カテゴリー: カルチャー

  • 2017年末に出会った素敵な音楽5選

    こんにちは。 大晦日ですね。

     

    2017年最後の日です。

     

    さて、今日は2017年の終わりに出会った音楽を紹介しようと思います。

     

     

    どうやって新しい音楽に出会ってるか?

     

    「どうやって新しい音楽に出会ってるの?」というお問い合わせを最近よく受けるのですが(嘘)私はSNS経由が多いですね。

     

    知人友人に勧められたとは最近はないですね。

     

    昔は音楽好きの先輩から頻繁にCDを借りて聴いたりして、随分聞く音楽の幅も広がったものですが、CD自体もうみないですもんねぇ。

     

     

    最近はどうやって好きな音楽をシェアしてるのでしょうか?

     

     

    ラインとかインスタで好きなアーティストのyoutubeのURLとかを送ってるんですかね?

     

     

    まぁ前置きはこんなもんにして、私はインスタで同じ音楽の趣向を持っている人をフォローして、その人が「これよかった!」とポストしている音楽を聴いたりしています。

     

    ある程度ポストを見て大体好きな音楽が似通っているものですから、その人がオススメの信頼度はバツグンです。

     

     

    そんな感じで出会った素敵音楽を紹介して行きましょう。

     

     

    お気に入りの音楽5選

     

    シャムキャッツ AFTER HOURS

     

     

    シャムキャッツって音楽好きの人の間では有名なバンドだと思うんですけど最近ちゃんと聴きました。

     

    千葉県出身のメンバーが中心で、masakuroyとドンピシャ同世代のバンドですね。

     

    前に「なんだかやれそう」って歌を聴いた事があり、pavement的なヘタウマ感とか言われてて「そんな感じだなぁなんかガチャガチャしてるやんちゃなバンドだなぁ」くらいに思っていたのですが、この「AFTERHOURS」を聴いて”こんな歌も歌うんだ、懐の深いバンドだ!”と勝手に思いました。

     

    ゆったりとした心が和むメロディ、歌詞といい素晴らしいんですよ・・・

     

    なんかこの歌を聞くと20代を思い出しますね。・・

     

    友達とバカみたいに騒いで遊んで気づいたら朝になってて、もう明日は仕事だ、楽しい時間は終わるんだみたいなちょっとセンチメンタルな気分を完璧に代弁してくれる歌だな、と僕は思いました。

     

     

    ”仕事のことを思い出しても 忘れたふりする” とか極めてリアルで共感度が高い歌詞です。

     

     

    シャムキャッツ このままがいいね

     

     

    余計な物を削ぎ落としたミニマリズムを感じさせるシンプルな歌詞と、はねるようなリズムがかっこいい曲。

     

    「このままずっと 二人でずっと 一緒に入れたらいいね」 というシンプルでありながら力強い歌詞が印象的。

     

    しかし歌声いいなぁー。

     

    PVのセンスも大好きです。

     

     

    ミツメ あこがれ

     

    このバンドも最近知ったんですけど、この曲のメロディもう最高ですね。

     

    なんか一番よかった時代のUKロックの雰囲気を彷彿とさせますね。

     

    思わず踊り出したくなります。

     

    「すごい音楽に出会った」という高揚感を感じさせてくれる曲は久しぶりです。

     

    なんとなくさえない(失礼)メンバーのルックスも最高ですね。

     

    どことなく1975のようなノスタルジアを感じさせつつ、バンドの世界観はWeezerぽさも感じます。(masakuroyの勝手な意見です)

     

     

    ミツメ エスパー

     

     

    新しさと懐かしさが同居しながらも絶妙に違和感なく溶け合ってるバランス感覚が神のような曲です。

     

    素晴らしいポップセンスですね。

     

    実は変わった音楽なのに誰でも気に入ってしまうようなポップソングに仕上げるセンスが、よく引き合いに出されるスピッツっぽいですね。

     

     

    The Rhythm Method    Home Sweet Home

     

     

    これもインスタで挙げられてた曲です。

     

    ロンドンの”Rhythm Method”というデュオの作品ですが、ロンドン訛りの歌声が心地いいです。

     

    ロンドンへの愛を感じさせる優しく思いやりのあるメロディがとても癒されます。

     

    こういうピアノのカットアウトされたリフを使ってくる曲に弱いです。

     

    ↓これみたいな。

     

     

    いかがでしたでしょうか。

     

    来年はどんな音楽に出会えるんでしょうね。

     

    楽しみにしてます。

     

    では。

     

     

     

     

     

     

     

     

     

  • 花のズボラ飯がおもしろい

    花のズボラ飯がおもしろい

    こんにちは。masakuroyです。

     

    今年もクリスマスがやってきたが、例年に比べてクリスマス感を感じないのはなぜだろうか?・・

     

     

    クリスマス感が出ている街に行っていないからだろうか?

     

     

    まぁ本場のヨーロッパではクリスマスは家族で静かに過ごすものらしいから、私も実家に帰って家族とクリスマスイブイブを過ごしました笑

     

     

    クリスマスは日本と海外で違いがあるの?本場の過ごし方とは!|インフォライブ

     

     

    両親が友人から預かっているワンちゃんと戯れたり、ローストチキン食べながら家族でスパークリングワイン飲んだりして、なんかいい過ごし方ができたなと思う。

     

     

    ちょうど夜9時くらいからレアルマドリード対バルセロナのクラシコがやっていて、DAZNで観たりして。

     

     

    クリスマスも終わったら一気に年末ムードだね!

     

     

    ・・・と前置きはここまでとして、今日はお気に入りの漫画を紹介したい。

     

     

    最近「孤独のグルメ」や「深夜食堂」など”深夜の飯テロ”と呼ばれるドラマが流行っていたりするが、漫画でも「食」「ご飯」をテーマにしたものが流行っているみたいだ。

     

     

    【グルメ】今話題の飯テロ系漫画をまとめてみた-NAVERまとめ

     

     

    私はこの中でも「花のズボラ飯」という漫画にはまっている。

     

     

    この漫画は夫が単身赴任していて一人で暮している主婦・駒沢花の日々の食事をめぐる生活を描いたものなのだが、絵がかわいいし、描かれている食べ物が本当に美味しそうだ。

     

     

    本当に楽チンでうまい! ”花のズボラ飯”の再現レシピ集-NAVERまとめ

     

     

    花のズボラ飯というように、花の作る料理はすべて手間をかけずできるだけ楽して食べられるものばかりなのだが、作るプロセスも含めとっても食欲をそそる。

     

     

    料理はちゃんとしたものを作らないといけないという強迫観念がなくなり、「料理ってこんなに楽で適当でいいんだ」と思わせてくれるところが良い。

     

     

    何より花さんの食べている時の至福の表情が最高で、人って美味しいものを食べるために生きてるんだなという気にすらなってくる笑

     

    一人ぐらしで、自炊派の身として花のライフスタイルはとっても参考になる。

     

     

    さて今回帰省した際に親戚からのもらいものということで「明太子」をもらい、ひらめいた。

     

     

    これは花のズボラ飯に載っていた「めんたい豆腐ネギ丼」を食すチャンスではないか!と。

     

     

    説明しよう”めんたい豆腐ネギ丼”とは2巻の18皿めで、花が電車内で大学生の会話を盗み聞きし、作った即席丼である。

     

     

    ご飯の上に豆腐をぐちゃぐちゃにして乗っけて刻みネギをちらし、その上に明太子を大胆にぶっかけてバターをひとかけ乗せてレンジで1.5分。 仕上げに醤油をちょっとたらして出来上がりというまさにズボラレシピである。

     

     

    早速作ってみました。

     

     

     

     

    いやー、「うっまぁ〜〜〜〜い!!」って言っていた花さんの気持ちがわかりましたよ。

     

     

     

    これはうまいわ。

     

     

    ふんだんに使った明太子が本当に贅沢。

     

    すべての素材が絶妙に絡み合いハーモニーを生み出してる。

     

    誰一人欠けることまかりならん。

     

    明太子というエースを引き立てる豆腐・ネギ・バターの存在感がばつぐん。

     

    これはご飯がはかどるよ。

     

     

    ぜひもらいものの明太子や、ふるさと納税で明太子をもらった人はやってみてもらいたいものです。

     

     

    明太子のうまさを一番活かしきったレシピと言っても過言ではないですよ。

     

     

    他にもつくってみたいズボラ飯たくさんあるんだよね。

     

     

    ぜひチャレンジしてみてください。

     

     

    ではこのへんで。

     

     

  • ヴィクター・マン展に行ってきた

    こんにちは。masakuroyです。

     

     

    私が熱烈なSPA!信者であることは読者の方々はよくご存知だろうが、SPA!で紹介されたものを購入したり試してみたりすることが多い。

     

     

     

    今回もSPA!に掲載されていた「ヴィクター・マン展」という展覧会に心惹かれた。

     

     

     

     

    「生と死のサイクル」について考察 ヴィクター・マンの日本初個展

     

     

     

    1974年生まれのルーマニアの画家の人らしい。

     

     

     

    伝統的な絵画様式を踏襲しながら現代的なアプローチの絵画作品・・・。

     

     

     

    ハイ、そういう絵画が大好物の私です。

     

     

     

    もう紹介されてるセルフポートレートの雰囲気がくらいことくらいこと。

     

     

     

     

     

     

    人の顔なのに青銅色みたいな色だし顔色悪いなんてレベルじゃないわけですよ。

     

     

     

    もうこういうダークさ・オルタナティブさ、よだれが出てきちゃいますね。

     

     

     

    やはり屈折したmasakuroyの心の中の心象風景と共鳴してしまうんでしょうね。

     

     

     

    フランシス・ベーコンヴィルヘルム・ハンマースホイのような不穏さや不気味さを醸し出す作風になんとも惹かれました。

     

     

     

     

     

    早速行ってみることにした。

     

     

     

     

     

    場所は原宿の”BLUM&POE“というアートギャラリー。 なんと無料。 素晴らしい。

     

     

     

    ティーンの女の子が溢れかえるイメージがある原宿駅で降りる勇気がなく副都心線の明治神宮前から行くことにした。

     

     

     

    竹下通りにぶつかる途中のビルの5階が会場のようだ。

     

     

     

     

     

     

     

     

    エレベーターに乗り扉が開くとすぐギャラリーだったのでびっくり。

     

     

     

     

    いつも美術館しかいかないんだけどギャラリーってこんな感じなのね。

     

     

     

     

    無料のギャラリーなので一部屋に何点か作品が飾ってあるだけの構成のようだ。

     

     

     

     

     

     

     

     

    おぉ・・・・!

     

     

     

     

     

     

     

    やだ・・・

     

     

     

    なんて上質で贅沢な空間なの!・・・・・

     

     

     

     

    しかも写真撮っていいか受付のお姉さんに聞いたら笑顔で「OKですよ!」って・・

     

     

     

     

    至高やないかい!

     

     

     

     

     

     

     

     

    外は原宿駅目の前・・・・

     

     

     

     

    なんという素晴らしい立地なのだろう!

     

     

     

     

    この至高のアート空間にいるのは私一人(たまたま)。

     

     

     

    冬の自然光が屋内の白壁を明るく照らし出し、たっぷりとしたスペースに掛けられるやや小ぶりな絵画に描かれた人物(おそらくヴィクター・マン本人のセルフポートレイトであろう)が物憂げな瞳で何かを問いかけている。

     

     

     

     

     

     

     

     

    極上な空間、独り占めッ!!!

     

     

     

     

    にやつきながら小さくガッツポーズする私に受付のおねえさんはもしかしたら受話器を手に取り「110」を押しかけたかもしれない。

     

     

     

     

    正気に返り壁にかけられている作品をゆっくり時間をかけながら鑑賞し、満足した私はお姉さんにお礼を言い会場を後にした。

     

     

     

    いやーたまたまだろうけど他にお客さんがいなかったのがすごいよかった。

     

     

     

     

    もともと12月22日までだったらしいけど好評なのか会期が1月末まで延長されるらしい。

     

     

     

     

    無料でこんな贅沢を味わえる空間はなかなか無いよ。

     

     

     

     

    しかしヴィクターマンの絵画には心惹かれた。

     

     

     

     

    会費かかるやつでいいのでぜひもっと大規模な展覧会をやってほしいなぁ。

     

     

     

     

     

    フアナ・モリーナの音楽がヴィクター・マンの絵画の雰囲気にぴったりマッチしそう。

     

     

     

     

     

     

     

    それでは本日はここまで。

     

     

     

     

    サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ。

     

     

     

     

     

     

  • 高田馬場に、ジャズを聴きに来た。

     

     

    高田馬場は私にとってあまりなじみのない街だった。

     

     

     

    早稲田大学の町という印象が強く、こう言ってはなんだがわざわざ足を運ぶ理由もあまりなかった。

     

     

     

    ただ私が務める会社から近く、会社の先輩御用達の居酒屋もありごくたまに行くことはあった。

     

     

    その時の印象として学生街特有の雑多な感じ、いい意味の都会ぶらない親しみやすさがなんとなく肌に合い気になっている街でもあった。

     

     

    そんな折、たまたま手に取った駅のラックに置いてあるフリーペーパーが高田馬場特集で、その中でもジャズバーを紹介しているページに心惹かれた。

     

     

     

    じっと聴き入る!ジャズの調べに酔いしれて[眠たくなるまで、高田馬場]|metoropolitana.tokyo[メトロポリターナトーキョー]

     

     

     

    高級な年代物のスピーカーからジャズの名曲が流れる昔ながらのジャズ喫茶、夜な夜なプロアマ問わずフリーセッションが行われるジャズバー。

     

     

    かの村上春樹も早稲田大学在学中にジャズ喫茶を営んでいたというエピソードを思い出し、そういった文化の匂いを感じたくなった。

     

     

    友人を誘って高田馬場のジャズバーに行ってみることにした。

     

     

     

    土曜日の18時過ぎ、日は完全に沈んでいるが駅前のロータリーは電飾看板に溢れとても明るい。

     

     

     

    電飾看板には安居酒屋チェーンに混じって「学生ローン」と書かれたものもちらほらあり、今時なかなか見ないなと感じた。

     

     

    これも高田馬場特有の光景なんだろうか。

     

     

    友人と落ち合い馬場口方面に歩いていくとほどなく目的地にたどり着いた。

     

     

     

     

    ”intro”と黒地に赤文字で書かれた看板。

     

     

    お店は地下だ。

     

     

    ここは高田馬場で長く営業しているジャズバーで、週五日ジャズセッションが行われているらしい。

     

     

    土曜日は開店した17時から日曜の始発までぶっ続けでジャズセッションが行われてるらしい。

     

     

    すごい。

     

     

    階段を降りてすぐある入り口の重い扉を開くとジャズセッションの真っ最中だった。

     

     

    ライブスペースとテーブル席が4つほどと、カウンターのこじんまりした店内だが、ライブスペースの距離が近く手を触れられそうな距離で演奏しているので迫力がすごい。

     

     

    友人とテーブル席に座るとマスターが注文をとりに来る。

     

     

    フリーペーパーに写真が載っていたゴッド井上さんだ。

     

     

    ワンドリンクつきの入場料千円は前払いで、我々はビールを注文した。

     

     

    気さくな井上さんは笑顔で「お客さんはなんか演(や)るの?」と聴いてきたが、僕らはジャズのジャの字も知らないズブの素人なんです、すいません。

     

     

    サックス、ウッドベース、ドラム、ピアノで構成されるセッションがブルージーな音色を聴かせてくれる。

     

     

    プレイヤーが奏でる音楽は有機的に絡み合い、まるで生き物のようにビートとなってその場に脈を打っていた。

     

     

    ウッドベースのボン、ボンという低音の地を這うような心地よい響き。

     

     

    ジャズドラム特有の先が細かく割れた、ホウキのような形状のスティックが刻むジャズならではのリズム。

     

     

    ピアノの美しく繊細かつ魅惑的な旋律。

     

     

    そしてサックスが奏でる表情豊かで力強い「これぞジャズ!」といったブラスサウンド。

     

     


     

    恥ずかしながら基本的なジャズの聞き方もわからなかった!

     

     

    アドリブのイメージが強いジャズだが一定のルールがあるらしい。

     

     

    定番曲を1コーラス演奏したあと、アドリブに入っていき各楽器のソロパートになる。

     

     

    ソロが終わったタイミングで拍手が起こり「yeah!」といった掛け声をかける。

     

     

    ジャズを聴くことに慣れていない自分にとってはとても新鮮で面白かった。

     

     

    この拍手と掛け声はプレイヤーだけでなく、聴いているだけのオーディエンスも一緒に曲に参加しているような一体感があり、とても心地いい雰囲気を演出していた。

     

     

    セッションは10分足らずで終わりプレイヤーが入れ替わり立ち代り参加する。

     

     

    特にマスターのゴッド井上さん自らが奏でるサックスは深みと独特の枯れた味わいがあり、それでいて艶っぽく惚れ惚れと聞き入ってしまった。

     

     

    2時間ほどセッションに聞き入った後店を後にしたが、気さくなマスターは名刺を渡してくれて「またきてね」と笑ってくれた。

     

     

    ジャズの旋律と洗礼を体いっぱいに浴びた我々はどこか浮足だってふわふわした感覚があったが、何回かいった事のある先輩御用達のやきとんや「高田屋」で焼き豚串とホッピーで一杯やった。

     

    高田屋(焼とん 高田屋)-高田馬場/居酒屋[食べログ]

     

     

    ジャズの感想をくっちゃべりつつ安くて美味いやきとん串をかじりながらホッピーで流し込む。

     

     

    庶民的で適度に近い距離感がいいこのお店は、ステンレスの小さなトレイで出される一品一品の味付けがちょうどよく美味い。

     

     

    店内のテレビでは若手主体のサッカーの代表戦がやっていた。

     

     

    3人で腹一杯飲んで食べて9千円いかない。

     

     

    さすが学生の味方高田馬場のお店だけあって懐にとっても優しい。

     

     

    店を出る頃には本格的な冬の寒さを感じたがホッピーであったまった身体には心地よく感じられた。

     

     

    ジャズを勉強してからまたイントロにセッションを聴きに来よう。

     

     

    そしてまた高田屋にやきとんを食べに来よう。

     

     

    親しみやすく活気のある街、高田馬場の魅力をもっと掘り起こしてみたくなった夜だった。

     

     

    学生ローンのネオンさえどこか温かみを残す高田馬場の昭和の風情を色濃く残す街並み。

     

     

    いつまでもこの風景は変わらなければいいのに、、、、

     

     

    そんなことを思いながら高田馬場を後にした。

     

     

    以上SUUMOの広告記事を意識して書いてみた私小説風ブログでした。

     

    「はたらく」と「ゆったりする」をバランス良くできる街、尾山台-SUUMOタウン

     

     

     

     

     

     

  • 南瓜とマヨネーズを観た。

    こんにちは。masakuroyです。

     

    日に日に寒くなり冬の足音が近づいてきましたね。

     

    冬が嫌い・苦手な人も多いですが、私は冬は結構好きです。

     

    まずこの季節は鍋が美味しい。

     

    また趣味のランニングの後に凍えた体で銭湯に行き、熱い湯船にザッブ〜ン!と浸かった瞬間はわが人生至高のときと思わず昇天しそうになります。

     

    まさに天にも昇る夢ごこち。

     

    日常のささいな瞬間にもこういった幸せは溢れているわけです。

     

    昨日、お笑い芸人のカラテカ矢部さんのネットニュースを見て、激しく共感してしまいました。

     

    仕事、SNS…”オンのつながりに疲れた貴女へ カラテカ・矢部さんに聞く「僕の幸せ」-Yahoo! BEAUTY

     

    矢部さんは先日90歳近い大家さんとの「ひとつ屋根の下生活」を描いた漫画を発表し話題になっていますが、この記事の中で矢部さんが言ってることがめっちゃいいんです。

     

    矢部さんは酒も飲まないタバコ吸わない、ましてや女遊び・ギャンブルもせず、相方の入江さんとは対照的です笑

     

    芸人仲間からは「何が楽しくて生きてるの?」と聞かれたりするらしいですが幸せの基準は人それぞれ違うと。

     

    記事でも書いてますが他人の「幸せ」の基準に振り回されるのではなく、自分の中での幸せの基準を持ち、そこからブレない。ということはとってもライフハックなスキルだな。と思った次第でした。

     

     

    そんな何でもないささいな日常が実はとってもキラキラ輝いていた日々だった、ということを描いた映画「南瓜とマヨネーズ」を観てきました。

     

     

     

    売れないバンドマンの彼を支える女性が昔好きだった人に偶然会い、揺れる女心を描いた映画です。

     

    「オメェ30半ばのおっさんが一人でこんな恋愛映画見にいったのか!?キモチワリィ」と思われるかもしれませんがうるせえ! 何見よーがぼくの勝手でしょうが!

     

    すいません、一人で勝手にノリツッコミならぬノリ半ギレしてしまいました。 キモいですね。

     

    まぁそんなことはどうでもいいんですが私が愛読するSPA!で連載している「松江哲明のシネマ・スープレックス」でこの映画を世界の端でうずくまるダメ人間たちを肯定するミニシアター映画の傑作と激賞していたので、俄然見たくなったのがきっかけでした。

     

    半ばSPA!に乗せられて観にいったようなものです。

     

    私はこれをSPA!消費と呼んでいます。

     

    しかし私はこういったミニシアター系で、サブカル要素があり地味でダメ人間を肯定する映画は大の大好物なのです。

     

    そういえば今気づいたけどちょっとソラニンに似てるかもしれない。 設定とか。

     

     

    20代後半で夢を追うか・現実とるかって、多分すごい悩んでもがいて苦しい時期じゃないですか?

     

    同世代でブレイクする人たちも出てきたりして。

     

    そういったもどかしさとかが痛いくらい画面から伝わるんですね。

     

    ダメ彼を太賀が熱演してますが、いや〜いい俳優ですね〜!

     

    本当にそのへんにいそうな青年でイケメン?ではないけど人を惹きつける魅力を持ってます!

     

    また、一番びっくりしたのは主人公の臼田あさ美

     

    「何か久しぶりに見たなぁ」くらいの感覚だったんですが超絶いい女でした。

     

    ダメ彼を必死に支えるともすれば依存体質っぽい女性を熱演しているのですが、演技も素晴らしく上手だしスクリーンから伝わる臼田あさ美の大人の色香・魅力がヤバイ。

     

    「あれ? 臼田あさ美ってこんなにキレイだったっけ?・・・」とついドキドキしてしまいました。

     

    めっちゃスタイルいいし・・・

     

    もう臼田あさ美をキレイに撮ることに全精力を捧げたドキュメンタリーなんじゃないかというくらい、彼女の魅力が満載でした。

     

    また臼田あさ美演じるツチダの元彼として出てくるハギオ役のオダギリジョーのかっこいいことかっこいいこと

     

    この人のかっこよさはマジで別格ですね。 こんなプレイボーイいたらツチダならずとも誰でもイチコロになっちゃうでしょ。 女性なら抱かれないのが野暮ってもんよ。

     

    この登場人物たちが登場するロケーションもいい感じなんですよね! どこか懐かしい風景というか。

     

    ツチダの住んでるアパートとか古そうだけど、とてもいい感じの古さで夢見る若者が住んでそうな住まいです。

     

    撮影場所ってどのへんだろ・・?

     

    なんとなく池尻とか三茶らへんぽい雰囲気ではありました。

     

     

    新宿武蔵野館というこじんまりとした、きれいな映画館で見たのですがそこもとってもよかったです。

     

    大きすぎないスクリーンで映画予告もなくいきなり本編始まるのは新鮮でしたし、規模もちょうどよかった。

     

    ミニシアターって感じで楽しめました。

     

    ただ観客が8、9割女性だったため怖気付きチケットを捨てて逃亡しようかとも思いましたが、必死に勇気を振り絞って観て本当によかったです。

     

    カップルやご夫婦で観ても楽しめる映画だと思いますので、是非映画館まで出かけて見てはいかがでしょうか。

     

    甘酸っぱく、ほろ苦い青春の残り香がほのかに漂ってくる、ホットレモネードのような優しい映画となっております。

     

  • LIFE SHIFT! FUTURE!

    こんにちは。 masakuroyです。

     

    最近本を読むように心がけています。

     

    直近では「LIFE SHIFT〜100年時代の人生戦略〜」と「未来の年表」という本を読みました。

     

    どんな本かっていうと「LIFE SHIFT」は人生100年は今後普通になっていくから、100年の人生をどう設計するか?が大事!ということが書いてありました。

     

    未来の年表」は今現在進行していて、誰も経験してない超高齢化社会に突入する日本で、これから起きるであろうことを極めてリアルに予想。

    その問題に向き合ってどう対処していけばいいか?ということが書かれてる本です。

     

    いやぁ・・

     

    どちらの本も骨太な内容で緩んだアタマにガツン!ときましたねぇ・・

     

    人生100年のキャリアを考えてみると、一つの会社で勤め上げるっていうライフプランはもう崩壊してるんですよね。

    そんな中自分のキャリアを会社におんぶに抱っこでは危険だと。

     

    LIFE SHIFTではどこかで立ち止まって自分のキャリアを振り返ってみて、自分を”創造”し直して新しいキャリアにチャレンジする! ってのが書いてあるんですよね。

    この本ではそれを「リ・クリエーション(再創造)」と表現してるんです。

     

    どこかの段階でキャリアを中断して学校に入り直して、自分が学びたい分野を学んで新しいキャリアをスタートさせる・・・

    海外ではこういうキャリアも聞きますけど、日本ではそんなに一般的ではないですよね。・・

     

    ライフシフトでは余暇を「レクリエーション(娯楽)」でなく「リ・クリエーション(再創造)」に充てろと言っているのですが、とても興味深い。

     

    「未来の年表」には2030年にはIT人材は約59万人不足する恐れがあるらしいですから、40歳過ぎてからプログラミング勉強始めてプログラマー目指すのもアリですね!

    (いや、やるんなら今から始めろよ・・・)

     

    ・・・ってそんな甘いもんじゃないと思いますけどセカンドキャリアにチャレンジできるチャンスがあるとワクワクします。

     

    80歳超えて自分でプログラミング勉強してアプリを作ったおばあちゃんもいますしね。

     

    日本の81歳のおばあちゃんが、iPhone用ゲームアプリを独学で開発・公開!-iPhone Mania

     

    人間、チャレンジしてみるのに遅すぎるってことはないですね。

    人間いくつになっても大事なのは、「好奇心」と「チャレンジ精神」ですね!

     

    ・・・と、秋の夜長の読書の話でございました。

    もっともっと本を読むぞー

    本日はここまで!

     

  • 宝石の国がおもしろい!

    やべー2、3週間ブログ更新してねー。

    さすがにこれはやべーということでちょっとだけ書いとこう。

    いろいろ書きたいことはあるもののバタバタしてて時間が取れず、更新できなかった。。。

    余計なことをゴチャゴチャ書いてると時間かかっちゃうんだよな。・・・

     

    今日はササッと本題に入ろう!

     

    えー最近「宝石の国」というマンガ・アニメにはまりつつあります。

     

    東京メトロと宝石の国のコラボの中吊り広告を電車内で見て、なんとなく引っかかるものを感じて検索したところ、なんと今なら10/26までマンガの1巻が無料で読めるではないか!

     

    宝石の国 1巻:無料・試し読みも!コミック 漫画(まんが)・電子書籍のコミックシーモア

     

    読んでみたら・・・・

     

    うーんめっちゃ面白い!!

    独創的!!

    なんかなんとも言えない儚く悲しい、そして美しい世界観が癖になる!

    絵の一コマ一コマが美しいと思えるマンガなんてそうそうない!

     

    なんとなく、風の谷のナウシカとかラピュタのジブリの世界を連想させるかな。

    幻想の国に引きずり込まれる感じ・・・

     

    設定がまず独特なんですよ。

    主人公たちは宝石の体を持つ少年とも少女とも言えない、性別を持たないヒト型の生命体なんですね。

    どうやら人類が滅びた遠い未来の話らしいのですが。・・

     

    彼らを自分たちの装飾品にしようと月から「月人」という謎の集団が襲来してくるのですが、二人一組でチームを組んでパトロールしては交戦して撃退するという日常を送ってるんです。

    全員で28人いるのですがパトロール・戦闘だったり医療だったり武器製造だったりと、皆何かしらの役割を与えられて一つの社会で生きているんですね。

    そんな中、最年少で何の仕事も与えられてなかった「フォスフォフィライト」が初めて”博物誌”を製作するという仕事を与えられるのですが・・・

     

    ひときわ脆く壊れやすい宝石のくせに、口だけ達者でお調子もののフォスフォフィライトことフォスが面白いんですよ笑

     

    第1巻では博物誌の製作に協力してもらおうと、体から毒物を出してしまう特異体質から皆と距離を置き、敵の来ない夜のパトロールという役割を与えられている”シンシャ”に会いに行くのですが・・・

     

    いやぁこのシンシャもザ・ツンデレな感じがかわいいんですが、触れるものすべてを傷つけてしまう性質から心を閉ざしてしまっているんですね・・・かわいそうな子なんです。・・・

     

    そんなシンシャを見ててふと思ったんですよね。 人の幸せってなんだろう、って・・・。

     

    いきなり壮大なテーマを引っ張り出してきてしまいましたが笑

     

    人の幸せっていうのは、地位とかお金とか、持ち物ではなくて「自分で自分のことを好きでいられる」ことなんじゃないか、ってふと思ったんですよね。

     

    シンシャだってみんなの役に立ちたい、それで自分のことを誇りに思えるようになって、自分のことを好きになりたいーって思ってるんじゃないかと思うんですけど、できない。

     

    自分で自分のことを嫌いな状態って絶対幸せではないと思うんですよね。

     

    一方フォスみたいに根拠ないのに自信満々でナルシスちっくに自分大好きで、希望を持って生きている状態って幸せだと思うんです。

     

    この漫画読んでてなんとなくそんなことを考えてしまいましたー。

     

    可憐な宝石のバトルという異世界ファンタジーだけではなくて、社会の中での自らの役割に悩み、葛藤する等身大の人々のリアルな姿を描き出しているところがすごい!と思います!

     

    アニメもやってるので毎週楽しみにしてるぜ・・・

     

    TVアニメ「宝石の国」公式サイト

     

    電子書籍で漫画買っちゃおうかな〜、あと作者の市川春子さんの「虫と歌」とかの短編集も気になってきた・・・・

    いや〜芸術の秋の夜長にピッタリのものに出会ってしまいましたよ・・

    はまりそう・・・はまりそうやわ!

     

     

     

  • ダンケルクを見た〜陸海空こんなに大脱走するなんて〜

    ダンケルクを見た理由

    こんにちは。 masakuroyです。

    芸術の秋と言いますが、見たい映画が立て続けに公開されました。

    「ダンケルク」「散歩する侵略者」「三度目の殺人」です。

    全て同じ日に封切られ、何を見るか正直かなり迷ったのですが、一番制作費がかかってそうなダンケルクを見ることにしました。

     

    嘘です。

     

    そんな理由でダンケルクに決めたわけではありませんが、CGを使わずに徹底的にリアルな撮影にこだわり、その圧倒的なオリジナリティから世界でもっとも注目されている映画監督であるクリストファー・ノーランがメガホンをとっているので、ダンケルクにしようかなと思ったのです。

     

    「インターステラー」「ダークナイト」作る映画が名作ばかりのクリストファー・ノーランって一体何者?-NAVERまとめ

     

    以前観た「ダークナイト」も故ヒース・レジャー演じるジョーカーの鬼気迫る迫力と臨場感あふれる映像が凄くて印象に残りまくってますし、「インセプション」の映像表現もマトリックス以来の衝撃でした。

     

    この人の映画は一筋縄ではいかない。絶対想像を超える何かがある”と期待を抱かずにはいられない映画監督ですね。

     

    そんなこんなで公開初日、レイトショーで観てきました。

     

    話題作なので予約取れないかなーと思ったのですがレイトショーはさすがに空いてました。

    本当はIMAXで見たかったのですが、いい席が埋まっていたので泣く泣く2Dシアターに。

    (多分IMAXで見た方がいいと思います!)

     

    映画『ダンケルク』は殆どの映画館で上下約40%の映像がカットされる件

     

    ダンケルクがどういう話か簡単におさらいします。

     

    第2次世界大戦初期、イギリス・フランスの連合軍はダンケルクというフランスの港町に包囲され、絶対絶命の状況を迎えるのですが、時のイギリス首相チャーチルが撤退を命じて、ドーヴァー海峡を渡ってなんとかイギリス帰還を目指す、といういわば”撤退戦”を描いた映画なんですね。

     

    「ダンケルク」特集クリストファー・ノーラン インタビュー(1/3)-映画ナタリー

     

    生きて故郷に戻ることを唯一の希望として、必死になって逃げる若者たちが主役です。

     

    私が映画を見て感じた感想を挙げていきましょう。

     

    感想1:臨場感がすごい

     

    この映画は”あたかも観客の自分も兵士の一人として戦場にいる”かの様な臨場感の演出に相当こだわっているので、説明的な部分はほとんど省かれています。

    主人公たちのセリフもほとんどと言っていいほどありません。

    しかし現実ではそんなにベラベラ喋ったりできる余裕がないため極めてリアルだと思います。

     

    またこの映画の特徴的なもう一つの演出が「陸海空」の3視点で撤退戦の攻防を描いている点です。

    ナスDで話題のテレ朝のバラエティ番組じゃありませんが、陸・海・空でめまぐるしくシーンが入れ替わるため、ダレた展開は一切なく、常に緊迫しっぱなしでなんとか映像に食らいついていくのがやっとなのです。

    しかも時間軸が陸海空で全て違うんです。

     

    感想2: 3つの時間軸の違うストーリーが同時進行する

     

    はダンケルクの港からイギリスに向かう船に乗るための奔走する若い二等兵たちの1週間の話で、はイギリスの港から兵士を救うために駆り出された民間船がダンケルクに向かう1日の話、はダンケルクからイギリスに帰還する船を援護するためにドイツの戦闘機メッサーシュミットと大空のバトルを繰り広げるイギリスの戦闘機スピットファイアーのパイロットが経験する1時間の話なんです!

    三つの時間軸が違うストーリーが同時に展開されるってすごい演出ですよね。

    さすが鬼才クリストファー・ノーラン・・恐るべし。

     

    感想3: CGを使わないリアルすぎる映像

     

    この映画はできる限りCGを使わないリアルな演出にこだわっていて映像のリアルさが尋常じゃないんです!

    いわゆる戦争映画にありがちな兵士が負傷して内臓出ちゃう的なグロテスクな表現は皆無なのですが、耳元をつんざくような銃声の音、無防備な兵士を狙う爆撃機からの機銃掃射、爆撃や魚雷によって沈没する戦艦から海に飛び込む人々の群れ・・・

    このテクノロジーやCG全盛の時代だからこそ、加工されていない”生”の映像の迫力が半端じゃない!

     

    まるで自分のすぐ横を銃弾が通過していくかのような感覚に鳥肌が立ちます!

     

    何よりもすごいのがメッサーシュミット対スピットファイヤーのエアバトル!!

     

    ホンモノの戦闘機を借りてカメラを取り付けて撮影しているので、自分が本当に戦闘機に乗っているかのような感覚を味わえます!

    目の前にいる敵機を追いかけている時の圧倒的なリアルな感覚を追体験できるのがすごい!!

     

    コクピットの映像も恐らく飛んでいる実際の映像なので、機体の揺れとか音がリアルすぎて怖すぎる!!

     

    というかスピットファイヤーがかっこよすぎる!!

     

    恐らくこの映画を見た人の8割はスピットファイヤーファンになったでしょう。

     

    この手に汗握るリアルなエアバトルは映画の魅力を2倍3倍にも高めたでしょう。

     

    感想4: 若く無名な俳優を大胆に抜擢している

     

    この映画のメインキャストの一人はフィン・ホワイトヘッドという国際的に無名な若手俳優。

    1年半前まで皿洗いしながらオーディションに通っていたというまだ二十歳そこそこのまさに俳優の卵ですが、今作に大抜擢されました。

    陸パートで出てくる俳優はほぼ無名な若手ばかりですが、それがこの映画を本当にリアルなものにしていると思いました。

    先入観なく見れますし、戦場で悲惨な目に会って割を食うのは「いつも名もなき若者」だということを暗に言いたかったのではないでしょうか。

    また世界的なアイドル「ワン・ダイレクション」の一員だったハリー・スタイルズも主演しているのですが、アイドル臭さはゼロで、戦場で極限状態に追い込まれる若者を好演していました。

    若手俳優は皆主張しすぎることなく抑制された自然な演技で、素晴らしい仕事でした。

    なんとか脱出するために色々と手を尽くすのですが、その度に失敗して振り出しに逆もどりという絶望的な状況に陥るのですが、彼らの若さと何度でも希望を捨てずに立ち上がる姿がスクリーンから悲壮感を払拭していた感はあります。

    感想5:極限状態で発揮される人間らしさ

     

    生きることに貪欲で、希望を捨てずに困難に立ち向かう「漢達」の姿は、本当にかっこよかったです。・・

    フィンやスタイルズはもちろんのこと、空パートで味方を守るため果敢に敵機に挑むファリアとパートナーを組むコリンズの絆、自ら命の危険を冒してまで兵士達の救出に向かう民間船のいぶし銀の船長・船員たち。

    この映画には使命感を持ったかっこいい真の漢達が満載でした。・・・・

    兵士たちは何度も窮地に追い込まれ、その人間性を試されるのですが味方のために体を張ったり、助け合って困難を乗り越えていく姿は胸を打ちます。

    人間であることを放棄せざるを得ない極限状態にもかかわらず、自らの信念に則って行動する姿には本当に勇気をもらいました。・・・

     

    自分が人としてどうありたいかを再認識させてくれる映画でもあるのだなぁとも感じました。

     

    戦っているのは兵士たちだけでなく、遊覧船で救出に向かう船乗りのミスター・ドーソン、ピーター、ジョージも「ひとりでも多く助けて、イギリスに帰る」という使命感とプライドを持って戦っているのです。

    ひとりひとりの登場人物からにじみ出る”熱さ”に胸が熱くなりました。

     

    感想6:音楽が素晴らしい

    この展開がめまぐるしい映画の魅了をさらに高めるのが映画音楽の巨匠ハンス・ジマーの劇中音楽です。

    もう、緊張感を煽りながら映画のシーンに完璧にマッチする音楽が素晴らしい!!

    まるでJAWSのような迫るくる敵や恐怖を煽るような繰り返しの旋律や、一秒を争う状況で「チッチッチ」みたいな秒針を思わせる効果音の演出が憎い!

    私は映画を観ることに集中しながらも、過剰にならずとも緊迫感を更に増幅する音楽の素晴らしさにずっと感嘆していました。

     

    感想おまけ: フランス兵の扱いがひどい

     

    イギリス目線で描いているからかもしれないんですけど、連合を組んでいるフランス兵の扱い方がちょっとひどいなと思いました。・・・

    まぁ実際の戦場のリアルな状況を描いていたのかもしれなかったですけど。

    救護船に乗りたいのに「イギリス兵だけだー! フランス兵はフランスの船に乗れー!」とか言われて乗せてもらえなかったり、ネタバレになっちゃうので言えないですけど他にもかわいそうなことがありました。

    これはフランスの人観たら怒るんじゃないの?笑 とか思いましたけど、そんなことないんですかね〜

    フランスの立場から見たダンケルクも見てみたかったですね!

    最後に

     

    とまぁ色々書いてきましたけど「映画観たっ!!」という濃厚で充実したあっという間の2時間を体験したかったら是非ダンケルク見てみてください!!

    こいつは本当に傑作ですわ・・・

    それでは!

     

     

     

     

  • 真夏の夜の夢

    こんにちは。 masakuroyです。

    まだ9月になったばかりなのに、すっかり秋めいてきましたね。

    もはや夏の名残が消え去ってしまったかのようです。

     

    夕方、外に出たときに涼しい風が吹いてきて、「秋の匂い」を感じました。

    夏が終わるのは寂しいけど、こういう季節の変わり目を感じる瞬間は好きなんです。

    あぁ〜、夏が終わったなー 秋が来るなーってね。

     

    どうにも感傷的になってしまう、そんな季節ですね。

    スポーツの秋、食欲の秋、読書の秋とか言いますけど、何かを始めるのに秋はいい季節なんでしょうね。

    「秋」と聞くと私の世代では「世界の中心で愛を叫ぶ」の亜紀を思い出してしまうんですよね。

    まぁ亜紀の由来は秋ではないんですけど・・・

    今でも思い出すと切なくなりますねぇ・・もう一度読んでみるのもありかもなぁ。

     

     

    最近映画が公開されている「君の膵臓をたべたい」も、とても泣ける映画みたいですね。

    友達が序盤から泣いたって言ってました。

    思いっきり涙流してストレス発散するっていうのもアリかも。

     

     

    人は出会い、いつか必ず別れる時が来る。 だけど忘れなければ、その人は記憶の中で生き続ける。

    私も最近大切な人を亡くし、今は喪失感でいっぱいで悲しいですけど、前を向いてしっかり生きて行く姿を見せることが一番の供養になると信じてます。

    別れとか悲しい系じゃないんですけど、最近「お前はまだグンマを知らない」にはまっていました。

    お前はまだグンマを知らない|くらげバンチ

    WEBでマンガが読めるんですけど面白くて一気読みしてしまいました。

    絵がめっちゃうまいし、グンマというニッチなテーマでここまで面白くできるなんてすごいと思います。

    やっぱり日本人ってお国柄とか地域性が大好きな国民ですよね。

    グンマの高校生の生活を描いているんですけど(もちろん本当の群馬の高校生はこのマンガで描かれているようなことはしてないと思うけど)、青春って感じで「高校生っていいな〜」と思って切なくなってしまいました。

    若さゆえの眩しさというか・・・もう高校生ってそれだけで青春ですよね。

     

     

    最後に最近Galaxyの山崎賢人さんが出てるCMで流れているBUMP OF CHICKENの「リボン」。

    めっちゃいい曲ですね。

    CMの世界観ともすごいあってますし、美しいメロディに完全に引き込まれました。

     

    この曲は秋の夜長のお供になってくれそうです。

    音楽の秋っていうのもいいかもしれませんね。

     

    いい年こいたおっさんが言うセリフじゃないけど、切なさみたいな感情を大切にして生きていたいですね。

     

    きもいか・・・・。

     

    終わります。

     

     

  • 大人が楽しめる最高のレジャー施設とは?

    大人が楽しめるレジャー施設とは?

    こんにちは。masakuroyです。

    早速ですが大人が楽しめるレジャー施設とはなんでしょうか?

    遊園地? ボーリング場? ショッピングモール?

    いやいや・・・スーパー銭湯ですよ。

     

    昨年まで名古屋にいた私はよくスーパー銭湯を訪れていたものでした。

    しかし東京に戻ってきてから近場にゆったり過ごせるスーパー銭湯がなく寂しい思いをしていたのです。

     

    そんな中、友人に誘われ行ってきました。

    荻窪にある「和みの湯」です。

    東京の日帰り温泉|東京荻窪天然温泉なごみの湯

     

    和みの湯が最高である理由5選

     

    結論からいうと・・・和みの湯はマジで最高でございました。

    和みの湯が最高である理由を以下に挙げていきます。

     

    1.駅からめっちゃ近い

     

    荻窪という便利な場所にもかかわらず駅から1分の好立地!

    スーパー銭湯という総合レジャー施設は、郊外型が多いのにこんなに駅近なのはすごい!

     

    2.料金が安い

     

    3,000円で昼飯・1ドリンクつきでお風呂・サウナ・岩盤浴を一日中楽しめる!

    都会のオアシスとはまさにこのことですよ!

     

    3.ロウリュウが楽しめる

     

    ロウリュウとはサウナの新サービスでアロマ水をサウナ内の置き石にかけ、大量のアロマ水蒸気を発生させ、うちわで扇いで熱風を打ち出し大量の汗をかいて老廃物の排出が促されるという、デトックス効果抜群のサービスです。

    アロマのいい匂いがサウナ中に充満し、店員さんがタオルで扇いでくれることによって発生する熱風を味わう!

    ・・・この快感は経験した人でないとわからないでしょう。

    これがメッチャクチャ気持ちいいんですよ。

     

    荻窪のロウリュウは室内着を着て行うのですが、狭いゲル状の空間に老若男女が所狭しと50人近く座って汗をかきまくるという、異様な空間はすごい新感覚ですよ笑

    サウナのロウリュウサービスとは?その効果はコレ!

     

    4.漫画が読み放題!

    地下1階は休憩処になっており、大量の漫画が置いてあるのです!

    しかもTV付きのリクライニングソファーもある!

    これは至れりつくせりじゃないですか! もう最高!

    お風呂やサウナ・岩盤浴の合間に漫画を楽しめるという・・・

    なんだよ、この世の楽園かよ。 もう他に何もいらねえよ。

    しかも二階と五階には女性専用のレストルームもあり、女性にとっては嬉しい限りですね!

     

    5.無料Wi-Fiもある!

    な、な、何と休憩処には無料Wi-Fiが完備されているではないか〜!

    しかも充電用コンセントもあるなんて・・・

    もう家! ここはお家! 自分の家よりもリラックスできちゃいます!

    もう帰りたくな〜い!(帰れ)

     

    私は断言します。

    スーパー銭湯こそが慌ただしい毎日を一時忘れ、大人が心からの安らぎとささやかな愉しみを得られる都会のオアシスだということを・・・。

     

    最近お疲れ気味のそこのアナタ、すぐそこにある極楽への暖簾をちょいとくぐってみませんか・・・。

    それでは、アディオス!