こんにちは。 masakuroyです。
今年も恒例の三十路男旅の季節がやってまいりました。
昨年は三十路おじさん三人で熱海一泊旅行に行きましたが、今回は趣向を変えて「キャンプに行こう」ということになった。
なぜかといえば今は空前のキャンプブームだからである。
道を歩けば棒にあたるというくらい、休み明けに出社して同僚と話をすれば口を開けば出てくるのがキャンプの話題というくらい、皆キャンプキャンプキャンプ・・・・
というのも、皆(私以外)世帯を持ち子供ができてくると、大人も子供も楽しめるレジャーの筆頭候補は”キャンプ”になるからだ!
キャンプスキルが高いだけで文句なしにかっこいい、頼りになる!と見えるのは言うまでもなく、インスタ映えまくる写真も取れまくりで人からうらやましがられること請け合いだからなのだ。
しかし我々はキャンプのキャの字も知らないようなズブの素人。
キャンプが得意な人主導のキャンプに便乗して参加するくらいで、できるのは野菜を洗う・ゴミの分別くらいしかできない輩たちなのだ。
こんなことではいかんと、キャンプの経験値を上げるためにキャンプビギナーである三十路男3人でプレキャンプに行くことにしたのだ。
季節は11月に入り秋から冬に差し掛かり寒くなる季節であるが、この季節は空気が澄み渡って夜、星空もよく見えて綺麗だろうという期待はあった。
また少し脱線するが先日会社の同僚の実家に行ってピザパーティをしたのだが、庭に自家製のピザ窯があってピザ焼き体験をさせてもらった。
その時に食べた手作りのピザがここ5年くらい食べたもので一番旨かったと言っても過言ではないほどの美味であり感動を覚えたのだ。
今回キャンプをするにあたって自分たちで作ったピザをピザ窯で焼いて食べたい!という思いがあったので、「ピザ窯があるキャンプ場」でグーグル先生したところ、比較的近場にピザ窯があるキャンプ場が見つかった。
神奈川県相模原市にある「青根キャンプ場」である。
都心からのアクセスも抜群であり、施設も充実していそうだ。
しかも隣に温泉がある! これはポイント高い!
グーグルマップのレビューを見ても評判が良さそう。
早速予約をした。
キャンプと言っても我々はキャンプビギナーでありテントも持っていないため、バンガローを予約することにした。
まぁ、今回はキャンプデビューの予行練習ということでネ・・・
キャンプ当日ー
神奈川県某所に集合した30代前半のおじさんキャンパー見習い三人。
Tの駆るmini クロスオーバーに乗り込み、まずスーパーで食材を買い物した後で高速に乗って青根キャンプ場を目指す。
ピザ釜は空いていればいつでも勝手に使っていいということだったので、ピザ生地やらバジルやらピザソースやらを買い込んだが、これでもし釜を使えずピザが食べれなかったらどうしようという一抹の不安を抱いていた。
私は念のため成城石井でレンジで7分チンすれば食べれる出来合いのマルゲリータを買って持ってきた。
高速に乗り車を走らすこと1時間ちょっとでかなり山間の自然豊かな場所に入った。
山間のクネクネした道路は走り屋やバイカーがいかにも好きそうだ。
そんなこんなしてるうちに青根キャンプ場に着いた。
山と川に囲まれこれぞキャンプ場!という絶好のロケーション。
家族連れがとても多い印象。
我々は16時30分くらいにチェックインしたのだが、受付でキャンプ用の道具を一式全部借りた。
借りれる締め切りは17時までなので注意が必要だ。
そう、我々はまっさらなキャンバス。
キャンプ用の道具など一切何も持っていないのだ。
受付。
わぁ、芋煮会、花火大会だって! 楽しそう!(この日はありませんでした)
我々が泊まるバンガロー。
ザ・山小屋ってカンジ! わぁテンション上がるぅー!
この後巻き起こる悲劇も知らずに。・・・
部屋はこんな感じ。 エアコン以外マジで何もない。
合宿所みたい。
荷物を置いて落ち着いたら早速ピザを作ろう!ということで炊事場へ移動。
炊事場に行くと立派なピザ窯があるじゃあーりませんか!
早速買った薪をくべて火おこし。
全くピザ窯など扱ったことのないミレニアル世代の申し子である我々は圧倒的手探り。
「ご自由にお使いください」以外何も書いていないので文字通りフリースタイルでやるしかない。
手際よくピザ生地に具をトッピングしていくTとS。
頼もしい! まるで有名ピッツェリアのピッツァ職人みたい!
私masakuroyはピザ窯の火を見てるふりしてスマホ見てる。
地獄の業火のようなピザ窯の火。
すごい勢いだろ・・・?
これまだ窯の中は十分にあったまってないんだぜ・・
本当はゆっくりと薪をくべて温度を上げるのに1時間くらいかかるんだぜ・・・
でもせっかちだから1時間も待てないのと、ピザ窯専用の温度計がなくて窯の中何度になってるか分かんないから、なんとなく勘でやるしかないぜ。
よし! 火がいい感じ! 多分ピザ焼ける!(いい加減)
よっしゃ! ピザ生地を窯に投入します!
まだ十分に窯があったまってないと思うので、5分経ったらひっくりかえして、また5分焼く。
よし、焼けたかな? 出してみよ・・・・
うわあああああ あああ ああああ
黒いぃいいい
何だこりゃああああ ピザの化石かぁあああああ
まンまミいぁああああああ
(枯葉みたいに見えるのは玉ねぎです)
十分に窯の中が熱せられてないと(500度)煤が出てしまうのだ。
煤が表面についてとんでもない見た目になってしまった
(食べたらちゃんと美味しかったです!)
マルゲリータ
シーフードピザ
(黒いのはエビ)
見た目はやばいと思われるかもしれないが食べたらちゃんとピザで美味しかった。
それだけは自信を持って言いたい。
それよりキャンプビギナーがいきなり窯焼きピザをやってみるというチャレンジ精神を讃えていただきたい。
我々は手作りピザ成功を祝してワインを開けてお祝いしたほどだ。
しかしマルゲリータはやっぱりピザの定番だけあって味のバランスが良くめっちゃうまかった。
シーフードピザも美味しかったけど、この味は好みが分かれるかもしれない。
キャンプに来て窯でピザを焼いてワインで乾杯しちゃうなんてなんて我々はオシャンティなんだ・・・と悦に浸った後、ピザ釜の薪の後始末の仕方が良く分かんなかったので、バーベキューコンロにピザ釜の薪を全部移して再利用することにした。
自分たちのバンガローの前のサイトに戻っていざ第2弾。定番のバーベキュー。
いやぁこの画いいですなぁこれぞキャンプの醍醐味。
ピザ釜の薪のおかげで熱が半端ない。 肉もすぐ焼けそう・・・だ?
火ぃいいいいい!!!!
火つよお 薪パワー強力すぎィイィイイ!!!
最強火力で焼肉を堪能したのち、かなり冷えてきたので21時まで営業している隣の「いやしの湯」へGO!
キャンプ場のとなりに温泉がある。 これpriceless。
秋口のキャンプは寒くて過酷な環境なのに、温泉に入ってあったまれるなんて贅沢極まりないですよ。
暖をとった我々はバンガローへと戻った。・・・
酒のんで花火したり、星空が綺麗すぎて寝っ転がって酒飲みながらつい見入っちゃったりして秋キャンプを堪能した我々は就寝することにした。・・・
・・・
・・・
クソ寒い。
寒すぎてねれない。
エアコンもガンガンに効かせていたが、毛布一枚では明け方の寒さに耐えられなかった。
部屋の断熱性が高くないのか、部屋が広いのか全然あったまってない。
なめてた。
秋口の山間の寒さを完全になめてた。
こんな中、外でテントするなんて信じられない。
おそらくテントで寝るキャンパーは半端じゃなくあったかい寝袋を持っているのでしょう。
せめて毛布をあと3枚くらい借りとけばよかった・・・!
もしくは寝袋さえあればもっと快適にねれたかもしんない・・・!
寒さで早起きせざるをえなかった我々はやかんでお湯を沸かし暖を取ろうとした。
寒さのあまり内股となるmasakuroy。
朝はやっぱり沸かしたお湯でカップ味噌汁とどん兵衛よねー!と明らかに目が充血しているSとT
見切り発車で始めたプレキャンプだったがキャンプ飯もまぁまぁうまくいったし、課題も明らかになって学び多き機会となった。
本格キャンパーデビューするにあたって、道具はやっぱりスノーピークがかっこいいよねということは我々三人が皆思ったことだった。
帰りに海老名のららぽーとに寄って、スノーピーク直営店に行ってしまったのはせんなきことだ。
うーん。。 やっぱスノーピークはカッコいいわ。
ちなみに私がキャンプする上で一番欲しいと思ったのはこのアイテムだった・・・
キャンプで快適に寝れる・・・そういう環境作りと装備、priceless!!
【本日の学び】
①.ピザ釜には温度計必要 しっかり窯の中をあっためるのに1時間
②.キャンプ場近くに温泉はあるに越したことない
③.バンガローでも油断するな 寝袋必須
④.スノーピークめっちゃいいけど高い(チャンスは初売りフェア)
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