コオリナ・ボーイズ DAY3 1章 〜言の葉の庭Rain〜

ハワイカイでパラセイリング体験!

 

さぁ今日はハワイ最終日だ!

 

ハワイを可能な限り味わい尽くす為に全力を尽くさねばならない。

 

何をすればいいんだって?

 

心配ご無用。

 

我々は朝からアクティビティを予約しているのだ!

 

ハワイ パラセイリング 高さ90/150m ハワイカイ<送迎付き>

 

そのアクティビティというのがハワイカイでのパラセイリングだ。

 

ドライバーがホテルまで迎えにきてくれてワイキキから少し離れたハワイカイまで連れて言ってくれるのだ。

 

朝、ホテルのロビーで待っているとジャスティンティンバーレイクみたいなカッコいいドライバーが迎えに来た。

 

中型のバンに乗り込むと既にラテン系のカップルらしき人が乗っていた。

 

アロハ〜と挨拶もそこそこに乗り込む我々。

 

いくつかホテルを経由して高校生ぽい少年のグループと女性二人組が相乗りし一路ハワイカイへと向かう。

 

道中なにやら天気が崩れ始める。

 

ハワイにいるとき結構にわか雨がふることがあった。

 

だいたいすぐ止むのでハワイの人は傘もささずにやり過ごすことが多いが、この時はスコール的な勢いの雨が降って来ていて、我々のパラセイリングは文字通り暗雲が垂れ込め始めていた。

 

小一時間で目的地に着いた我々。

 

今は雨も止み小康状態だ。

 

パラセイリングは小型ボートに乗り込みかなり沖まで行って行うのだが、ボートには乗員制限があり一回に6名くらいしか乗れないらしい。

 

我々は最初に行う組であった。

 

ここが出発地の桟橋だ。 ご覧の通りぐずついた空もよう。。

 

不安を隠せない表情のタンクトップM。

 

いよいよパラセイリング開始だ!

 

準備が整い我々を乗せたボートが出発した。

ボートが出発した矢先、スコールが降り始める。

雨が降っている時は結構気温が下がる。

我々はもちろん水着なので、雨と風による寒さでガチガチ震えていた。

 

「さ、さみ〜〜〜!!! つ、つらいよ〜〜!! さっさと終わらせて丘に戻りて〜よ!!」

 

我々は必死に寒さに耐えながらパラセイリングが早く始まるのを待った。

 

かなり沖まで来たところで、まず一緒に乗っていたラテン系カップルが先にパラセイリングすることになった。

まずライフジャケットを着て、ボートの後部でバルーンとつながるジョイントの金具につながれる。

 

それでは、空の旅へ! 行ってらっしゃーい!!

 

 

天高く空へ舞い上がるラテン系カップルと、寒さと若干の高所恐怖症で表情が冴えないS

 

我々は150mのプランを予約していたため結構空高くまで舞い上がる。

 

おお、いつの間にか豆粒のようだ!!

 

必死にラテン系カップルに「見てるよーーー!!」と手を振る我々。

 

しばらく空中散歩をして降りてきた二人。 満面の笑顔だ。どうやら楽しかったようだ。

 

一緒にアクティビティをする中でラテン系カップルとも打ち解けてきた我々。

 

Mは英語を勉強中ということもあり道中積極的に英語でコミュニケーションを取ろうとしており、そのコミュ力素直にすごいと思う。

いよいよ本番! 野生のイルカを目撃!

 

さて次は我々の番だ! Mと私のペアでパラセイリングに挑む!

 

 

フックに吊るされインストラクターに「GO!」と言われ手を離されるとみるみる上昇し始める。

まるでホリケンになった気持ちだ。 パラグライダー!(後にパラセイリングと勘違いしていたことに気づく)

 

気づいたら雨も止んでいた。

 

みるみる我々を引っ張るボートが豆粒のように小さくなり、細いロープ一本で吊るされた我々は渡り鳥のように150mの上空からハワイカイを見下ろしていた。

 

見渡せば遠くの山々の美しい稜線が見え、見下ろせばそこには緑がかった透明度の高い美しい海が広がっている。

海は沖でも結構浅いように感じたが、もしかしたらそれだけ海が綺麗で底がよく見えていただけかもしれない。

 

それにしてもこれだけ綺麗な海は日本ではなかなかお目にかかれないだろーな。

 

これでサメでも見つけようもんならレジャーが一瞬にしてホラーになるが、怖いもの見たさもあって海面に目を凝らしていた。

そんな時Mが「あっ!! 魚がいた!!」と声をあげた。

 

まっ、まさか本当にサメが!!? ヤベェーー俺たち餌になってしまうんじゃないか!?とパッとその方向を見ると確かに何かが群れをなして泳いでいる・・・

 

あ、あれはイルカさんや!! 野生のイルカさんやー!!

 

か、かわいい!! まさか群れをなして泳ぐ野生のイルカを上空から見れるなんて・・・・!

 

なんてついてるんだ俺たちは!!・・・

 

思わぬ僥倖に気をとられているうちに海面にザブーンしていた。

 

船に巻き取られる際にどうしても一度スピードが落ちる過程で猛スピードで海面に打ち付けられるのだ。

 

一度海中に侵入した後すぐに浮上するのはこのパラセイリングのうち一番スリルがあったかもしれない。

 

無事船上に戻った我々。 SとKの番になった時はすっかり晴れていた。

 

高所恐怖症のSのなんとも言えない表情と、空中遊泳から降りてきて海面に叩きつけられる時Kが完全に海中に沈んでたのが笑えた。

 

 

空中散歩からボートに戻ってくるSとKの図。

 

パラセイリングを終え、ジェットスキーで船着場に戻る我々。

 

フロントに戻るとパラセイリング中の写真とGo Proで撮った動画を見ることができる。

気に入れば購入もできるようだ。

 

後の組が終わるのを待ってからホテルに送り届けてもらう我々。

 

パラセイリングよかった。・・・

 

「アクティビティなんかやる必要ねーよw」と舐めたスタンスでいた私ですが、アクティビティっていいですね笑

オススメです笑

 

ダイヤモンドヘッドでトレッキング!!

 

ホテルに戻るとちょうどお昼時だ。

 

この後、我々はダイヤモンドヘッドに行ってトレッキングをするという旅程を組んでいた。

 

なんせ走るためにわざわざランニングウェアとシューズを持ってきているのだ。

 

ダイヤモンドヘッド近くで昼食を食べてからトレッキングをしようと決めた我々は、日本ではまだなかなか普及していないUberを手配して車でダイヤモンドヘッド近くまで行くことにした。

 

イノベーション革命すごいぜ! UberとTESLA!

 

行動範囲が全く変わる!ハワイでの配車アプリUberの使いこなし方|はじめてのハワイ旅行

 

私はこう言ったライフハックには疎い方だが、ライフハック好きのガジェット好きが多いおかげで助かった。

KがUberをアプリで依頼するとものの数分で近くにいた車が来てくれる。 普通の車なのだがタクシーより安く決済もアプリ上で済んでいるのでこれは本当に便利!!

 

アメリカでタクシーが駆逐されつつあるのも納得の利便性だ。

 

恐るべしイノベーションの力!!・・・

 

イノベーションは既存の産業構造をあっという間に破壊しますなぁ・・・・。

 

 

 

Kは初日空港からホテルに向かう時もUberを利用したらしいがなんとテスラのModel3が来たらしい!

め、めっちゃうらやましい〜〜ー!!

 

運転手も買ったばっかなんだぜ! かっこいいだろ笑って自慢してたらしい笑

 

自動運転も一部実装されていて高速道路を走る時はハンドルを触らなくてもカーブに合わせて自動で曲がっていくらしい。

 

テクノロジーの進歩すげーな〜

 

マジで日進月歩だわ。

 

 

まず腹ごしらえだぜ! PIONEER SALOONでプレートランチ!

 

Uberでダイヤモンドヘッド近くまで来た我々は「パイオニア サルーン」というお店で腹ごしらえをすることにした。

 

毎日通いたくなる!「PIONEER SALOON」のプレートランチ|Lovetabi

 

芸能人のファンが多いというプレートランチで有名なお店だ。

店内に入ると、日本から日本人旅行者が多いように感じた。

 

ハワイに来てからもっぱらステーキ推しの私はオススメというリブアイステーキ プレートランチを注文。

席に座って待っていると速攻きました!

 

 

おお・・愛しの肉。・・・ なんかもうこのパッケージが既にそそる。

この赤みと脂肪のコンビネーション、そして五穀米がもうそそる。

激ウマだったのは言うに及ばずです・・・・

 

これはSが注文したガーリックシュリンププレートランチ。

これもめっちゃうまそうやったなぁ・・・・。

 

店内はこんな感じでオシャレ。

鹿の剥製は動物愛護団体が激怒しそうだけどな笑

 

ダイヤモンドヘッドの頂上でマナを感じる

 

メシも食ってリキ百万倍だっ!ということでダイヤモンドヘッドに挑む我々。

 

まずは記念写真。 この頃にはすっかりハワイ晴れ。

 

 

いよいよ本番だ! 野郎どもストレッチはもう十分か!?

 

ビリーズブートキャンプがごとく「ラン! ラン!」「ムーブムーブ!!」「ゴー、カモン!」とかいいながら勢いよく山道を登り始める我々。(おじさんです)

 

しかしものの五分もしないうちにSがまず悲鳴を上げ始める。

 

「ウェイト〜、ウェイト〜!!」

 

次第にバテ始める我々。 無理もない、トレッキングなんてやったことないのだ。

 

ただ走るだけでも辛いのに、山道を走るなんて無理だよ。 うん、無理。

 

潔くトレッキングを諦めた我々は歩いて山道を登ることにした。

 

よく見たら観光客でトレッキングしてる人たちなんておらず、走って登ったら周りの人の迷惑になるし、危ないだけだった。

 

しっかり整備された山道を登ること30分。

とうとう我々はダイヤモンドヘッドの頂上に到達した。

 

汗も滴り疲労がもろにお肌に出る三十路ーズを待ち受けていたのは最高のご褒美だった。

 

 

ワーォ、絶景!!

 

このポーズをするのはここしかない! アローハァ!!

 

ハワイの大いなる風と空気と海と山に抱かれて、マナ(魂)を感じた私たちは充実感とともにダイヤモンドヘッドを下山した。

 

ムキムキになりたいのに行き着くのはワガママボディ

 

ダイヤモンドヘッドからマナの力を得て元気になっていた我々は馬鹿になってしまったのか、ダイヤモンドヘッドからワイキキまで歩いて帰ろうということになった。

 

歩いて帰る途中、道端に自重で筋トレをする珍しい器具がおいてあったので試してみるS。

 

 

道端にいきなり「どうぞ筋トレしてください」とばかりに筋トレ器具がおいてあるなんて・・・

 

さすが筋肉を何よりも尊いものとして崇め奉る国、アメリカ(そんなことはない)。

 

道を歩いてるとねー、マッチョな外人がサングラスして、上半身裸で走ってくるんですよ。

それがみんな裸でも全く恥ずかしくないカッコイイ体をされてるんですわ、これが。

俺もムキムキになりたいなぁ・・・。

 

 

そんなこといってる矢先、ランチを食べたパイオニアサルーンに寄りシェイブアイスを食べてしまう一切自制のきかない三十路ーズ。

いや、でも美味しいんですよ! こんな時じゃないと食べれないじゃないですか!(言い訳)

 

アサイーとミックスベリー、さらにあんこもトッピング!!

マンゴーとアサイー?かな?

 

ハワイの自然がくれた贈り物を目の当たりにし感動する

 

こんな山盛りのシェイブアイスを食べおわる頃、また一雨降ってきたので軒先で雨宿り。

 

しかし雨多いな〜おいハワイ! と思っていたが、我々はこの後、雨によってもたらされた思わぬ自然からのプレゼントを受け取ることになる。

 

ワイキキまで歩いて戻って、せっかくだから軽くビーチで泳ごうということで泳ぐオッさんたち。

 

私は結構体を使って疲れていたのもあって泳いだ”というより”浸かった”といった表現が正しいかもしれない。 (おじさん豆知識: おじさんは海に浸かっただけで泳いだつもりになっている)

 

ビーチに上がって「そろそろホテル戻る〜?」と言おうとするとあちこちからWOW!という声が上がっていた。

なんだろうと思って皆が見ている方向を見ると・・・

 

 

WOW!  RAINBOW!!!  ビューティホー!!

 

こんなにでかくてはっきりした綺麗な虹は日本では見たことありません!!

 

すげーっす、ハワイすげーっす!!!

 

いいもん見たー・・・。

 

綺麗なものを見て素直に感動するというある意味当たり前なことを経験できた私は、日々の喧騒で忘れていた大切なことを思い出したような気がした。

 

人生で本当に大切なことってなんなんだろうー。

 

ハワイがくれる感動にメルヘンチックなトランス状態に陥り、このままでは仕事に忙殺される日常への復帰が困難になると思われたが、この夢のような日々は確実に終わりに近づいていたー。

 

あと我々に残されているイベントは新郎新婦を囲んだ夕食会だけだ。

 

この夕食会で何かが起きるー。 確信めいた予感が漂っていた。

 

そう、ハングオーバー。 間違いない。

 

ハングオーバーが巻き起こる。 しかし我々のフライトは早朝ー。

 

本当に私たちは日本に、日常に戻れるのか?ー。

 

次週、ハワイ編最終章!

 

いったい我々はどんな結末を迎えるのか!?

 

乞うご期待!!

 

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