カテゴリー: 人生

  • コオリナ・ボーイズ DAY2 〜Lifetime Respect〜

    コオリナ・ボーイズ DAY2 〜Lifetime Respect〜

    ハワイアン・モーニング・プレート

    ハワイ2日目。

     

    今日は我々がハワイに来たメインの目的・友人Tの結婚式当日だ。

     

    11時にモアナサーフライダーのロビーに集合だと聞いていたので、その前に朝ごはんを食べる事に決めていた。

     

    8時頃外に出ると素晴らしいハワイ晴れ!

     

    これは結婚式にふさわしいこれ以上ない、いい天気や。

     

    我々はしワイキキビーチ沿いにある「エッグスンシングス」を目指して散歩がてら歩いて向かった。

     

    おっそうしてるうちに見えて来ましたよエッグスンシングス!

     

    ・・・ん?

     

    めっちゃ並んどるやないか〜い!!

     

     

    観光客ではなく地元の人たちが大半だった。

     

    ここは地元の人達にとっても人気のお店なんだね! 好感度上がります。

     

    我々の前に並んでいたのは地元の高校生ぽい男女のグループ。

     

    土曜の朝から皆でエッグスシングスでブレイクファーストとは、、、

     

     

    仲良いぃーーね!

     

    まるでハイスクール・ミュージカルのような甘酸っぱい青春ライフを連想してしまいました、、、。

     

    30分近く並んでようやく席に通された我々。

     

    私はポルトガルソーセージ&エッグとコーヒーを注文。

     

    Sはスパム&エッグ、Mはエッグベネディクトを頼んだ。

     

    (Kは前日の深酒で二日酔い気味で朝起きられず不在)

     

    並んでいる最中にオーダーしていたので比較的早く料理が運ばれてきた!

     

    おっ、来ましたよポルトガルソーセージ&エッグ!

     

    この巨大なソーセージスライスとスクランブルエッグのコンビネーションが、いかにもアメリカン・ブレックファーストだと思いますねぇ!

     

    しかもこのメニュー頼むとパンケーキもついてくるんですねぇ!

     

    こういうとこ来ると女子だとパンケーキを頼んだりすると思いますが、ホイップたっぷりのパンケーキとか三十路すぎのサンオツにはキツイんで、こうやって付け合わせくらいのボリュームがちょうど良いですね!

     

    厚めにカットされたスパイシーなソーセージと、ぷりっぷりのスクランブルエッグが、美味しゅうございましたねぇ!!

     

    コナコーヒーも素晴らしく美味!

     

    何よりも爽やかな朝の空気のなかビーチを眺めながら食べる最高の朝食はたまりません!

     

     

    フォー・シーズンズ・ホテルへ移動

     

    朝食を食べ終えた我々は集合場所のモアナサーフライダーに向かった。

     

    新郎新婦の結婚式はコオリナのフォーシーズンズホテルで行う予定であり、専用のバスが迎えに来るのだ。

     

    モアナサーフライダー、またこれは高級ホテルや!

     

    ロビーは洗練されてるしビーチ直結のバースペースもある。

     

    ここで待っていると、Aファミリーと合流!

     

    Aも学生時代からの友人であり、たまたま近い時期に全く別の友達の結婚式がハワイであったのだという。

     

    なんと全くつながりのない二組の結婚式に出席しに家族旅行がてらハワイに来ていたのだ!

     

    Aと合流した矢先、我々は非常に目立つ集団がロビーの人目を引いているのに気づいた。

     

    皆お揃いのオレンジの目立つドレスを着た美しいレディーのグループが!!

     

    あれは今日の結婚式の出席者だとわかるのに時間はかからなかった。

     

    新婦の友人や!

     

    旅行者が写真を撮らせてくれと頼むほど存在感抜群のセレブリティな雰囲気を放つ集団。

     

    翻って我々、アロハシャツを着てもどこか哀愁が漂う三十路男軍団である。

     

    まさにこれは美女と野獣!  とはよく言ったもんだ、、、

     

     

    我々は送迎バスに仲良く乗り込み一路コオリナに出発した。

     

    バスの左側の席に主に見目麗しいオレンジ美女集団が乗り込み、我々新郎友人ズと新婦家族は右側と後部座席に陣取った。

     

    ザ・オレンジガールズの華やかさに圧倒された我々は小さくなり、バスの中でアイスブレイク的なコミュニケーションが発生することはなかった。

     

    私は車中ずっとアメリカ出張していたKからアップル開発者会議WWDCの様子を聞いていた。

     

    Kいわくアップルはハード・ソフトの設計まで緻密に計算されており、またデザインが洗練されていて素晴らしいという。

     

    開発者会議ではいわゆる”ギーグ”オタクの人達がたくさんいて、ティム・クックとかが登壇するよりも

     

    「今回我々は◯◯な機能を開発した。そのコードがこれだ!」

    と新機能を実装するコードが画面に映し出されるとギーグ達の歓声の熱狂が半端ないらしい笑

     

     

     

    さすが純粋なテクノロジー&アップルオタク達が集う場ですね笑

     

    目の前の新しいコードは、彼らにとってはライブでお披露目されるアイドルグループの新メンバーなんですね笑

     

    いや〜ハワイにいても感じるけど、アメリカの自由でクリエイティブな雰囲気ってやっぱ憧れますよねぇ(^o^)

     

     

    トランプさんの政策がそういったアメリカのイノベイティブな雰囲気を削がなきゃいいけど、、、(ー ー;)

     

    などとこれからの結婚式とは全く関係ない話をしているうちに会場・フォーシーズンズホテルに着きました笑

     

    おぉ、素晴らしい!

    開放的な高級リゾート地や!(^o^)

     

    我々は会場に呼ばれるまで一階のロビーに待機することになった。

     

    うっひょ〜!!

    目の前に広がるプライベート感満載のスペシャルリゾートビーチとプールが眩しい〜!!

     

     

    庶民には滅多に足を踏み入れられないスペースや〜!(´-`)

     

    この眼前の景色、百万ドルのダイヤモンドやで、、、

     

    ここでホテルクルーから配られたカードを見て「えぇ〜、こんなに料理あるの〜!? 食べきれないよ〜!!(^o^)」と言ってしまったがよく見たらそれは式次第だった。

     

     

    それすらも結婚式の料理メニューに見えてしまうとはなんという食い意地。

     

    コオリナ・ロイヤル・チャペルでの挙式

     

    目の前の風景に浮かれているうちに時間がやってきたので会場に移動する。

     

    小川が流れる庭園を抜けるとまるでファンタジーの世界に出てきそうなかわいい教会が!

     

    ここがコオリナ・ロイヤルチャペルだ!

     

    前には牧師さんとフラダンサーの方がいて、葉っぱで打ち水ぽいことをして、フラダンサーの方が歓迎のダンスを踊ってくれた。

     

     

    いざチャペルの中に入るとあら、ガラス張りで目の前の海が丸見え!!

     

    男の私ですらな、なんてステキなんや〜おったまげ〜!でございました。

     

    席に着いて、神父さんが合図をすると、とうとう新郎新婦入場!!

     

    全員で20人ちょっとのちょうどいい規模で拍手のシャワーと「おめでとう」コールの中、ゆっくりと二人はヴァージンロードを歩いていく。

     

    新郎Tは満開の笑顔でとてもリラックスしているような表情だった。

     

    優しい神父さんの導きのもと愛を誓い合う二人。

     

     

    はい、誓いのキスですね!

    いただきました。

     

     

    ↑モロに前に座っていたお父さんの頭がカブる

     

    形式ばったところもなく、シンプルだがとても真心のこもった式でございました。

     

    式次第が一通り終わったところでチャペルの中での記念写真撮影があり、珍しいT3兄弟のスリーショットと、石原裕次郎のように決まってはるTの晴れ姿を接写いたしやした。

    似てないようで似ている3兄弟。

     

     

    そのタキシードの中のインナーは何なんだ!? ・・うさぎ?・・

     

    その後、親族・友人は先にチャペルの外に出て花道をつくりフラワーシャワーの準備。

     

    私は新郎新婦が歩いてきたらちょうどいいタイミングで花びらを天高く投げる合図「アローウハァ!」と言う名誉ある大役を賜りました。

     

    プレッシャーのかかる場面でいざあぁぅルォオーフぅぉアァアアァーー!!!と雄叫びをあげ最高のパフォーマンスを発揮できた、と自画自賛したのもつかの間、隣になった新婦友達の女の子の顔は明らかに引いていた。

     

    その後我々はプライベート感満載のビーチにてまた記念写真撮影。

     

     

    白い砂浜、青い海をバックに記念写真を撮る花嫁&女子たちはカラフルで写真映えしてとても華がある。

     

    一方我々は新郎リクエストでラグビーボールとともに撮影。

     

    ランパスしてるポーズや新郎をラインアウトで上げてるポーズなど、なぜかハワイでラグビー全面押しの写真をとるというまさかの展開!笑

     

    (しかも我々の中にいかにもラグビーやってましたというガチムチな人間は皆無)

     

    写真撮影が終わりいったんホテルロビーに戻ることに。

     

    戻る途中にあったなんともリゾート感満点なソファベットに、記念にゴロリンチョしときましたペロペロ〜ン★

     

     


    ロビーでイスに座るSのど迫力ボデーにポージングをリクエストしていると、披露宴会場に移動を促される。

     

    さぁ披露宴だ! 手品だ! ハカだ!

     

    さぁ来ましたよ披露宴!

    会場に入ると、光が差し込む明るい二つの大きなテーブルに白いクロスが掛けられ、銀の食器やグラスが並べられている。

     

    こいつぁ料理が美味そうだぜ!

     

    おっ席次表を見ると、、、私は美女軍団と隣ではないか!

     

    やったぜ!^_^

     

    間も無く新郎新婦が現れ披露宴が始まった。

     

    新郎Tもご列席の皆様の前で立派にスピーチをこなす、、

     

    人の結婚式2次会の司会をこなしまくって場慣れしているはずのTも、今日は緊張しているように見えた。

    いやぁ立派だよ・・・ あんなにおちゃらけてたTのこんな立派な姿が見れるなんて・・・

     

    父さん嬉しいよ! (誰)

     

    その後ホンモノのTのお父さんが乾杯の挨拶をし、かんぱーい!!

     

    この辺も海外挙式はカジュアルでいいわ〜!(^o^)

     

    その後、恒例のケーキカット!

     

    オレンジガールズの人垣に囲まれ、我々は一切近寄れない笑

     

    おいしいハワイの肉やシーフードに舌鼓を打ちつつSやK,Mとばっか喋っていたが、そのうち隣のオレンジガールズ達とも話すことに!

     

    いやぁ〜皆さん美しすぎて直視できないですよ〜ハハハ!」とジェントルマンを気取ったつもりが、かなり気持ち悪いヲタ風の男ぽくになってしまい会話も弾まず、、、

     

    撃沈!!

     

     

    ・・・ちなみに料理は以下のようなラインアップでございました。

    ・冷製コーンスープ

    ・ハワイアンオパカパカのソテー

    ・蟹とからすみ ほうれん草の自家製パスタ

    ・牛ロースのタリアータ

    ・チョコレートのクリーム マルコなアーモンドのクランチとゆずを添えて

     

    そのうち余興の時間になった。

     

    誰が余興なんて用意してきたんだよ!?と思ったらなんとTのおばあちゃん!!

     

    学生時代に家にも泊めて頂いたおばあちゃんだが、もうかなり高齢のはずなのにめちゃくちゃお元気!

     

     

    本格的な手品で場の空気を盛り上げてくれました!

     

     

     

    しかも最後は直筆の「寿」と書いた紙をご開帳!!

     

    習字の先生もしてたらしい。

    なんと多才なこと!

     

     

     

    披露宴も中盤に差し掛かったころ、なぜか私が余興をやったらどうか?という話が出てきた。

     

    なんも準備してないのにできるかい!と思ったがゲストとしてTの結婚式を盛り上げることが出来るなら本望。

     

    まぁダダ滑りしてもたかだか20名くらいだし、気心が知れたメンバーだから如何様にもフォローしてくれるだろう。

     

    しかも高校時代は部活のラグビーよりも合宿の一発芸に情熱を捧げたといっても過言ではない私は、こういった小規模の中では意外と目立ちたがりであったりするという。

     

    私は学生時代から披露しすぎて体に動きが染み付いてしまったラグビーNZ代表の試合前の儀式「ハカ」を踊ることにした。

     

     

    前置きで二人へのお祝いとしてうんたらかんたら…と話してるうちに、ゴタクはいいからさっさと芸やれよという空気になってきたため早速ハカを踊らせてもらった。

     

    ラグビーNZ代表の戦士達よ!オラに力を貸してくれ!とばかり気迫を込めてやったおかげで、場もそれなりに盛り上がったようだ。

     

    やって、やって良かった!泣

     

    和やかな雰囲気のまま式は終わり、我々はバスに乗って帰路についた。

     

    冷めやらぬ余韻を覚ましにヨットハーバー沿いのチャートハウスへ

     

    その夜、M、S、Kと私は港沿いのお洒落なレストラン「チャートハウス」で美味しいハワイアンディナーを取りながら今日の結婚式について語り合った。

     

    カジュアルに「ハワイを感じる」お食事体験【ザ・チャート・ハウス・ワイキキ】

     

    肉汁たっぷりのリブアイステーキ。

     

    エビのフリッターみたいな料理。

     

    今日の結婚式について語り合うMORE PLEASE(もっとくれ)TシャツのMとビートルズTシャツの私masakuroy。

     

    割と涼しいハワイの夜風に吹かれながら、ヨットハーバー沿いのレストランで友と語らいながら食べる夕食。

     

    なんと贅沢な時間だろうか・・・。

     

    慌ただしい日常と正反対の、ゆっくりとした時間が流れるハワイで過ごせることの幸せを噛み締めていました。・・・

     

    メインイベントの結婚式は終わったが、我々にはもう1日ハワイを楽しむ時間が残されている。

     

    3日目はアクティビディしたりトレッキングしたり、新郎新婦とディナーしたりなど予定が盛りだくさんなのだ。

     

    終わってほしくないスローライフの楽園での光景を目に焼き付けて、胸いっぱいにハワイの空気を吸い込んだmasakuroyなのでした・・・。

    DAY2 Fin.

     

     

  • コオリナ・ボーイズ DAY1 〜三十路の正しいハワイの愉しみ方〜

    コオリナ・ボーイズ DAY1 〜三十路の正しいハワイの愉しみ方〜

    アロハっす〜! masakuroyっす〜!

    友人のハワイ式から帰国しました〜!(^o^)

    めちゃめちゃ楽しかったっす〜!

    今回の旅行記をブロギングしておきたいと思います!

     

    はじめに

    今回のハワイ旅行、もといハワイ挙式は最高に楽しかったです、、、

     

    今回、ハワイを訪れたのは2回目です。

    初めて行ったのは一昨年で、斜どころか垂直に構えていた私は

    ハワイこんなもんか! 熱海と変わらないわ!」くらいに思っていた・・・

     

    いや自分に思いこませようとしていたフシがあるのですが(その時もめちゃくちゃ楽しかった)

    2回目のハワイは、完全無欠に楽しい旅行イベントでした。

     

    まさに私の人生で5指に入る楽しかった旅行といって差し支えないでしょう。

    三十路に入り過去の楽しかった記憶が薄れているのも一因があるかもしれない

     

     

    キラキラ女子がハワイ大好きな理由が今回でやっとわかった気がしました。

     

    ハワイは桃源郷。理想郷。この世のでっかい宝島。   間違いない。

     

    私が死ぬ時に走馬灯のようにフラッシュバックするのはハワイの光景であることは98%当確でしょう。

     

    今回結婚式をしたのは学生時代からの友人であり、一緒に旅行したのも学生時代の友人3人。

     

    いまや所帯を持ち一家の大黒柱として活躍するメンズ(私以外)が、 まるで若かりし日に戻ったかのように自由に旅行できたことが、 旅の思い出を最高のものに押し上げた理由の最たるものでしょう。

     

    あぁ、自由、、。 自由とはなんと素晴らしいことだろう。

     

     

    しかも仕事や家庭などの制約がある中での束の間の自由ほど素晴らしいものはない。

     

     

    まぁ、私は仕事以外ではいつでも自由なんですけどね☆  キャハッ!☆

     

    1日目 〜抑えられない三十路の食欲〜

     

    まず今回の旅行に当たって、もともと昨年末から格安パッケージツアーを予約していたがてるみくらぶのまさかの破産によりJTBでツアーを取り直すという波乱があったことはお伝えしておきたい。

     

    我々はてるみくらぶでツアーを予約していたのだ。

     

    もちろん払いこみは済ませており旅行代金は帰ってこない。

     

    そう、我々は二倍の料金を払ってハワイに行くという試練をまず神から与えられていたのだ。

     

    しかし悪いことばかりではなかった。

     

    今回よかったと思うことが3つある。

     

    まず1つはJTBのハワイパッケージツアーがそんなに高くないということがわかったこと。

     

    てるみの格安ツアーは3泊5日で8万円くらいだった。

     

    泊まるホテルはかのハイアットリージェンシーということで我々のテンションは否応なしに高まっていたが、今回のことがあったのでやはり大手は安心ということでJTBでツアーを取り直すことにした。

     

    するとJTBのネット限定プランではほとんど同じ内容で8万円台があったのだ。

     

    ホテルのランクは落ちると書いてあったがこれ幸いと我々はこのツアーを申し込んだ。

     

    2つめは往復の航空会社がANAに決まったことだった。

     

    一回目のハワイはチャイナエアラインで決して悪くなかったのだが、サービスのパイオニアANAとは本当にテンションが上がった。

     

    機内食美味しいしCAさん絶対かわいいやん。

     

    3つ目の理由はホテルがとても満足度が高かったということだが、これについては後述する。

     

     

    私は友人S、Mと成田で待ち合わせをすることになっていた。

     

    先に着いた私とSは、夕方になりどうにもお腹が空いてきたので早めの夕食をとることにした。

     

    出発までの持て余す時間をどう使っていいかわからずとりあえず食に走るSと私

     

     

    成田空港のフードエリアにある「唐朝刀削麺」というお店で刀削麺と小籠包食べたんですけど、

    フツーにこの旅行の中でもベスト3にうまかったっす笑

    まだ出発前だけど笑

     

     

    ハワイで食べた料理ももちろん美味しかったんですよ!笑

    ただここは絶品でした笑

     

    唐朝刀削麺 成田空港店-成田空港/刀削麺[食べログ]

     

     

    出国前の腹ごしらえが思いの外出色で、これは幸先がいいと気分をよくした我々。

     

    出発当日も仕事をしていたというビジネスマンの鑑・Mと合流し、

    JTBカウンターで受付をしたのち無事チェックインを終えた。

     

    出国審査でMが金属探知機検査で何度も引っかかるというトラブルがあったものの、無事我々は全日空機に乗り込んだ。

     

    出張など皆無に等しい私にとって久しぶりの飛行機。

     

    さすがANA、機内がすごいあたらしくて綺麗だぜ!

     

    CAさんもさすがにおキレイ! やったぜ!

     

    ワイハまでは8時間かからないくらい。

     

    時差が16時間くらいということで、着くころにはハワイ現地朝10時である。

     

    夜がかなり短い感じで微妙な時差ボケになりそうな感じ。

     

    しかしこういった出発前は気持ちが高ぶってなかなか寝れないものだ。

     

    空港で刀削麺を食べてるにもかかわらず機内食のちらし寿司をフツーに食べる。

     

    機内食が出たら食べないわけにはいかないではないか!

     

    食後、席備え付けのディスプレイで映画が見たかったが、到着後万全の体調を整えたかったため寝ようと試みた。

     

     

     

    しかし熟睡はできずうとうとしてるうちに気づいたらハワイに着いていた。

     

     

     

    機外に出るとさすがハワイ、暑い!

     

    でも日本とあんまり変わらないか。

     

    入国ゲートは日本人観光客でごった返し!

     

    並んでる最中に私はS、Mと引き離されてしまう。

     

    無情にも行列のポールのテープを降ろされ後戻りできない。

     

    一瞬FBIの陰謀かと勘ぐったがせんなきこと。

     

    私は一人で入国審査を突破しないと再び彼らに会うこともままならない。

     

    私は一人で入国審査に挑むことを決めた。

    (誰でも入国審査時は一人一人で行う)

     

    審査官はケヴィン・コスナー的な雰囲気を漂わせる強面のナイスミドル。

     

    警戒感を解くために私は人懐こい笑顔で「アロハ、ハロー!」と陽気に繰り出した。

     

    心なしか頰がゆるんだように見えた審査官が何やら言ったが、何言ってるのか全然わかんない。

     

    私は微笑を浮かべながら「パードゥン?」と耳に手を当て再度促すと

     

    「オヤユビ! ソノアト、ゼンブ!」と慣れた日本語で言ってくれたではないか。

     

    米国入国時は親指単独、また全指の指紋および顔写真を撮影するのだ。

     

    テロ対策だろう。この国際情勢ではやむを得ない。

     

    日本人観光客とて絶対安全だという保証はないのだ。

     

    無事チェックインゲートを通過した私は荷物引き取りターンテーブルで荷物を引き上げた。

     

    私はキャリアがSoftbankであり、ほぼ自動的に「アメリカ放題」に切り替わりノーストレスでLINEを使えたのだが、S・Mはまだ通信がつながらない状態らしく、ハワイ入国早々いきなり連絡が取れない。

     

    取りあえず空港の外に出て、JTBカウンター前で二人を待つことにした。

     

    しかし待てども待てども二人は来ず、LINEを送っても既読にもならない。

     

    さすがに遅いので探しに行こうと思った矢先、ようやく現れた二人。

     

    「ここにいたのかよ! さすがに荷物引き取り所で待ってると思ったよ!笑

    masakuroyが来ないと思って待ってたから無駄な時間過ごしちゃったよ泣」

     

    と言われる始末。・・・

     

    ワイ到着早々すれ違いが発生し東京ラブストーリーもびっくりな我々三十路おっさんず。

     

    ツアーバスに乗り込み、ワイキキ市内へ向かったのでした。・・・

    アラモアナショッピングセンターにて

     

    ツアーバスはまずアラモアナショッピングセンターにあるJTBツアーセンターに到着。

     

    我々はここで降りた。 初日にお土産を買ってしまおうというプランを立てていたからだ。

     

    あと、JTBツアーデスクでアクティビティを予約してしまおうと考えていた。

     

    アメリカ出張から直でハワイに行き現地合流する予定のもう一人の友人・Kから

     

    「ハワイでアクティビティやろう! クアロア牧場のジップラインを予約しといて!!」

     

    と言われていたので、私は日本にいる時にウェブで予約を入れたのだがなんと「予約に失敗しました」という”お祈りメール”をハワイに着いた瞬間に受信していたのだ。

     

    クアロア牧場 谷を駆け抜ける!ジップラインアドベンチャー

     

    改めて予約すべくJTBのカウンターでジップラインの予約を申し込もうとしたのだが、やはり予約が埋まっていたらしくジップラインは諦めざるをえなくなった。

     

    私は当初アクティビディに対して懐疑的で、かつ若い時よりもリスクをとることを恐れ臆病になっていることもあり、ワイヤーで吊るされて森の中を高速でかけぬけるいわば「進撃の巨人」の立体起動装置のリアル版がちょっと怖かったため、内心ホッとしていた。

     

    アクティビティを他に何をやるかは後で考えるとして、お昼時でもあったためフードコートに行ってお昼ご飯を食べることにした。

     

    アラモアナのフードコートは激混みだったが、何とか席を確保してステーキのファーストフード店で「リブアイステーキ」を注文!

     

     

    ウヒョ、お肉がでかい!!

    さすがアメリカだぜ!! そして山盛りのマッシュポテトととうもろこし!!

     

    やっぱりランチはこうでなくちゃ〜!!

    これで14ドルくらいで、なかなかリーズナブルな値段ではあった。

    肉の味がしっかりしていて美味しかったっす。食べ応えあったわ・・・・。

     

    やはり繊細よりも豪快!! これぞハワイアン・ランチプレート!

     

    腹ごしらえも終えたところでお土産を買い込むことにした我々。

     

    私は職場に恒例のホノルルクッキーと、親に頼まれていたゴディバのチョコとドライマンゴーなどを購入した。

     


    S・Mは奥さん・家族から「自分だけハワイなんかずるい!!」ということで化粧品やらお皿やらと色々と頼まれていたものを買い揃えていたようだ。

     

    この点、独身貴族である私は誰にも気を遣う必要がないのでラクなものである笑

     

    だいたいのお土産を買い揃えたところで、「アイランド・ヴィンテージ・コーヒー」というおしゃれなカッフェでコーヒーブレイクを決め込む我々ミソジーズ。

     

     

    早速私はハワイアン・コナコーヒーを注文。

     


    うーん、この酸味のきいた爽やかな香り!

    ハワイの島が育んだ豊かな風味に体が喜んでいるかのようだ! ・・・ん?

     

     

    約1名、ヴォリューム満点のアサイー・ボウルを決め込んでる輩がいました。

     

     

    いつもながら、Sの女子力の高さには頭が下がります。

     

     

    そのあと、JTBツアーメンバーだけ乗れるOli-Oliバスに乗り込んで我々のホテル最寄の停留所まで。

     

    いやーこのOliOliバスめっちゃ便利でしたわ笑

     

    日本語だし地図もわかりやすいし!

     

    ハワイにおけるJTB経済圏の偉大さを思い知りました笑

     

    ホテルチェックイン・ワイキキビーチへ

     

    我々のハワイでの宿泊先・サンドヴィラに到着!

     

    ワイキキ サンド ヴィラ ホテル

     

    このホテル冒頭でも書いたけどめっちゃ満足度高かったっすわ・・・。

     

    サービス行き届いてるし、高級ではないけど清潔で、プールまでついてる!

     

     

     

    プール最高!(^ ^)

     

    日本人スタッフの人もたくさんいて意思疎通も快適や!

     

    カジュアルなバーもワインバルもいい感じ!

     

    気をよくした我々は早速ワイキキビーチに泳ぎに行くことにした。

     

    歩いてビーチまで向かう途中、タンクトップを着ていたMがすれ違いさまおじさんにウインクされるという事案が発生したものの、それ以外は概ね順調であった。

     

    タンクトップを着たMとワイキキの街並み

     

    そしてついについたぜ!

    キラキラ女子の大好物、青い海・白い砂浜、ワイキキ・ビーチじゃ!

     

     

    そこまで観光客が多いわけでもなく、ちょうどいい人口密度で、泳ぐもよし・浜辺で日光浴するもよしなワイキキビーチ! 最高です!

     

    ワイキキでこんななのになんで夏場の湘南の海水浴場は満員電車なみに混んでるんだ!? 謎。

     

    波と戯れるSとM。

    おっさんなので泳ぎに行っても基本すぐ疲れて帰ってくる。

     

     

    休み明けに仕事に出て「日焼けしました?」と聞かれることを死ぬほど嫌う私masakuroyは、SPF値の高い国内メーカーの日焼け止めを持参し、肌に塗りたくって泳いだことは言うまでもない。

     

    ワイキキビーチを30分ほど満喫した我々は、カメハメハ大王っぽい人の像の前で記念写真を撮り、ホテルに引き揚げた。

     

    ハワイアン・ディナーの巻

     

     

    運動もしたし、腹が減った! 我々は部屋に戻って着替えてから一回目の夕飯を食べに出かけた。

     

    我々は移動キッチンカーでガーリック・シュリンプを提供するかの有名店「ケンズ・キッチン」に出かけた。

     

    ワイキキの「ケンズキッチン」で食べるハワイ名物の激うまガーリックシュリンプ

     

    これがケンズ・キッチンだ!

     

     

    注文して外のテーブルで待っているとでてきましたよ・・・

     

    で、出たぁ〜!!

    これがガーリックシュリンプや〜!!

    一口食べてみると・・・パクっ

     

    え、エェええええ!!? 何これぇえぇえ!!?

     

    激うまぁぁあああああ!!!! 最高かよ!!!!

     

    プリっぷりの身の厚いエビに熱いガーリックとバターベースのソースが絶妙に絡んでこの世のものとは思えない濃厚なハーモニーを生み出しているではないですか!!?

     

    な、なんじゃあこりゃあ!! 天国に一番近い味や!(意味不明)

     

     

    写真を撮っているmasakuroyとガリシュリ(訳すな)に舌鼓を打つMのM&Ms。

     

     

    ふぅ。・・・最高のディナーでお腹も膨れたよ!

     

    ん? この後何をしたかって?

     

    ハッハハハハ、デイビッド、決まってるじゃないか!

     

    ここはハワイだぜ?

     

     

    もう一回ディナーを食べたに決まってるじゃないか。

     

     

    その後別のショッピングモールに行き、お土産を買い足したりした我々はそろそろお腹が減ってきたかな〜?と満腹中枢を麻痺させにかかった。

     

    涼しい夜のワイキキ市街をそぞろ歩く我々ミソジーズ。

     

    88TEES。 人気らしい。芸能人の写真がいっぱい飾ってあった。

     

     

    さて!

     

    お腹も空いてきましたかね!

     

    ハワイ行って何食うの? 肉でしょ? ということでお昼に続きステーキを食べました笑

     

    ステーキ→ガーリックシュリンプ→ステーキと、ステーキでガーリックシュリンプをサンドするという謎のウェイトアップまっしぐら街道コンボ笑

     

     

    オーダーする時に店員さんに名前を聞かれるのだが、Sの名前がアメリカの歌手の名前に発音が似ていたことから歌いながら踊りだす陽気な店員さん。

     

    こういうところもハワイサイコーです!

     

     

    ハイッ!!

     

    これ何かわかる?  そう、リブアイステーキね!

     

    本日2食目ね。

     

    見てるだけじゃダメ!

     

    そう、食べるの。 

     

    一気に食すの。

     

    こうして二回目の夕飯を食べてホテルに戻った我々は、明日の結婚式に備えて早めに床に就くことにした。

     

    そう、明日が本番なのだ。

     

    友人の門出を万全のコンディションで祝わなければならない。

     

    旅の疲れと時差ぼけで徐々に意識が薄らいでいった。

     

     

    何かを忘れている気がするー。

     

    何だろう。

     

    でも今や何でもよかった。

     

     

    明日の結婚式の風景をイメージしながら気付いたら深い眠りについていた。

     

     

    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

     

     

     

    「お前ら、マジでちょっと冷たくね?」

     

     

    我々がすっかり眠りについた頃、夜の便でハワイに到着したKの連絡に誰も応答せず、我々の対応にKが深い不信感を募らせていたことは言うまでもないー。

     

    (Sだけ奇跡的に起きて一緒に飲んでいた)

     

    こうしてハワイ1日目の夜は更けていったのだった。

     

    Fin.

     

     

     

     

  • 海辺の街 〜マンチェスター・バイ・ザ・シー観ました〜

    乙です。 masakuroyです。

    先週レイトショーで「マンチェスター・バイ・ザ・シー」を観ました。

     

    参照:映画.com

     

    見終わってすでに一週間が経ちますが、未だに余韻が覚めません。・・・

     

    それほどまでに心に深いひだのようなものを残す映画でした。

     

    マンチェスターと言ってもあのサッカークラブとオアシスで有名なイギリスの街ではなく、「マンチェスター・バイザシー」というアメリカ・ボストン近郊の街の名前なんですね。

     

     

    映画はこのマンチェスター・バイ・ザ・シーを舞台に展開される話です。

     

    ボストンでアパートの便利屋として生計を立てるリー(ケイシー・アフレック)は、無愛想で死んだような眼をしていて、人生に無頓着といった感じで日々を過ごすアラフォーの男。

     

    たまにバーに飲みに行っても女性の誘いにも乗らず、「目があった」という理由で他の客に喧嘩をふっかける、どうしようもなく扱いにくい男です。

     

    そんなリーですが兄の危篤の連絡を受けて、久しぶりに故郷のマンチェスター・バイ・ザ・シーに戻ることになります。

     

    もともと心臓に問題を抱えていたリーの兄・ジョーは治療の甲斐も空しく亡くなってしまいます。

     

    兄を慕っていたリーは悲しみに打ちひしがれますが、ジョーの妻は蒸発していて、息子のパトリック(ルーカス・ヘッジズ)はまだ高校生のためジョーが亡くなった後の手続きをリーが請け負うことになります。

     

    葬儀やお墓など諸々の手配のためしばらく街にとどまることにしたリーですが、ジョーの遺言状で事前に相談もなくパトリックの後見人に指定されていたことを知り、戸惑います。

     

    リーはこの故郷の街で過去に何かがあり、「見ろよ、あれが例のリー・チャンドラーだぜ・・・」と街の人に噂をされるような存在。

     

    居心地がいいはずがないリーはパトリックをボストンへ転居させようとしますが、マンチェスター・バイ・ザ・シーで高校生活を謳歌するパトリックは頑としてその提案に反対します。

     

    僕はここに2人のガールフレンドがいて自分のバンドもホッケーチームもある。 おじさんの仕事は便利屋だろ? どこでも出来る

     

    と生意気な口を聞くパトリックにリーは手を焼きます。

     

    世捨て人のようなリーですが、過去には家族を持ち、兄や大勢の友達に囲まれながら、ささやかながら幸せな生活を送っていたことが明らかになっていきます。

     

    そんな快活でお調子者でもあったリーを変えてしまった過去の出来事とは何なのかー。

     

    この作品はアカデミー賞主演男優賞(ケイシー・アフレック)と脚本賞を受賞していますが、ケイシー・アフレックの演技とケネス・ロナーガンの脚本は本当に素晴らしいです。

     

    ケイシー・アフレックの渋みと影のある40男の演技が堪りませんね・・・!

     

    参照:FASHION PRESS

     

    隠せない顔のシワとか体のだらしなさとか40男としてのリアルさがとてもいいです! ^-^

     

    影のあるイケメン俳優はやはり絵になりますね。。。

     

    この影のあるダンディーさは憧れます。 爪のアカを煎じて飲みたい・・

     

    また少ししゃがれたような声も素晴らしく魅力的ですね。

     

    この映画はもともと製作に参加しているマット・デイモンが主演することになっていたようですが、スケジュールの関係で降板し、ケイシー・アフレックに主演を譲る形になったのだそうです。

     

    授賞式では「主役を譲ってもらって感謝する」とケイシーも言っていたようですが、結果的に本当に良かったと思います。

     

    マット・デイモンだとまた全く違った印象になっていたと思いますから・・・

     

    しかしマット・デイモンは「グッド・ウィル・ハンティング」の再来のようなヒューマンドラマを作りたかったのかもしれないですね。・・・

     

    マンチェスター・バイ・ザ・シー特集:満を持して公開される本年度アカデミー賞《主要部門受賞作“最後”の作品》マット・デイモンが紡いだいくつもの奇跡が生んだ、珠玉の再生物語

     

    奔放な高校生のパトリックを演じるルーカス・ヘッジズのフレッシュな魅力も、ケイシーのいぶし銀さと好対照でいいスパイスになっています。^ー^

     

    脇を固めるジョー役のカイル・チャンドラー、ランディ役のミシェル・ウィリアムズもさすが実力派俳優、素晴らしいですね!!

     

    個人的にリーとジョーの友人でめっちゃいいおっさんジョージ役のC.J.ウィルソンの演技が温かみがあって非常に好きだったのですが、全然経歴でてこないですね・・?

    すごいいい味を出していたんですがそんなに有名な俳優じゃないのかな・・

     

    確かにこの映画は地味ですし、スペクタクルも胸躍る冒険活劇も、胸も焦がすようなラブストーリーもありません。

     

    どこにでもいる凡庸な一人の中年男の、凡庸な街を舞台にした個人的なストーリー。・・・

     

    字面にしてみればそれだけなのですが、映画が終わる頃にはリーやパトリックを始めとする街の人々とマンチェスター・バイ・ザ・シーという街が愛おしくて胸がいっぱいになっていました。

     

    まるで海辺の美しい街・マンチェスター・バイ・ザ・シーが自分の故郷で、登場人物が自分が子供の頃から知っている人々のように親しみを覚え、懐かしさのような感情で胸が締め付けられるのです。

     

    厳しい冬の寒さに見舞われるマンチェスター・バイ・ザ・シーの風景・そして人々の生活をそっと見守るかのような穏やかな海の描写。

     

    また時折流れるブラスをベースにした教会音楽のような美しいBGM。

     

    美しい映像と音楽が絶妙に珠玉のストーリーと絡み合い、物語を盛り上げます。

     

    反発し合いながらも、お互いが家族としてかけがえのない存在になっていくリーとパトリックの、ユーモラスなやりとりも見ていてとても微笑ましくなります。

     

    父親が亡くなりながらも、決して気落ちすることなく前を向き、自分の人生の春を謳歌しようとするパトリックに、リーも羨ましいような、何かに気づかされるような表情を見せます。

     

    リーがパトリックに人生の先輩として教えることもあるし、パトリックから逆にリーが図らずとも教えられることもある。

    とても理想的な関係のように思えます。

     

    この映画のオープニングとラストシーンはとても示唆的だと思うので、これから観る予定の人はしっかり観ていただきたいと思います。

     

    そしてこの映画を観た人と、「あなたはどのように感じたか? リーの考えた結論をどう思うか?」など語り合えればそれは素晴らしい時間になるでしょう。

     

    この映画を観終わる頃には、あなたにとっても「マンチェスター・バイ・ザ・シー」は心の引き出しに大事にしまっておきたくなるような、特別な思い出になっているはずです。

     

    では、あなたと語り合える日を楽しみにこのブログを閉めたいと思います。

     

    最後にマンチェスター・バイ・ザ・シー公式サイトの言葉を引用してー

     

    ”きっとこの映画は、ずっと忘れがたい一本になる。”

     

    Fin.

     

     

  • モテについて語る時に僕が語ること

    こんにちは。マサ・クロイです。

     

    日系米国人の名前みたいになってしまいました。

     

    すいません、masakuroyです。

     

    私は三茶によく出没するのですが、三茶にいる若い人のルックスレベルの高さに驚きを禁じえません。

     

    可愛い子とかっこいい男のいる率が異常です。

     

    普通の人:可愛い子かっこいいやつの比率で言うと2:8くらいでしょうか。

     

    三茶に住んでる人たちは大体モデルとか俳優の卵なのでしょうか?

     

    あとおしゃれですねもれなく。

     

    顔もよくてスタイルもよくておしゃれであと何が欲しいのでしょうか?

     

    三茶でイケメンイケ女を集めて何か国家的な実験でも行われているのでしょうか?

     

    三十路過ぎのおっさんmasakuroyは仕事(というよりスマホの使いすぎ)で疲れると、
    目の保養で三茶に赴きます。

     

    日本人もどんどん外人みたいになっていきますね。

     

    しかし私は信じたい。

     

    外見だけが全てではないと。

     

    人は見ためが100パーセントではないと信じたい。

     

    人は見た目が100パーセントじゃない」と桐谷美玲と水谷あさみが言っても何の説得力もないんです。

     

    唯一信じられるのはちえみだけです。 そう、秋田ちえみです。

     

    間違えました、ブルゾンちえみです。

     

     

    この世に人は70億いますが見た目が良い人もいればそうではない人もいるのです。

     

    見た目が良くなくても皆幸せになるために頑張っているのです。

     

    かっこいいやつだけが女性にモテるわけではない。

     

    かっこいいやつだけが幸せになれるわけではない。

     

    私はそう信じたいのです。

     

    「みんなちがってみんないい」

     

    これは金子みすずさんの詩の中の言葉ですが、人と違うということは素晴らしいことなのです。

     

    大事なのは自分の個性を生かしつつ前向きに生きることだと。

     

    そう思っていました。

     

    昨日出かけた街で「ジャニーズ限定グッズ」の物販に並ぶ若い女性の長蛇の列を見るまでは。

     

    すいません、前言撤回します。

     

    やはり見た目が全てですわ。

     

    ジャニーズが全てですわ。

     

    ジャニーズが全部持ってきますわ。

     

    さて結論が出たところで今週の一曲を紹介しましょう。

     

    現代3大ギタリストとして超絶的なギターテクニックを持ち、素晴らしい曲が書けて見た目もカッコよく女性にモテまくりという、非の打ち所のないアメリカ版福山雅治のような存在、ジョン・メイヤーの新作に収録されている「Still Feel Like Your Man」です。

     

     

    素晴らしい曲ですね。この心地いいメロディー、ギターのカッティングたまりません。

     

    PVでは変なダンスを踊って三枚目も演じられるその茶目っ気も素晴らしいですね。

     

    完璧かよ」と遠巻きから小さな声でツッコむくらいしか凡人の私にはできません。

     

    しかしここで「イケメン=神」説に反論も差し込んでいきたいと思います。

     

    現在公開中の映画「カフェ・ソサエティ」を紹介しましょう。

     

    この映画はウディ・アレン監督の最新作で1930年の華やかなハリウッドを舞台に、成功を夢見てニューヨークからやってきた若者ボビーが、叔父の会社で出会った秘書のヴォニーに惚れてアタックするが彼女には恋人がいて・・・・うんぬんかんぬん的なウディアレンイズムが爆発しているロマンティック・コメディです。

     

    映画『カフェ・ソサエティ』公式サイト

     

    ボビーを演じるのは個性派俳優のジェシー・アイゼンバーグです。

     

    彼は決してイケメンではありません。

     

    しかしどこかパッとしない若者を演じさせたらハリウッドで右に出る者はいません。

     

    ジェシー演じるボビーは女性から見ればどこか憎めない可愛らしさがあり、彼の誠実で実直な人柄も手伝って女性の心を惹きつけていきます。

     

    そんなにイケメンでなくても男は他のいいところで勝負できる!と夢と希望を抱かせてくれる映画です。

     

    面白いので是非見てみてください。

     

    本でも水野敬也大先生が書いた「LOVE理論」はオススメです。

     

    イケメンじゃなくてもたゆまぬ努力と工夫で可愛い彼女が作れる!といったような内容です。

     

    文章が面白すぎて抱腹絶倒を免れないので、ギャグとして読んでも非常に楽しめます。

     

    あとこの本も読んでみたいですね。 非モテに対する女性からのキツめのレクチャーが心に刺さりそうです。

     

    「童貞の疑問を解決する本」

     

    人気殺到で完売の「童貞の疑問を解決する本」が電子書籍に!「童貞じゃなくても面白い」| 男子ハック

     

    最後にその類まれなるポップセンスとギャグセンスでJ-POP界に新風を巻き起こしている岡崎体育さんの新曲「感情のピクセル」を紹介しましょう。

     

     

    彼は決してカッコよくないが、最後まで「オレ今かっこいい」と思いながらやり通しているところに好感が持てます。

     

    私も危うく

     

    あれ? この人かっこいい・・・・のか?

     

    と錯覚しそうになりました。

     

     

    やはり根拠がなくても自信は人をかっこよく見せますからね。

     

    このアプローチは参考になりました。

     

    あと、かっこよく盛り上がっていく曲のサビに「どうぶつさんたち大集合だわいわい おなかぽんぽんぽんのやっほー」と全く脈絡のない歌詞をブチ込んでくるあたり彼の非凡さに目を剥きました。

     

    個人的に「おなかぽんぽんぽんのやっほー」が可愛すぎて何回でも見たいくらいです。

     

     

     

    いかがでしたか?

     

    色々書いてきましたがこのようにモテるイケメンに対抗するアプローチはたくさんあるのです。

     

    この中で自分にあったアプローチを学んで、積極的にモテていきましょう。

     

    夏はもうすぐそこです!

     

    一緒に花火を見に行く天使をゲットするために頑張りましょう!

     

    若人よ! イケメンだけにいい思いをさせるな!

     

    ともに武器を手に取り戦おうではないか!

     

    おー!

     

    脱・非モテ!

     

    〜すべての同志たちに捧ぐ〜

     

    Fin.

     

     

     

  • ソール・ライターの写真展を見に行ってきた 〜無視されることは最高の特権である〜

    ソール・ライターの写真展を見に行ってきた 〜無視されることは最高の特権である〜

    こんにちは。 masakuroyです。

     

    5月の陽光が爽やかで心地いいですね。

     

    ・・・いや、なんか暑くないか!? 

     

    あれ、なんか日が落ちたら逆に寒いし!・・・

     

    ゴビ砂漠か!

     

    @@@

     

    急激な気温変化に体調を崩しがちの虚弱体質masakuroyです。

     

    さてそんな中、アートをこよなく愛する文化人である自称「アール・デコ派(意味不明)」の私は、前から目をつけていた写真展に行って参りました。

     

    それこそ渋谷Bunkamuraザ・ミュージアムで開催されている「ソール・ライター展」です。

     

    ニューヨークが生んだ伝説 写真家 ソール・ライター展|Bunkamura

     

    もちろん写真のことなんて全然詳しくない、かろうじてフォトグラファーといえばロバート・キャパ篠山紀信さんくらいしか知らない私はソール・ライターのことは全く知りませんでした。

     

    しかし、電車の車内広告でソール・ライター展のポスターを見たときに、一瞬でその一枚の写真が持つ魅力に魅せられたんです。

     

    その写真は日常のなんでもない瞬間を切り取ったような写真でした。

     

    タクシーに乗る客と運転手を斜め後ろから隠し撮りしたような構図でした。

     

    もちろん被写体は写真を撮られていることなんて気づいてませんし、運転手の顔も、客の顔も影で隠れていて表情さえ読み取れません。

     

    ただ、車内のつり革をつかむおそらく初老なのであろう客のゴツゴツした手の甲だけにはっきりとピンとがあっています。

     

     

    ただそれだけの写真です。 しかし私はその写真に強く興味を惹かれました。

     

     

    なぜだか理由はわかりませんが、私の中の感性の扉を力強くノックされたのです。

     

    その理由を確かめに私はソール・ライター展に足を運びました。

     

     

    渋谷Bunkamuraザ・ミュージアムの地下1階で開催されています。

     

    スクランブル交差点とかセンター街のあたりは人だかりでゴミゴミしていますが、

     

    松濤のあたりまでくると人通りも落ち着いてきて、渋谷もまた別の表情を見せます。

     

     

    ソール・ライターのイラスト写真パネルでしょうか?

    イラストがなんか可愛いですね!

     

    ソール・ライターはネコ好きだったそうです。

     

    飼っていたネコの名前はレモンちゃん!  かわいいな!

     

     

    ソール・ライターの代表的な写真の構図。

     

    構図のほぼ八割が天蓋で覆い隠されています。

     

    この構図だけでソール・ライターが一風変わった視点から写真を撮っていたことがわかるでしょう。

     

    ソール・ライターはファッション誌のカメラマンとして第一線で活躍しますが、商業写真とは距離を置き、自分が撮りたい写真を追求していきます。

     

    その後、忘れられた存在になりますが、ドイツの出版社が2006年にソール・ライターの写真集を出版したことでその天性の色彩感覚・叙情性が再評価され、注目を集めます。

     

    2013年には彼の生涯を題材にした映画も作られます。

     

    映画『写真家ソール・ライター 急がない人生で見つけた13のこと』公式サイト

     

    ソール・ライターは、ユダヤ教のラビの家に生まれ神学校に通いますが、画家になりたいという夢を隠し持ち、単身ニューヨークに向かいました。

     

    そこで表現主義の画家リチャード・プセット・ダートと出会い、彼の影響で写真に関心を持つようになったと言います。

     

    才能を見出され、ファッション誌「ハーパーズ・バザー」誌でファッションカメラマンとしてのキャリアをスタートしますが、それは彼の本当に撮りたい写真ではなかったと言います。

     

    ハーパーズ・バザーの高名な女性編集者に、「ハーパーズ・バザーでの一年より、〇〇(画家の名前)の一枚の方が価値がある」と言い放ち、不興を買ったという逸話があるくらいです。

     

    彼は後期印象派の画家や、日本の浮世絵におおいに影響を受け、敬愛していたため彼の写真にもその影響が見て取れます。

     

    『写真家 ソール・ライター展』をレポート NYの片隅で人知れず写真を撮り続けた、伝説の写真家の秘密に迫る

     

    ソール・ライターは「雨粒に包まれた窓の方が、私にとっては有名人の写真より面白い」という言葉を残しています。

     

    彼は華美な世界よりも、身近で、素朴な世界に魅力を感じていたのでしょう。

     

    彼の真骨頂が発揮される写真は、市井の人々のなんでもない瞬間を切り取った構図が多いです。

     

    中には表情もわからないくらい遠景だったり、背中だけだったり靴の先だけを映した構図もあります。

     

    しかし、ソール・ライターの関心は一貫して「名もなき人」や「人がいる風景」に向かっているように感じました。

     

    人間を愛していたんですね。

     

    彼は自分の生活圏内にある、なんでもない日常風景の中に何かしらの神秘性を見出そうとしていたのではないかと想像を膨らませてみます。

     

    彼の残した言葉をもっと紹介しましょう。

     

    見るものすべてが写真になる

     

    写真家からの贈り物は、日常で見逃されている美を時折提示することだ

     

    人間の背中は、正面より多くのものを私に語ってくれる

     

    私が写真を撮るのは自宅の周囲だ。神秘的なことは馴染み深い場所で起きると思っている。

    なにも、地球の裏側まで行く必要はないんだ。

     

    このような彼のポリシー・思想をもとに取られた写真は、決して加工されたり誇張されたものからは感じ取ることのできない、静謐で、嘘のない一瞬の生の輝きを感じさせます。

     

    ある意味シュールとも捉えられます。

     

    彼の写真を見ていて、私はある画家を思い出しました。

     

    その画家とはフランドル時代の異端の画家・ヴィルヘルム・ハンマースホイです。

     

    【作品まとめ】静謐と不穏 ヴィルヘルム・ハンマースホイ(Vilhelm Hammershøi)-NAVERまとめ

     

    ハンマースホイの作品の持つ独特の静けさとシュールさを、私はソール・ライターの写真の中にも感じ取っていました。

     

    ソール・ライターがハンマースホイに何かしら影響を受けていたのか知る由もありませんが、その共通点が私には興味深く思えました。

     

    ソール・ライターの写真展を見終える頃、私はここに来たかった理由に行き当たりました。

     

    私は、やはり一風変わったもの・シュールな世界が好きなのだと。

     

    誰しもが絶賛するようなオーソドックスなものよりも、アウトサイダーであったり、オルタナティブなもの、マイノリティーなもの関心を寄せているのだと。

     

     

    私の中で、このことは自信から確信に変わりました。

     

    こんにちは、松坂大輔です。(違う)

     

     

    私の人生のテーマがようやく定まりました。

     

    それはアウトサイダー・オルタナティブなカルチャーを追求する」というものです。

    (なんのこっちゃ)

     

    わけがわからなくなってきたのでこの辺で筆を置くこととします。

     

    それでは、ではでは!

     

  • まさくろさんぽ2 〜北千住編〜

    まさくろさんぽ2 〜北千住編〜

     

    こんにちは。 masakuroyです。

     

    私は渋谷文化村通りのスタバでブログを書いています。

     

    ここは穴場ですね。

     

    そんなに混んでないですし、2階から見える雑踏の景色は素晴らしいです。

     

    しかし私みたいな客はスタバにとってありがたくないでしょうね。・・・

     

     

     

    コーヒー一杯頼んだだけで電源とWi-Fi使いまくりで長時間居座るのですから、、、

     

    申し訳ないのでコーヒーお代わりとケーキを追加注文します。

     

    スタバは高いとかいう方もいますがとんでもない。

     

    スタバのコスパの良さに逆に心配になるくらいです。

     

     

    さて、本題に入りましょう。

     

    GW暇を持て余しているため北千住までお出かけしてきました。

     

    私は以前から北千住に関心を持っていて、行ってみたいと思っていたのです。

     

     

    なぜ北千住か?

     

     

    北千住は近年、住みたい街として人気が急上昇中なのだそうです。

     

    次に来る住みたい街はここだっ! 〜北千住編〜 |街を知る|SUUMO(スーモ)

     

    北千住は5路線が乗り入れる都内屈指のターミナル駅であり、東京電機大学や東京芸大のキャンパスもある学生街としての顔も持っています。

     

    また昔ながらの昭和の空気を色濃く残す商店街がノスタルジーを感じさせていい感じです。

     

     

    私もいい年齢なので当然将来のことも考えます。

     

    考えた時に

     

    将来どこに住むか? 

    家を借り続けるのか?買うのか?

    一人で暮らすのか、それとも結婚して誰かと一緒に住むのか?

     

    というのは非常に重要なテーマになります。

     

    そんな中「慣れ親しんだ街に住み続けるのがいい」というのは自然な発想だと思います。

     

    しかし、可能性を広げるためにいろんな街を見てみるのはいいことだと思ったんです。

     

    それに私は知らない街を歩いて巡るのが好きなのです。

     

    モヤさまの影響でしょうか。

     

    いざ具体的に家を借りるor買うとなった時にいろんな街を知っていることはきっと有利だろうと思いました。

     

    現実的には財布と相談しなければいけませんし、

     

    絶対ここに住みたい!」と思っても予算的に大幅にオーバーしていますということにもなりかねません。

     

    人は知らない土地で暮らすことには不安を覚えるものです。

     

    しかし「あそこだったらいいかも」と思える場所をたくさん作っておくことはいいことだと思うんですね。

     

    近年、「イースト・トーキョー」と呼ばれるエリアは利便性の割に住みやすく割安ということで注目され始めています。

     

    蔵前とか清澄白河とか八丁堀とか小岩とか・・・北千住もそうですね。

     

    基本的に戦後は東京の西側に当たるエリアが住宅地として開発されてきました。

    農地だったりして鉄道の敷設とともに大規模な宅地開発がしやすかったからですね。

     

    東京の東側はというと江戸時代から町民達が暮らしていたいわゆる「下町」と言われるエリアで、

    狭い敷地にたくさん人が住んでいました。

     

    土地の所有権とかが複雑に絡みあったりする場合も多くて、宅地開発はしにくかった事情もあるんですね。

     

    しかし昔からその土地に人が住んでいたということは、昔から地盤が安定していて人が住むのに適していた土地だったということです。

     

    北千住は東海道品川宿、中山道板橋宿、甲州街道板橋新宿と並ぶ江戸四大宿場町の一つでした。

    日光街道の宿場・遊興の街として賑わい江戸時代も1万人を暮らす人が暮らしていたという、まさに今でいう繁華街だったのです。

     

    松尾芭蕉の「奥の細道」の旅の出発地としても知られています。

     

    そんな街を歩いてみたいと思い、私は意気揚々と北千住の地に降り立ちました。

     

     

    地下鉄千代田線で北千住まで行き、地上に出ると西口のロータリーでした。

     

     

    なるほど、非常に人の往来が多く、活気がある。

     

    とりあえず街を歩いてみることにしました。

     

    線路沿いに駅から離れて歩いて行くと、まるでハーモニカ横丁のような独特の昭和ノスタルジーに出会いました。

     

     

    うん、非常に年季を感じさせる、昭和から時が止まったかのような街並み、くたびれた感じの侘び寂び感がいい感じです!

     

    こういうところの赤提灯のお店は貫禄があります。

     

     

    ハーモニカ横丁の所々裏路地に通じるトンネルのような小道があり、非常にインスタジェニックですね。

     

    このトンネルを抜けるとまた、まるで東南アジアかと見紛うような異国情緒あふれる路地が出現します。

     

    すいません、この写真あんまり異国情緒感伝わってきませんね。

    でも、本当にまるで日本じゃないような街並みなんです!

     

    真実は、あなた自身の目で確かめてください!

     

    北千住で有名な「わかば堂」というカフェが女性に人気でとてもいい感じだとネット記事で見たので、

    行ってみたのですが、店の中を覗いたらなるほど激混みでしかも100%女子、男子禁制感が色濃く漂っていたため、入店を諦めました。

     

    ハートの強い男子は、ぜひ一人で行ってみてネ!

     

    わかば堂-北千住/カフェ[食べログ]

     

    忽然と出現する東京芸大

     

    アーティストの卵っぽい人がたくさんいてすごい雰囲気なのかと思ったのですが、とても普通でした。

     

     

    創作に集中できそうな閑静な環境です。

     

    東京芸大の向かいには、な、な、なんとライザップが!

     

     

    初めて生ライザップみました。・・・

    こんな感じであるんですね。・・・

    まさか北千住で遭遇するとは・・・

     

    中では会員が「もっとやれますよ」とかライザップのインストラクターに詰められてんのかな。

     

    北千住の「ほんちょう商店街」。

     

    道幅の広いアーケードの、昔ながらの活気ある商店街ですね。

    江戸時代からあったんじゃないかという店構えの履き物屋さんや、新しいテナントが同居する、

    歩いていてなんとも楽しい商店街です。

     

    元気のいい商店街がある街は、絶対にいい街。

     

    これは間違いないですね!

    シャッター通りが多くなってしまった今、希望の光ですね!

     

    そのまま中央卸売市場の「足立市場」まで足を伸ばしてみました。

    足立市場までの道を歩いていると歴史を感じさせる碑石に遭遇しました。

     

    あぁ、ここは旧街道沿いで、昔はたくさんの旅人たちの往来があったんだろうなぁ・・・と遠い昔に思いを馳せていると色々歴史好きにはたまらないスポットが出てくるではありませんか。

     

     

    昔はこんな感じで道の両端に店(たな)が並んでいたんですね〜。

    「川崎屋」「大阪屋」とかいう屋号で店を出していたらしいです。

     

    屋号は店主の出身地を指していたみたいですね!

    さすが江戸屈指の宿場町。 いろんな地方の商人が店を出してたんですね!

     

     

    この江戸時代の商店街は「やっちゃ場」と言われていたそうです。

    お店の主人の声かけが「やっちゃい、やっちゃい!」と聞こえたからだそうです笑

    なんかかわいいですね笑

    昔の人のネーミングセンスって、ユーモアがあって素晴らしいですよね笑

     

    このへんのセンスって現代人を軽く上回ってる気がしますね笑

     

    やっちゃ場は人のつながりを大事にしていたようです。

     

    どうやらやっちゃ場では娘さんが多かったらしく、婿取りで家業を引き継ぐことが大事であり、三代続けて婿取りの問屋さんも多かったと書いてありました。

     

    仲間の問屋の腕のいい若者を婿にとって家業を続けたらしく、内側ではしっかりしたおかみさんが仕切っていたそうです。

     

    やっちゃ場はある意味おかみさんで持っていた、と書いてありました。

     

    カカァ天下って感じですね〜

     

    元気でしっかりした女性が生き生きと働ける社会のモデルケースは、三百年も前にここにあったんですね。

     

    小池百合子都知事にも、素晴らしい江戸のライフスタイルをぜひ世界にアピールしてもらいたいものです!

     

     

    やっちゃ場の看板。 江戸時代を意識してていい感じですよね〜

     

    文化の蓄積が多い土地はこれだから面白くて好きなんですよね!

     

    そんなこんなで着きました足立市場。 今日はあいにく閉まってました。

     

    ・・・っと、足立市場のすぐそばになんと芭蕉像が!

     

     

    松尾芭蕉の奥の細道の旅路はここ千住から始まったのかと思うと感慨深い気持ちになりますね・・

     

    松尾芭蕉はどんな気持ちでここを旅立ったのでしょうか。・・

     

    芭蕉が決意を胸に最初の一歩を踏み出した道と、同じ道を今自分が歩いているかもしれないと思うと不思議な気がしますね。

     

    日本人の心を詠んだ俳人に思いを馳せるのも悪くない休日の過ごし方ですね・・・。

     

    自らの来し方行く末に思いを馳せてみるのも・・・・。

     

    松尾芭蕉の大河ドラマやらないかなぁ〜 見てみたいなぁ。

     

    ここ北千住は旅立ちの街であり、始まりの街なのかもしれませんね。

     

    歴史と文化の蓄積と、人々の活気を感じる街、北千住。

     

    ぜひ一度足を運んではいかがでしょうか。

     

    それではあっしは次の街へ・・・・。

     

    アバヨォ!

     

     

     

     

     

  • 2017年ゴールデンウェーイクの過ごし方

    こんばんは。 masakuroyです。

    黄金週間、またの名をゴールデンウェーイ!クですね。

    間違えました。ゴールデンウィークですね。

    すいません。 すいませんでした。 殴らないでください。

     

    さて、私はこの連休、特にどこに行くとも考えていなかったんです。

    金もないですからね。

     

    入院したり、てるみくらぶで予約したハワイの旅行代金がどこかに消えてしまったりしましたから。

     

    友達とヤクルトを応援しに神宮球場行くくらいですね。

    しかし色々と見に行きたいものはあるんです。

     

    やりたいことリスト

    1. Youtubeを見る

     

    普段からできるじゃねぇかと笑

     

    しかし、最近Aphex TwinのPVを見るのにハマっていて、連休早々結構見ちゃいました笑

     

    ちなみにマジで気持ち悪いんですけどね笑

    キレキレで卑猥かつ品がなさすぎるダンスを踊るおっさん(Aphex Twin本人)となぜかおっさんと同じ顔になってしまうオネーチャンたちがリムジンの中で体弄りあったりビーチで踊ったりと、全く意味がわからない内容なんですが、クセになってしまいます。

     

    Windowlickerの曲の中毒性がヤバイです。

    さすが鬼才エフェックスツインですね。

     

    これとか完全に内容が進撃の巨人ですよね。

     

    作者の方もこのPVにインスパイアされていたのではないかと想像せざるをえません。

     

     

    エイリアンの造形がキモすぎ!

    あとビームを出しながら踊るダンスがシュールすぎる!!

    ドアが開いたら急におとなしい振りするとか、修学旅行で担任の先生が見回りに来たら寝たふりしてる中学生か!笑

     

    このPVはクリス・カニンガムという人が監督です。

     

    こういうちょっとキモくてクセのあるPVを作るのに定評がある人みたいですね。

     

    いや〜本当に変態すぎて逆にリスペクトです。

     

    変態映像作家クリス・カニンガムPVベスト10

     

    2. 映画を観る

     

    えぇ、これも普段からできますね。

     

    あれを見てきました。 「T2 トレインスポッティング」です。

    思春期に観た「トレインスポッティング」が忘れられず、長らく私の中で最高のポップカルチャームービーであったことは言うに及ばすです。

     

    彼らのファッションに憧れて何度真似したことか・・・・

     

    レントンが履いてたスキニーっぽい黒のデニムがあの頃は欲しくて欲しくて仕方ありませんでした。・・・

     

    あとあの音楽ですよ! レントンがエンディングで最高の笑顔を浮かべながら「人生を選べ」と口走りながら逃げていくシーンで流れるBorn Slippy。。。

     

    私の観てきた映画の中で、胸に突き刺さって抜けないトゲのような、忘れられない初恋のようなこれ以上ない希望に満ちたエンドロールないっすよ!

     

     

    私の中で完璧な映画だったトレインスポッティングの続編ということで、正直醒めた目で見ていた部分はありました・・・

     

    これで駄作だったらどうしよう、僕の中のトレインスポッティングの思い出が陳腐なものになってしまう・・・

     

    そう思ってました。

     

    T2を見るまでは。

     

    しかし、全く期待は裏切られませんでした。

     

    そこには紛れもなくトレインスポッティングの世界がありました。

     

    変わったことと言えば、あれから世界は20年経ったということと、レントン・ベグビー・シックボーイ・スパッドがアラフィフの中年になったということです。

     

    そこにはあまりにもリアルすぎる日常と、変わっていく世界と自分たちの人生の変化に戸惑いながらも、やっぱり変われないダメダメで愛すべきヤツらの姿がありました。

     

    この映画を見て私が感じた感想をひとことでいうと、

     

    「時間はただ過ぎていく。 それでも、人生は続いていく。」

     

    ということですね。

     

    いや〜映画のテンポと演出、そして何より音楽が最高過ぎます!!

     

    ダニーボイルって本当に天才ですね。

     

    3. 美術館の特別展に行く

     

    結構面白そうな特別展が結構やってて、行きたいんですよね。

     

    まず東京ステーションギャラリーの「アドルフ・ヴェルフリ展」。

    東京ステーションギャラリー

     

    アウトサイダー・アートとして世界的に有名らしいのですが日本ではほとんど知られていない孤高の画家らしいです。

     

    何と精神を病んで入院した精神病院でひたすら何十年も絵を描き続けたとか。・・!

     

    興味をそそられます。

     

    東京ステーションギャラリーは場所自体がとてもオシャレですから、それだけでテンションが上がります。

     

    あと渋谷Bunkamuraギャラリーで開催されている写真家「ソール・ライター」の個展ですね。

    ニューヨークが生んだ伝説 写真家 ソール・ライター展

     

    これもある意味オルタナティブ・アートというか、商業写真から距離を置いた、静寂を感じる写真に興味をそそられました。

     

    なんとなく一枚の写真の持つ力を見せつけられる、そんな気がします・・・!

     

    またブリューゲルの「バベルの塔」展も見に行きたいです。

    【公式】ブリューゲル 「バベルの塔」展

     

    ブリューゲルは好きな画家なんですよね。

     

    絵のタッチは可愛らしいのに、「絞首台の上のかささぎ」とか「ベツレヘムの嬰児虐殺」などどこかシニカルで暗喩に満ちた絵のミステリアスさにどこか惹かれてしまいます。・・・

     

    ・・・とまぁ色々書きましたけど私の今年のGWはこんな感じですわ!

    それでは、このへんで終わりにしよ

     

    (日記はここで終わっている)

     

    Fin.

     

     

  • はじめてのにゅういん 〜新春スペシャル〜 

    こんにちは。 masakuroyです。

    私が住んでいる街では、この週末ちょうど春祭りが行われていました。

    道路は歩行者天国になり、道はお祭りではしゃぐちびっこを始め沢山の人でごった返しており、

    太鼓をたたいたり、しゃみせんを弾いたりお祭りに欠かせない催し物も行われ、たいそう賑わっております。

     

    そんな楽しい春祭りの中、私は何をしていたかというと・・・!?

     

     

    入院してました。

     

     

    ガーーーン

     

    私が記憶している限り人生初の入院、、、

     

    皆さんご承知の通り、「平成の若年寄り(意味が違う)」こと私masakuroyは健康オタクを標榜しております。

     

    タバコは吸わないのはもちろんのこと、お酒も基本的週末しか飲まず、ご飯は色の濃い野菜の定食を中心に腹八分目を心がけ、毎日必ずヨーグルト「R1」を飲むことを習慣とし、夜遅くまでナイトライフを送るなど以ての外であり、大体毎日6時間以上は睡眠をとり、週末は友人と公園をランニングするという、

     

    アーバン・シティ・ライフを送る現代人のライフスタイルの理想形に限りなく近いと言って差し支えない生活を送っているにもかかわらず・・・

     

    仲間内で一番医療費を投入しているのが私です。

     

     

    「みんな違って、みんないい」ですね!笑   うほー!

     

     

    さて何が起こったかと言いますと、

     

    金曜日、普通に飯食って帰ってきて、1時頃に床についたワケですよ。

     

    その後、2時半くらいにふと目を覚ますと、あれ・・・お腹痛い・・・

     

     

    「腹イターーー!!!」

     

    もう悶絶するほどお腹が痛いワケです。

    体勢を変えて見ても、トイレに行ってみても、歩き回ってみても試しに床に寝てみても

    どうやってもお腹がいたいのです。

     

    苦しみに苦しみ、どうしようか考えましたが「こりゃ朝までは待てねぇな。救急車呼ぶしかないのかな・・・」と思いましたがまずネットでこういう時どうすればいいのか検索してみることにしました。

     

    都内では「東京消防庁救急相談センター」という窓口が開設していて24時間対応してくれているとのことで、まず電話してみました。

     

    私「すいません、お腹が猛烈に痛くて、、、でも救急車を呼ぶほどのことなのかと思ってこちらにお電話しました・・・」

     

    電話に出てくれた職員さんがすぐに看護師さんに代わってくれて、救急車を呼んだ方がいいという判断になり、119番につないでくれました。

     

    一人暮らしで不安な心境で、しかも草木もねむる丑三つ時の深夜3時の中、話せる人がいて、何もかも迅速してくれる、、、

     

     

    何とありがたい。 というか本当こんな非常識な時間に申し訳ない・・・・ しかし救われる思いでした。・・・

     

     

    その後、20分も経たないうちに救急車が到着し、3人も救急隊員の方が来てくださり私を担架に乗せ運んでくれました。・・

     

    救急隊員の方が私を担架に寝かせ、意識確認や瞳孔が開いてるか?チェックなどを行いながら、夜中受け入れてくれる病院を迅速に探してくださり、すぐに近くの病院に搬送されました。

     

    病院に担ぎ込まれ、当直の先生に診察を受けました。

     

    当直の先生も豪快で、ガハハという笑い声のよく似合う人情派の先生でした。

    なんだろう、誰かに雰囲気は似てるけどすぐにパッと思いつかない。・・・

    まぁでも豪快で人情に厚い方であることは間違いないです。

     

    まるでドラマにそのまま出てきそうな器の大きさを感じさせる先生でした。

     

    とりあえず痛み止めの点滴を打たれ、翌日いろいろ検査を行うことになりました。

     

    しばらくは腹痛が治まらず悶えていましたが、急にすっと腹痛もおさまり落ち着くことができました。

     

    そのまま土曜日になり、色々と検査が入っていました。

     

    レントゲン・心電図・CTスキャンやら・・・そして人生初の胃カメラを飲むことになりました笑

     

    とりあえず土日に入っていた予定を全てキャンセルし、親に連絡して来てもらうことにしました。

     

    いやーいきなり入院ってなると、いろんな人に迷惑をかけてしまうものなんですねぇ・・・

     

    親が比較的近場に住んでて、親も予定なかったからよかったようなものの、

    こういう事態に完全に単身だといろいろ大変なものがあります笑

     

    初めて知ったんですけど、入院する際って誓約書とか色々書類を書かなきゃいけなくて、もしもの時の「身元引き受け人」と「連帯保証人」も書いてもらわないといけないんです! (しかも身元引受人と連帯保証人は別の人じゃなきゃいけない)

     

    あと「入院一時金」というデポジットみたいな感じで50,000円をまず払わないといけなくて、払おうにも現金がなくて、お金をおろしにいこうとするなら先生に一次外出の許可を得ないといけないとか、いろいろ大変な感じでした笑

     

    親が来てくれてその代行してもらえたから助かりましたが、こういう時頼る人がいないとなかなかキツイっすね笑

    もしかしたらそういう人向けの手続き方法もあるのかもしれないですけどね、、、

     

    いろいろと勉強になりましたわ・・・(⌒-⌒; )

     

     

    胃カメラを飲むことになっていたので、土曜日は1日中水すらも飲まない方がいいと言われて完全絶食しました笑

     

    点滴をしているからなのか、お腹の調子が悪いから何かわかりませんが全く飲まず食わずでも全然なんともありませんでした

     

    点滴のおかげかな?笑 これでダイエットできるんじゃないですかね!(絶対するな)

     

    人生初胃カメラは緊張しましたが、なんと鼻から入れるタイプ(最新型らしい)で、まず鼻から液体状の麻酔を入れた後チューブ状のカメラを入れるのですが、ちょっと喉に違和感があるかな〜というくらいであまり気にならない!

     

    技術の進歩ってすごい!!

     

    余裕があったらモニターでお腹の中見れますからね〜」って言われましたけど全く余裕なかったし、見たくなかった笑

     

    前日から絶食していたからお腹の中は空になっているかと思いきや、金曜日に食べたものがほぼそのまま残っており、めっちゃ見にくかったという・・・

     

    おいっ、ちゃんと働けよ、おれのカラダ!!笑

     

    そんなこんなでいろいろ検査を終え、母親に「いや〜人生で初めて入院したよ〜」といったところ、

    何いうてんねん、あんたが学生時代に急性アルコール中毒で病院担ぎ込まれたことあったやんか」と厳しいツッコミが笑

    「その時の病院とここ似てるな〜 懐かしいわ〜」

     

    そうか、20歳の時サークルの飲み会で急性アル中になって病院に運び込まれて、朝病院のベッドで目覚めて迎えに来てもらったんだった笑

     

    迷惑かけてるな、おれ、、、、(ー ー;)

     

    そんなこんなで検査も終え、日曜日に無事退院しました!

     

    病院から出ると外は知らない街の景色が広がっていました。

    来たことない街の病院に2日間も入院していた私・・・。 何か不思議な感じがしました(´Д` )

     

    その日は4月なのに7月上旬の気温で、アスファルトの道路からの熱気で風景が歪むほどでした。

     

    「夏が来るな・・・」

     

    二日風呂に入っていないボサボサの頭で、フラフラと駅への道を歩きながらぼんやりそんなことを考えていました。

     

    本当に月並みですが、いろんな人に支えられながら自分は生きていけてるんだなぁと思いました。

     

    夜間救急相談センターの方、救急隊員の方、夜間受け入れてくれた病院のお医者さんや看護師さん、親・・・

     

    いや、本当に医療に携わる方々には頭がさがる思いでした。

    自分のためにこんなにしてくれて、本当に神だと思いました。

    人命に携わるという一番重い仕事を、責任とプライドを持って真摯に取り組んでいる姿が涙が出るほどカッコよかったです。

     

    医療に携りたいという希望を持つ方が後を絶たず、ドラマや映画などにも頻繁にテーマとして取り上げられるのは「人を救う現場」は、特別な感動が生まれる環境だからなんでしょうね。

     

    こんな話の後に水を差すようであれなんですが、最後にお金の話もしときたいと思います。・・・

     

    救急車呼んで、いろいろ検査やって、部屋の空きの関係で個室ベッド代を負担して2泊3日で60,000円オーバーでした・・・

     

    ここまでやって頂いたのでやむをえないですが、やはり痛い出費でした。・・・

     

    やはり健康いちばん!!!

    しかしやばいときは無理しないで、躊躇せず救急車を呼んだ方がいいと思います!

     

    それでは! アスタマニャーナ〜!!!

     

     

     

  • 「わたしは、ダニエル・ブレイク」観ました。

    「わたしは、ダニエル・ブレイク」観ました。

    こんにちは。masakuroyです。

    先日、有楽町で「私はダニエル・ブレイク」をみました。

    いやー。・・・非常に考えさせられるいい映画でした。

    ケン・ローチ監督は労働者階級にスポットを当てた作品を撮り続けてきた御年80歳の長大御所監督なんですが、イギリスらしい飾り気のない、ストレートで力強いメッセージが伝わってきました。

    ケン・ローチが描くイギリスの冷酷な現実

     

    普通の暮らしを望む、実直で真面目な人々を追い詰めていく冷酷で硬直的な社会システムへの怒りを、淡々とした映像で伝えていきますが、ラストシーンは思わず目に熱いものがあふれそうでした。

     

    ダニエル・ブレイクのメッセージは胸に響きます。

     

    市民としての当たり前の生活・権利が奪われているのが現代の現実なんだなぁということも目の当たりにさせられます。

    最近日本での異常な働き方がメディアでクローズアップされていますが、この映画を見るとちゃんとした仕事があって、それに対する対価をもらえるのはもちろん当たり前のことなんだけど、とてもありがたいことなんだなとしみじみ思いました。

    誰もが納得できる働きかた・社会って、難しいですね・・・・。

     

    イギリスの社会システムが本当にここまでお役所的だと、日本はまだマシな方なんじゃないかと思いましたね。

     

    こういった社会の歪みとか誰もがおかしいと思ってるけど取り上げられない問題を扱った映画はインパクトがありますよね。 

     

    この映画もカンヌ国際映画祭の最高賞パルム・ドールを受賞しました。

     

    日本でも痴漢の冤罪を取り扱った「それでもボクはやってない」とか、非常に評価されましたものね。

    社会問題を取り上げた日本映画ももっと日の目を浴びて欲しいですね。

     

    例えば待機児童とか、介護の問題とかエンターテイメントの映画として撮るのはなかなか難しいテーマだと思いますけど、見てみたいですね。

     

    主人公のダニエル・ブレイクの不器用だけど温かく、実直な性格は本当に人として尊敬できます。

     

    作中に出てくるダニエルの履歴書に「権力には媚びないが、隣人には手を貸す」という一節があるんですが、ダニエルの性格を表していてとても好きです。・・・

    私もダニエルみたいに生きられたらいいなと思いました。

     

    上映館は少ないですし、デートとかファミリー向きの映画ではないと思いますけど、人々に問題意識を投げかける素晴らしい映画だと思います。

     

    主人公が出会うシングルマザー・ケイティの子供たちもとっても可愛いので、ぜひ機会あれば見てみてください!!

    映画を見た後、「わたしは、ダニエル・ブレイク」というタイトルの意味がずっしりと胸に残ります。

     

     

  • 上質な休日の過ごし方講座 〜masakuroyはBarにいる〜

    上質な休日の過ごし方講座 〜masakuroyはBarにいる〜

    こんばんは。

    ”上質”を知る男、masakuroyです。

     

    嘘です。

    知りません。

    おまけに金もありません。

     

    とまぁ得意の自虐(Self-torture)は置いといて、上質”な生活を送りたいと思う今日この頃です。

     

    無益で疲れるだけの合コン三昧という魔のスパイラルを抜け出し、もっと芸術文化に触れ、感性を磨きたいと思うのです。

     

    そして30代の大人の男の魅力を醸しだして行きたい

    というのが最近の私のテーマです笑

     

    さて、それでは上質な休日の過ごし方の例を挙げてみましょう。

     

    ①. いい本を読む。

     

    最近は資産運用入門みたいな本を読んでます。 まぁ運用するほどの資産も持ってないんですが30代ともなってお金の知識をもっと身につけなきゃなぁと思いましてね。

    こういった実務的な本だけじゃなくて文芸作品も読みたいんですよねー。

     

    今読みたいのはドストエフスキー。

    カラマーゾフの兄弟しか読んだことないんですが、定番の罪と罰とか地下室の手記を読んでみたい。

    人間とは何か?といった深遠なテーマに迫る小説をじっくり読みたい、、

    スマホばっか見ていてすぐ答えを求めてしまう生活の反動で、逆に”すぐになかなかわからないもの”を読んでみたいのかもしれないですね。

     

    はー現代人。

     

    ↓のブログを読んで改めてドストエフスキー読みたいと思いました。

    やっぱりドストエフスキー読もうぜ!-Letter from Kyoto

     

    ②.いい音楽を聴く。

     

    三度の飯より音楽が好きな私は、音楽聴くだけでストレスを解消できるというなかなかいい特性を持っています。

     

    今年もすでにThe xx(今年フジロックに来る!)の素晴らしい新作に出会えましたし、直近ではBlood OrangeとかCloud Nothingsとかも聴いてますね。

     

     

     

    4月にはCeroのライブにも行きます! 楽しみ!

    ジャズとかにも手を出してみようかなぁと思います。

    あんまり詳しくないんですけどチェット・ベイカーとかビル・エヴァンス好きなんですよね。

    静かに過ごしたい夜によく合う音楽です。

     

     

     

     

    ③.芸術に触れる

     

    いいものを見て、触れて感じて心に栄養を与えたい!って感じですね笑

     

    上質な映画を見たり、上質なアートを見てクリエイティブなマインドを養いたい。

     

    それをどこで発揮するんだっていう。笑

     

    今一番見たい映画はカナダが誇る若き天才・グザヴィエ・ドラン監督の「たかが世界の終わり」です。

     

     

    ギャスパー・ウリエル、マリオン・コティヤール、ヴァンサン・カッセル、レア・セドゥなどフレンチ・コネクションな豪華キャスト。

    カンヌ映画祭のグランプリを受賞しましたね。

     

    山田孝之が羨ましがってることでしょう笑

     

    こういった人間ドラマを描いた、心のひだに触れるような映画をもっと観ていきたいですね。

     

    あとレイトショーは1300円と安く観れるのでオススメです!

     

    ④. 定期的な運動を欠かさない

    健康教室みたいになってしまいましたが笑

     

    しかしこれは大事なこと! やっぱり週一ではいい運動して汗かきたいですからね!

    精神的にも運動はいい影響を与えている気がします。

     

    週に一回は運動したい!

    けどジムに行くのも一人で走るのも嫌だ・・・という私はこんな感じで運動習慣を作り出しています笑

    ●タッチラグビー大会/練習参加!

    これは前出のブログにも書いていることですが私は友人とタッチラグビーチームを組んで、一ヶ月に一回は大会や練習に参加してます。

    慢性的な人数不足に悩まされていますが笑

    過去ブログ:アラサーに反復運動は辛い〜春の省エネ!大作戦 参照

     

    ●ランニングをする!

    フルマラソン出場を目指している近くに住んでる友達が、いつも日曜の朝に走っているのでそいつと一緒に走っています。 まぁだいたい6kmくらいですが笑

    あ、ちなみに私はフルマラソンには興味ありません笑

    2月とか寒いんで家にこもりがちですが、結構日曜は天気がいい日も多いので、朝から外で走ると爽快な気分になれます^^

    自分がとても立派な人間になった錯覚に陥れます笑

     

    ●個人フットサルに参加する。

     

    しもた!今週タッチラグビーもランニングもない! という時は個人フットサルに参加します。

     

    チーム組んで、、とかだとハードル高いんですけど、個人でもフラッと申し込んで参加できるものがあるので、お一人さまにはとっても嬉しいですね!

    The 銀座deフットサルの個人参加情報・予約-LaBOLA

     

    基本個人参加ベースなのでひとりで行って浮くこともないですし、ある意味ビジネスライクな雰囲気が気に入ってるんですよね。笑

     

    ⑤. ひとりBARを愉しむ。

     

    はい、きました。 大人な時間の過ごし方真打です。

     

    ひとりBARって憧れるけどハードル高いなぁと思っていたんですけどいざ行ってみると、、

    とってもいいですね笑

     

    今はいろんなBARに行ってみて、どこか通うBARを決めたいと思ってます。

     

    早い時間に行くと他にお客さんがいなくて、マスターと話しちゃったりして、上質な時間に浸れるのでオススメです笑

     

    行ってみるとBARにも、料理を出してくれるBARもあれば、お酒以外は食べ物を一切置いていないBARもあって色々そのお店独自のカラーがあって面白いです。

     

    おしゃれなジャズが流れるバーもあれば、ろうそくの光が揺らめく、真っ暗で無音のバーもありますからね笑

     

    真っ暗で無音のバーに行った時は正直ビビりましたけど、慣れると妙に落ち着けました。w

     

    バーではウィスキーを飲むことが多かったですけど、この間初めてカクテルを頼んだんですよね。

     

    カクテルなんて女性が好む甘い感じのお酒なんだろな〜と思ったら、とんでもない!

     

    マティーニを飲んで、その強烈さに驚きを隠せませんでした!

     

    マティーニが【カクテルの王様】と言われる4つの理由-NAVERまとめ

     

    すごい強いし、一杯飲むだけでもかなり回っちゃいますね笑

     

    そして、ウィスキーよりコスパがいい笑

     

    ジントニックとかもマスターの腕の見せ所で、居酒屋で飲むものとは全然違うので頼んでみるといいかもです。

    初めてのバーに来たら、まずはジントニックでも|【中野・バー】NAR NASH

     

    こないだバーのマスターに「おすすめのカクテルください」と言って出してもらったのがフランシス・アルバートというカクテル。

    あの伝説的歌手・フランク・シナトラをイメージして作られたカクテルのようですね。

    とても強烈でしたがどこか甘い感じのある、不思議な味でした。

     

    とまぁ、最近こんな感じの休日を過ごそうと思っております。笑

     

    より一人遊びがうまくなってきた感じですかね笑

     

    今年のテーマは「上質な生活」ですから、休日もダラダラせずにテーマを持って過ごしていきたいと勝手に思ってます笑

     

    私はこんな上質な休日を過ごしています」といったような皆様のご意見・お便りドシドシお待ちしています笑

     

    それでは、皆様も是非”上質”な休日をお過ごしくださいませ笑

    チャオ!

    Fin.