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  • インターネットの大海を漂う「若さ」という名の残骸たち〜あの日のタイムカプセル〜

    インターネットの大海を漂う「若さ」という名の残骸たち〜あの日のタイムカプセル〜

    先日合コンをした時、なかなか可愛くて話があう子がいたので、後日「今度二人で飲みにいきませんか」とLINEを送ったら、「他に気になる人がいるので…」とあっさり玉砕したmasakuroy29歳です! フォウ!!

    ところで、あなたは小学生くらいの時学校の校庭の庭などに「タイムカプセル」を埋めたことはあるだろうか?

    「10年後に皆で一緒に掘り起こそうね」などと友達と約束をして別れ、皆散り散りになり、結局タイムカプセルは掘り起こされずにずっとあの日の校庭に埋まったまま・・・ということはよくあるのではないだろうか。

    幼い頃の文集やアルバムなど、実家に戻れば読み返すこともあるかもしれないが、それらは基本的に押し入れの奥深くに眠り、滅多に取り出されることはないだろう。

    しかしあなたがインターネットという広大な海に残してきた痕跡は、消えることなく半永久的に、あの日のまますぐに目の前に取り出す事ができる。

    あなたがインターネット上に公開したもの、Facebookのタイムラインや、Twitterのツイート、懐かしいもので言えばmixiの日記などは公開した先から即座に共有され、消したつもりでも痕跡は永遠に残り続けるのだ。

    そうして懐かしい思い出や、消したい過去は残骸と化して無限に広がる仮想空間に漂い続ける。

    それでも特定のキーワードを叩いてリクエストを送れば、すぐにサーバーから呼び出されて再びあなたの前に姿をあらわすのだ。

    今日はあえて自らネット上のタイムカプセルを掘り出してみて、若さゆえの過ちともいうべき過去を棚卸しして、次の場所に向かうための肥やしとしていきたいと思う。

    私は高校時代ラグビー部に所属していたのだが、先輩部員が完全に個人で制作したホームページで「日記リレー」というものをやっていた。

    部員が日記を書いてリレーしていくという、なんとも面白い仕組みだ。

    そこで私が3年生の時に書いた日記を掘り起こしてみたいと思う。

    以下原文(個人名のみ伏せ)

    「こんにちわ。期末の物理のテストで100点満点中15点をとり早くも21世紀最高の未踏地開拓者(エクスプローラー)との呼び声高い三年センターmasakuroyです!幼いころに谷から落ち谷底に強く頭を打ち付けたのが悪かったのか・・・それでサイヤ人としての誇り高いプライドを失ってしまったのか!・・と言ってみたり三年センターmasakuroyです!自分的にはつかみはバッチリって感じです。
    オッケーオッケーバッチこい!さてこれから高校生活最後の夏を迎える訳ですが高校生っぽい甘酸っぱい青春はなにひとつ経験しておらず「それでもやっぱ俺たちにはラグビーしかないじゃん!」という気持ちで胸が締め付けられる思いです。しかしいまの僕は肩の怪我でそのラグビーすらまともにできない状態。このもどかしさといったら・・「ワイは不器用や!ラグビー以外のことはなんにもできへん・・ていうかラグビー自体まともにできん・・それでもワイはラグビーが好きなんや!ワイには大阪人の血が流れとんねん!」って感じです。そう、僕は後で後悔したくない・・後悔だけはしたくないんだ・・こんな昔ばなしがあります。あるところに焼け焦げたスチールウールみたいな頭をした少年がおりました。•••。僕はこんなことにならないように引退まで精一杯頑張っていきたいとおもいます!支離滅裂な文章になってしまいましたがこれで僕の日記を終わらせていただきます。御精読ありがとうございました。」

    やばっww 17歳のおれ、今と全く変わってないやんww 成長皆無やん!!

    てかこの時のほうがイキイキしとるやんけ!!w 文章に力があるよ、力が!!

    過去の自分のダメさを断罪しようと思ったら、思いの他出来がよかったので、逆に「30歳を迎えようとする俺どうなってんの・・・?」という感じで逆にちょっと凹んでしまいました。

    やはり高校生の勢いというものは馬鹿にはできません。

    ついでなので、友人の日記リレーも紹介したいと思います。

    友人S 原文ママ(個人名は伏せ)

    「こんばんわ!最近、ひょうたんの栽培を本気でかんがえています。○○先生の「ひょうたんは女性そのものです!!」という言葉には少なからず衝撃をうけました。ひょうたんには、あの曲線、つや・・といい何か人を、とりこにするものがあるんでしょうね。Sです。ちなみにうちの庭は狭いので、masakuroy家の庭に植えてみます。ところで、ぼくはつい最近まで松葉づえ生活をしてました。まわりからは×××と罵られる日々・・・。朝から目の前に広がるあまりにもつらすぎる並木道・・・。満員電車にゆられ、杖を蹴っ飛ばしても知らんぷりをかますおやじたち・・・。松葉杖をついてる人を見つけると「お互い大変ですね」と思わずアイコンタクトをかわしてみたり・・・。毎日が冒険でした!そんな日々のなかでも、心温まる話がありました。
    あるひいつもどうり電車に乗っていると、僕の真後ろに・・「ポテトサラダッッ!ポテトサラダッッ!!う~ん?(←ちょっと悩んで)・・・・・マヨネーズッ!!!ポテトサラダ・・・・」と。半永久的に叫び続ける、ほんの少し変わった人がいましたと。ちょうど鷺沼あたりから叫びだしたその時、ぼくの心臓はわしづかみです(?)!!
    <次の日・・・>いつもどうり電車にのっていると、僕の真後ろに・・「サラダ油ッ!!サラダアブラッ!!サンタクロースッッ!!サラダ油っ・・・」あっ!!この人・・・。そう昨日の人だよ。ぼくは驚いたというかなんというか・・・。あっ、いってる言葉が違うな。・・う~ん・・・ものすごくツッコミタイ!!もうすんごくもどかしい・・あ・・もう!!みたいな感じでいると・・、あるおばさん(水前寺清子 激似)「うっせえーんだよこらぁぁー!!」
    うおっ!!! (実話)」

    とっても面白いですね! イキイキしていていい感じです!

    友人S2 原文ママ (個人名伏せ)

    「まずはじめに、応援して下さったみなさん本当にありがとうございました。
    そして、3年間ご指導くださった××先生をはじめ監督、コーチの方々にも感謝の気持ちで一杯です。
    △△でラグビーがしたいという一心で、■■高にもわざと落ち(嘘)、埼玉の片田舎から毎日2時間かけて通いながら頑張りました。みんなからは田舎田舎とバカにもされましたが今となっては良い思い出です。この3年間を振り返ってみると、本当によく怪我をしたなぁと思います。半分くらいはリハビリ生活を送っていた気がします。入部当初、今年の代は初心者ばかりだったので小学からの経験者だった自分はコーチの方々にも一目置いていただき、試合にも多く出させていただきました。しかし1年の終わり頃から首と腰の怪我に悩まされ、リハビリと復帰の繰り返しでした。最後のシーズン前に××先生に「お前には期待してたのに残念だ。」と言われた時、自分が情けなく、とても悔しかったです。

    ○○戦の後、僕は泣きました。それは試合に負けた悔しさではなく、最後にみんなと一緒にグランドにたてなかった、チームの力になれなかった自分が悔しかったから出た涙でした。試合後A(仮名)に、「最後に一緒にグランド立たせてあげられなくてゴメン。」と泣きながら言われた時は悔しくて申し訳なくて返す言葉も見当たりませんでした。
    この3年間を通していろいろなものを得ました。その中でも僕が自信を持って自慢できるのは一緒にやってきた22人の仲間です。最大のライバルであり最高の仲間であったこの22人を、僕はこれから先ずっと自分がラグビーをやってきた誇りとして、大切にしていきたいと思います!」

    いいこと書くね、S2くん! 感動!

    いかがだっただろうか。 自分の過去のみ晒すつもりが、間違えて他人のタイムカプセルも掘り起こしちゃいました、テヘッ♡

    Fin.

     

  • Gagging Order〜豚バラを探し求めて〜

    Gagging Order〜豚バラを探し求めて〜

    22時過ぎオフィスにて。「そろそろ帰るか〜なんか急に豚バラと白菜のミルフィーユ蒸しが食べたい! よしっ今日は帰ってそれを作ろう」

    そして僕は会社を出た。可能であれば家の目の前にあるスーパーで夕食の材料を調達したかったが、スーパーは22時で閉店になってしまっていたため、帰り道の途中にある「100円ローソン」に立ち寄った。

    「おっ!今日は白菜が安いぞ〜、納豆も買ったしあとは豚バラ肉だけだな・・・・・ん?」

    私は精肉コーナーの前で立ち尽くした。 そこには「鶏胸肉100g」しか残ってなかったからだ。

     

    こ、これでは・・・・豚バラと白菜のミルフィーユ蒸しが作れないではないか・・・

    精肉を買おうにも精肉を売っているコンビニなど「100円ローソン」くらいしかない。

    近いものでベーコンも置いてあったが僕はそんな子供だましで妥協したくなかった。

    そして僕は隣駅の24時間営業スーパー「マックスバリュー」へ一路チャリを走らせた。

     

    長い道のりだった。あまりにも険しい道のりだったため100円ローソンで買った6個パックの卵が一つ割れてしまった。

    「うわっ!! 思いっきりつぶれとるやんけ!! うわー袋の中黄身でべっちょべちょや〜ちくしょう!!」

    紆余曲折はあったが、僕はとうとう「マックスバリュー」へたどり着いた。

    これでとうとう念願の豚バラ肉を買うことができる・・・・!

    希望に胸を膨らませて精肉コーナーにたどり着いた僕は、またしても立ち尽くしてしまった。

     

    「えっ・・・量すくないのにめっちゃ高ーーー!!! なんで100gちょっとしかないのに400円超えてるわけ・・? 豚バラ肉ってこんなに高かったっけ・・・?」

     

    あまりの豚バラ肉の高さに動揺を隠しきれなかった僕は少し迷った後、10%引きになっていた「飛騨旨豚」というブランド豚っぽい肉を200g530円で購入した。

    高い・・高いが背に腹は帰られない・・・なにせ豚バラと白菜のミルフィーユ蒸しは、豚バラ肉でなくてはいけないのだ。 そして僕は今日それを食べないと眠れないくらいに既に気持ちを作ってしまっていたのだった。

    そうして探し求めていた最後のパーツ「豚バラ肉(飛騨旨豚)」をゲットした僕は家に帰り、無事豚バラと白菜のミルフィーユ蒸しを堪能できたのでした・・・めでたしめでたし

    P.S. たまたまのTOKIOの「方言女子」という番組を見たんだけどめっちゃ面白かったです。

    岩手女子最強!!  ほにほにーー!!

    Fin.

  • 東京タワー〜オカンとボクと時々弟(おと)ん〜

    東京タワー〜オカンとボクと時々弟(おと)ん〜

    意味なくサブウェイでOh Yeah! 意味なくIKEAでもOh Yeah! 意味なくヴィレヴァンで騒いでサブカル女子に賛辞Oh Yeah!(キュウソネコカミー「サブカル女子より」)

    どうも、masakuroyです。

    今日はまた家族の話をしたいと思う。

    僕のおかんは生粋の大阪人で、今でも家ではガンガン関西弁をしゃべりまくっている。

    お婆ちゃんや親戚と電話でしゃべっている時は、完全にタイガースファンで飴を配りたがる大阪のおばちゃんなんじゃないかと思う。

    大阪の実家は西成区の玉出という場所で、小さい頃からしょっちゅう行っていた。

    あのパチンコみたいに派手なスーパー「スーパー玉出」で有名な所だ。そういえばパチンコやる人にとっては玉出って縁起がいい地名だよね。

    大阪で親戚やいとこと過ごした時間、そんな環境で大阪独特の「ボケとツッコミ」文化の英才教育を受けていたのかもしれないと思うこともある。

    ある時、中学校の進路相談があった時に、先生に対しておかんが小ボケをかましたので、僕は反射的におかんの頭を軽くどついてしまった。 それを見て面食らった先生が「なんて暴力的な子なの!」と思ったことは想像に難くない。

     

    おかんは割と明るく社交的な性格であり、家族でいる時はそうでもないが初めて会う人と話す時などに若干ボケたがる傾向がある。

    前に僕の家に大学の友達が遊びにきたときの事だ。

    まずちょっと下品な話をすると、今はPC一台、下手すればスマホ一台あればどうとでもなる世界だが、当時はエロ本とか買っちゃったりした日には部屋に隠しとかなきゃいけないしで、物証が残りやすい時代だった。

    そして僕は当時机の一番下の大きい引き出しに大体エロ関係のものを保管しており、友達がたまたまそこを勝手に開けたのだった。

    友達「なんだこれー?? ●ァラポワがプリントアウトした紙がたくさん入ってるーー!!」

    僕「やめろやぁあああーーーーーーー!!!!」

    その時、間髪入れずおかんが「どないしてーーーーーーん!!!」と部屋に入り込んできたのだ。

    リアクションが早いな!! 僕は必死にその場をごまかした。保管場所を変えなくてはならないと思ったのは言うまでもない。

     

    そして友達が帰る時におかんが車を駅まで出してくれることになった。

    その時はちょうど春で、桜並木通りの桜もつぼみが開きかかってるような状態だった。

    その桜並木を通る時におかんが「見て〜この桜並木、桜が咲くととっても綺麗なのよ〜まるでお花畑のカーテンや〜」みたいなことを突然言い出したのだ。

    まるで彦摩呂の「うわぁー見てぇ〜まるで食の宝石箱や〜」を丸パクリしたような歯の浮いたセリフに、友達は車内で皆失笑していた。

     

    そんなおかんも今年で還暦を迎えた。

    これからも元気に小ボケをかまし続けてもらいたいものである。

     

    そしてマイブラザー・弟だ。 僕には3つ歳の離れた弟がいる。

    子供の時はとても仲が良かったのだが、思春期に入ったあたりから全然話さなくなり、今では直接話すことはほとんどなくなってしまった。

    今でも弟の近況はおかんを介して知っている。おかんというハブがなければコミュニケーションもロクに成り立たないのだ。

    なぜそこまでの状態になってしまったのか諸説あるが、一つには僕のほうが弟がちょっと怖くなってしまったのが理由だ。

    弟は子供のときからずっとチビで、背が低いほうだった。それが高校に上がってからぐんぐん伸びて180後半くらいまででかくなった。

    僕は本能的に自分よりでかいやつが怖いので、家の中ですれ違うときなど、心の中で「でか!!でっか!!やべぇまじでけぇ・・こ、こわいよぉ〜」と密かに思っていた。

    また弟はずっとサッカーをしていた事もあり、独特のサッカーノリというか、若干チャラい感じがなんとなく合わないと思っていた。家族なのに「こういうキャラのやつ俺絶対友達になれないわ・・・」とか思っちゃっていたのだ。

    だが最近は弟も年齢を重ねて落ち着いてきたのだと思う。そんな折たまたまおかんと電話で話してるときにこんなことを言われた。

     

    「○○(弟)は長く付き合ってる彼女がいて結婚も考えているけど、お兄ちゃんには彼女も予定もないからいいのかなって遠慮しちゃってるのよ・・」

     

     

    はぁああぁ!!?

    いやいや遠慮なんかする必要全然ないし!ww

    全然しちゃってくれよ!お兄ちゃんむしろ嬉しいよ!!(直接は言えない)

     

    また件のおかんの還暦祝いの時に、食事代を弟と僕で払う予定だったのだが、弟は気付いたらスマートに会計を済ませていたのだ。

    僕は半分払うよと伝えてくれとおかんに言ったのだが(弟に直接は言えない)、おかんはこう言った。

     

    「○○(弟)はお兄ちゃんいつも金ない金ない、って言って大変そうだから僕が払うことにするって言ってたわよ」

     

    なんてことだ・・・あまりにも金ないアピールをし過ぎてとうとう弟に同情されてしまうレベルにまで達してしまっていたのだ。 カッコわるww  さすがにメンツが立たなすぎるので半分お金を後で払った。(あくまで半分だけどね!)

     

    家族には色んな形がある。友達みたいに仲いい家族もいるし、僕のように連ドラのフローチャートがごとく関係性が入り組んでしまう家族もいる。

    しかし血の繋がった世界でたった一人の肉親である。 わかりあえないはずがない。

    そんな時、僕はわかりあえる事への希望をうたったU2のOneという曲をよく聞く。

     

    歳を重ねて行く中でもっと仲良くなれることを心から願って今日のブログを締めます。

     

    Fin.

  • 天国の口、終りの楽園〜メキシコ卒業旅行放浪記(7年前)〜

    天国の口、終りの楽園〜メキシコ卒業旅行放浪記(7年前)〜

    どうも、フロントドアの使い手、masakuroyです。

    ダルビッシュの怪我は残念ですね〜・・・・トミージョン手術受けなきゃいけないのかもしれないけど、早く完全復活してほしいな。

    さて、3月半ば、いまが何のシーズンかおわかりだろうか。

    基本的には人生で一回しかない楽しいもの、そう卒業旅行である。

    大学卒業が迫り社畜へのカウントダウンが始まる中、大学生に残された最後の現実逃避の機会、それが卒業旅行である。

    皆さんは卒業旅行はどちらへ行かれただろうか。・・私? 私はあれですよ。メキシコ。

    MEXICOと書いてメヒコですよ!

    サークルの仲間で卒業旅行に行く際、アメリカ組とメキシコ組があったのだが、この機会を逃すと二度と行くことがなさそうだったのでメキシコを選んだ。

    パッケージツアーではなく、我々は往復の航空券だけ買い、メキシコを陸路バスで移動する旅程にしたのだ。

    まず米アトランタ経由でメキシコのカンクンというビーチリゾートに降り立った我々。

    さすが北中米屈指のビーチリゾート、白い砂浜・透き通った青い海・まさに楽園である。

    カンクンの青い海・白い砂浜。 ※プライバシー保護の為顔は隠してあります

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    我々は6人で行ったのだが、その中に同期なのに高校アメリカ帰りで編入だのダブりだので優に2個は歳が上だったHさんという人がいた。

    飛行機の中でカメラを向けると唇に手をあてポーズをとったHさん。

    アメリカで流行ってたのかな? ※プライバシー保護のため顔は隠してあります。

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    この人は非常に強烈なキャラクターで、わかりやすく例えるならガキ使の笑っては行けない24hの月亭方正のような立ち位置だった。 メキシコの大衆食堂に入ってタコスを頼み、食べるやいなや急に泣き出し「お、、俺の青春の味なんだよ〜!」とか言い出し皆ドン引きする・・・と一事が万事そんな感じだった。

    空港でサングラスをかけておどけるH師匠 ※プライバシー保護の為画像加工

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    そんなHさんだが英語に加えてスペイン語も結構しゃべれたので役に立った・・、もといとても頼りになる存在だった。

    リゾートビーチで「神様はバリにいる」の成功者のごとくふるまうH氏

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    一泊した日本人のヨシダさんが経営するモーテル、カーサヨシダで記念の一枚をパチリ。

    この時はスマホなんていう便利なものはなかったのだ。(7年前?)

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    ちなみにこの時膝に手をついているTは、シーズン最後のラグビーの試合(我々はラグビーサークルだった)で足首を複雑骨折し、ギリギリ歩けたような状態だった。空港の金属探知機で足首に埋め込んだボルトが反応しないかドキドキ;やばお;

    我々はカンクンからバスで南下をし、ティオティワカン、パレンケ、チチェンイツァーというジャングルの中の壮麗で神秘的な遺跡群を堪能した。

    チチェンイツァー遺跡にテンションがあがるH師匠。

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    この写真最高。ポンチョを羽織ってまるでガウチョ気分でした。

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    遺跡群を見下ろす高台から。仲の良い足ボルトなる異名を持つTとピンクのポロシャツが素敵なH師匠。

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    チチェンイツァーだよ! 全員集合!

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    ティオティワカンの”死者の道から”。 今で言うセルフィーですな。

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    メリダという街で二組に別れて自由行動。 我々はフラメンゴが見れるというセレスティン国立公園へ。

    国立公園内でT、慣れない環境に体が変調をきたしたのか謎の眼充血(おそらく結膜炎)

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    セレスティン公園の売店にいたメキシコの子供達。 色づかいがもはやラテン。※プライバシー保護の為顔は隠してます

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    ホテルでメキシコプロレス「ルチョリブレ」のマスクをかぶっておどけるH師匠。

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    メキシコシティーにいた子供。眼が綺麗でとってもかわいかったの! もしかしたら将来のハビエル・エルナンデスだったかもしれぬ・・・

    ※プライバシー保護のため顔は隠してあります

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    メキシコシティー治安悪そうでめっちゃ怖かったわ・・あ〜でもタコス本当にうまかった〜またあのタコスが食べたい・・・・

    旅行の帰路、トランジットの米アトランタの空港内で旅の疲れをいやすようにマッサージチェアに座るH師匠。

    なんともいえない至福の表情。

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    在りし日の旅の思い出をふりかえるのはとても楽しい時間である。

    あなたも是非、時にはゆっくりと旅の思い出を棚卸してはどうだろうか?

    メキシコに旅行なんて行けないけど、メキシコを旅行してる気分を味わいたい!そんなあなたにおすすめの映画がある。

    メキシコを代表する俳優、ガエル・ガルシア・ベルナルとディエゴ・ルナが若き日にダブル主演した「天国の口、終りの楽園」というロードムービーである。 高校を卒業したばかりの二人の少年と、どこか影がある若い人妻がメキシコ国内をドライブしながら伝説のビーチ「天国の口」を目指すというストーリー。 綺麗で色気のある人妻と、二人の少年が一緒にロードトリップしたら何が起こるか皆さん想像つきますよね・・・まぁそっちも?!って展開も起こるんですけどね。芸術ではなく性は爆発だー!!と言わんばかりの青春ムービーです(めっちゃくちゃいい映画ですよ)

    Fin.

  • あの日あの時あのスマホで君にLINEしなかったら

    あの日あの時あのスマホで君にLINEしなかったら

    今日久しぶりに出勤して浦島太郎状態だったmasakuroyです。

    な、なんか皆ピリピリしてるぅ!! こ、こわいよぉお!!! これが年度末というやつか・・・

    今年もどうせ僕が東京に戻る辞令はないであろう・・・・

    最近よく思うのだが、子供のときにダメだと言われていた事が今は大人が普通にやっているという事に気付いた。

    例えばスマホ。 昔ぼくがゲームボーイで必死にスーパーマリオブラザーズをやっていた時、ご飯を食べながらゲームボーイをやるんじゃありません!とか歩きながらGBをやっていると歩きながらやるんじゃありません!と言われたものだ。

    だけど今はメシを食いながらスマホ。

    移動しながら歩きスマホ。

    電車に乗りながらスマホ。

    トイレの中でスマホ。

    机の下でスマホ。

    テレビみながらスマホ。(どっちかにしろ!!)

    寝ながらスマホ。

    いつでもどこでもいい大人がスマホをやっているではないか。

    これではガキに注意など絶対できないではないか!!

    例えば子供に「おとーさん、スマホおぎょうぎわるいよ」みたいなことをいわれているのに

    「ちょっとまって、今クラッシュオブクランいいとこだから」と言っているお父さんがいたらめっちゃかっこわるいではないか!

    そんなスマホ中毒予備軍のあなたはこの歌を聞いて出直せい!!

    キュウソネコカミー / ファントムヴァイブレーション

    スマホはもはや俺の臓器!!

    眠い! 今日はもう寝ますおやすみ! だけど寝る前にスマホでまとめニュースとか見ちゃうんだろ〜な

     

  • PAID VACATION〜三十路男のとある有給休暇の一日〜

    PAID VACATION〜三十路男のとある有給休暇の一日〜

    どうも、最近マツコデラックスが大好きなmasakuroyです。

    マツコさんが出てる番組はほんと面白くて見てしまう。

    特に「月曜から夜更かし」気に入っている。 マツコも面白いけど、関ジャニの村上くんもめっちゃ面白いね。 この二人のコンビまじで好き。 イルマニアに会いたいです。 アーイ!!

    さて、実は昨日・今日と残業時間を調整せねばならず有休をとっていた。

    「もしお客さんから連絡きたらどうしよう・・・」「急に会社から連絡あったらどうしよう・・・」と思い切った行動ができず、基本家にいた。

    4連休だったからどっか行っちゃえばよかったぜ。 ハワイとかな。

    私は「休め」と言われると問答無用で完全無欠に休んでしまうタチなので、仕事の事は一切考えなかった。 なので明日出勤するのがちょっと怖い。

    「チーッス!!」とか言って明日出勤して席がなかったらどうしよう。「あれ?どしたの?」みたいな・・・

    大丈夫だ。 もしそんな事があっても2020年の東京オリンピックまでは旺盛な建築業の労働需要がある。これからは黙っていても労働力が減っていく時代である。健康で体力があり日本語が理解できれば仕事があるはずだ。そのために僕はキツいラグビーを続けて体力を維持しているのだ。重い荷物も持てるしフットワークも軽い。パシリで鍛えられた頼まれた弁当を完璧に覚える記憶力もお手の物だ。

    大丈夫だ、大丈夫。・・おれは大丈夫。・・(自分に言い聞かせてる)

    youtubeで好きなバンドのPVと録画していたテレビ番組も大体見終わったので、僕はどこかに出掛けることにした。

    そうだ!ひさしぶりに美術館に行こう! 芸術に触れて審美眼を養うのだ。

    そこで「だまし絵展」か「ジャポニズム展」か「ロイヤルアカデミー展」どれを見に行こうか悩んだ末、「ロイヤルアカデミー展」を見に行くことにした。

    なんとなくメインビジュアルに使われていた絵に惹かれたのと、愛知県美術館が好きなのが理由だ。

    愛知県美術館は栄にある「オアシス21」というなんなのかよくわからない形をした商業施設の隣のビルの10階にある。 人もそこまで多くなくて落ち着いた雰囲気がよい。

    今日訪れたのは平日の昼下がり。当然来ているお客さんは年配の方が中心である。僕のような明らかに働き盛りのオッサンはいない。

    「リストラかな・・・」「いいわね気ままで・・」という学芸員の方々や他の客の心の声が聞こえてくるようだった。 なんとなく高等遊民になった気分だった。(「デート」参照)

    休日と違って人が全然いなかったので、ゆったりと自分のペースで見て回ることができた。

    ロイヤルアカデミーは英国の美術を発展させるために作られた高等教育機関であり、芸術家養成所である。美術史に残る画家を多く輩出した。

    英国人は伝統的に風景画を愛し、数々の風景画の名画を生み出してきた。ターナーやコンスタブルなどの作品が有名である。

    「やはり自然はいい。・・・この山々の稜線にかかる光の筋の描き方!なんという技量なのだろう」と思いながら鑑賞していたのだが途中からコーナーのあちこちに座っている学芸員のお姉さん達が気になってきた。

    この人たちはどんな気持ちで座ってるんだろう? 一体何してるの?変な人が絵画にいたずらしないように見張ってるの? なんで時々警備員さんみたいに持ち場を変わるの? なんでそんなに保守的な格好してるの?そのくせ保守的でスカートはいてるからなんか逆にエロいよ! あ〜エロいわなんかムラムラする・・・

    途中から絵画鑑賞に全く集中できなくなった僕は、後半パートを早々に切り上げて企画展のほうを見に行った。

    企画展では現代美術作品や美術館が所有する有名なクリムトの作品などを見た。

    アイキャッチ画像に設定したのはその企画展のボール・デルヴォーの「こだま」という作品である。「キモ気になる」というか、不思議すぎる世界観がツボにはまった。シュールレアリズムという分野みたいだけど描いてる人ってどんな気持ちでこれ描いてるんだろうね。

    最後に僕が好きな画家を紹介しよう。好きなのは大体変わっている画家である。

    ヴィルヘルム・ハンマースホイ

    デンマークの画家で、室内画を多く描いた。白・黒・灰色を基調としたモノトーンの抑えた色調が特徴。6年くらい前に国立西洋美術館に企画展を見に行った。 生活空間を描いているのに生活感が全くない。

    フランシス・ベーコン 

    ピカソに並び称されるアイルランド出身の20世紀を代表する画家。まーイっちゃってる感じでかなり気持ち悪い。でも芸術だなーと思います。 東京都国立近代美術館のベーコン展の物販でいきおいでTシャツ買っちゃった。

    最後に:

    明日で東日本大震災発生から丸四年。亡くなられた方々のご冥福をお祈りすると共に被災地の一日でも早い復興を心より願っています。

    Fin.

  • マリッジ 〜結婚とはどんなものかしら〜

    マリッジ 〜結婚とはどんなものかしら〜

    皆さんこんばんは。

    子供のとき動物園でペリカンに頭をかじられて号泣した事のあるmasakuroyです。

    あいつらめっちゃ怖いですよ。くちばしがものっすごい広がりますからね。頭丸ごと食われかけましたから。鳥は舐めちゃいけませんZE。

    さて、今日は「結婚」ということに関して書いていきたいと思う。

    男にとって30歳とはある意味結婚の適齢期であるように思う。

    現に仲の良い友達が何人か今年結婚した、あるいはする。 僕の父も結婚したのは30歳のときだと聞いている。

    ある程度経験を重ねて落ち着いてきて、仕事をこれからバリバリこなす時期に身を固めるというのはとても自然な選択肢のように思える。

    鯉のプリンス堂林は若いけど結婚したしな。偉いよ。

    クソッ、俺が好きだった枡田ちゃんと結婚しやがって・・・・う、羨ましいよ〜〜(震泣)

    僕も上司からよく「masakuroy、、お前早く結婚したほうがいいぞ」と言われる。

    僕「まじっスか!? なんでっスか!?」

    上司「歳とってから子供できるとなぁ・・マジで辛いぞ・・・お前40で子供できたら、子供成人するとき60だぞ・・? 子供の運動会があったとき、走れなくなってるよ」みたいな事言われた。

    まぁたしかにそうなのかもしれないけど、、そこまで言われてもイマイチリアルではない。

    今結婚をしない人なんてゴロゴロいるし、個人の選択肢ではないか・・・・

    お一人サマという言葉がマーケティング用語になっている時代だし。・・・お一人サマだって全然マイノリティやないで。・・・むしろ連帯感強いで。

    たしかに子供が欲しいなら早く結婚するに越したことはないが、子供が欲しくないなら別に結婚しなくてもいいではないか。

    結婚してセックスレスに陥り、関係が破綻して経済的・精神的にもボロボロになって離婚するくらいなら、最初からしないほうがいいではないか!

    しかしいくつになっても仲いい夫婦もいるし、割り切ってる仮面夫婦もいるし、「おめーの泣きっ面なんて犬も食わねーよ、カーッ、ペッ!!」といって関係に終止符を打つ夫婦もいる。

    これは結婚生活をはじめる前にわからないものだろうか・・?

    小さな性格の不一致やすれ違いがやがて大きなものになり、修復不可能なものになってしまうのだろうか・・・?

    何年にも及ぶ結婚生活の末に何も残らなかったら、悲劇以外の何ものでもないではないか・・・・

    僕だって親友と四六時中ずっと一緒に生活しろと言われても、そのうち息が詰まってもう勘弁となるかもしれない。 ただでさえ難しい男女間なのだから上手く行かない事があるのは当然だ。

    夫婦生活をあらゆる観点からビックデータで分析して、結婚生活が破綻しないように定点観測的にコンサルティングするビジネスって結構需要あんじゃないの? ・・・もうあるか。

    僕は結婚って色んな形があっていいと思ってるんですよね。週末婚とか別居婚とかね。(金がないとできないか・・・)

    そんな中、僕の思っていた疑問を題材にいま素晴らしいドラマが放送されている。

    杏・長谷川博己主演の「デート 〜恋とはどんなものかしら〜」だ。

    オーソドックスな月9など全く興味をそそられないが、これはほんと全話見ておけばよかったと思った(2話と8話しか見てない)。

    杏演じる主人公・薮下依子は東大大学院卒の国家公務員で30歳になるまでに結婚したいと思ってるんだけど、あくまで結婚は契約でありそこに恋愛感情は要らないと考える超合理主義者で尋常ではない堅物なんだわ。

    女子の間で「アヒル口」が流行ってるから、これをやれば男は嬉しいと間に受けて超絶不器用なアヒル口(クソウケる)をやってみたり、遊園地に行くのに「あちこち動き回ることが想定されるから」と登山に行くようなフル装備でデートに現れたりとやること成すこと変でマジ笑える。(しかし杏って魅力的な女優さんになったね・・・スタイルいいし演技うまいし・・好きです♡)

    一方長谷川博己演じる谷口巧は「昭和初期には高等な教育を受けながら職につかず、教養を深める”高等遊民”という存在が社会的に認められていたんだ!」というセリフが口癖の筋金入りのニート・実家パラサイトである。(このドラマ見て長谷川博己演技うまくてかっこいいな〜と思った。そりゃこんな魅力的なやついたらモテるわ)

    巧は巧で遊園地に行くやいなや人ごみに酔って「僕はこんな民度が低そうな子供がいる場所はきらいなんだ!!」と豪語したり、「僕は出歩かないし金はかからない!DVDと本を買う金だけあればいい!掃除洗濯料理や育児などの家事は僕にまかせて安心して外で稼いできてくれ!! 僕には寄生する対象が必要なんだ!!母親が体調を崩したら僕はどうすればいいんだ!」と必死にまくしたてる様子が相当に滑稽である。(真人間である中島裕翔演じる鷲尾の「だから働けばいいだろ!」という至極全うなツッコミがまた面白い)

    しかし昔は結婚するのが当たり前で、適齢になったらお見合いして結婚して〜…って定石な社会システムが破綻し、「結婚するかしないかはあくまで個人の自由である」という現代において、このドラマは常識的な価値観に一石を投じる素晴らしい作品だと思う。めちゃくちゃ笑えるし。

    ドラマはいよいよクライマックスへと突入する。 自分が本当にしたいのは結婚ではなく恋だと気付いた依子が巧と婚約破棄して鷲尾に交際を申し込み、巧はずっと巧に横恋慕していた佳織から「拾ってやるよ」と言われてまんざらでもなかったりで、なによりも結婚が唯一の目的だった二人が不必要だと思っていた恋をするとどうなるか?という展開が描かれる気がする。 今後ドラマがどういった形で終幕を迎えるのか楽しみでならない。

    最後に結婚に関する面白いウェブ記事リンクのせときます。 このシリーズまじ大好き。

    「結婚って本当にメリットがないの!? 老夫婦に結婚して良かったことを聞いてみた」

    あとこれも。身につまされるわ

    「53歳独身だけどやる事なくて辛い」…中年男性のブログが大反響

     

     

     

  • モテキ

    モテキ

    人生にはモテ期が三回あるという。

    一回目はあった。小学生の時だ。

    小学生のとき僕は結構モテていたと思う。

    バレンタインのチョコとか結構もらったし(小3の時:3個だけどね。これMAXだけどね)、女子から手紙ももらったりしていたので、多分モテてたんだろう。

    当時、僕はトークが達者であったので、席替えした時に可愛い子が隣になったらしゃべくりセブンばりに喋りまくっていた。

    その結果別に何があったって訳じゃないけど「この子多分俺のこと好きだな〜参っちゃったな〜ハハハ」と勘違いすることが出来た。

    その時は僕は平成のプレイボーイ石田純一・羽賀研二の系譜に連なる生粋のモテ男だと勘違いすることが出来たのだ。

    しかし中学生に上がってから暗黒期に突入する。 思春期になり天パが激しくなり髪がうねりはじめ、髪型がキマらなくなってきたという事もあるのだが、「トークが面白い」から「挙動不審キャラ」へと変貌を遂げてしまったのだ。

    小学生までは顔も結構可愛らしかったのだが、成長期に入ってから眉毛濃くなるわ髪天パだわで、ゴルゴ13とかはだしのゲンっぽい風貌になってしまい、かつトークも冴えず奇抜な動きで笑いをとっていたから「笑わせる」側から「笑われる」側に一気にクラスチェンジしてしまったのだ。

    しかしその時の僕は卑屈だった。「笑いがとれるなら変な動きや、変な人だと思われてもいいや〜ゲヘヘ」と思い必死でわしゃわしゃやっていたのだった。 そりゃモテないわけだ・・・

    中学校の卒業式で、皆がブレザーの第2ボタンなんやら最後の告白なんやらをやっている中で、僕は悪友Yと「ったく、何やってんだよあいつらは・・・いいねぇ若い人は」などともはや達観した視点で完全なる外野を決め込んでいたのだった。

    そして僕は高校に入学し、暗黒期第2章・「戦闘潮流編」に突入する。

    僕は男子校に入ったので、周りを見ても学ランを着た男・男・男だらけ。男しかいない。

    僕たち男の子♫ ・・・・・じゃねぇよ汗くせぇんだよ!! 近よんじゃねぇ!! 席替え・クラス替えが全く面白くねぇんだよ!!

    この時僕の天然パーマは中世ヨーロッパ史に例えれば「ルネッサンス期」に突入しこの世の栄華を極めていた。 要は天パが一番激しかった時代だ。

    僕は暇さえあれば一日中前髪をあげては下ろすを繰り返していた。 髪がくるくるしているからである。 下ろそうが上げようが前髪は「ピョン♫」と可愛く跳ね上がるのだ。

    賢明な皆さんならわかるだろうが、この一連のプロセスは全く意味のない行為である。

    僕は「運動の現状をそのまま保持しようとする物体の性質を慣性という」という物理法則にのっとり、この現象を「ひとり慣性の法則」と呼んだ。

    僕の髪を理科の実験で使う物体にたとえ「スチールウール」などという心ないあだ名をつける輩もいた。
    天パは毛根の形状が違うため、髪の毛の形がゆがんでいる。その結果十分な水分を髪自体が保持できず、色つやがなくなるのだ。その結果くるくるしてるし艶ないしで、乾燥ワカメやひじき、金ダワシや前述のスチールウールに見た目が酷似してくるのだ。蛍原さんのようなキューティクルは夢のまた夢である。
    というか最初にスチールウールと言われた時は「うまい例えだな」と僕自身もちょっと笑ってしまった。だが・・・・

    ・・・・・っざけんなよ!!燃焼実験じゃねぇんだよ!! そんな簡単に燃やされてたまるかよ!! そもそも見せもんじゃねぇわ!!

    また僕はチョコが好きだったのでチョコを食べ過ぎて顔が丸くなってしまい(僕は太る時にまず顔から太る)満月に例えられ「フルムーン」というあだ名もつけられていた。

    そんなこんなで男子校にいると自分から行動しないとまず彼女が出来ることはない。

    そんな中、仲良かった友達が女の子を紹介してくれたのだ。

    僕は天にも昇る気持ちでその子とケータイメールでやり取りをし、紹介してくれた奴と僕・紹介された女の子とその友達の2対2で遊びにいくことになったのだ。

    緊張と不安で胸が張り裂けそうになる中、僕は紹介された女の子と会った。普通に可愛い子で僕は舞い上がった。 その日は4人で遊んだ後普通に解散した。

    そして後日、紹介してくれた友達から衝撃の告白を受けた。

    どうやら遊んだ後、そいつはその女の子に呼び出され、泣きながら「あんな人じゃないと思ってた!!」と言ったというのだ。そして泣きながら相談する女の子を励ましているうちに二人は付き合うことになったという事だった。・・・・

    ガビーン!!!である。 なんやねんそれwww!!  「そんな人じゃない」って完全に見た目やろw!! 天パか!この天パかいな!! 天パを差別するやつなんざこっちから願い下げやーー果てろ!!

    16歳の秋のほろ苦い思い出である。

    僕はそれからずっと第2のモテ期を待ちわびている。

    まだ2回もモテ期が残されているなんて胸が踊る。ある意味ワンストライクツーボールくらいのノリである。 しっかり球を見て「当ってくれ!」という感じで打球を地面に叩き付ければ上手い具合に内野を抜けるかもしれない。

    そして僕は30歳になろうとしている。 今までは「まだ20代だし・・・」でよかったかもしれないが、30歳になっても見た目に気をつかわずにヨレヨレのサイズの合わないスーツを着たり、ヒゲを剃らなかったり、ボロボロの靴を履いていたりしたら恥ずかしいと思うようになった。

    見られる立場だと思い細部に気を配らないといけないのだ。 スマホがあるのに時計見る人なんてあんまいないけど、いい時計をしている人はやっぱりわかる。 あぁ金ないけど貯めてタグホイヤーの「アクアレーサー」が欲しいわ〜

    あとまだ早いかもしれないけどさりげなく香るくらいの香水は持っておきたい。 もしかしたら加齢臭が出始めないとも限らないからだ。

    30代のカッコいい男になる為の第一歩はまず見た目からだ。 とりあえず見た目から入るしかない。

    見た目に気を遣ってさえいればもしかしたら「この人かっこいい!キャ♡」っと思ってくれる人が2,800万人に一人くらいいるかもしれないではないか! 第2のモテ期を呼び寄せるためにはその0.00000003571%に掛けるしかない。

    この先年齢を重ねていく中で、見た目に気を遣わないズボラな感じにはなりたくない。

    何歳であってもオシャレに気を遣っている人はすぐにわかる。

    僕が憧れるナイスミドル・浅野忠信や佐々木蔵之介や及川光博や渡部篤郎や長谷川博己に少しでも近づけるように自分磨きを頑張りたいものだ。

     

    ・・・・まぁなんだかんだ言っても一番大事なのは結局中身だけどね!!

    Fin.

     

     

     

     

     

  • 新時代の代弁者・ディアハンター

    新時代の代弁者・ディアハンター

    今日は僕が敬愛してやまない、Deerhunterというバンドを紹介したい。

    僕がインディーロックを好きなのは、もし女子に

    「どんな音楽聴くの?」

    と聞かれた時に

    「インディーロック」と答えることで、

    「インディーロックが好きなんてなんかオシャレだわ アート感でてるし この人好き!」

    という展開を狙っているからだが、インディーロックはそのメロディやリズムパターンが独特で、面白いという事もあるのだが何よりも「歌詞」が圧倒的に一般的な洋楽・邦楽と異なっている点が面白いのだ。

    大体の一般的な邦楽・洋楽の歌詞のテーマは「私」と「あなた」、「I」と「You」の関係性である。

    「あなたの事が好き」
    「君を愛してる」
    「君と一緒にいたい」
    「I love you」
    「I make you mine」
    「You are my everything」

    これに対してインディーロックの歌詞テーマは多様性に富んでいる。

    とくにDeerhunterの歌詞は圧倒的に変わっている。

    Deerhunter/It Never Stops

    i had dreams
    that frightened me awake
    i happened to escape
    but my escape

    would never come
    would never come
    would never come
    would never come

    (和訳:僕は怖い夢を見て飛び起きた 僕は逃げ出そうとした でも僕が逃げ出す機会は訪れなかった 訪れなかった 訪れなかった)

    この圧倒的な一人感すごい。自分以外誰も出てこない。 基本「I」で簡潔しており徹底的に自分に向き合っている。 てか怖い夢見て起きたって子供か。 しかもめっちゃ歌詞後ろ向き。暗い。

    Deerhunterの最大の魅力は、緻密にエフェクトされたギターが生み出すサイケデリック・ノイズの陶酔とこの救いようがない暗く孤独な歌詞世界なのだ。

    Deerhunter/ Strange Lights

    What direction should we choose?
    We’re lost and still confused
    I walk into the sun
    With you, the only one

    Who understood the ways
    The hours become days
    The weeks turn into months
    We walk into the sun

    So glad to have a guide
    Less lonely for the ride
    And should this car ascend
    At least I’m with a friend

    In space all things are slow
    No sound with speakers blown
    The silence fits the scene
    The prince is now the king

    We walk into the sun
    We walk but cannot run
    Because walking’s half the fun
    We walk into the sun

    (和訳:僕たちどこに行けばいいの? 迷ってるしまだ混乱してる 太陽に向かって歩いていく 君と一緒に ひとりだけど / 誰が道を知ってるの? 一日は時間で構成される 一週間は一ヶ月になる 僕たちは太陽に向かって歩いていく / ガイドがいてくれてうれしいよ 道中もさみしくないしね この車上げてかないとね(?) 少なくとも僕は友達がいる / この空間では全てのものがスローだ スピーカーはぶっとんでるから音も聞こえない この場面には静寂がよく似合うね 王子様はいまや王様になっちゃった /僕たちは太陽に向かって歩いていく 走れないから歩いていくわ 歩いていくのちょっと楽しいし 僕たちは太陽に向かって歩いていく)

    ようやく「I」以外が出てきました。 友達も出てきたみたいで安心した。やっぱり一人は寂しいんだね! でも歌詞意味分かんないよね? これ説明ないと絶対わかんないよ! テーマが何なのか全然わからないけど道に迷ったりしてるから、就活生へのエールとして送りたい歌でもあるね。 しかし安易に恋とか愛とか君とか出てこないところがいいよね。なんとなく絶望感がありますよね。あとやっぱり暗い。

    Deerhunter/ Nothing Ever Happened

    Only when I dream but there’s no way out
    You learn to talk, you learn to shout
    Focus on the depth that was never there
    Eliminate what you can’t repair

    Nothing ever happened to me
    Nothing ever happened to me
    Nothing ever happened to me
    Life just passed and flashed right through me

    Sleep through the winter, awake in spring
    Adjust your eyes to the state of things
    Focus on the depth that was never there
    Nothing’s easy, nothing’s fair

    Nothing ever happened to me
    Nothing ever happened to me
    Nothing ever happened to me
    Life just passed and flashed right through me

    (和訳(自信ない):僕が出口のない夢を見ているときだけ、君は話すことを覚え、叫ぶことを学ぶ
    /深さを調べてみようよ そこにはないけどね 修理できないものは捨てちゃいなよ /僕には何も起こらない 僕には何も起こらない 僕には何も起こらない 人生はただ瞬いている間に過ぎ去るだけ/
    冬眠してて、春に起きた 物事の本質をしっかりとらえて 深さを調べてみようよ そこにはないけどね
    簡単なものなんてない、フェアじゃないことも多いよ/ 僕にはこれまで何も起こらない 僕にはこれまで何も起こってないよ 僕にはこれまで何も起こったことなんてないよ 人生はただ瞬いている間に過ぎ去るだけ)

    出ました! 真打ち登場です! しかしよく夢見るなこの人・・・基本寝てるんだね。「そこにないものの深さを調べる」とかピタゴラスイッチでも困難だろ! てか言ってること意味わかんないし面倒くさいわ! そして来ました。サビです。

    「僕には何も起こらない×3 人生はただ瞬いている間に過ぎ去るだけ」

    これだよ! よく女子高生が恋愛ソング聞いて「この歌詞ちょー共感できるーヤバイ」とか言ってるけど全然やばくないよ!この歌詞のほうが一千万倍共感できるよ!! 僕が今までずっと思ってたことをこの歌詞は代弁してくれたよ!! 全てのコミュ障&ぼっちの心の隙間を埋めてくれたよ! 尾崎豊は「10代の代弁者」と言われていたけどDeerhunterは「コミュ障&ぼっちの代弁者」だわ!

    Deerhunterの魅力、少しでもわかっていただければ幸いである。 歌詞もすごいけどそのメロディセンスも素晴らしいのです。みんなDeerhunter好きになってもっと語り合いましょうよ! 日本だと知名度なさすぎなんだよ!アメリカではインディーロック界の最重要バンドと言われているのに! 

    そのうち教祖様・Radioheadの魅力についてブログを書きたいところだが(ちなみに私はRadiohead教の信者である)書き始めると軽く3万字を超えて「文芸春秋」とかに掲載してもらわなくてはいけないレベルになるので、折を見て書きたいと思っている。 

     
     

     

  • カッコーの巣の上で

    カッコーの巣の上で

    僕は幼い頃、演技に定評があった。

    絵をひたすら書いたり、表現活動が旺盛だった僕は誰かに「なりきる」という事にも強い関心をしめしていた。

    小学生のときゴジラの映画が大好きで、お爺ちゃんと映画館に見に行って外に出てくるともうまんまゴジラだった。 ひたすらギャオオーンと吠えまくり放射火炎をはいてはお爺ちゃんを焼く。そんな真似を何時間も繰り返す。 相当めんどくさいガキだっただろう。

    小学一年生のときクラスの学芸会で「おたまじゃくしの101ちゃん」をやったのだが僕の役は「ザリガニの親分」だった。 その劇の悪役ラスボス的な役どころである。

    「わ〜っはっはっは、今夜はカエルとオタマジャクシの親子丼だぁ〜っ わ〜っはっは!!」

    僕はこの台詞を小学一年生とは思えないドスの効いたダミ声で言い切ったのだ。

    誰にも教わることなくデニーロ・アプローチを習得していた僕の演技は会場の度肝を抜いたらしく、わざわざ劇が終わってから一人だけ舞台の上に上げさせられ、校長先生に

    「きみ、さっきのセリフをもう一回言ってくれんかね!」といわれたくらいだったのだ。

    (本来はにかみ屋さんで生粋のシャイボーイであった当時の僕は演技のスイッチが切れると照れてしまい、結局セリフをいえなかった)

    その時から学校きっての演技派として鳴らしていた僕は、5年生の頃の学芸会で「おとぼけ村物語」の演技オーディションにのぞんだ。

    「ごんざぶろう」という役があり、「さぁー今日こそお役人さんにはっきりさせてもらうだ!」というセリフをいう役なのだが、いかにも見た目が「ごんざぶろう」っぽいやつがいたのだ。

    しかし、僕はセリフの臨場感と演技のうまさで「ごんざぶろう」役を勝ち取った。

    「う〜ん、見た目がハマってる●田をとるか演技力のmasakuroyをとるか・・・悩ましいな〜」

    蜷川幸雄ばりの演出へのこだわりを見せた担任先生の苦悶の表情が忘れられない。

    そして6年生に上がる前の春休み、僕は引越すことになり、住んでいた町田から横浜に移り住んだ。

    田舎っぽさが残る町田の郊外から都会の横浜に越してきた僕はカルチャーショックを受けた。

    引越してきた当日に教室の前でいきなりケンカをはじめるやつはいるわ、クラスの半分以上が中学受験するわで、僕は軽く挫折感を覚えた。

    「町田育ちの俺はこの横浜では通用しないのか・・・・クソッ! だけど俺には演技がある、演技だけは誰にも負けない!」

    しかしそんな演技を披露する場は小学6年生では訪れなかった。

    僕は中学校に進学し、共通の友達を介して知り合った家が近所のTと一緒に登校するようになった。

    Tはそんな目立ちたがり屋ではなく、どちらかというと大人しい印象だった。

    そんなTだが、なぜかあだ名は「ボス」だった。

    こいつはそんなに権力を持っているのか?・・・僕は少しだけ戦慄を覚えた。

    秋になり文化祭のシーズンがやってきた。

    自分のクラスは何をやったか全く覚えていない。小学生のときは覚えているのに、中学生の時を覚えていないというのは、まあ大したことやってなかったからだろう。僕は隣のクラスが映画を撮影したというので見に行った。

    そして映像が流れた瞬間僕は目を疑った。 なんとその映画に主演していたのは毎朝一緒に登校していたTだったのである。 しかもいじめを苦に自殺未遂をする中学生というなんとも難しい役どころだったのだ。 僕はその渾身の演技に目をうばわれた。

    「負けた・・・・こいつの演技には勝てない・・・」

    こうして演技をすっぱり諦めた僕は中3の文化祭では潔く裏方の大道具に回り、筋肉むきむきの彫刻の絵を書いていた。

    この時、ちがうクラスだったTはまたしても劇の主役を努めていたのだ。

    しかも今度はファンタジー色が強い劇で、ヒロインを抱きしめるという中学生にとっては恥ずかしく、難しいシーンも体当たりで見事に演じ切っていたのだ。

     

    そうして時は流れ僕は大学に入学した。 色んなことにチャレンジしたいと思っていた僕は友達Sを連れて「未来のスターを探せ!原石発掘オーディション」的なものに行く事にした。

    そこではNYへの転勤が決まり、彼女と痴話げんかをしたあげくNYに着いてきてくれと頼む男を演じる一幕をやった。

    狩野英孝ばりのキザな感じで「俺と一緒にNYに来てくれないか?」という決め台詞を放ち、簡単な自己紹介だけしてオーディションは終了した。

    その1週間後くらいに、「オーディションに合格した」という連絡が入ったのだ。

    演技のレッスンを受けながらドラマ出演を目指すということだったが、受けたことだけで満足した僕はその合格を辞退して、いつものバイト生活に戻っていった。

    しかしまた機会があれば、「ザリガニの親分」ばりの演技をやってみたいと密かに考えている。

    Fin.