワイの大いなる風と空気と海と山に抱かれて、マナ(魂)を感じた私たちは充実感とともにダイヤモンドヘッドを下山した。

     

    ムキムキになりたいのに行き着くのはワガママボディ

     

    ダイヤモンドヘッドからマナの力を得て元気になっていた我々は馬鹿になってしまったのか、ダイヤモンドヘッドからワイキキまで歩いて帰ろうということになった。

     

    歩いて帰る途中、道端に自重で筋トレをする珍しい器具がおいてあったので試してみるS。

     

     

    道端にいきなり「どうぞ筋トレしてください」とばかりに筋トレ器具がおいてあるなんて・・・

     

    さすが筋肉を何よりも尊いものとして崇め奉る国、アメリカ(そんなことはない)。

     

    道を歩いてるとねー、マッチョな外人がサングラスして、上半身裸で走ってくるんですよ。

    それがみんな裸でも全く恥ずかしくないカッコイイ体をされてるんですわ、これが。

    俺もムキムキになりたいなぁ・・・。

     

     

    そんなこといってる矢先、ランチを食べたパイオニアサルーンに寄りシェイブアイスを食べてしまう一切自制のきかない三十路ーズ。

    いや、でも美味しいんですよ! こんな時じゃないと食べれないじゃないですか!(言い訳)

     

    アサイーとミックスベリー、さらにあんこもトッピング!!

    マンゴーとアサイー?かな?

     

    ハワイの自然がくれた贈り物を目の当たりにし感動する

     

    こんな山盛りのシェイブアイスを食べおわる頃、また一雨降ってきたので軒先で雨宿り。

     

    しかし雨多いな〜おいハワイ! と思っていたが、我々はこの後、雨によってもたらされた思わぬ自然からのプレゼントを受け取ることになる。

     

    ワイキキまで歩いて戻って、せっかくだから軽くビーチで泳ごうということで泳ぐオッさんたち。

     

    私は結構体を使って疲れていたのもあって泳いだ”というより”浸かった”といった表現が正しいかもしれない。 (おじさん豆知識: おじさんは海に浸かっただけで泳いだつもりになっている)

     

    ビーチに上がって「そろそろホテル戻る〜?」と言おうとするとあちこちからWOW!という声が上がっていた。

    なんだろうと思って皆が見ている方向を見ると・・・

     

     

    WOW!  RAINBOW!!!  ビューティホー!!

     

    こんなにでかくてはっきりした綺麗な虹は日本では見たことありません!!

     

    すげーっす、ハワイすげーっす!!!

     

    いいもん見たー・・・。

     

    綺麗なものを見て素直に感動するというある意味当たり前なことを経験できた私は、日々の喧騒で忘れていた大切なことを思い出したような気がした。

     

    人生で本当に大切なことってなんなんだろうー。

     

    ハワイがくれる感動にメルヘンチックなトランス状態に陥り、このままでは仕事に忙殺される日常への復帰が困難になると思われたが、この夢のような日々は確実に終わりに近づいていたー。

     

    あと我々に残されているイベントは新郎新婦を囲んだ夕食会だけだ。

     

    この夕食会で何かが起きるー。 確信めいた予感が漂っていた。

     

    そう、ハングオーバー。 間違いない。

     

    ハングオーバーが巻き起こる。 しかし我々のフライトは早朝ー。

     

    本当に私たちは日本に、日常に戻れるのか?ー。

     

    次週、ハワイ編最終章!

     

    いったい我々はどんな結末を迎えるのか!?

     

    乞うご期待!!

     

  • コオリナ・ボーイズ DAY2 〜Lifetime Respect〜

    コオリナ・ボーイズ DAY2 〜Lifetime Respect〜

    ハワイアン・モーニング・プレート

    ハワイ2日目。

     

    今日は我々がハワイに来たメインの目的・友人Tの結婚式当日だ。

     

    11時にモアナサーフライダーのロビーに集合だと聞いていたので、その前に朝ごはんを食べる事に決めていた。

     

    8時頃外に出ると素晴らしいハワイ晴れ!

     

    これは結婚式にふさわしいこれ以上ない、いい天気や。

     

    我々はしワイキキビーチ沿いにある「エッグスンシングス」を目指して散歩がてら歩いて向かった。

     

    おっそうしてるうちに見えて来ましたよエッグスンシングス!

     

    ・・・ん?

     

    めっちゃ並んどるやないか〜い!!

     

     

    観光客ではなく地元の人たちが大半だった。

     

    ここは地元の人達にとっても人気のお店なんだね! 好感度上がります。

     

    我々の前に並んでいたのは地元の高校生ぽい男女のグループ。

     

    土曜の朝から皆でエッグスシングスでブレイクファーストとは、、、

     

     

    仲良いぃーーね!

     

    まるでハイスクール・ミュージカルのような甘酸っぱい青春ライフを連想してしまいました、、、。

     

    30分近く並んでようやく席に通された我々。

     

    私はポルトガルソーセージ&エッグとコーヒーを注文。

     

    Sはスパム&エッグ、Mはエッグベネディクトを頼んだ。

     

    (Kは前日の深酒で二日酔い気味で朝起きられず不在)

     

    並んでいる最中にオーダーしていたので比較的早く料理が運ばれてきた!

     

    おっ、来ましたよポルトガルソーセージ&エッグ!

     

    この巨大なソーセージスライスとスクランブルエッグのコンビネーションが、いかにもアメリカン・ブレックファーストだと思いますねぇ!

     

    しかもこのメニュー頼むとパンケーキもついてくるんですねぇ!

     

    こういうとこ来ると女子だとパンケーキを頼んだりすると思いますが、ホイップたっぷりのパンケーキとか三十路すぎのサンオツにはキツイんで、こうやって付け合わせくらいのボリュームがちょうど良いですね!

     

    厚めにカットされたスパイシーなソーセージと、ぷりっぷりのスクランブルエッグが、美味しゅうございましたねぇ!!

     

    コナコーヒーも素晴らしく美味!

     

    何よりも爽やかな朝の空気のなかビーチを眺めながら食べる最高の朝食はたまりません!

     

     

    フォー・シーズンズ・ホテルへ移動

     

    朝食を食べ終えた我々は集合場所のモアナサーフライダーに向かった。

     

    新郎新婦の結婚式はコオリナのフォーシーズンズホテルで行う予定であり、専用のバスが迎えに来るのだ。

     

    モアナサーフライダー、またこれは高級ホテルや!

     

    ロビーは洗練されてるしビーチ直結のバースペースもある。

     

    ここで待っていると、Aファミリーと合流!

     

    Aも学生時代からの友人であり、たまたま近い時期に全く別の友達の結婚式がハワイであったのだという。

     

    なんと全くつながりのない二組の結婚式に出席しに家族旅行がてらハワイに来ていたのだ!

     

    Aと合流した矢先、我々は非常に目立つ集団がロビーの人目を引いているのに気づいた。

     

    皆お揃いのオレンジの目立つドレスを着た美しいレディーのグループが!!

     

    あれは今日の結婚式の出席者だとわかるのに時間はかからなかった。

     

    新婦の友人や!

     

    旅行者が写真を撮らせてくれと頼むほど存在感抜群のセレブリティな雰囲気を放つ集団。

     

    翻って我々、アロハシャツを着てもどこか哀愁が漂う三十路男軍団である。

     

    まさにこれは美女と野獣!  とはよく言ったもんだ、、、

     

     

    我々は送迎バスに仲良く乗り込み一路コオリナに出発した。

     

    バスの左側の席に主に見目麗しいオレンジ美女集団が乗り込み、我々新郎友人ズと新婦家族は右側と後部座席に陣取った。

     

    ザ・オレンジガールズの華やかさに圧倒された我々は小さくなり、バスの中でアイスブレイク的なコミュニケーションが発生することはなかった。

     

    私は車中ずっとアメリカ出張していたKからアップル開発者会議WWDCの様子を聞いていた。

     

    Kいわくアップルはハード・ソフトの設計まで緻密に計算されており、またデザインが洗練されていて素晴らしいという。

     

    開発者会議ではいわゆる”ギーグ”オタクの人達がたくさんいて、ティム・クックとかが登壇するよりも

     

    「今回我々は◯◯な機能を開発した。そのコードがこれだ!」

    と新機能を実装するコードが画面に映し出されるとギーグ達の歓声の熱狂が半端ないらしい笑

     

     

     

    さすが純粋なテクノロジー&アップルオタク達が集う場ですね笑

     

    目の前の新しいコードは、彼らにとってはライブでお披露目されるアイドルグループの新メンバーなんですね笑

     

    いや〜ハワイにいても感じるけど、アメリカの自由でクリエイティブな雰囲気ってやっぱ憧れますよねぇ(^o^)

     

     

    トランプさんの政策がそういったアメリカのイノベイティブな雰囲気を削がなきゃいいけど、、、(ー ー;)

     

    などとこれからの結婚式とは全く関係ない話をしているうちに会場・フォーシーズンズホテルに着きました笑

     

    おぉ、素晴らしい!

    開放的な高級リゾート地や!(^o^)

     

    我々は会場に呼ばれるまで一階のロビーに待機することになった。

     

    うっひょ〜!!

    目の前に広がるプライベート感満載のスペシャルリゾートビーチとプールが眩しい〜!!

     

     

    庶民には滅多に足を踏み入れられないスペースや〜!(´-`)

     

    この眼前の景色、百万ドルのダイヤモンドやで、、、

     

    ここでホテルクルーから配られたカードを見て「えぇ〜、こんなに料理あるの〜!? 食べきれないよ〜!!(^o^)」と言ってしまったがよく見たらそれは式次第だった。

     

     

    それすらも結婚式の料理メニューに見えてしまうとはなんという食い意地。

     

    コオリナ・ロイヤル・チャペルでの挙式

     

    目の前の風景に浮かれているうちに時間がやってきたので会場に移動する。

     

    小川が流れる庭園を抜けるとまるでファンタジーの世界に出てきそうなかわいい教会が!

     

    ここがコオリナ・ロイヤルチャペルだ!

     

    前には牧師さんとフラダンサーの方がいて、葉っぱで打ち水ぽいことをして、フラダンサーの方が歓迎のダンスを踊ってくれた。

     

     

    いざチャペルの中に入るとあら、ガラス張りで目の前の海が丸見え!!

     

    男の私ですらな、なんてステキなんや〜おったまげ〜!でございました。

     

    席に着いて、神父さんが合図をすると、とうとう新郎新婦入場!!

     

    全員で20人ちょっとのちょうどいい規模で拍手のシャワーと「おめでとう」コールの中、ゆっくりと二人はヴァージンロードを歩いていく。

     

    新郎Tは満開の笑顔でとてもリラックスしているような表情だった。

     

    優しい神父さんの導きのもと愛を誓い合う二人。

     

     

    はい、誓いのキスですね!

    いただきました。

     

     

    ↑モロに前に座っていたお父さんの頭がカブる

     

    形式ばったところもなく、シンプルだがとても真心のこもった式でございました。

     

    式次第が一通り終わったところでチャペルの中での記念写真撮影があり、珍しいT3兄弟のスリーショットと、石原裕次郎のように決まってはるTの晴れ姿を接写いたしやした。

    似てないようで似ている3兄弟。

     

     

    そのタキシードの中のインナーは何なんだ!? ・・うさぎ?・・

     

    その後、親族・友人は先にチャペルの外に出て花道をつくりフラワーシャワーの準備。

     

    私は新郎新婦が歩いてきたらちょうどいいタイミングで花びらを天高く投げる合図「アローウハァ!」と言う名誉ある大役を賜りました。

     

    プレッシャーのかかる場面でいざあぁぅルォオーフぅぉアァアアァーー!!!と雄叫びをあげ最高のパフォーマンスを発揮できた、と自画自賛したのもつかの間、隣になった新婦友達の女の子の顔は明らかに引いていた。

     

    その後我々はプライベート感満載のビーチにてまた記念写真撮影。

     

     

    白い砂浜、青い海をバックに記念写真を撮る花嫁&女子たちはカラフルで写真映えしてとても華がある。

     

    一方我々は新郎リクエストでラグビーボールとともに撮影。

     

    ランパスしてるポーズや新郎をラインアウトで上げてるポーズなど、なぜかハワイでラグビー全面押しの写真をとるというまさかの展開!笑

     

    (しかも我々の中にいかにもラグビーやってましたというガチムチな人間は皆無)

     

    写真撮影が終わりいったんホテルロビーに戻ることに。

     

    戻る途中にあったなんともリゾート感満点なソファベットに、記念にゴロリンチョしときましたペロペロ〜ン★

     

     


    ロビーでイスに座るSのど迫力ボデーにポージングをリクエストしていると、披露宴会場に移動を促される。

     

    さぁ披露宴だ! 手品だ! ハカだ!

     

    さぁ来ましたよ披露宴!

    会場に入ると、光が差し込む明るい二つの大きなテーブルに白いクロスが掛けられ、銀の食器やグラスが並べられている。

     

    こいつぁ料理が美味そうだぜ!

     

    おっ席次表を見ると、、、私は美女軍団と隣ではないか!

     

    やったぜ!^_^

     

    間も無く新郎新婦が現れ披露宴が始まった。

     

    新郎Tもご列席の皆様の前で立派にスピーチをこなす、、

     

    人の結婚式2次会の司会をこなしまくって場慣れしているはずのTも、今日は緊張しているように見えた。

    いやぁ立派だよ・・・ あんなにおちゃらけてたTのこんな立派な姿が見れるなんて・・・

     

    父さん嬉しいよ! (誰)

     

    その後ホンモノのTのお父さんが乾杯の挨拶をし、かんぱーい!!

     

    この辺も海外挙式はカジュアルでいいわ〜!(^o^)

     

    その後、恒例のケーキカット!

     

    オレンジガールズの人垣に囲まれ、我々は一切近寄れない笑

     

    おいしいハワイの肉やシーフードに舌鼓を打ちつつSやK,Mとばっか喋っていたが、そのうち隣のオレンジガールズ達とも話すことに!

     

    いやぁ〜皆さん美しすぎて直視できないですよ〜ハハハ!」とジェントルマンを気取ったつもりが、かなり気持ち悪いヲタ風の男ぽくになってしまい会話も弾まず、、、

     

    撃沈!!

     

     

    ・・・ちなみに料理は以下のようなラインアップでございました。

    ・冷製コーンスープ

    ・ハワイアンオパカパカのソテー

    ・蟹とからすみ ほうれん草の自家製パスタ

    ・牛ロースのタリアータ

    ・チョコレートのクリーム マルコなアーモンドのクランチとゆずを添えて

     

    そのうち余興の時間になった。

     

    誰が余興なんて用意してきたんだよ!?と思ったらなんとTのおばあちゃん!!

     

    学生時代に家にも泊めて頂いたおばあちゃんだが、もうかなり高齢のはずなのにめちゃくちゃお元気!

     

     

    本格的な手品で場の空気を盛り上げてくれました!

     

     

     

    しかも最後は直筆の「寿」と書いた紙をご開帳!!

     

    習字の先生もしてたらしい。

    なんと多才なこと!

     

     

     

    披露宴も中盤に差し掛かったころ、なぜか私が余興をやったらどうか?という話が出てきた。

     

    なんも準備してないのにできるかい!と思ったがゲストとしてTの結婚式を盛り上げることが出来るなら本望。

     

    まぁダダ滑りしてもたかだか20名くらいだし、気心が知れたメンバーだから如何様にもフォローしてくれるだろう。

     

    しかも高校時代は部活のラグビーよりも合宿の一発芸に情熱を捧げたといっても過言ではない私は、こういった小規模の中では意外と目立ちたがりであったりするという。

     

    私は学生時代から披露しすぎて体に動きが染み付いてしまったラグビーNZ代表の試合前の儀式「ハカ」を踊ることにした。

     

     

    前置きで二人へのお祝いとしてうんたらかんたら…と話してるうちに、ゴタクはいいからさっさと芸やれよという空気になってきたため早速ハカを踊らせてもらった。

     

    ラグビーNZ代表の戦士達よ!オラに力を貸してくれ!とばかり気迫を込めてやったおかげで、場もそれなりに盛り上がったようだ。

     

    やって、やって良かった!泣

     

    和やかな雰囲気のまま式は終わり、我々はバスに乗って帰路についた。

     

    冷めやらぬ余韻を覚ましにヨットハーバー沿いのチャートハウスへ

     

    その夜、M、S、Kと私は港沿いのお洒落なレストラン「チャートハウス」で美味しいハワイアンディナーを取りながら今日の結婚式について語り合った。

     

    カジュアルに「ハワイを感じる」お食事体験【ザ・チャート・ハウス・ワイキキ】

     

    肉汁たっぷりのリブアイステーキ。

     

    エビのフリッターみたいな料理。

     

    今日の結婚式について語り合うMORE PLEASE(もっとくれ)TシャツのMとビートルズTシャツの私masakuroy。

     

    割と涼しいハワイの夜風に吹かれながら、ヨットハーバー沿いのレストランで友と語らいながら食べる夕食。

     

    なんと贅沢な時間だろうか・・・。

     

    慌ただしい日常と正反対の、ゆっくりとした時間が流れるハワイで過ごせることの幸せを噛み締めていました。・・・

     

    メインイベントの結婚式は終わったが、我々にはもう1日ハワイを楽しむ時間が残されている。

     

    3日目はアクティビディしたりトレッキングしたり、新郎新婦とディナーしたりなど予定が盛りだくさんなのだ。

     

    終わってほしくないスローライフの楽園での光景を目に焼き付けて、胸いっぱいにハワイの空気を吸い込んだmasakuroyなのでした・・・。

    DAY2 Fin.

     

     

  • D.A.N.がいい 〜masakuroyの最近個人的にキテる音楽コーナー〜

    もう夏ですね。 というか梅雨ですね。

     

    ジメジメします。

     

    こんにちは、masakuroyです。

     

    今日は最近私が発見した、いいカンジのバンドを紹介するコーナーです。

     

    その名も「D.A.N.」です。

     

    2016年の最重要バンド「D.A.N」が織りなすハイセンスかつ重厚的な世界観 | 日刊SPA!

     

    あの長澤まさみもお気に入りのバンドというウワサです。

     

    youtubeでお気に入りのバンドを聴いている時に、サジェストされる動画があるじゃないですか?

     

    その中に出てきたので聴いてみたのですが、その圧倒的なカッコよさ(語彙)に一発でヤラレました。

     

    youtubeのバンド紹介欄には

     

    バンド編成ながら、ジャパニーズ・ミニマル・メロウをクラブサウンドへと昇華した音楽性が高い評価を得ているD.A.N」とあります。

     

    D.A.Nは去年1stアルバムをデビューしたバンドで、メンバー3人が1993年生まれという非常に若くピッチピチなのですが、音源を聴くと信じられないくらい大人びていて、音楽性も成熟しています。

     

    これで23、4歳ってまじか!? と唸らざるを得ない完成度です。

     

    そのくらいの年齢で女の子で行ったら、乃木坂・欅坂のアイドルグループにいてもおかしくない年齢ですからね。(意味不明)

     

    注目新人D.A.N.、音楽が短命な時代に反旗を翻す22歳の快進撃-インタビュー:CINRA.NET

     

    最初に聞いた曲は「SSWB」という曲だったのですが、ストーリー仕立てのミュージックビデオがまたオシャレなんですよ・・

    SSWBがなんの略かは全然わからないんですけどね?

     

     

    この謎めいた夜の街を舞台にした若者たちの物語に、SSWBという曲は非常によくマッチしているんですよね!

     

    特徴的で地を這うようなベースラインと、メランコリックなメロディーと浮遊感のあるボーカルのハーモニーがなんとも言えない高揚感をもたらしてくれます。

     

    夜が似合うバンドですね。

     

    クラブイベントやライブでDJが機材で演奏するのが一般的なクラブサウンドを、バンドの生演奏で再現するということにこだわりを持っている点に好感が持てます。

     

    私、クラブミュージックの世界観を生演奏のダイナミズムで表現しようとするバンドって、すごい好きなんですよね。

     

    !!!(チックチックチック)とかサカナクションとかthe xxとか。

     

    ↓!!!のノリノリなダンスチューン。

     

    メンバーがもともとギャングオブフォーとかトーキングヘッズなどのポストロックが好きだったというのもめっちゃいいですね!

     

    インターネットの恩恵をフルに受けてきた世代なので、いろんな音楽を幅広く聞いてきたんだろうなぁと思いますね。

     

    音を聞いてもその音楽的土壌の豊かさを感じることができますね。

     

    もう曲の世界観が奥深いですもん。

     

     

    なんとも言えない中毒性があるんですよね!

     

    私も金ないのですぐ音楽を買うのは控えていて、youtubeで聴いて我慢することが多いのですが、D.A.N.は聞いていくうちのそのメロディーが頭から離れなくなっていきました。

     

    私基準で”頭から離れなくなった音楽”は買う価値がある音楽だと判断していて、ituneで検索してみた結果1stアルバム「D.A.N.」のアルバムレビューで絶賛しているコメントが多かったので買ってしまいました!・・・

     

    いやーでも本当いいですわ。

     

    私クラブってうるさくて眠いだけで、若い頃からあまり好きになれなかったのですが、D.A.N.みたいな上質なクラブミュージックが流れているクラブだったら是非行ってみたいです。

     

    そしてあまり人がいない端っこの方で、音楽に酔いしれながら静かにお酒を飲んでいたいです笑

     

    まぁ実際には寝る前に暗い部屋で静かにクラブミュージックを聴くのが一番好きなんですけどね。

     

    前から気づいてたんですけどライブとかに行って直接生音を聞くよりも、部屋でじっくり音源を聴く方が好きなんですよね笑

    インドア派なんでしょうね笑

     

    D.A.Nの音楽を聴いていると、日本のクラブカルチャーみたいなものをうまく自分たちの楽曲に落とし込んでいて、とてもオリジナリティがあるなと感じます。

     

    最近の若者は末恐ろしいですね。 この若さでこの完成度・・・

     

    なんとなくクラブに行って踊りに踊って明け方に帰る時の倦怠感とか、仲間と夜遊びに繰り出す前の高揚感とか、叙情性を感じ取ることができますね。

     

    まさに日本人の繊細な感受性が生み出した情景を連想させるジャパニーズ・メロウ・クラブミュージック、って感じがしますね。

     

    音楽性は全然違うと思いますけど、Sachmosが陽とするとD.A.N.が陰みたいなイメージですね私の中では。

     

    いやはや楽しみなバンドが出てきました。

     

    こういう上質でジェニュインな音楽を作る若いバンドがもっと評価されるようになると嬉しいですね。

     

    若い世代からはもう相当な支持を得てるのかもしれないですけど。

     

    上質で新しい音楽に触れたいあなた、是非ともD.A.N.トライしてみてください。

    ではでは。 DJ masakuroyでした。

     

     

     

     

     

  • モテについて語る時に僕が語ること

    こんにちは。マサ・クロイです。

     

    日系米国人の名前みたいになってしまいました。

     

    すいません、masakuroyです。

     

    私は三茶によく出没するのですが、三茶にいる若い人のルックスレベルの高さに驚きを禁じえません。

     

    可愛い子とかっこいい男のいる率が異常です。

     

    普通の人:可愛い子かっこいいやつの比率で言うと2:8くらいでしょうか。

     

    三茶に住んでる人たちは大体モデルとか俳優の卵なのでしょうか?

     

    あとおしゃれですねもれなく。

     

    顔もよくてスタイルもよくておしゃれであと何が欲しいのでしょうか?

     

    三茶でイケメンイケ女を集めて何か国家的な実験でも行われているのでしょうか?

     

    三十路過ぎのおっさんmasakuroyは仕事(というよりスマホの使いすぎ)で疲れると、
    目の保養で三茶に赴きます。

     

    日本人もどんどん外人みたいになっていきますね。

     

    しかし私は信じたい。

     

    外見だけが全てではないと。

     

    人は見ためが100パーセントではないと信じたい。

     

    人は見た目が100パーセントじゃない」と桐谷美玲と水谷あさみが言っても何の説得力もないんです。

     

    唯一信じられるのはちえみだけです。 そう、秋田ちえみです。

     

    間違えました、ブルゾンちえみです。

     

     

    この世に人は70億いますが見た目が良い人もいればそうではない人もいるのです。

     

    見た目が良くなくても皆幸せになるために頑張っているのです。

     

    かっこいいやつだけが女性にモテるわけではない。

     

    かっこいいやつだけが幸せになれるわけではない。

     

    私はそう信じたいのです。

     

    「みんなちがってみんないい」

     

    これは金子みすずさんの詩の中の言葉ですが、人と違うということは素晴らしいことなのです。

     

    大事なのは自分の個性を生かしつつ前向きに生きることだと。

     

    そう思っていました。

     

    昨日出かけた街で「ジャニーズ限定グッズ」の物販に並ぶ若い女性の長蛇の列を見るまでは。

     

    すいません、前言撤回します。

     

    やはり見た目が全てですわ。

     

    ジャニーズが全てですわ。

     

    ジャニーズが全部持ってきますわ。

     

    さて結論が出たところで今週の一曲を紹介しましょう。

     

    現代3大ギタリストとして超絶的なギターテクニックを持ち、素晴らしい曲が書けて見た目もカッコよく女性にモテまくりという、非の打ち所のないアメリカ版福山雅治のような存在、ジョン・メイヤーの新作に収録されている「Still Feel Like Your Man」です。

     

     

    素晴らしい曲ですね。この心地いいメロディー、ギターのカッティングたまりません。

     

    PVでは変なダンスを踊って三枚目も演じられるその茶目っ気も素晴らしいですね。

     

    完璧かよ」と遠巻きから小さな声でツッコむくらいしか凡人の私にはできません。

     

    しかしここで「イケメン=神」説に反論も差し込んでいきたいと思います。

     

    現在公開中の映画「カフェ・ソサエティ」を紹介しましょう。

     

    この映画はウディ・アレン監督の最新作で1930年の華やかなハリウッドを舞台に、成功を夢見てニューヨークからやってきた若者ボビーが、叔父の会社で出会った秘書のヴォニーに惚れてアタックするが彼女には恋人がいて・・・・うんぬんかんぬん的なウディアレンイズムが爆発しているロマンティック・コメディです。

     

    映画『カフェ・ソサエティ』公式サイト

     

    ボビーを演じるのは個性派俳優のジェシー・アイゼンバーグです。

     

    彼は決してイケメンではありません。

     

    しかしどこかパッとしない若者を演じさせたらハリウッドで右に出る者はいません。

     

    ジェシー演じるボビーは女性から見ればどこか憎めない可愛らしさがあり、彼の誠実で実直な人柄も手伝って女性の心を惹きつけていきます。

     

    そんなにイケメンでなくても男は他のいいところで勝負できる!と夢と希望を抱かせてくれる映画です。

     

    面白いので是非見てみてください。

     

    本でも水野敬也大先生が書いた「LOVE理論」はオススメです。

     

    イケメンじゃなくてもたゆまぬ努力と工夫で可愛い彼女が作れる!といったような内容です。

     

    文章が面白すぎて抱腹絶倒を免れないので、ギャグとして読んでも非常に楽しめます。

     

    あとこの本も読んでみたいですね。 非モテに対する女性からのキツめのレクチャーが心に刺さりそうです。

     

    「童貞の疑問を解決する本」

     

    人気殺到で完売の「童貞の疑問を解決する本」が電子書籍に!「童貞じゃなくても面白い」| 男子ハック

     

    最後にその類まれなるポップセンスとギャグセンスでJ-POP界に新風を巻き起こしている岡崎体育さんの新曲「感情のピクセル」を紹介しましょう。

     

     

    彼は決してカッコよくないが、最後まで「オレ今かっこいい」と思いながらやり通しているところに好感が持てます。

     

    私も危うく

     

    あれ? この人かっこいい・・・・のか?

     

    と錯覚しそうになりました。

     

     

    やはり根拠がなくても自信は人をかっこよく見せますからね。

     

    このアプローチは参考になりました。

     

    あと、かっこよく盛り上がっていく曲のサビに「どうぶつさんたち大集合だわいわい おなかぽんぽんぽんのやっほー」と全く脈絡のない歌詞をブチ込んでくるあたり彼の非凡さに目を剥きました。

     

    個人的に「おなかぽんぽんぽんのやっほー」が可愛すぎて何回でも見たいくらいです。

     

     

     

    いかがでしたか?

     

    色々書いてきましたがこのようにモテるイケメンに対抗するアプローチはたくさんあるのです。

     

    この中で自分にあったアプローチを学んで、積極的にモテていきましょう。

     

    夏はもうすぐそこです!

     

    一緒に花火を見に行く天使をゲットするために頑張りましょう!

     

    若人よ! イケメンだけにいい思いをさせるな!

     

    ともに武器を手に取り戦おうではないか!

     

    おー!

     

    脱・非モテ!

     

    〜すべての同志たちに捧ぐ〜

     

    Fin.

     

     

     

  • ソール・ライターの写真展を見に行ってきた 〜無視されることは最高の特権である〜

    ソール・ライターの写真展を見に行ってきた 〜無視されることは最高の特権である〜

    こんにちは。 masakuroyです。

     

    5月の陽光が爽やかで心地いいですね。

     

    ・・・いや、なんか暑くないか!? 

     

    あれ、なんか日が落ちたら逆に寒いし!・・・

     

    ゴビ砂漠か!

     

    @@@

     

    急激な気温変化に体調を崩しがちの虚弱体質masakuroyです。

     

    さてそんな中、アートをこよなく愛する文化人である自称「アール・デコ派(意味不明)」の私は、前から目をつけていた写真展に行って参りました。

     

    それこそ渋谷Bunkamuraザ・ミュージアムで開催されている「ソール・ライター展」です。

     

    ニューヨークが生んだ伝説 写真家 ソール・ライター展|Bunkamura

     

    もちろん写真のことなんて全然詳しくない、かろうじてフォトグラファーといえばロバート・キャパ篠山紀信さんくらいしか知らない私はソール・ライターのことは全く知りませんでした。

     

    しかし、電車の車内広告でソール・ライター展のポスターを見たときに、一瞬でその一枚の写真が持つ魅力に魅せられたんです。

     

    その写真は日常のなんでもない瞬間を切り取ったような写真でした。

     

    タクシーに乗る客と運転手を斜め後ろから隠し撮りしたような構図でした。

     

    もちろん被写体は写真を撮られていることなんて気づいてませんし、運転手の顔も、客の顔も影で隠れていて表情さえ読み取れません。

     

    ただ、車内のつり革をつかむおそらく初老なのであろう客のゴツゴツした手の甲だけにはっきりとピンとがあっています。

     

     

    ただそれだけの写真です。 しかし私はその写真に強く興味を惹かれました。

     

     

    なぜだか理由はわかりませんが、私の中の感性の扉を力強くノックされたのです。

     

    その理由を確かめに私はソール・ライター展に足を運びました。

     

     

    渋谷Bunkamuraザ・ミュージアムの地下1階で開催されています。

     

    スクランブル交差点とかセンター街のあたりは人だかりでゴミゴミしていますが、

     

    松濤のあたりまでくると人通りも落ち着いてきて、渋谷もまた別の表情を見せます。

     

     

    ソール・ライターのイラスト写真パネルでしょうか?

    イラストがなんか可愛いですね!

     

    ソール・ライターはネコ好きだったそうです。

     

    飼っていたネコの名前はレモンちゃん!  かわいいな!

     

     

    ソール・ライターの代表的な写真の構図。

     

    構図のほぼ八割が天蓋で覆い隠されています。

     

    この構図だけでソール・ライターが一風変わった視点から写真を撮っていたことがわかるでしょう。

     

    ソール・ライターはファッション誌のカメラマンとして第一線で活躍しますが、商業写真とは距離を置き、自分が撮りたい写真を追求していきます。

     

    その後、忘れられた存在になりますが、ドイツの出版社が2006年にソール・ライターの写真集を出版したことでその天性の色彩感覚・叙情性が再評価され、注目を集めます。

     

    2013年には彼の生涯を題材にした映画も作られます。

     

    映画『写真家ソール・ライター 急がない人生で見つけた13のこと』公式サイト

     

    ソール・ライターは、ユダヤ教のラビの家に生まれ神学校に通いますが、画家になりたいという夢を隠し持ち、単身ニューヨークに向かいました。

     

    そこで表現主義の画家リチャード・プセット・ダートと出会い、彼の影響で写真に関心を持つようになったと言います。

     

    才能を見出され、ファッション誌「ハーパーズ・バザー」誌でファッションカメラマンとしてのキャリアをスタートしますが、それは彼の本当に撮りたい写真ではなかったと言います。

     

    ハーパーズ・バザーの高名な女性編集者に、「ハーパーズ・バザーでの一年より、〇〇(画家の名前)の一枚の方が価値がある」と言い放ち、不興を買ったという逸話があるくらいです。

     

    彼は後期印象派の画家や、日本の浮世絵におおいに影響を受け、敬愛していたため彼の写真にもその影響が見て取れます。

     

    『写真家 ソール・ライター展』をレポート NYの片隅で人知れず写真を撮り続けた、伝説の写真家の秘密に迫る

     

    ソール・ライターは「雨粒に包まれた窓の方が、私にとっては有名人の写真より面白い」という言葉を残しています。

     

    彼は華美な世界よりも、身近で、素朴な世界に魅力を感じていたのでしょう。

     

    彼の真骨頂が発揮される写真は、市井の人々のなんでもない瞬間を切り取った構図が多いです。

     

    中には表情もわからないくらい遠景だったり、背中だけだったり靴の先だけを映した構図もあります。

     

    しかし、ソール・ライターの関心は一貫して「名もなき人」や「人がいる風景」に向かっているように感じました。

     

    人間を愛していたんですね。

     

    彼は自分の生活圏内にある、なんでもない日常風景の中に何かしらの神秘性を見出そうとしていたのではないかと想像を膨らませてみます。

     

    彼の残した言葉をもっと紹介しましょう。

     

    見るものすべてが写真になる

     

    写真家からの贈り物は、日常で見逃されている美を時折提示することだ

     

    人間の背中は、正面より多くのものを私に語ってくれる

     

    私が写真を撮るのは自宅の周囲だ。神秘的なことは馴染み深い場所で起きると思っている。

    なにも、地球の裏側まで行く必要はないんだ。

     

    このような彼のポリシー・思想をもとに取られた写真は、決して加工されたり誇張されたものからは感じ取ることのできない、静謐で、嘘のない一瞬の生の輝きを感じさせます。

     

    ある意味シュールとも捉えられます。

     

    彼の写真を見ていて、私はある画家を思い出しました。

     

    その画家とはフランドル時代の異端の画家・ヴィルヘルム・ハンマースホイです。

     

    【作品まとめ】静謐と不穏 ヴィルヘルム・ハンマースホイ(Vilhelm Hammershøi)-NAVERまとめ

     

    ハンマースホイの作品の持つ独特の静けさとシュールさを、私はソール・ライターの写真の中にも感じ取っていました。

     

    ソール・ライターがハンマースホイに何かしら影響を受けていたのか知る由もありませんが、その共通点が私には興味深く思えました。

     

    ソール・ライターの写真展を見終える頃、私はここに来たかった理由に行き当たりました。

     

    私は、やはり一風変わったもの・シュールな世界が好きなのだと。

     

    誰しもが絶賛するようなオーソドックスなものよりも、アウトサイダーであったり、オルタナティブなもの、マイノリティーなもの関心を寄せているのだと。

     

     

    私の中で、このことは自信から確信に変わりました。

     

    こんにちは、松坂大輔です。(違う)

     

     

    私の人生のテーマがようやく定まりました。

     

    それはアウトサイダー・オルタナティブなカルチャーを追求する」というものです。

    (なんのこっちゃ)

     

    わけがわからなくなってきたのでこの辺で筆を置くこととします。

     

    それでは、ではでは!

     

  • まさくろさんぽ2 〜北千住編〜

    まさくろさんぽ2 〜北千住編〜

     

    こんにちは。 masakuroyです。

     

    私は渋谷文化村通りのスタバでブログを書いています。

     

    ここは穴場ですね。

     

    そんなに混んでないですし、2階から見える雑踏の景色は素晴らしいです。

     

    しかし私みたいな客はスタバにとってありがたくないでしょうね。・・・

     

     

     

    コーヒー一杯頼んだだけで電源とWi-Fi使いまくりで長時間居座るのですから、、、

     

    申し訳ないのでコーヒーお代わりとケーキを追加注文します。

     

    スタバは高いとかいう方もいますがとんでもない。

     

    スタバのコスパの良さに逆に心配になるくらいです。

     

     

    さて、本題に入りましょう。

     

    GW暇を持て余しているため北千住までお出かけしてきました。

     

    私は以前から北千住に関心を持っていて、行ってみたいと思っていたのです。

     

     

    なぜ北千住か?

     

     

    北千住は近年、住みたい街として人気が急上昇中なのだそうです。

     

    次に来る住みたい街はここだっ! 〜北千住編〜 |街を知る|SUUMO(スーモ)

     

    北千住は5路線が乗り入れる都内屈指のターミナル駅であり、東京電機大学や東京芸大のキャンパスもある学生街としての顔も持っています。

     

    また昔ながらの昭和の空気を色濃く残す商店街がノスタルジーを感じさせていい感じです。

     

     

    私もいい年齢なので当然将来のことも考えます。

     

    考えた時に

     

    将来どこに住むか? 

    家を借り続けるのか?買うのか?

    一人で暮らすのか、それとも結婚して誰かと一緒に住むのか?

     

    というのは非常に重要なテーマになります。

     

    そんな中「慣れ親しんだ街に住み続けるのがいい」というのは自然な発想だと思います。

     

    しかし、可能性を広げるためにいろんな街を見てみるのはいいことだと思ったんです。

     

    それに私は知らない街を歩いて巡るのが好きなのです。

     

    モヤさまの影響でしょうか。

     

    いざ具体的に家を借りるor買うとなった時にいろんな街を知っていることはきっと有利だろうと思いました。

     

    現実的には財布と相談しなければいけませんし、

     

    絶対ここに住みたい!」と思っても予算的に大幅にオーバーしていますということにもなりかねません。

     

    人は知らない土地で暮らすことには不安を覚えるものです。

     

    しかし「あそこだったらいいかも」と思える場所をたくさん作っておくことはいいことだと思うんですね。

     

    近年、「イースト・トーキョー」と呼ばれるエリアは利便性の割に住みやすく割安ということで注目され始めています。

     

    蔵前とか清澄白河とか八丁堀とか小岩とか・・・北千住もそうですね。

     

    基本的に戦後は東京の西側に当たるエリアが住宅地として開発されてきました。

    農地だったりして鉄道の敷設とともに大規模な宅地開発がしやすかったからですね。

     

    東京の東側はというと江戸時代から町民達が暮らしていたいわゆる「下町」と言われるエリアで、

    狭い敷地にたくさん人が住んでいました。

     

    土地の所有権とかが複雑に絡みあったりする場合も多くて、宅地開発はしにくかった事情もあるんですね。

     

    しかし昔からその土地に人が住んでいたということは、昔から地盤が安定していて人が住むのに適していた土地だったということです。

     

    北千住は東海道品川宿、中山道板橋宿、甲州街道板橋新宿と並ぶ江戸四大宿場町の一つでした。

    日光街道の宿場・遊興の街として賑わい江戸時代も1万人を暮らす人が暮らしていたという、まさに今でいう繁華街だったのです。

     

    松尾芭蕉の「奥の細道」の旅の出発地としても知られています。

     

    そんな街を歩いてみたいと思い、私は意気揚々と北千住の地に降り立ちました。

     

     

    地下鉄千代田線で北千住まで行き、地上に出ると西口のロータリーでした。

     

     

    なるほど、非常に人の往来が多く、活気がある。

     

    とりあえず街を歩いてみることにしました。

     

    線路沿いに駅から離れて歩いて行くと、まるでハーモニカ横丁のような独特の昭和ノスタルジーに出会いました。

     

     

    うん、非常に年季を感じさせる、昭和から時が止まったかのような街並み、くたびれた感じの侘び寂び感がいい感じです!

     

    こういうところの赤提灯のお店は貫禄があります。

     

     

    ハーモニカ横丁の所々裏路地に通じるトンネルのような小道があり、非常にインスタジェニックですね。

     

    このトンネルを抜けるとまた、まるで東南アジアかと見紛うような異国情緒あふれる路地が出現します。

     

    すいません、この写真あんまり異国情緒感伝わってきませんね。

    でも、本当にまるで日本じゃないような街並みなんです!

     

    真実は、あなた自身の目で確かめてください!

     

    北千住で有名な「わかば堂」というカフェが女性に人気でとてもいい感じだとネット記事で見たので、

    行ってみたのですが、店の中を覗いたらなるほど激混みでしかも100%女子、男子禁制感が色濃く漂っていたため、入店を諦めました。

     

    ハートの強い男子は、ぜひ一人で行ってみてネ!

     

    わかば堂-北千住/カフェ[食べログ]

     

    忽然と出現する東京芸大

     

    アーティストの卵っぽい人がたくさんいてすごい雰囲気なのかと思ったのですが、とても普通でした。

     

     

    創作に集中できそうな閑静な環境です。

     

    東京芸大の向かいには、な、な、なんとライザップが!

     

     

    初めて生ライザップみました。・・・

    こんな感じであるんですね。・・・

    まさか北千住で遭遇するとは・・・

     

    中では会員が「もっとやれますよ」とかライザップのインストラクターに詰められてんのかな。

     

    北千住の「ほんちょう商店街」。

     

    道幅の広いアーケードの、昔ながらの活気ある商店街ですね。

    江戸時代からあったんじゃないかという店構えの履き物屋さんや、新しいテナントが同居する、

    歩いていてなんとも楽しい商店街です。

     

    元気のいい商店街がある街は、絶対にいい街。

     

    これは間違いないですね!

    シャッター通りが多くなってしまった今、希望の光ですね!

     

    そのまま中央卸売市場の「足立市場」まで足を伸ばしてみました。

    足立市場までの道を歩いていると歴史を感じさせる碑石に遭遇しました。

     

    あぁ、ここは旧街道沿いで、昔はたくさんの旅人たちの往来があったんだろうなぁ・・・と遠い昔に思いを馳せていると色々歴史好きにはたまらないスポットが出てくるではありませんか。

     

     

    昔はこんな感じで道の両端に店(たな)が並んでいたんですね〜。

    「川崎屋」「大阪屋」とかいう屋号で店を出していたらしいです。

     

    屋号は店主の出身地を指していたみたいですね!

    さすが江戸屈指の宿場町。 いろんな地方の商人が店を出してたんですね!

     

     

    この江戸時代の商店街は「やっちゃ場」と言われていたそうです。

    お店の主人の声かけが「やっちゃい、やっちゃい!」と聞こえたからだそうです笑

    なんかかわいいですね笑

    昔の人のネーミングセンスって、ユーモアがあって素晴らしいですよね笑

     

    このへんのセンスって現代人を軽く上回ってる気がしますね笑

     

    やっちゃ場は人のつながりを大事にしていたようです。

     

    どうやらやっちゃ場では娘さんが多かったらしく、婿取りで家業を引き継ぐことが大事であり、三代続けて婿取りの問屋さんも多かったと書いてありました。

     

    仲間の問屋の腕のいい若者を婿にとって家業を続けたらしく、内側ではしっかりしたおかみさんが仕切っていたそうです。

     

    やっちゃ場はある意味おかみさんで持っていた、と書いてありました。

     

    カカァ天下って感じですね〜

     

    元気でしっかりした女性が生き生きと働ける社会のモデルケースは、三百年も前にここにあったんですね。

     

    小池百合子都知事にも、素晴らしい江戸のライフスタイルをぜひ世界にアピールしてもらいたいものです!

     

     

    やっちゃ場の看板。 江戸時代を意識してていい感じですよね〜

     

    文化の蓄積が多い土地はこれだから面白くて好きなんですよね!

     

    そんなこんなで着きました足立市場。 今日はあいにく閉まってました。

     

    ・・・っと、足立市場のすぐそばになんと芭蕉像が!

     

     

    松尾芭蕉の奥の細道の旅路はここ千住から始まったのかと思うと感慨深い気持ちになりますね・・

     

    松尾芭蕉はどんな気持ちでここを旅立ったのでしょうか。・・

     

    芭蕉が決意を胸に最初の一歩を踏み出した道と、同じ道を今自分が歩いているかもしれないと思うと不思議な気がしますね。

     

    日本人の心を詠んだ俳人に思いを馳せるのも悪くない休日の過ごし方ですね・・・。

     

    自らの来し方行く末に思いを馳せてみるのも・・・・。

     

    松尾芭蕉の大河ドラマやらないかなぁ〜 見てみたいなぁ。

     

    ここ北千住は旅立ちの街であり、始まりの街なのかもしれませんね。

     

    歴史と文化の蓄積と、人々の活気を感じる街、北千住。

     

    ぜひ一度足を運んではいかがでしょうか。

     

    それではあっしは次の街へ・・・・。

     

    アバヨォ!

     

     

     

     

     

  • はじめてのにゅういん 〜新春スペシャル〜 

    こんにちは。 masakuroyです。

    私が住んでいる街では、この週末ちょうど春祭りが行われていました。

    道路は歩行者天国になり、道はお祭りではしゃぐちびっこを始め沢山の人でごった返しており、

    太鼓をたたいたり、しゃみせんを弾いたりお祭りに欠かせない催し物も行われ、たいそう賑わっております。

     

    そんな楽しい春祭りの中、私は何をしていたかというと・・・!?

     

     

    入院してました。

     

     

    ガーーーン

     

    私が記憶している限り人生初の入院、、、

     

    皆さんご承知の通り、「平成の若年寄り(意味が違う)」こと私masakuroyは健康オタクを標榜しております。

     

    タバコは吸わないのはもちろんのこと、お酒も基本的週末しか飲まず、ご飯は色の濃い野菜の定食を中心に腹八分目を心がけ、毎日必ずヨーグルト「R1」を飲むことを習慣とし、夜遅くまでナイトライフを送るなど以ての外であり、大体毎日6時間以上は睡眠をとり、週末は友人と公園をランニングするという、

     

    アーバン・シティ・ライフを送る現代人のライフスタイルの理想形に限りなく近いと言って差し支えない生活を送っているにもかかわらず・・・

     

    仲間内で一番医療費を投入しているのが私です。

     

     

    「みんな違って、みんないい」ですね!笑   うほー!

     

     

    さて何が起こったかと言いますと、

     

    金曜日、普通に飯食って帰ってきて、1時頃に床についたワケですよ。

     

    その後、2時半くらいにふと目を覚ますと、あれ・・・お腹痛い・・・

     

     

    「腹イターーー!!!」

     

    もう悶絶するほどお腹が痛いワケです。

    体勢を変えて見ても、トイレに行ってみても、歩き回ってみても試しに床に寝てみても

    どうやってもお腹がいたいのです。

     

    苦しみに苦しみ、どうしようか考えましたが「こりゃ朝までは待てねぇな。救急車呼ぶしかないのかな・・・」と思いましたがまずネットでこういう時どうすればいいのか検索してみることにしました。

     

    都内では「東京消防庁救急相談センター」という窓口が開設していて24時間対応してくれているとのことで、まず電話してみました。

     

    私「すいません、お腹が猛烈に痛くて、、、でも救急車を呼ぶほどのことなのかと思ってこちらにお電話しました・・・」

     

    電話に出てくれた職員さんがすぐに看護師さんに代わってくれて、救急車を呼んだ方がいいという判断になり、119番につないでくれました。

     

    一人暮らしで不安な心境で、しかも草木もねむる丑三つ時の深夜3時の中、話せる人がいて、何もかも迅速してくれる、、、

     

     

    何とありがたい。 というか本当こんな非常識な時間に申し訳ない・・・・ しかし救われる思いでした。・・・

     

     

    その後、20分も経たないうちに救急車が到着し、3人も救急隊員の方が来てくださり私を担架に乗せ運んでくれました。・・

     

    救急隊員の方が私を担架に寝かせ、意識確認や瞳孔が開いてるか?チェックなどを行いながら、夜中受け入れてくれる病院を迅速に探してくださり、すぐに近くの病院に搬送されました。

     

    病院に担ぎ込まれ、当直の先生に診察を受けました。

     

    当直の先生も豪快で、ガハハという笑い声のよく似合う人情派の先生でした。

    なんだろう、誰かに雰囲気は似てるけどすぐにパッと思いつかない。・・・

    まぁでも豪快で人情に厚い方であることは間違いないです。

     

    まるでドラマにそのまま出てきそうな器の大きさを感じさせる先生でした。

     

    とりあえず痛み止めの点滴を打たれ、翌日いろいろ検査を行うことになりました。

     

    しばらくは腹痛が治まらず悶えていましたが、急にすっと腹痛もおさまり落ち着くことができました。

     

    そのまま土曜日になり、色々と検査が入っていました。

     

    レントゲン・心電図・CTスキャンやら・・・そして人生初の胃カメラを飲むことになりました笑

     

    とりあえず土日に入っていた予定を全てキャンセルし、親に連絡して来てもらうことにしました。

     

    いやーいきなり入院ってなると、いろんな人に迷惑をかけてしまうものなんですねぇ・・・

     

    親が比較的近場に住んでて、親も予定なかったからよかったようなものの、

    こういう事態に完全に単身だといろいろ大変なものがあります笑

     

    初めて知ったんですけど、入院する際って誓約書とか色々書類を書かなきゃいけなくて、もしもの時の「身元引き受け人」と「連帯保証人」も書いてもらわないといけないんです! (しかも身元引受人と連帯保証人は別の人じゃなきゃいけない)

     

    あと「入院一時金」というデポジットみたいな感じで50,000円をまず払わないといけなくて、払おうにも現金がなくて、お金をおろしにいこうとするなら先生に一次外出の許可を得ないといけないとか、いろいろ大変な感じでした笑

     

    親が来てくれてその代行してもらえたから助かりましたが、こういう時頼る人がいないとなかなかキツイっすね笑

    もしかしたらそういう人向けの手続き方法もあるのかもしれないですけどね、、、

     

    いろいろと勉強になりましたわ・・・(⌒-⌒; )

     

     

    胃カメラを飲むことになっていたので、土曜日は1日中水すらも飲まない方がいいと言われて完全絶食しました笑

     

    点滴をしているからなのか、お腹の調子が悪いから何かわかりませんが全く飲まず食わずでも全然なんともありませんでした

     

    点滴のおかげかな?笑 これでダイエットできるんじゃないですかね!(絶対するな)

     

    人生初胃カメラは緊張しましたが、なんと鼻から入れるタイプ(最新型らしい)で、まず鼻から液体状の麻酔を入れた後チューブ状のカメラを入れるのですが、ちょっと喉に違和感があるかな〜というくらいであまり気にならない!

     

    技術の進歩ってすごい!!

     

    余裕があったらモニターでお腹の中見れますからね〜」って言われましたけど全く余裕なかったし、見たくなかった笑

     

    前日から絶食していたからお腹の中は空になっているかと思いきや、金曜日に食べたものがほぼそのまま残っており、めっちゃ見にくかったという・・・

     

    おいっ、ちゃんと働けよ、おれのカラダ!!笑

     

    そんなこんなでいろいろ検査を終え、母親に「いや〜人生で初めて入院したよ〜」といったところ、

    何いうてんねん、あんたが学生時代に急性アルコール中毒で病院担ぎ込まれたことあったやんか」と厳しいツッコミが笑

    「その時の病院とここ似てるな〜 懐かしいわ〜」

     

    そうか、20歳の時サークルの飲み会で急性アル中になって病院に運び込まれて、朝病院のベッドで目覚めて迎えに来てもらったんだった笑

     

    迷惑かけてるな、おれ、、、、(ー ー;)

     

    そんなこんなで検査も終え、日曜日に無事退院しました!

     

    病院から出ると外は知らない街の景色が広がっていました。

    来たことない街の病院に2日間も入院していた私・・・。 何か不思議な感じがしました(´Д` )

     

    その日は4月なのに7月上旬の気温で、アスファルトの道路からの熱気で風景が歪むほどでした。

     

    「夏が来るな・・・」

     

    二日風呂に入っていないボサボサの頭で、フラフラと駅への道を歩きながらぼんやりそんなことを考えていました。

     

    本当に月並みですが、いろんな人に支えられながら自分は生きていけてるんだなぁと思いました。

     

    夜間救急相談センターの方、救急隊員の方、夜間受け入れてくれた病院のお医者さんや看護師さん、親・・・

     

    いや、本当に医療に携わる方々には頭がさがる思いでした。

    自分のためにこんなにしてくれて、本当に神だと思いました。

    人命に携わるという一番重い仕事を、責任とプライドを持って真摯に取り組んでいる姿が涙が出るほどカッコよかったです。

     

    医療に携りたいという希望を持つ方が後を絶たず、ドラマや映画などにも頻繁にテーマとして取り上げられるのは「人を救う現場」は、特別な感動が生まれる環境だからなんでしょうね。

     

    こんな話の後に水を差すようであれなんですが、最後にお金の話もしときたいと思います。・・・

     

    救急車呼んで、いろいろ検査やって、部屋の空きの関係で個室ベッド代を負担して2泊3日で60,000円オーバーでした・・・

     

    ここまでやって頂いたのでやむをえないですが、やはり痛い出費でした。・・・

     

    やはり健康いちばん!!!

    しかしやばいときは無理しないで、躊躇せず救急車を呼んだ方がいいと思います!

     

    それでは! アスタマニャーナ〜!!!