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  • 子育てという名の荒野

    こんにちは、masakuroyです。

    まだ子育てという名の荒野に足を踏み入れて2ヶ月も経たないが既にその過酷さが骨身に染み込んでいる。

    24時間365日休みはなく、常に赤ん坊様の身辺のお世話に身をやつしている。

    しかも子育てという事業の共同経営者の奥さんに平日はほとんど任せきりの状態なので休日はその分を取りかえさないといけないとその地位を追われてしまう。

    休日にもしかしたら本業よりも過酷な労働が待ち受けているのだ。

    奥さんと比べて圧倒的に経験値と先々を見据えるビジョンが不足している私は頻繁に判断を誤り怒られることもしばしば。

    赤ん坊様は日頃仕事で接する人よりはるかに気まぐれで気難しいクライアントだ。

    しずかに寝ていたかと思えば烈火のように泣き出し、ミルクもあげておむつを替えても泣き止まず何のニーズが満たされたら満足するのかまるでわかりやしない。

    寝てほしいと思ってもなかなか寝ないため寝かしつけようとする。

    赤ん坊を抱っこする場合、片手ですわっていない首を押さえ、片手でお尻を持ち体重を支え、更に背中をポンポンと軽く叩かなくてはいけない。この時点でどう考えても手が一本足りないのである。

    千手観音様から手を一本拝借したい次第である。

    奥さんは手首で赤ちゃんの体重を支えながら背中を手のひらでポンポンするという奥義を体得しているが身体への負担が大きく腱鞘炎になりかかっている。

    私も試行錯誤の上、自分の骨盤の上に赤ちゃんのお尻を乗せ体重を支えることで背中をポンポンする秘儀を編み出したが、尋常でなく背中を丸めて支えなくてはいけないので赤ちゃんが寝るのが先か自分の椎間板が砕け散るのが先かの捨身の手段を取らざるを得ない。

    そんなの座りながらやればいいじゃんと思ったそこの貴殿、甘い。

    赤ちゃんはすこしでもサボると敏感に察知し泣くのである。

    必ず立って左右に揺れながら背中ポンポンしなくては納得しない要求レベルが非常に高い人種なのだ。

    また3時間毎にミルクをあげなくてはいけないので自分の一日のスケジュールは全て赤ちゃん前提で組み立てなくてはいけない。

    さっきミルクをあげたのに気づいたらあっと言う間に次のミルクタイムが来る・・・永久にこのサイクルの繰り返しである。

    このサイクルは夜間も同様だ。赤ちゃんには昼も夜も関係なくミルクへのデマンドがあり、確実に応えなければエンドレスギャン泣きという結果で跳ね返ってくる。

    こうして夜中の3時だろうが4時だろうが関係なくミルク・母乳をあげなくてはいけないのだ。

    そしておむつはとんでもないペースで減っていく。おむつを替えている途中にも赤ん坊様は無情にも追いおしっこや追いうんちを仕掛けてくる。

    そんな時は私が何かしましたでしょうかと嘆きが止まらないが来世で救いがある事を信じて汚れを拭き取り新しいおむつを取り出すのだ。

    そして赤ん坊のうんちはとても臭い。たまに手につくこともある。そういった悲劇も受け入れて前に進まなくてはいけない。

    赤ちゃんは少し力が加わっただけで壊れてしまいそうなくらい体がフワフワなので、常に細心の注意を払わなくてはいけないし、不注意から怪我をしないかと常にハラハラして気を張ってしまう。

    また育児が一度始まるとずっと続いていく。

    疲れたからもうや〜めた!ということはできないのだ。

    時にはこの子が大人になるまでしっかり育てられるのかと不安な気持ちになることもある。

    それでも寝ている時の無垢な寝顔や、その疑いを知らないきらきら輝く瞳を見ていると赤ん坊様が持つ無限の可能性と明るい未来に期待を持たずにいられないのだ。

    こうして私は今日も荒野のガンマンがごとく赤ちゃんのミルクをせっせと作り続けるのである。

    荒野での旅は続いていく。

  • 最後の晩餐

    こんにちは。masakuroyです。

    コロナでおうち時間も増え、よりベーシックな生活に対する興味が自分の中で高まってます。

    熱帯魚を飼いたいのですが無理なのでYouTubeで熱帯魚の水槽の映像を何時間も流しっぱなしにしてます。

    また寝る時は焚き火の映像を流しっぱなしにしてます。

    食に対する興味も増し、いろんな料理を作りたいというモチベーションがあるのですが、ふと人生最後に食べたいものはなんだろうと考えた時、僕の頭に思い浮かんだのは納豆でした。

    納豆と生卵とキムチと大根おろしと塩こんぶをぐっちゃぐちゃに混ぜたものを最後の晩餐で食べたい。

    正直こんなに旨いものはないとも思ってます。昔お爺ちゃんがこういう納豆の食べ方が好きで真似して食べてた原体験もあるのかもしれません。

    ということで最後の晩餐はごちゃ混ぜの納豆スペシャルと熱々の白いご飯ということでファイナルアンサーです。

    お後がヒアウィゴーのようで。

  • 出口治明さんの人類五千年史が面白い

    こんにちは。masakuroyです。

    本日は書籍紹介です。出口治明さんの「人類五千年史」シリーズです。

    このシリーズは面白く夢中になって読んでしまいました。

    紀元前の人類の文明の勃興から現代に到るまで体系的にわかりやすく知りたい人にとっては最適な書籍ではないでしょうか。

    世界各地の文明の発展と関係性について、わかりやすく無理なく、かつ面白く読ませる出口さんのストーリーテリングのうまさには脱帽です。

    尋常ならざる豊富な知識があってこそ為せる技なのだろうなぁと感じました。現代日本の知の巨人ですね。

    文明は各地で独自で発展を続けていった訳ではなく、古代から連綿と交易がある中でお互いに影響を受けながら発展していったという事がわかりとても歴史は興味深いなぁと思いました。

    例えば旧約聖書のノアの方舟のエピソードは古代バビロニアのギルガメッシュ叙事詩から拝借しているなど、全く別の文明・文化と思われても実は影響を受けていたというのはとても驚きでしたし新鮮でした。

    また遠く離れた古代中国文明とエジプトやギリシア、メソポタミアが交易を通じて実は影響を及ぼしあっていたかもしれないというのはとてもロマンを感じることです。

    この本を読んで古代中国の政治体制や諸制度の先進性には舌を巻きました。

    ヨーロッパ勢力が聖地奪回の為にエルサレムに十字軍を派遣した際に、ヨーロッパでは失われていたアラビア語訳の古代ギリシアの文献に触れ、ルネサンスの萌芽となったというくだりは数奇な運命・歴史浪漫を感じずには要られません。

    つい次々とページを繰りたくなってしまう魅力に溢れた本ですのでめくるめく歴史大河の世界へいざなわれてみるのも一興ではないでしょうか? 

    それでは残暑厳しい中ですがくれぐれも熱中症にはお気をつけください。

    それでは今日はこのへんで。

  • 根源欲求

    こんにちは。masakuroyです。

    ウィズコロナの状況で色んな事が制限を受け、外出や遠出もままならない中、人々の価値観も変わってきているように感じます。

    密を避けなければならない中で満員電車とか長時間通勤とか転勤、出張など今まで当たり前だった慣行はこれからどんどん見直されていくんでしょう。

    その中でコロナの中でも変わらないもの、人間の根源欲求って何だろうとかふと考えたりします。

    今は我慢せざるを得ないけど旅行とかお祭りとか居酒屋での飲み会とか、そういったものを生きがいにしてる人も多いんだろうなと感じます。

    その中でいつの時代も変わらない根源欲求の一つに「自然回帰」というものがあると思います。

    都会は仕事も刺激もたくさんあり、便利で煩わしい共同体に悩まされることはないなどたくさんのメリットもありますが、どこにいっても人人人で息苦しいし、周りを見渡せばビルばっかです。

    その反動で人の少ない自然の中で癒されたいという願望を持つ人が多いのではないかと思います。

    コロナになる前から空前のキャンプブームは到来し、アウトドア志向は一部の愛好者だけではなく広く親しまれてきましたし、コロナの密を避けリモートワークで仕事をするために郊外移住や、仕事と休暇を兼ねたワーケーションも注目されています。

    これだけ都会的な生活を志向しているにも関わらず、便利とは対極の環境の自然の中での生活を求めるのは、どんな時代になっても変わらないんでしょうね。

    まぁ実際にはその生活が退屈だったり馴染めなかったりで結局都会に戻ってくる人も多いんでしょうけどね。

    最近は都心と郊外の二拠点を行き来するデュアルライフというライフスタイルも注目されているみたいですね。生活コストはかかりそうだけど都市と自然のいいとこどりって感じですね。

    そういった意味では浮き沈みはあるけど自然にレジャーを求めるニーズはこれからもなくなることはないんだろうなと思います。

    ある程度人間が手を入れることはできても自然環境自体は人間は作れないですからね。

    それに不便だから自分で色々やらなきゃいけない環境は大変だけど退屈することはないだろうし、色々あーだこーだ試行錯誤しながら自分の手を動かして何かを作っていくことはココロとカラダの健康にもいいんだろうなと思います。

    現代人はカラダを使わずあまりにもアタマだけに比重が偏ることも多いから。

    これから日本で人口が減っていって都市の空洞化も叫ばれてますけど、うまく都市の中に自然に近い環境を作って、より「自然回帰」した状態に近い環境を作っていければいいのかもしれないですね。

    あまりにも都会にはビルが多すぎて緑が少ないから。

    以上そんなことを考えた雑感ブログでした。

    それでは。

  • ドイツ・スペインで食べたおいしい料理

    こんにちは。masakuroyです。

    夏真っ盛り、暑いですね。

    ウィズコロナのライフスタイルを前向きに過ごしたい今日この頃なので、去年新婚旅行でドイツ・スペインで食べたものをまとめたいと思う。

    下の料理は実はドイツでもスペインでもなく、トランジットで降りたカタール・ドーハで食べた朝食。

    卵、ハム、ウインナー、ポテト、野菜と豪華ですごい美味かった記憶がある。

    つづいてはドイツのミュンヘンで食べたヴィーナー・シュニッツェルという牛のカツレツ。

    これは絶対美味しいよね。また食べたい。

    シュバイネハクセという料理とじゃがいももちの付け合わせ。

    豚の脚をこんがりローストしており、皮がパリパリしていて濃厚でとても美味しい。

    ザ・ドイツ料理といった感じ。

    ミュンヘン名物白ソーセージで、傷みやすかったことから朝作ったものを昼までに食べる習慣があった模様。

    繊細な薄味でマスタードをつけて食べたような気がする。

    さてドイツ料理はここまででお次はスペイン・バルセロナの料理。

    オリーブの揚げ物。

    シンプルだけどジューシーですごい美味しい。

    スペインぽい料理、本場のエビのアヒージョ。バルセロナは海鮮ものが美味いんだよね。

    なんともお洒落な見た目のスペインぽい料理!

    バゲットの上にトマトとオリーブをのせ、酢漬けのニシンを巻いてる。もちろん超美味。

    ほっぺたおちそうでした。

    シンプルなししとうのオリーブ揚げ。

    このシンプルな岩塩だけの味付けがまた素材の味を引き出してて旨いんだよね。ビールにあうんです。

    あとやっぱスペインといえばこれだよね、生ハム。

    めちゃくちゃ旨いんだけどすぐなくなっちゃうし値も張るからちびちび少しずつ食べるしかない笑

    そしてこれ、パエリア。

    もともとバレンシア地方の郷土料理だったみたいだけどスペインが観光地化する中で海鮮を使ったパエリアも作られるようになったらしい。

    結構味が濃くて全部食べるのは大変なんだけど海の恵みたっぷりです。

    これはエル・シャンパニエットというバルセロナの有名バルで食べた海の幸。

    白身魚にオリーブオイルを回しかけて煮たトマトをトッピング。なんでこんなに見た目がそそるんだろう。

    オリーブの間に小魚を通した粋な逸品と紅白の魚の酢漬けのマリネ。バルのトップバッターおつまみ。

    最後に車海老の見事な一皿。

    バルのオーナーが身を二つに割いて頭側のミソをちゅーちゅー吸うのが最高に旨いんだよと言っていた。その通りサイコーにうまかった。

    そして真打、イカスミのパエリア。

    これはまじで旨いのでバルセロナ行ったら絶対食べた方がいい! 

    見た目に反してクセになるおいしさ!アリオリのマヨネーズのトッピングがまたクセになる!

    この見た目だけど騙されたと思って食べた方がいい!笑

    ああ、いま思い出してもよだれか出てくるようなおいしい料理の数々。

    またいつかドイツとスペインに行って味わえることを願って今日のブログは締めようと思う。

    美味しいもの食べたい!

    Fin

  • Girl

    私が夏休みに入ったので、生後1週間の娘と妻を妻の実家まで迎えに行った。

    カーシェアで車を調達したが、コロナの中で感染防止のため次亜塩素酸水で車内を清掃し、ダスキンで借りたチャイルドシートをセッティングして迎えに行った。

    迎えに行くと赤ちゃんの他にベビーグッズがたくさんあることにびっくりした。

    コンパクトSUVを借りたからそんなに積荷スペースが狭い訳じゃないけどギリギリだったかもしれない。

    赤ちゃんをチャイルドシートにセットするのもなかなか難しい。やっていけば慣れるのだろうが…

    赤ちゃんが産まれたら赤ちゃん中心の生活を送る必要がある。

    赤ちゃんは3時間毎に母乳/ミルクを飲むのでそれに合わせて生活を設計する必要がある。

    大人の食事やら家事はその間に済ませなくてはならない。また夜中にミルクとおむつ替えのために何度も起きる必要がある。

    おむつ替えもミルクをあげるタイミングで行う。赤ちゃんが泣き出すと大抵はお腹すいたかおしっこうんちなので、泣いたらおむつを見て替えるべきか判断をした。

    おむつはすごい量を消費するのでたくさん準備が必要だ。またおむつが臭わないように匂い消し効果のある袋に入れてポリバケツみたいな専用の容器に入れる。こうしておくと本当ににおわないからすごい。

    おしりふきもおむつ交換するたびに必要なのでたくさんあるに越したことはない。

    やはりおしっこやうんちが少しでもついていると赤ちゃんは不快に感じるからだ。

    そして大変なのが沐浴だ。

    赤ちゃんの身体を片手で支えなくてはいけない力仕事なので男性が向いている仕事だと思う。

    初めてやると慣れなくて困惑したが慣れてくればうまく赤ちゃんの身体を洗ってあげることができる。赤ちゃんも気持ち良さそうな表情を見せる。

    ミルクはE赤ちゃんを飲ませているが、とても吸い付きがよく全部飲んでくれるので助かる。

    一方母乳を飲ませることについて奥さんが苦戦しているので赤ちゃんによって好みとかが色々あるのだろう。

    ミルクを飲んでくれれば夜中に自分があげることも可能なので奥さんも少しは休息できるだろう。

    こんな感じで育児ビギナーだが、気づいたことは備忘までに書き起こして行こうと思う。

    それでは今日はこの辺で。

  • ブルースにハマってる

    最近ブルースにハマっている。

    アップルミュージックのプレイリストで「デルタブルースベスト」とか「シカゴブルースベスト」とか「ブリティッシュブルースベスト」というのを部屋で流しっぱなしにしている。

    昭和歌謡もブルースに多大な影響を受けているのかなぜか聴いていてとても懐かしい気持ちになり落ち着く。

    エレクトリックギターの泣きむせぶようなサウンドもいいが、デルタブルースのように素朴なギターの音色は魂が震える。

    完全にアップルミュージックプレイリストの説明文のパクリだが、魂が震えるとはとてもいい表現だ。

    これからもブルースは長い付き合いになりそうだ。

    おわり

  • 読書の影響について

    こんにちは。masakuroyです。

    最近一人で家で過ごす時間も多くなりたくさん読書をしたいと思う反面、スマホを見てる時間が多くてあかんなぁと思ってます。

    ツイッターのタイムラインを追っても猫とか動物の可愛いポストや、思わず笑ってしまう秀逸なポストが見たいだけなのですが、やたら攻撃的だったり憂鬱なポストが最近は多いので、みる時間を積極的に減らさないとなぁと思っています。

    ヤフーのトップページのニュースは面白いけど(自分の趣向に合わせてパーソナライズされてるからだろうけど)、そればっかり見てると時間が無駄に過ぎていく気がするので時間は意図的に制限すべきだなと感じます。

    インスタグラムは不思議とちょっとだけしか見ないので息抜き程度にはなっています。あとは自分で作った下手な料理を載せる程度です。

    ネットサーフィンに意味がなくて読書をするのが意味があるのか?という事については諸説あるかと思いますが、本を読んで少しでも内容が頭に残るなら意味があると思っています。

    今まで色んな本を読んできて少なからず影響を受けている気がします。

    「LIFE SHIFT」からはこれからの時代一つのキャリアをずっと追及するのではなくて、どこかの節目で学び直しをして新しいキャリアを構築する時代になるという内容を見て、社会人になっても学び続ける意欲を持ち続ける事が大事だと気づきました。今盛んに言われているリカレント教育ですよね。

    私も最近社会保障とか税金、ライフプランに興味が湧いてきて、ファイナンシャルプランナーのテキストを読んで勉強しています。カメの歩みより学習速度はゆっくりですが笑 

    ”読んだ本から一つでも学びがあったらその本を読んだ意味がある”というのは、「アウトプット大全」を読んで心に残ってる事です。ビジュアライズがすごくて読んでいてテンションが上がる結構自己啓発効果がある本だと思いました。

    最近悲しいニュースに触れて気持ちがいつまでも沈み込んでしまう人が多いと聞いていますが、人は悲しいニュースに過剰に反応してしまい、全体としてしっかりデータを整理してみると悲しい事以上に世界では状況が改善している事が多いというのは「ファクトフルネス」を読んで学んだ事です。

    いい事はニュースになり辛くて悲しい辛い事だけニュースになるなんていうのはよく考えたらちょっとおかしい気もするのはこの本を読んで気づきました。

    「Think clearly」を読んでの最大の学びは”自分の中に外務大臣を持て”というライフハックです。 国家間の外交政策と同じように本当の自分をさらけ出す必要なんてなくて、状況に応じて自分に有利に物事が運ぶように振る舞うというのは普段の人間関係でも大事だと気づかせてくれました。

    「エッセンシャル思考」を読んで自分の中に軸を持って本当に大事な物を見極めて、それ以外の物は躊躇なく捨てていく、ある意味最近流行りのミニマリスト的な考え方とも通じるのかと思いますが、本当に大事なことだと思いました。

    今のご時世忙しくするためになんでも詰め込まなきゃとも思いますが、そうなってしまうと何も手につかなくなってしまうこともあるかと思います。

    なかなか実践するのは難しいけどこういう考え方は大事にしていきたいと思っています。

    今まで読んだ本についてもしかしたら読書が下手で曲解して理解しちゃってるところもあるかもしれないけど(笑)、読んでしばらく経ってもその本から学んだ事が一つでも思い出せれば、読書は成功なんじゃないかと思ってます。

    これからも色んな本を読んで自分の価値観を広げて行って、肥やしにしていきたと思います。

    それでは今日はこの辺で、ごきげんよう。

  • 生活の中のアートカルチャー

    こんにちは。masakuroyです。

    自粛生活に完全に馴染んできたけど、人によってものすごい感染対策に気をつけてたり、ほとんど前と同じ生活に戻っていたりかなり温度差があるなと感じる。

    しかしプロ野球やサッカーが再開してくれたのはとても嬉しい。

    久しぶりに胸が高鳴るのを感じたしプロ野球やサッカーを観ることを渇望していたんだなと強く感じている。

    今のところ無観客開催で、7月からはプロ野球は観客を球場に入れることを目指しているというがくれぐれも感染対策は徹底して欲しいところだ。

    さて今日は生活の中のアートカルチャーについて書いていきたい。

    今までブログでなんども書いてきてはいるけど私はアートやカルチャーが好きだ。 

    生活から切り離せないものだと思っている。

    たくさんの優れた芸術や音楽に触れながらこれからも生きていきたいと思うし、余暇ができたら自分でも創作活動に励んでみたいと感じる。

    今はまだ行くつもりはないがコロナウイルスが収束したら美術館に絵を見に行きたいし、好きなアーティストのライブにも行きたい。 お気に入りの映画館に映画も見に行きたいと思う。世界的な名文学も読みたい。

    休日も家の中に篭っていたとしてもApple MusicやAmazon Musicで好きな音楽をいつでも好きなだけ聞く事ができるし、Amazon Prime Videoで映画を観る事もできる。 

    プライムビデオでは世界遺産のアーカイブもあるから、素晴らしい世界遺産や名画を家の中にいながら堪能することもできる。

    また時間がなくてなかなかチャレンジできなかった長編小説を読む事も今だったらできるだろう。

    アートやカルチャーに興味があれば、こんな状況で外になかなか出かけられなくても家の中で存分に楽しむ事ができるのはいい事だ。

    アートが好きだと、自分でも表現活動をして見たいという衝動が湧き上がってくる事がある。

    最近ではデジタルツールの発達により表現活動のハードルがより一層下がってきている。

    文章を書く場合はノートとペンがあれば事足りるかもしれない。

    しかし漫画を描きたいと思ったら昔は原稿用紙・専用のGペンが必要だったりベタ塗りだのスクリーントーンなど色々なものが必要だった。

    かくいう私も少年時代、漫画を描きたいと思い道具を買い揃えたがあまりの煩雑さに挫折してしまったくちだ。

    絵を描きたいと思ってもキャンバスや絵の具やらが必要で決して一人ですぐに始められるようなものではないはずだ。

    しかし今ではiPadとタブレット用のペンがあれば簡単に自分が描きたい絵を書く事ができ、色を塗ったりするもの簡単だ。

    いい作品が書けたらそれをネット上にアップすれば世界中の人に見てもらう事ができる。

    もしかしたら遊びで書いてネットにアップした絵や漫画が世間の話題になってしまうかもしれない。

    音楽でも昔は自分で専用の楽器や機材を買ったりかなり投資をしないと難しかった。

    でも今はPCにDTM用のアプリをダウンロードすればすぐに作曲活動を行う事ができる。

    MacBookに初期搭載されているGarageBandを使えば本格的なエレクトロミュージックをすぐに作る事ができる。

    同じようにスマホでとった映像を編集してYoutubeやTikTokにアップすればすぐにでも誰でもがクリエイターになる事ができる。

    こうした創作活動をしている時間はとても気分が高揚するしワクワクする。

    退屈している時間があるのなら、こうしたクリエイティブな活動をすることに充てれば充実した時間を過ごせるし、いろんな好循環を生んでいきそうだ。

    人間の想像力は無限大だから、これからもたくさんの新しいアートやカルチャーが生まれると思うと本当にワクワクしてくる。

    私も仲間うちでバンドを組んでみたいと思っている。

    オリジナル曲をYoutubeにアップロードしたりライブハウスでギグを行うのだ。

    Phaさんのブログを読んでいつかやって見たいなと思った。

    いい歳したおじさんでも楽器初心者でも楽しんで活動できたらそれは十分クリエイティブだ。

    いつでもクリエイティブマインドを持って色々な事がある中でも楽しみながら日々過ごして行きたいー。

    そんなことを思う今日この頃です。 終わり。

  • 本当にやりたいこととは何なのか?

    こんにちは。masakuroyです。

    コロナウイルスにより世界の光景は一変し「ニューノーマル」というコロナ後の生活様式へのアップデートが全ての人に求められている状況だ。

    人と会う機会も減りじっくり一人で考える時間が増えたように思う。

    その中で「自分が本当にやりたいことは何か」ということだ。

    備忘までにブログに書き残しておきたいと思い筆をとった。

    まず仕事面で言えば「儲ける」「利益」「成長」はもちろん大切だが、儲かればなんでもいいということではなく「理念」「目的」を持って働くことが大事だなぁと感じた。

    マーク・ザッカーバーグがハーバード大学の卒業式で行ったスピーチをyoutubeで見たのだが、スピーチの中で彼が言っていた言葉に共感できた。

    “We have a generational challenge to not only create new jobs but create a renewed sense of purpose.”

    (私たちの世代の挑戦は新しい仕事を創り出すことだけではなく、新しい目的意識を創り出すことだ。)

    考えてみればとめどない経済成長を追求する一方で、世界で起こっている問題は解決していないように思える。

    アメリカの歴史がもつ根深い人種差別に起因した「Black Lives Matter」運動や、コロナ禍で露呈した埋めがたい格差による貧困で生活を脅かされる人々。

    ヨーロッパでは移民受け入れ問題で押し付け合いが生じて一枚岩ではなくなっているという問題もある。

    自治権を求めてイギリスはEUを離脱し新たな道を歩んでいる。

    またグレタ・トゥンベリさんが主張するように将来世代の為にも環境規制をより一層ドラスティックに進めて地球環境の改善に努めなくてはならない。人間もまた地球の生態系の一部なのだから。

    香港では中国による国家安全法の施行を巡り、自由の為に市民が立ち上がりデモが何ヶ月も続いている。中国は強行採決を推し進め国際社会から批判を浴びている状況にある。

    インターネットにより世界はオープンで率直になった一方で、中傷により自ら命を断つまで追い詰められた人がいる。 

    国家による経済支援でもシステムや仕組みに問題があった結果資金給付が遅れ、批判が起こっている状況にある。

    国による入札発注経路の透明性においても大いに問題となっている。

    またジェンダーを巡る問題や性的虐待・抑圧、加速度的に進行する高齢化社会への対応、単身世帯の増加による主に男性の孤立化・孤独死問題など、現代の様々な局面で発生している問題を挙げれば枚挙にいとまがない。

    若い世代においては単なる金儲けよりもこういった社会的な問題に対する関心・目的意識が高いように感じる。

    もちろん理念や目的意識だけでは飯は食えないため、社会的課題の解決にどのように経済性を組み込むかは課題であろう。

    投資家においても単なる利益だけではなく社会的な価値創出を企業に求める傾向が多くなっている。

    SDGs(持続可能な開発目標)に対して企業も最早ポーズではなく本気で取り組んで行かなければならないという意志を感じる。

    経済成長は重要だがその成長の果実を一部の者が独占するのではなく、公平に配分する必要がある。そうしなくては世界はより良い状態にならないであろう。

    私もサステナビリティやイコーリティの実現に貢献できるか?という視点を持って日々の仕事に取り組んでいきたいし、より良い社会の実現に貢献していると実感できればより高いモチベーションを持って働けると思う。

    またそのような社会の実現に実行力のある政党や政治家へ選挙で投票を行うし、企業の製品やサービスを買うことで生活者としても貢献することができるだろう。

    インターネットの発展によりオープンになった世界では隠し事ややましい事が通用しなくなったのは確かであり、よりクリアでオープンな組織が支持されるようになるのは好ましい変化だと思う。

    私一個人としても社会的責任を持つ労働者・生活者としての目的意識をもち、アフターコロナの世界を軽やかに生きていけるようになりたい。

    長くなってしまったが今日はこんなところで終わりにし、ガンジーの名言で締めようと思う。

    ”この7つが私たちを破壊する。

    労働なき富。良心なき快楽。人格なき学識。献身なき宗教。理念なき政治。人間性なき科学。道徳なきビジネス。”

    マハトマ・ガンディー